|
1972年。 __ . ´:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..、 /:.:./ ニニニ 、:.:.:.:.:\ ,:':.:/:.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:《 ヽ //}:.:.:.:.:.∧:ト、:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:ヽ }゚, なんとか行政費が自分で賄えるようになってきたみたいねー。 ハ/ィ’:.:.l_/ { \:.:_:_ト:_l:.:.:.:.V{:.ハ |:.」||:.:.:.:N ̄` ヽ ´\:{ヽ|:.:.:.:.:l !::.:! ほら、今年分のODAよ! |:.l ||:.:.:.:| z=ミ z==ミ|:.:.:.:.:|」:.:.| ありがたく受け取りなさい! |:.l_||:.:.:.:. ´ |:.:.:.:.:|:.:.:l| |:.:从:.:.:込、 ー ´ ,|:.:.:.:.:|:.:.:リ )∧:.ヽ:.:l:.:.〕ト _ ..イ:.|:.:.:.:.从/ ヾ:.\:イ: :| |: :/:.:.:イ__ イi:i: : : : : f´__ `7:.イ: /i/ハ / |:i:i: : : : : |´ ∨: : : /i// 、 / .、|:i:i: : : : : |´ ̄ ̄/: : : /i// / ヽ --ミ、 }ヾiト.: : : :| /: : : イi ィ’ __\_ / / ハ { ヾiト: : :l m /: /i イ /} 長 ゚, { ' /l}八 \ヽ! 〃イi/ トイ 団 _} 人 ノ! ゚, ヾ:、 { / .ノ \. / ヽ {ヾ:i:i:i:i:i:イ /} }l芥i{ { }イ ノ イギリス政府
195 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 19:32:45 ID:8sgT3lRc0 _,,,,,,,, , - ' ゙ `` ‐ 、_,,,,, ,r' /=ミ / 100万$ 彡ll',''´ . / 彡lll !-- .、 ,、、、、,,, 彡lノ l,,,,,__ / ___ 'r''゙ヽ . |`゙'' ./ `'゙'''" .〉,l | |. ,' // . ',. ,' , r' . ゙, ゙'ー ‐` l | ゙、''゙ ,,、二''‐ ノ l、 ''''''''7'ヽ ''' / /`〉`゙T'''''''''' l ` 、,,,,、- ' " / /.| | . | | .l i / ./ | | | | | l / ./ .| | . | | | l / / | | | | | ', / / l .l ODA 197 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 19:34:29 ID:Yd.xjJ.s0 オダだよそれは!199 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 19:36:03 ID:8sgT3lRc0 ____ /_ノ ' ヽ_\ ありがとうございますお! /(≡) (≡)\ /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ | |r┬-| | \ `ー'´ / 1972年。 この年を最後に、ボツワナはODAの行政経費への充当を中止する。 行政費程度は税収によって賄えるようになったということである。 もちろん、開発に充当する本来のODAは供与が続いている。 200 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 19:38:49 ID:8sgT3lRc0 /.: : /二二二二_ ヽ| : : : |: : : : : ヽ /.: : : : :/.: : : : : : : : : : :\| : : : | : : : : : :∧ . /.: : : : : { : : : : : : : : : : : : : :| : : : |⌒ヽ: : : ∧ /./': : : : ∧: :!、 : : :| : :l : : : :| : : : | \ 〉 : : :.! i:,' l : : : : i斗::| \ : :|ヽ」x' : : | : : : | 〉'.: : : : | しっかし、まさかこんなことになるとはねー。 l| ! : : : : |,rfトl、 x|' ,ィチえ、| : : : L. イ.| : : : : | l : :|: : '. トィl {.ノ::リ'^| : : : :|`i | | : : : : | まあ、経済がうまくいくのはいいことなんだけどね。 ト、: |: :ハ ー' ー‐' .| : : : ,'_ノ l.」 : : : : l | :N :| :'. ' 'J j : : :/. :レ : : : : :,′ | :l | :| : \ ー 、 /. : : /.: : : : : : : : / | :| ヽ| : :l : ` . __.. ´'. : : /.: | : : : : : :./ l :| | :|∨ : : :r‐} /' } :./ヘ | : : : /.::/ . ヽ! ∨:L.ゝ‐'´/ /,::/ .ソ.: /.::/ /7N ∠`ヽ/ /' /- '´` ー'-、 / / /¨ヽン _. '´ '. , ′ / , ′ / | ____ /⌒ ⌒\ / (⌒) (⌒)\ ありがたいことですお、ホント。 / ::⌒(__人__)⌒::: \ | |::::::| ,---、 でも、まだまだ不十分ですからね。 \ `ー' しE | いただいた援助は / l、E ノ インフラと教育にきちんと使わせていただきますお。 / | | ( 丶- 、 ヽ_/ `ー、_ノ 203 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 19:42:08 ID:8sgT3lRc0 --- ====ミ ./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..、 ,:':.:.:./ 二二二二 、:.:.:.:.:\ /:.:.:.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:ヽ .厶:.:.:i:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.!:.:.{ \:i / /:.:.:.l:.ハ:| 、:.:.:.:.:.:.:.:.厶:.:.:|:.:.: ,ハ …あんた、援助を受けるのは構わないけど、 く イ l:.:.:.N二l|ヽ\:ト:.ΧV 刈:.: |イl:.:.| 西側からだけにしときなさいよ。 |:.:トヘ:.:.|芹ど卞 イ う卞}:.: l) Ⅵ |:.:LL|:.:ハ ∨ツ ∨ツ/:.:. ! V:.| うっかりソ連から援助受けたりしたら、 |:.: rfΤΤヽ ′ ':.:.:.:从/:.:.| なにされるかわかんないし。 |:.八 ^ゝ. r 'つ イ:.:.:./:.:.:.:.ハ:! V/:.:\ }≧=== 彳ハ:.:.:' :〕iトミ、 東側からも、西側からも。 イi:i: : 〕ー‐ 、| |: V: : : }i:i| ハ l ヾ{: /i:i:i:i:i:i:〉--===ミ:|: : : : :/i:// { | 才⌒^寸i{:|ニニニニ|: : : :/i// 八 / / Y| |: : :/i// } { ′ /:ハ /: :./i// V // / : : i /: :./i// { ! ____ / ノ \\ / (●) (●)\ / ∪ (__人__) \ わかってますお。 | ` ⌒´ | \ /⌒)⌒)⌒) //⌒)⌒)⌒) やる夫だって、 ノ | / / / (⌒) ./ / / いきなりグリーンベレーとか送り込まれて /´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/ 政権転覆とか、勘弁してほしいですお。 | l | ノ / ) / ヽ ヽ_ヽ /' / / ヽ __ / / / 205 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 19:43:07 ID:w7PtB.Ds0 アフガンとかな・・・224 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 19:59:17 ID:jyAJBjeE0 ソビエトの支援を受けて、中途半端に共産主義化した挙げ句、 農業も漁業も工業もダメになった国だらけなんだよなー208 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 19:45:31 ID:8sgT3lRc0 / / 、 、 / / ト、 ト、 ∠ -‐‐‐-- / |,.‐ヽ. | ヽ ___」. ト、 |'⌒' \ | '^|/l オラの味方になってくれんなら、 ´ | \! /⌒ヽヽ/ ,-、 ! ,.. -‐ '''' 援助ドーンと出すぞ? > ト、! |. 0 0 | | < /^ヽ|. L.... 、.__| | _ > |.(^! '""゙゙ ->゙゙ | / ' ー‐-- ...__ ヽ.ヾ-、 ,.-┐ |/ _,. -‐'´ ゝ--、 `ニ´ /  ̄ ̄ ̄ ̄`‐-、/` ‐、_ / | ` .. _/ \ アメリカ合衆国 / `ヽ、 / ____ __ / ト、__/ ̄ ̄``ヽ`ー'´/ , ---、 ``ー‐'´ \ / | ,イ'⌒0ヽ`Y´ /0 / `ヽ、 .へ、_/ `7 `ヽrーr!ミヽ__ ヽ人_(_ノ二二干ミヾ||`ーイ回├1|| / | | トミ|"" (_ _,) ¬ }三| | | | | | | / オーッホッホッホ! | | トミ| / ト====1 ! |三|_| | | | | | / 邪悪な資本主義者め! └‐1トミ| || || i |彡| | | | |__ル/ 我々のほうが実質的な援助が !|ミミ| l || || l |彡| | | └---イ/ できるに決まっているでしょう? ||ミミ| ||´Y⌒|| |彡|」 | //__/ !|ミミ| ||_│ || |彡|j ノ // / ̄ ̄>──- ..__ `==ュ ||」j ___jj _r〒ァナ二Z _ r一 / / / /`` ー ..__/ / /``ーr‐'"´ /}/ r>---v'´ / / / / / / / // 丁 i / / / // / / / / / / , イ/ i / /_rr'´ / / / \/ / / / / ( ヾ、」 /⌒二二/ / / / ソヴィエト連邦 アフリカで国が次々と独立すると、 東西両大国は、競って新独立国に援助の手を差し伸べた。 旧宗主国が維持しきれずに手放したこの地域には、 一種の力の空白が存在していたのだ。 大国はこの地域に競って多額のODAを投入し、 各国を自国の勢力圏に引き込もうとした。 211 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 19:48:31 ID:8sgT3lRc0 _,,,,,,,, , - ' ゙ `` ‐ 、_,,,,, ,r' /=ミ / 100万$ 彡ll',''´ . / 彡lll !-- .、 ,、、、、,,, 彡lノ l,,,,,__ / ___ 'r''゙ヽ . |`゙'' ./ `'゙'''" .〉,l | |. ,' // . ',. ,' , r' . ゙, ゙'ー ‐` l | ゙、''゙ ,,、二''‐ ノ l、 ''''''''7'ヽ ''' / /`〉`゙T'''''''''' l ` 、,,,,、- ' " / /.| | . | | .l i / ./ | | | | | l / ./ .| | . | | | l / / | | | | | ', / / l .l _,,,,,,,, , - ' ゙ `` ‐ 、_,,,,, ,r' /=ミ / 100万$ 彡ll',''´ . / 彡lll !-- .、 ,、、、、,,, 彡lノ l,,,,,__ / ___ 'r''゙ヽ . |`゙'' ./ `'゙'''" .〉,l | |. ,' // . ',. ,' , r' . ゙, ゙'ー ‐` l | ゙、''゙ ,,、二''‐ ノ l、 ''''''''7'ヽ ''' / /`〉`゙T''''' l ` 、,,,,、- ' " / /.| | . | | .l i / ./ | | | | | l / ./ .| | . | | | l / / | | | | | ', / / l .l 多額のODA 216 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 19:52:05 ID:8sgT3lRc0 /_/_,,,,,_:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| _,〈;:;:/;:;:;:;:;:;:;:;:;:; \:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| i/``''''´ ̄ ̄`\;:;:\:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| .,三> ,r-‐-、 :;ヽ;:;:;\:;:;:;:;:;:;:;:;:| 、/゛:. : :"~゛"´ヽ :ィ三\;:;:;\:;:;:;:;:;:| ィ。ヽノ ::,ィ。ヽ‐、..:. ヽ ゞ三:::::\:;:\:;:;:;| また援助が来たでおじゃる! ノ~''´ 'ヽ=彡 |:ミミミヽ \:;:\| まったく、笑いが止まらぬでおじゃるな! /( 、.. リ:ミミミ ミ \__〉 { i'゛¨‐-'` 、 (//) .lリ:::ヾ´ ̄ヾ;; 彡 、.ェェ、,,_ ヽ . : :::: .: :|リ::ノ、ヽ ) ノ彳 iLLLLェェeイヽ '' リ彡`‐´/从'゙ !、 ,,r‐ー‐) | : : :::::!ツヽ-‐""彡シ l、(_,,../ /:: : :: ::::::::::::::::/"´彡 !''‐-‐''´ ノ: :: : :: ::::::.r''´;;;;-'' i -‐' .: : :-‐''",,,..//´/::ヽ. `‐ ..,,_,,,..r'''"´// ヽー-、 /|', //:::::::::::::::\ \ ノ ヽ ∠...ィ::::::::::::::::::::::::::\ ヽ、 新独立国高官 Mさん こうして送られた多額の援助は、 しかしほとんど何の役にも立たなかった。 行政が機能せず腐敗が止められない状況で、 役に立つわけがなかった。 217 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 19:52:57 ID:G9iUw2qY0 モザンビーグ?218 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 19:54:33 ID:8sgT3lRc0 /、;:;:;:;:;:;:;:;:;ー-:;、_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l ./ミミミミミ、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ー-;:;、;:_;:;_:;::-‐'"´i lミミミミミミミミミー-::、;;;;_;:;:;:;:;:;i;:;:;:;:;:;:;:;:i ,!ミミミミミミミミミ _;`-、;;;!:-‐'''´|ミi //`,ヾミミミミシ‐'″ 'ー‐' : 'ニフ' i;/ l l ,rヾミミミ _,,,,, ノ _,,_ l このODAを利用すれば、 ',ヽヾ、ヾミミ ィで)ヽ、 r';ィび、.ノ 宮中での席次も上がるでおじゃるよ! ヽ、__,, ミミ `゙゙'''"フ` | `゙'''フ'i 〃 i l ミミ /´ | `ー'´l /ヾ.l ミミ /' | / . /:::::',ヽヽ` / ` `゙ー-' / r/::::::::::',ヽヽ i:i ', / /::::::::::::::ヽヽ\ '"ー===-'/ ヽ:::::::::::::::::ヾ、 ` 、 ゙'一''ー'ノ′ 、 \:::::::::::::::ヽ ` ー‐-t't::i´゙ー-、 .`-、 `ー-:、::::::ヾ'、 //:::l ヽ `゙ー- 、 ODAは高官たちが自らの支持母体に分配できる「富」となった。 開発の理念は忘れ去られ、ODAの多くは事業に利用されず消えていった。 220 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 19:57:28 ID:8sgT3lRc0 / / 、 、 / / ト、 ト、 ∠ -‐‐‐-- / |,.‐ヽ. | ヽ ___」. ト、 |'⌒' \ | '^|/l こいつら、うぜーなー… ´ | \! /⌒ヽヽ/ ,-、 ! ,.. -‐ '''' > ト、! |. 0 0 | | < でも味方になってくれるならかまわねぇけどな! /^ヽ|. L.... 、.__| | _ > |.(^! '""゙゙ ->゙゙ | / ' ー‐-- ...__ ヽ.ヾ-、 ,.-┐ |/ _,. -‐'´ ゝ--、 `ニ´ /  ̄ ̄ ̄ ̄`‐-、/` ‐、_ / | ` .. _/ \ / `ヽ、 / ____ __ / ト、__/ ̄ ̄``ヽ`ー'´/ , ---、 ``ー‐'´ \ / | ,イ'⌒0ヽ`Y´ /0 / `ヽ、 .へ、_/ `7 `ヽrーr!ミヽ__ ヽ人_(_ノ二二干ミヾ||`ーイ回├1|| / | | トミ|"" (_ _,) ¬ }三| | | | | | | / どうしようもない連中ですねえ… | | トミ| / ト====1 ! |三|_| | | | | | / └‐1トミ| || || i |彡| | | | |__ル/ まあ、東側に入ってくれれば文句はありませんがね! !|ミミ| l || || l |彡| | | └---イ/ ||ミミ| ||´Y⌒|| |彡|」 | //__/ !|ミミ| ||_│ || |彡|j ノ // / ̄ ̄>──- ..__ `==ュ ||」j ___jj _r〒ァナ二Z _ r一 / / / /`` ー ..__/ / /``ーr‐'"´ /}/ r>---v'´ / / / / / / / // 丁 i / / / // / / / / / / , イ/ i / /_rr'´ / / / \/ / / / / ( ヾ、」 /⌒二二/ / / / 援助国側もこうした実態はおぼろげにはつかんでいたものの、 このころはまだそこまでこの点が問題視されているわけではなかった。 援助で相手国が発展するのなら文句はないが、 自国の勢力圏に入ってもらうのがまず第一だったからである。 221 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 19:58:26 ID:8sgT3lRc0 |:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::| |_____________,l_| ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::| /_,, --―――‐t―――----┴-{ /三ミミ三三三三三 r―、 rミ、 援助を取りやめる? ,'三ミミ三三三三三彡' ` ̄ ヾ'i できるはずがないでおじゃろう! ,'三ミミ三三三三シ´ _,. - 、 : _ l、 ,'ミミ.r==、三三三ミ .:.:.:.:ィ'ら"i、.:. :,らッ' 援助をやめて困るのは、そちらではおじゃらぬか! l三{/ノ入 \三三ミ .:.:.:.:.``=゙^ .: 'iー{ ',三!l fラ人 ヾ三ミ ', ゙', ヾ:tヽんぅ ',三シ ,r __ ) ! 丶丶二,ノ l三'゙ / ,. `´ 'ーイ,' ,r‐- 、 ヾミ ',三 ,' ,:'´ト、 _,,__,/ ,、<_ー 、 ',_ l三 `'" / ト、二二,ーアノ/ | `´ ィ ヽ、 ,l^`' .:.:.:.:l ,' ,. h、:.:゙':.:.lf´,' / ヽ、_ ノ:.: `' 、 /7 .:' ,::' .:.:.:.:; :; :, ヾゞzェソ ;/ / .|:.:.:.:.:.:.: | ∧', ,' ,. - 、 丶 、_`'一' /. / | :.:.: / l l __/:::ヽヽ、 .::.::.::.::丶、 ゙゙゙゙ / / | { | ヽ rf (::::::::\\ .::.::.::.::.::`'.: ,-、--―くr-、 ヽ / ヽ `} 〉j -‐(丶、_ `丶、::::,ゝ \____/ /:::::::::::ノ ノー-- 、 "lヽ/ /:. ̄´ /ノ l/ , 、イ:.:.::./ / 人 | ンヽ二ニ´-─ '' 援助される側も、そのことは見透かしている。 少しくらいの浪費では問題にならないと、高をくくっている面があった。 この状況にメスが入れられるのは、1980年代末以降となる。 223 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 19:58:56 ID:5fo3toSs0 下品なオセロだなあ…225 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 20:00:42 ID:4lohj8FA0 返済不要が多いODAで汚職が進むアフリカもアレだし 国家は倒産しないとか言って資金貸付押し付けられる中南米もアレだし まこと一度とりつかれるとままならぬカネの魔力よ226 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 20:02:09 ID:0KLoWw1k0 現在、スーダンが中国の援助で似たことやりかけてんだよな 土着の農作物がなんで作られてるか考えずに(北側が小麦産地だったのに)227 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 20:03:57 ID:AOS6/X7s0 ぽけーっとしてても大金が降ってくる訳だし、国発展させなくてもやってけんじゃね?って気分にもなるかなあ それが無くなった時どうなるのかガン無視だけど230 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 20:07:28 ID:cPOfAVE20 未開国でも、国連に出てくりゃ1票は1票だし と、選挙中の我が国の状況と重ねてみたり232 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 20:16:16 ID:AOS6/X7s0 そういや最近読んだナウルさんも中国と台湾相手にたくさんくれた方に味方するよーってしてるって書いてあったな235 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:21:25 ID:8sgT3lRc0 一方、ボツワナである。 ____ / \ / ─ ─\ / (●) (●) \ アメリカからこんな援助の話が来てるんだけど、 | (__人__) | 正直どんなもんかお? ./ ∩ノ ⊃ / ( \ / _ノ | | .\ “ /__| | \ /___ / / ̄ ̄\ / _ノ \ | ( ●)(●) . | u. (__人__) ありがたいけど、ちっとばかし無理があるなあ。 | ` ⌒´ノ この規模だと、今のうちの国じゃ維持しきれないだろ。 . | } . ヽ } ヽ ノ i⌒\ ,__(‐- 、 l \ 巛ー─;\ | `ヽ-‐ーく_) . | l 236 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:23:34 ID:8sgT3lRc0 ____________ | ==========. | |;;;;;;;; _/|/ ̄\/ ̄ ̄ ;;;;;;;;| | ;;;;;;;; ∧,,∧. / ∧,,∧ ;;;;;;;;; | | (`・ω・)/ (・ω・´) ; | ∧,,∧ . ̄ ̄( つ ̄ ̄( ) ∧,,∧ ( `・ω) ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄lll(ω・´ ) | つ、_ Σ ⊂ | ∧,,∧ゝ-/ / / _ ─\ノ ( `・ω)/_  ̄ \ \ ∧,,∧ | つ/ /  ̄ ⊂(ω-` )ヽ ゝ/  ̄= o ⊂二ノ ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 援助計画は厳選され、 相互に矛盾がない上にボツワナ政府の政策に沿った計画のみが選ばれた。 計画は、有能で清廉なボツワナの官僚の手で、確実に遂行されていった。 援助計画を厳選したことには、もう一つ効果があった。 援助自体が、ボツワナ政府の維持しきれる範囲におさまったことである。 239 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:26:24 ID:8sgT3lRc0 /、;:;:;:;:;:;:;:;:;ー-:;、_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l ./ミミミミミ、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ー-;:;、;:_;:;_:;::-‐'"´i lミミミミミミミミミー-::、;;;;_;:;:;:;:;:;i;:;:;:;:;:;:;:;:i ,!ミミミミミミミミミ _;`-、;;;!:-‐'''´|ミi //`,ヾミミミミシ‐'″ 'ー‐' : 'ニフ' i;/ l l ,rヾミミミ _,,,,, ノ _,,_ l このODAで来年は、 ',ヽヾ、ヾミミ ィで)ヽ、 r';ィび、.ノ 4割50本を打つ計画でおじゃるよ! ヽ、__,, ミミ `゙゙'''"フ` | `゙'''フ'i 〃 i l ミミ /´ | `ー'´l /ヾ.l ミミ /' | / . /:::::',ヽヽ` / ` `゙ー-' / r/::::::::::',ヽヽ i:i ', / /::::::::::::::ヽヽ\ '"ー===-'/ ヽ:::::::::::::::::ヾ、 ` 、 ゙'一''ー'ノ′ 、 \:::::::::::::::ヽ ` ー‐-t't::i´゙ー-、 .`-、 `ー-:、::::::ヾ'、 //:::l ヽ `゙ー- 、 '、三三三三三三三ゝ-、 _ ,,, __, -'" ̄`~""'’三三三三三三三三三ヽ _,,-_´,三三三三三三_三三_三三三三三三i `"' 、三三_三//三ハ三三三i三三三i___ .i;;;`;;、三i0'i i,、 /´ }三/_i/⌒i三三, -'" ‐--――、-――i く i'-,`==- -==ニi''´ i 9/三/ ‐-、_,‐-,,-,,_`ー三ゝ、i、 i' -i i- i /-'"三〈,,__ ヽ;;;;i `ー 、 ` ーi  ̄ y ` ̄ ノイ ̄"'' ̄` よしOK。 i;;;;;i `--.ノi ヽ -― , '" i i;;;;;;;', i´ ゝ-- " i`ー、-、 /;;;;;;;;;i iヽ / ヽ-―、 ‐-,,_/;;;;;;;;;;;;;i i;;;;ゝ,,_______, -'/ "'- 、 / i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ i ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ゝi 丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;; i ゝ;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;;; 途上国がノリと勢い…失礼、 ダメモトで言ってみた…いやいや、 実現性の方向にチャレンジした計画を提出し、 援助国側がうっかりGOサインを出した計画では、 仮に施設が完成しても、 途上国側が維持しきることができないものが多く出た。 241 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:31:29 ID:8sgT3lRc0 | | | | _√ # ' メ : . .': | | | | ';' ., ;,' ": | | | | ._______ .': .',';: | | | | | ___ || i'`'i | | | | | |ゝ::::::ζ\ ;|| |;`;| # _ ' ;'; : . ', '.;. | | | | | |\;;;; \';、\.| :|':i;;| ', #;. | | | | |  ̄ ̄ ̄ \';、.\|;';;;|:. ゚ ;゙ ゚v-=- ::: | | | | | .\';、\;| 「;.':" ";ゝ] | | | | | ,/ ̄. ̄'\';、\、_,_,_,_,_,_,_;.',;: > | | | | | |\___\';、\..:::::::./| < ' .':"" : . #;. | | | .ヽ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\|__;_;_;_;_;!─\';、\,_;l/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | |_|/ ゞ;;:_ノ ;;:゙´ ゝヾ "~''ヽ/ _ _,, "" ;; /ヽ ∂ :l;;;;;;ニii :: ⊂∵⊃ ヽ/ _  ̄';;; ;;: "` // lゝ ::'' ;, :' ; ,,;' :.,;;: ._r'"゙'、 ____ --'''"゛ ____ ........_ /__,.:;/|| ;:.,.;: || __||_|| ||/__||/|| :'' ;, ; ... ||___|| | . || || :. :.:.. ヽ、...` それどころか、普通はさほど維持の難しくないはずの 病院や道路などの基礎インフラですら維持しきれず荒廃するものが続出した。 行政能力の低下している新独立国群は、 既存施設の維持すらできなくなってきていたのである。 242 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 20:32:16 ID:AOS6/X7s0 高い車を無理して買って維持費がかさんで結局手放す的な243 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:34:06 ID:8sgT3lRc0 ______ /│ | │ |. † │ | | | ミミ皿皿皿皿皿皿皿皿皿| |皿皿l ̄ ̄ ̄l皿皿皿皿 ミミ彡ミミミ,,、田 田 田 田 | /| | ミミミミ彡彡ミ | / | |皿皿皿皿皿 ミ彡ミミミ彡ミミミ 田 田 田 .| │ | | | ミミミミ巛彡ミミ, | │ | | 田 田 田│ ミ彡彡ミミミミミミ / ! ̄ ̄ ̄ ̄| , | │ ミミミミミミ彡ミミ | |. ---│ | ̄ ̄| | ̄ ̄|. │ │ | i;ll;:| | | ┌─| |┐ | |┐ | ! ;;;;;;;;;;;: | ノ!i;::i ヽ |___.!__| |┘ | |┘ | ! ==;;:;::;;;;;;;;;;: |二二二二二二二二二|. |__..|__|_|__|____|.:.:.:.: ... .. . :.:.:... ...:.:.: .... .. ..:.:.:..: .:.:.:.:.:.:.:.... .. .. :.:.:.. .:.:.:.:.... .:.:.:.:.:..... ... .. .. . :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:. .:.:.:.: .: ... .. :. .:.:... :.:.:... ... .. .. ... ..:.:.:..: .:.:.:.. .. ..:.... ... . .. ボツワナではこういったことは起こらなかった。 一度建設された施設にはきちんと維持費が充てられ、 適切な管理がなされていった。 地方間における配分の不公平も最小限のものだった。 245 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:35:34 ID:8sgT3lRc0 |.| ,、_|!,." ./ .! || .| | ー-‐|.ト、 ,、_l|, ,.イ .| . || .| | ._ ー-‐|.ト、 υ .,'.,.',|!ィ | .,!くl||. | | ' `^ヽ、_. |.| 1`、 ,出,.'..l|.|. .|,.rく!.l . ||. | | `"ヽ _ |.| .‐ト. .| `、 , ',.'| . ,f|!マ▽`′..! ||. | ',. ヽ|.|  ̄|` ._ | `、 ,r, '.! |ー' .l|.| | . ! || __,,.. . -r ''- .._ i.,'. .;|.|‐、-、.| .|g ┐ `、.,.11,r'|..| |! || _,,.. . -┬ '' .T ̄ ̄ | .| |"''r.くノ ノノ|.| }T.| .| └ 「'i.|.|、. ! | l|.-‐ .''T "「|| ̄| .|.. .|.. ..| .| .| |" '' '' .r| ~".''|.|=,.、}| _ |.」""""1_" .| |!. ..| .| |.|| | .|.. .| ∠_ヽ ,.r――――  ̄|_. !| .|.| 'k".).! | _dコe、ニニ|'..,|_ l| ィニニ、r――――.i. ! ,ィ`-く.i.,' ̄ ̄,'  ̄ ̄  ̄. .|. ̄._| .,..、,r'"iヘ-i┌‐'‐`―┴ーーir―――――l.「、-ァ.!ll i i 〈lпL.>_ ,' -‐.''"「 .|_,.j_~〉ゝ_ナ`""''' 7! .|! |!i. マ !ll .i'' ‐-ト ̄ ヘ~ ~7ニ''' ‐- _.|''"! ,ィ='a,L"‐-._ノ! |________l|_______.ll.i 徐..i.ll .i .|_゛-‐i''" .,' "´ レ"|〈L レJー'ノr―'ノ !//,ィn、/, |!/////|.ii .行 i.ll i .ト. ̄| ).}、__.! ,."!,.".ノ.,ヘij/‐′i .|| |///_i,.イ'ニニニヽ.'//.| ii _.i.ll _,,....i、 .ii ,'ー'‐' ~""''' ‐ /― θ.' l |l=ィ>′i`´i i Å i  ̄ ̄.iーiL, ._!i.i‐~'' "~ ̄ !. .|| | /_ , ' , 'ァヾ7 .,<_ ,ィ,' ' ._i`.´i.!.<=仝=>.i .「 ̄ ! .ii''r====.ii , ' ,.'、,.',.',.,.' ,.ィ>' /_ゝ-'.i 歩 .i! i.i |┌―‐`ヽ _|! ., ' 'ー――' ,ィ,' ' i 行 .i.!.、 ト.i.| . ̄ ̄!,ィ' .|l ~7 ∩>' i 者 .i i ゙、 .l".L====.」.i .' ト-<>,.、 i 通 .i .i.゙、. ゙、 ! .i ! .i ト-‐i .|"''"._._ i 路 .i i ゙、 ゙、 l` ´i l_ "'"._._ .i..,__ ..i.,,_i ゙、 ゙、 .i`-‐'_i "'-.、 ."i''"._._  ̄ "i i .゙、 .゙、 _i. `´ .i_ ` .、 .| .! "''.".._| ゙、 ゙、 こうして、ボツワナへの援助は経済成長に大きな役割を果たすこととなった。 ダイヤモンド収入だけでは不十分だった部分を、 援助で補うことに成功したからである。 247 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:38:04 ID:8sgT3lRc0 / / 、 、 / / ト、 ト、 ∠ -‐‐‐-- / |,.‐ヽ. | ヽ ___」. ト、 |'⌒' \ | '^|/l おめぇんとこで資源が出たんだってな! ´ | \! /⌒ヽヽ/ ,-、 ! ,.. -‐ '''' > ト、! |. 0 0 | | < よぉ~し、 /^ヽ|. L.... 、.__| | _ > 西側のみんな、 |.(^! '""゙゙ ->゙゙ | / 彼にパワーを分けてくれ! ' ー‐-- ...__ ヽ.ヾ-、 ,.-┐ |/ _,. -‐'´ ゝ--、 `ニ´ /  ̄ ̄ ̄ ̄`‐-、/` ‐、_ / | ` .. _/ \ アメリカ合衆国 _,,,,,,,, , - ' ゙ `` ‐ 、_,,,,, ,r' /=ミ / 元気玉 彡ll',''´ . / 彡lll !-- .、 ,、、、、,,, 彡lノ l,,,,,__ / ___ 'r''゙ヽ . |`゙'' ./ `'゙'''" .〉,l | |. ,' // . ',. ,' , r' . ゙, ゙'ー ‐` l | ゙、''゙ ,,、二''‐ ノ l、 ''''''''7'ヽ ''' / /`〉`゙T'''''''''' l ` 、,,,,、- ' " / /.| | . | | .l i / ./ | | | | | l / ./ .| | . | | | l / / | | | | | ', / / l .l しかも、ボツワナの政権は安定しており、 貴重な資源も見つかったため、 西側諸国のボツワナへの援助額は増加を続けた。 一人当たり援助額は1960年代の一人当たり17ドルから、 1980年代には一人当たり100ドルにまで伸びている。 ボツワナでこの時期人口爆発が起こっていることを考えると、 この伸びは相当なものである。 一方で、予算に対する援助の割合は一貫して急減を続けた。 援助が激増しているのに割合が急落しているというのは、 つまりは経済開発がうまくいったということである。 援助を経済開発に、つなげることができたのだ。 249 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:41:40 ID:8sgT3lRc0 .:::::::;' ';:::::::. :::::::::i l::::::::. ::::::::::! i:::::::: ::::::::::l ';::::::::  ̄ ´ ' ― ―‐ -- 」 L_::::: こうして混迷のアフリカで、  ̄ ̄ ̄ ̄ __,. -┐ やる夫の政策は全世界から脚光を浴び… _ ,. -‐ '' ´ :::::::::', r::- _ ‐ ´ :::::::::'、 /:::::::: ´` ' ‐- ::::::::':、 ,.:'::::::: ::::::::ヽ /::::::: ::::::::丶 ,.::':::::::::: ::::/ ,:、 _,..:':::::::::: / ,..':::::::> ___ ... く:::::::::: / ,.:::::::: /\ , , /\ `、 \ / ,.∩ / (●) (●)\.`、 \∩ / , ' l ヽ∩ / (__人__) \ ∩ノ j / , ヽ ノ | |::::::| | ヽ ノ \ / , ' | ヽ \ ` ⌒´ / / j \ / , ' \  ̄  ̄ / `、 \ ./ , ' \ / `、 \ 251 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:43:38 ID:8sgT3lRc0 '、三三三三三三三ゝ-、 _ ,,, __, -'" ̄`~""'’三三三三三三三三三ヽ _,,-_´,三三三三三三_三三_三三三三三三i `"' 、三三_三//三ハ三三三i三三三i___ .i;;;`;;、三i0'i i,、 /´ }三/_i/⌒i三三, -'" どこにもねえもんだなあ、 ‐--――、-――i く i'-,`==- -==ニi''´ i 9/三/ まともな政府って。 ‐-、_,‐-,,-,,_`ー三ゝ、i、 i' -i i- i /-'"三〈,,__ ヽ;;;;i `ー 、 ` ーi  ̄ y ` ̄ ノイ ̄"'' ̄` i;;;;;i `--.ノi ヽ -― , '" i i;;;;;;;', i´ ゝ-- " i`ー、-、 /;;;;;;;;;i iヽ / ヽ-―、 ‐-,,_/;;;;;;;;;;;;;i i;;;;ゝ,,_______, -'/ "'- 、 / i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ i ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ゝi 丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;; i ゝ;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;;; ,-,ii|||||||||||||||||ii、‐、 ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,_/ i|||||||||||||||||||||||||i ヽ_,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, ゛゛llll||||||||||/ ' i|||||| |||||||||||||||||i ` ヾ|||||||||||llll"" ゛lll/ ||||||| |||||||||||||||||| ,llll"" \ l|||||||||||||||||||||||||||l / 彡 ゛ll||||||||||||||||||ll" ミ \_ ゛゛Y"" __ノ どこかにまともな国はないもんですかねぇ… | ]下ミ─-。、_|_, 。-―テ「 [ l ゝ_,. lミミi=´<_,.`=i=ヲ 、__ノ ヽlミ| 「‐、=ラ7 |ヲ'´ _______ , へ ノ`i=、_ 二 _,=iゝ、_,へ、 _ i i i  ̄| |――-\ ̄∠-――| | ̄ i i i ____ /ヽ /\ /(●) (●)丶 /::⌒(__人__)⌒:::uヽ l |r┬-| l あ、あれ? \ `ー'´ / / ヽ し、 ト、ノ | _ l !___/´ ヽ___l …なかった。 前にも書いたとおり、この時期は影響力の拡大が重視されており、 援助が適切に使われているかについてはあまり考慮されていなかったのである。 これが問題になるのは80年代以降、最重要課題となるのは冷戦終結後となる。 よって、このころはまだボツワナの政策は誰に注目されているわけでもなかった。 しかし、これは後々決定的な要因となる。 ボツワナではなく、ほかの新独立国のほとんどにとって。 252 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:46:13 ID:8sgT3lRc0 / ̄ ̄\ / _ノ \ | ( ⌒)(⌒) よそが金出してくれて | (__人__) 自国の建設ができるなんて、 | ` ⌒´ノ ありがたいにもほどがあるだろ、ホント。 ,| } / ヽ } く く ヽ ノ \ `' く ヽ、 | | | 受けた援助を正しく経済建設に使えれば、 何も問題はない。 被援助国は経済が成長するし、 援助国も市場と影響力をそれぞれ確保できる。 もう一度繰り返すが、 援助は正しく使用すれば何も問題はない、 どころか非常に有効なのだ。 大事なことなので二度言いました。 しかし、上記のように、ほとんどのアフリカの新独立国は 援助を国家建設に利用しなかった。 255 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:49:16 ID:8sgT3lRc0 , -'""'- 、 _,..-'''"~""~"""''''- 、 , -'"::.;;'' ;;:;: :::''"'- 、 _,..、-''"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;; ;;:;: :::''"'- 、 , -'"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''"'- 、 _,,.-‐''"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::'':::::''::.;;'' ;;:;: :::''"'- 、 .;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :. ::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.; .::..:..:..::::..:..::.:..:...::..:..::..:..:..::::..:..::.:..:...::..:..::..:...::..:..:..::::..:..::.:..:...::..:..::..:..:..::::..:..::.:..:...::..:..::..:...:..::.:..:...::..:..::..:..:. '"""'''""""'''""""'''"", -'", -'"""'''"""'"""'''""""'''"""""'"", -'", -'"""'''""""""'''""""""''' ,, ,, ,, ,, , -'", -'",, ,, ,, ,, ,, ,, ,, , -'", -'" ,, ,, ,, ,, ,, , ,, ,, ,, ,,, -'", -'",, ,, ,, ,, ,, ,, ,, , -'", -'" ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, , -'", -'",, ,, ,, ,, ,, ,, ,, , -'", -'" ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, , -'", -'",, ,, ,, ,, ,, ,, ,, , -'", -'" ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, , -'", -'",, ,, ,, ,, ,, ,, ,, , -'", -'" ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, , -'", -'",, ,, ,, ,, ,, ,, ,, , -'", -'" ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, ""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''"" ""' ''" """' ''" """' ''" """' ''" """' ''" """' ''" """' ''" """' ''" " """ ""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''"" さて、ここで少し話題を変える。 独立したばかりのアフリカ諸国では、 産業が発達していない。 よって、住民の多くは農村におり、 農村こそが経済の基盤であるはずだった。 257 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:51:13 ID:8sgT3lRc0 (三三三三三三三三三三三三三三三三(@) /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',','\ /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',',',',',',',','\ /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',',',',',',',',',',',',',','\ /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','\ /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',\ {{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{(_)}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}(_) | | ! i | # .:,,; ,;::: ;:::, ,:: | ; i !| ,;, # ,;,::. メ ,:: | | ! i | |i ; l | (ニニニニ(の).:,: # ,::; |i ; l | # .:,,; ;:: ;:: |i ; l | | ; i !| {,',',',',',',',',',',{ ,;;:'';: ;:;. ;:: | | ! i | # .:;;, .,:: | ; i !| | | ! i | {,',',',',',',',',',',{ ,.;::;, .:::メ |i ; l | .,;;;:::...;,, ,;,:. .:;:: | | ! i | | ; i !|,;. 〈,',',メ',',',',',{ メ ;:;.:,: ,:: | | ! i | ,,.:: X ..:.; ;; | ; i !| |l ; l| .: 〉',',',',',',',',',{ ;;:: ,;,,:.. | ; i !| ;::;;:..:::: ;;:: ..;;, |l ; l| | l i ; |,;.: :{,',',',',',',',',',',{ # ;;;:. .::;;. | | ! i | ,,;':;:: ;;::, | l i ; | WWjjWwjwiwwjjwW|i ; l | {川川川川{ メ ;/:,,:: |i ; l | メ ;;;.. ;:;.:. |i ; l |wwWjjwWjijww WWWWWWWWIIiiiiWiiiwwwjjjWWwwwwwwiiWwiwjiWWjiIwjWwwwWIwjiwjWjjjWwwwiiWwwwiiwwWWWWWW WiWwiwiwiw、´ゞ,,"""、 jwiwwjjwwWWwwW ,,,, "` ''IwjiwjW ´゛゛゛ 、、、 ´wjwiwwjjwwiWWWwiwjwiww wjjwwWWwwWWIwjiwjWjjjWw ``゙゙ , 、 WWIIiiiiWiiiwwwiwjwiwwwiiWwWW ''´`゙ wiiWwWW だが、ほとんどのアフリカ国家において農村は軽視された。 ほんのわずかな都市住民のために経済建設のリソースが割かれ、 農村は放置された。 258 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:53:20 ID:8sgT3lRc0 (:::::::::::: ヽ , ⌒ヽ (:::::::::::::::::::::: ) (:::::::::::: ' (::::::::::::::::::::::::::: ヽ⌒ヽ 、 ゝ:::::::::::: `ヽ(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ) (⌒ 、 (:::::::::::::::::: ::::::::::::::: 、⌒ :::::::::::::::: ヽ (::::::: ヽ (::::::::::::(⌒::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::: ) (::::::::::::::::: ::(::: ::::::::::::::::::::::::::: `)::::::::::::::::::::::::::::: ノ:::::::::::::::::: Y⌒ ヽ:::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::):::::::::::::::::::::::::::: ┌┐ ::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /~'7;; |/~''7 :::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ( ( ̄| ( :::::::::::::::::::::::: 、___`t-'ーイゝ-i ヽ] ̄二二二7 ~^'""~~~~^'""~~~~^'""~~~~^'""~~~~^'""~~~~^'"^~~^'""~^'"^~~~~~~~ ~~~ ~~ ~~~~ ~~~ ~~ ~~~ ~~~ ~ ~~ ~~ ~~ ~~ ~~~~~ ~~ ~~~ ~ ~~~~~ ~~ ~~~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~~~~ これは、アフリカの歴史自体と関係がある。 歴史上存在したほとんどのアフリカ国家において、 国家の基盤は農村にはなかった。 遠隔地との商業取引が国家の財政基盤で、 それに乗っかる形で国家が成立したのである。 259 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:55:35 ID:8sgT3lRc0 _ _ _ ___ l^lニl^lニl^lニl 十/i~i~i~i#::/______/~ヽ个卅 '"''^^^^"''"''"''"''"''"''"'''''''''''"| 田 | 田|'"''"'''' ''"''"''^^^''"''''''''"''"~~~''"''~"''"''"^^^^'"""'"''"'~~'"''"''"''~ |- - - -/⌒ヽ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ' /″⊂ ̄ ̄ ̄⊃″″″ /″″″″″″″″' / ″″″″″″″″ /″″(::.´д`.)″″″' /″″″″″″″″''./ ″″″″″″″″″″″ ″″ .( )U( )″″″/″″″″″″″″' / ″″″″ ″″″″″″″/ ″″ ''"''"'' |_#_i__i!i|"''"~~~''"' .∧_∧. ∧∧ "''"''"''"''"''""''""''""'~~~"''"''"''""''"''~ . (__)_). .( ;´-`) ( ,,゚Д) ∧∧ wji!w rw,'rilwji!w、 wWkil ( ) ( ) rw,'rilw'rrr、 wjWilw'r (゚-;;゚ ,) rw,' ''"''"''"''"~~~''"''"''"''"''"'' | | | | 0 "''"""''"''~"''"'''"''""' | ; ;U ~''"''" (__)_). し´ |;; ;; |~ し~'J '"''"''"'''~'''''"''"'~~~"''"''"''""''"~~~''"''"''"''"''"~''"''"''~''"''"''''"''"''"''"''"''"''""''"''"'~'" WWWwwwjij,,.、,、,,,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywWwWWjjwl|ili、,、,, ,, ,;;iijwiijiyw ::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::|:::::::::::::_::::::::::: 从从:::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::|:: ″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″ v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v これと対照的なのがアジアで、 特に東アジアや東南アジア大陸部においては、 国家の基盤が農村におかれた。 農村からの徴税(いわゆる年貢)が国家財政の基盤となったのである。 260 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 20:57:34 ID:8sgT3lRc0 ..- . /. . : : : : : :`: . 、 / : :,: :、: \: :ヽ: :,: .\ 'ⅰ:/: :i:|\厶: :∨ : : : ヽ .: :Ⅳ.: :从´ 丶V. :. : : : : : :. . i.: :|{.ヽ/' ィ'弐}|: :ト、: : : : j:| . |: :ハ._,, '''|: :レ': : :i:|:从 . |:/.: :{'' ′_ , |: i|:i : j从'^ ` 八: :i 〕iァ== 个:|: リjL〔 ′` 検地をおこなって、 ヽ|:リ广ア¨´ :レ' ヽ / j/廴__ ノ{ 農村への支配権を確立するよ! / / :. ヘ :. . / .′ \∧ :, / j / ', . ' 厶 ====ミ:、 / 〉 〉 / `V / / ∨ , { , ′ ′ ′ _ / / r―┐:r:r‐-/ ̄ / / ....:::∨/.:::《/,:、,..::< . /..:::::::::::|d:::::::::´〈/.::::::::{ /.::::::::::::ー|:|:::::::::::::::::::::::::::i く:::丶:::::::::`ヾ:::::::::::::::::::::::::::| / ` ー--ゥ┴┬…‥―r┘ . ′ / | | アジアにおける一般的な為政者 ひでよし このため、歴代の為政者はそれぞれの農村を掌握せざるを得ない。 掌握し徴税するということは、 その対価として安全やインフラなどの対価を提供する義務が生じる。 結果として、アジア諸国は 農村からの徴税機構、および統治機構がある程度成立したのちに植民地支配を受けることとなった。 植民地政府はこの機構をそのまま利用して統治を進めたため、 独立後も各国政府はある程度農村への支配力を持っていた。 264 : 怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:05:04 ID:ZceYzlsI0 米作は手間と人手がかかるけど、その収穫で養える人口も多いからなぁ。262 : Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:01:34 ID:8sgT3lRc0 __ __ 〈Υ ,二><二 Υ〉 { l ./::::::::::::::::::::::::`ヽ、 l } { l/;:::::::::::i:::::ト、::::::i::::i:::ヽ //| {ノ,l::::::::ハj ヽ! ∨l::::l:::::l=イ:::| 、. __ ./ |::::V ○ ::::: ○ l:::l::i::|ヽ \ ヽ、 .( ヽ く |:::l l::::;イ人 .〉 ヽ、_ \ノ ヽ,上|:::ヽ r-、 , ':LT::::ヽ`ヽ/  ̄ \ .|::ト::::` ヮ - イn::::::::::::::::', : `-|/.乂ζY ζ/ / ̄\::::::| : / //_∧_ノ/ / ヽ::::| ( / ___n__>‐ 'フ |ヽ__ノ::::| /´ r、∠⊥___,|__| |;;;;|;;;;;| ∠, - '´ ̄ l _ __ノ ̄ノ;;| | ぜいきん UШ'  ̄ ̄ ̄ | ゝ |__,;..::=-―'´了 ̄`¨'''¨´ ̄ \丿 | / \\ ⑩
アフリカの徴税官
これに対し、 アフリカでは農村からの徴税機能が未発達のまま植民地時代を迎えた。 植民地政府は人頭税や小屋税などで必死に農村部からの徴税を図るが、 アジアほどの成果を出さないまま独立を迎える。
263 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:03:40 ID:8sgT3lRc0
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll llllllllllllllllllllllllll/ ̄ ̄ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll lllllllllllllllllllll / ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllll iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii 下 .iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii| さ 税 |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| い 金 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ・ ・ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| ・ ・ |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :. :. :. :. :. :. :. :. ‐‐--‐‐':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : _∧ ,ィ_'_ `ー、 廴8》》" y /⌒巛 ,ヘァ ⑩}_../}》〉 ;il||||li' iー-', ,彡§ノ /::::::::::\ ノ i⌒i '┬┬‐゙` /__彡{ ̄| i } ( .ミi_ _} 」 ̄i クュ二二`Lっ) `==='
そして、新政府もまた、農村部からの徴税制度の確立に失敗した。 というより、まともな官僚機構が残っていない以上、 新しい税制など確立できるはずもなかった。
261 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:00:30 ID:4lohj8FA0
うーん…なんでも理由はあるもんなんだなぁ
265 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:05:46 ID:8sgT3lRc0
.「^ヽ,ry'^i ,ゝ"´ ⌒`ヽ くi Lノノハノ)」 λ.[i ゚ ヮ゚ノi! 素敵な納税窓口はここよ [l二[i二二二二二二二二二二l] || || .|| || || 納 税 || || || || ||_||,__,,__,____,_,,.,.__, _,,.|| / \ / \ .,.-.、 / [1000] \ / ./ _,..-、 / ( \ i /__/,..--,i / ) \ ., ' ` ´ヽ、 / \ i <ノルレノル' やめてぇ (ヾヘ、i !i |;´(フノ|. ・゚・。 ⊂< `ヽ.| /,つ'Y_クつ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こうなると、 新政府の税は都市や流通機構が中心となる。 具体的に言うと、関税や専売制などである。 もともと伝統的に商業関係からの徴税が中心となっていたため、 こちらからはまだ何とか徴税ができたのだ。
267 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:08:15 ID:8sgT3lRc0
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ _____ ┃ ┃ ///////////| ┃ ┃ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ┃ ┃ |_____|/ ┃ ┃ 【税務署】 ┃ ┃ ┃ ┃. 税務署を見た人はいつでもいいので ┃ ┃ 生きてなくてもいいから納税して下さい。 ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
しかし、独立当時のアフリカ諸国など、 ほとんど都市が発達していない。
しかも、都市の徴税制度も農村よりはましというだけである。
その状況で都市重視政策をやっても、 税収が伸びるわけはなかった。
268 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:10:46 ID:8sgT3lRc0
*o ゚ |+ | ・゚ *o ゚ |+ | ・゚ o |* |+ o○+ | | |i・ |*゚ + | ・゚ ゚| o ○。 | ・+ | |i・|*゚ + ||+ | ・゚ ゚| o ○。+ | |i・|*|i・|+ o○+ | | |i・ |*゚ + | ・゚ ゚| o ○。|*| ゚ | ・ | ,,,,,_ ,. ‐ `´ ゙ ' - , | ・゚ ゚| o ○。 *o ゚ |+ ミ=\ ヽ ○。+ | |i・| o○+ | `'','llミ_ 100万$ ゙i 。*゚|! | ・+ | |i・|゚ + | ミ ゙i ・+|! ゚o* ゚ | ゚ |i | (,lミ_ ,,,、、、、, 、. --!゚ l ゚ |o o。! |! ,r'゙''r' ___ ゙i __,,,,,l o| 。 | |i 。 |*゚ + | | l,〈. ゛'''゙'` ゙i. ''゙`| +o|! ゚o *゚・ + *o゚ |! ゙i゙i ', .| o ゚l | ゚ 。 | ・ o 'r , ', .,' o |! ゚o* ゚ サツバツとした新興国財政に救世主が! |o |*゚ + |・ | l `‐ ー'゙ ,゙ l ゚ |o ゚。 * ゚ l| ゚ ,.l 丶 ‐''二、,, ゙''、゙ | 。 | |i |l + ゚o''''''''''T゙´〈`゙i \ ''' ,r''7''''''+o|! ゚o *゚・ + o○ | | | |.゙i ゙i ゛ ' -、,,,,、 ` l o ゚l | ゚ ・| + ゚ o } | | ゙i. ゙i i l. | | ・|o |! ゚o* O。 | | | |. ゙i. ゙i l | | | l ゚ |o o+ |!*。_|\∧_∧MMMM∧∧∧/|_ | |i |・ | ゚・ > <゚o *゚・ +゚ /\ ──┐| | \ ヽ| |ヽ ム ヒ | | / \ / / | ̄| ̄ 月 ヒ | | \ _ノ _/ / | ノ \ ノ L_い o o > <
本来なら、ここでなんとしてでも農村部への徴税を強化すべきなのだが… ここで援助が出てくる。 出てきてしまう。
271 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:13:44 ID:8sgT3lRc0
i三へ:;:;:;:;:;l:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_x彡'三三| |三 r=ミー‐r==く ̄ ,:三三彡イ| Ⅳ ,.二´ `一" ゙=彡彡⌒i リ ゝェミ、.i | 才ァ-、 彡彳ソ/ 苦労して税金を取らなくても、 1  ̄イl |::.ゝ~ ̄ 彡「´ノ 国家という枠組みがあればやっていけるではおじゃらぬか ヽ. /:: ` 、 彡i"′ /ィヘ ヽ--=' _ 彡ト、 .. "´{ l//∧ 、____ , ` イ j/∧ミx .. "´ ヽ \//\こ二´ / / ////} }` 、 / \ \//`ー一 ´ ノ./////j / `ヽ
援助と天然資源。 この2つは、どこの国の政府にもそれなりの収入を与えた。
この二つの収入には共通点があって、 どちらも徴収に手間がかからない。
天然資源は開発企業がまとめて払ってくれる。 許認可権は国にあるから、資源企業もこの時代になるとそうそう無茶はできない。 そして、援助は先進国から文字通り降ってくる。
簡単に金が入ってくるのなら、苦労してそれ以上の収入を上げる必要はない。 こうして、徴税制度の確立はなおざりにされた。
274 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:16:58 ID:gvRRsfKQ0
天然資源はいつか掘り尽くすし、援助も究極的には援助する側の財布と胸先三寸次第・・・ 長期的な国家経営の礎を築くのを怠ったツケは大きそうだ・・・
277 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:19:35 ID:ZceYzlsI0
でもさ、ポッポみたいに月の小遣い1500万円とか、何もしないのに金が出てきたら ニートしたくなるのが人間じゃね?
働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!
…いや、天から十分な金が降ってきたら、 俺でも働かずに暮らしていきたいですがね!
284 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:24:25 ID:Q/2s6HKo0
天然資源が豊富だったために、国民が勤労意欲を失ってしまった国があったような……
292 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:29:51 ID:gvRRsfKQ0
>>284 太平洋の島国、ナウルだな。 グアノ(肥料の原料)が豊富にあったので、国民は国からの年金で生活し(無論、税金は無し)、 公務員以外の労働力は外国からの出稼ぎ労働者頼りだったとか。
290 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:29:00 ID:w7PtB.Ds0
ODA依存国ってのはこうやって出現するのか・・・。
272 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:15:44 ID:8sgT3lRc0
___ / \ / \ , , /\ / (●) (●) \ 開発!開発! | (__人__) | 地道な開発! \ |r┬-| ,/ , -‐ (_).ヽ`ー'´ ィヽ l_j_j_j と) i  ̄`ヽ | l
ここでボツワナのように、資源収入や援助を地方にもきちんと注ぎ込んでいれば、 まだよかった。
ボツワナは資源収入を地方の整備に回すことで、 統治機構の弱体化を防いだのだ。
273 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:15:53 ID:TtQytaDU0
そこで行政機構を整備してインフラも整えて増加した人口に仕事も与えて 食料自給率も向上させる…言うだけあって奇跡の領分だわ…。
いや、自給率は向上してないんですよ、これが。 どうもデータ的にみると、ボツワナは穀物生産を放棄してるふしがあるんですね。
278 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:20:22 ID:gvRRsfKQ0
ツワナ人は、牛の牧畜が経済基盤だったらしいから、 ボツワナは、気候や土壌の面から大規模農業には不向きなのでは?
確かにこの地方は、 もともと農業に向いてません。
ただ、普通は国全体の収入増加と農業の生産性向上は連動するはずなんですよね。 日本なんかその典型というか、収入増加とともに空恐ろしいほど生産性は上がってますし。
298 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:35:38 ID:x1IpFk120
穀物生産に力入れても、農業大国の南アやジンバブエがお隣にあるから、変な噂されても恥ずかしいし・・・
276 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:18:53 ID:8sgT3lRc0
〈::::::::::::::::::::`丶、/_:_:_:_:_:_::::::::::::::::::::::::::: /ミ了`ー- 、::::::/:::::::::::::::::::::::: ̄:::::`::::―‐ lミミ (三シ`‐--- ___::::::::::::::::: lミシ ,. ヾ三) }三三三 | / fi7 . " `、 : _ _ ヾ三ミ三 もちろん資金は麻呂と支持者に ,\__ノし// .| ! ' 、==z、ヽ|: , '" 丶 `}ミミミ 分配するでおじゃる! / ..)/⌒ |i| ` `二彡/ 、ー==、、: |ミミミ  ̄ ̄ l⌒\ lリ _/ `二ニ`` |ミミ/ ! ヽ .,. ''´ ̄ ̄ ̄`ヾ!:、 f´'′ :^ヽ ,.lミ/ .. / // l ` :r '´`^'、__,.-、ノヽ、 ,. " }シ /⌒ト、/. _,. -‐ '゙´ヽ { 、-- 、:.:__ ヽ... ' /}\ r-='´ ヽ _,. -‐ ''"´ /,ハ ヾ`ヾエエェェェ>- , 'ノ ハ、 | _∠ ノ | ,. -, {{( ヽ `丶`二ニ´ /´ | | ,. '´} ⌒´ `V i //ヽヽ、 ,ヘ , '´ // '´ 〉 -‐く 、ヾ、 \\| ヽ、 ,. -,:'´ // ヽ  ̄ / /ヽ、``ー`、_`丶>---_彡'"´ // ハ /|/ / ` ‐- 、` ‐--`ニ==----――'´/
しかし、前にも書いたとおり、 ほとんどの国では有力者とその庇護下の民ばかりに支援が回った。
残った資金も、前述の理由で都市へとつぎ込まれることが多くなった。 都市というより、厳密には首都であるが。
首都こそが有力者の住まいであり、政府機関もあり、富の分配の中心となったからである。 政府のおひざ元のため、ここで暴動などが起きると一発で支配が揺らいでしまうという事情もある。
282 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:23:41 ID:8sgT3lRc0
(三三三三三三三三三三三三三三三三(@) /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',','\ /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',',',',',',',','\ /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',',',',',',',',',',',',',','\ /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','\ /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',\ {{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{(_)}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}(_) | | ! i | # .:,,; ,;::: ;:::, ,:: | ; i !| ,;, # ,;,::. メ ,:: | | ! i | |i ; l | (ニニニニ(の).:,: # ,::; |i ; l | # .:,,; ;:: ;:: |i ; l | | ; i !| {,',',',',',',',',',',{ ,;;:'';: ;:;. ;:: | | ! i | # .:;;, .,:: | ; i !| | | ! i | {,',',',',',',',',',',{ ,.;::;, .:::メ |i ; l | .,;;;:::...;,, ,;,:. .:;:: | | ! i | | ; i !|,;. 〈,',',メ',',',',',{ メ ;:;.:,: ,:: | | ! i | ,,.:: X ..:.; ;; | ; i !| |l ; l| .: 〉',',',',',',',',',{ ;;:: ,;,,:.. | ; i !| ;::;;:..:::: ;;:: ..;;, |l ; l| | l i ; |,;.: :{,',',',',',',',',',',{ # ;;;:. .::;;. | | ! i | ,,;':;:: ;;::, | l i ; | WWjjWwjwiwwjjwW|i ; l | {川川川川{ メ ;/:,,:: |i ; l | メ ;;;.. ;:;.:. |i ; l |w WWWWWWWWIIiiiiWiiiwwwjjjWWwwwwwwiiWwiwjiWWjiIwjWwwwWIwjiwjWjjjWwwwiiWwwwii WiWwiwiwiw、´ゞ,,"""、 jwiwwjjwwWWwwW ,,,, "` ''IwjiwjW ´゛゛゛ 、、、 ´wjwiwwjjw wjjwwWWwwWWIwjiwjWjjjWw ``゙゙ , 、 WWIIiiiiWiiiwwwiwjwiwwwiiWwWW ''´`゙ wii _:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.: . . . . . . . . : .  ̄ ̄Λ_Λ──______:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:.i ̄ ̄i:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :. . . . . . :::::::::: /:彡ミ゛ヽ;)ー、::::::::: Λ_Λ. .  ̄ ̄ ̄ ̄─‐. ⊂ニニ⊃ ______:. :.:. :.:. :. ::::::.../ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i:::::....(-д-::: )ー、::::::....... ( ゚д゚ )ー、 Λ_Λ:: .. . ̄ ̄ ̄ ::. . / :::/;;: ヽ ヽ ::l::: . /i ;: :::i:::.::::::..... . /i ;: ::. i /:彡ミ゛ヽ;)ー、:::::::... : . (_,ノ⌒\;; ヽ、_ノ:l: . (:: ;;__/ :::./ |:::::...... (:: ;;__/ :::./::/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i::::.... . i⌒\)i⌒\ /:: .. / ____/ :|:::::::::.... . . / ____/::/ :::/;;: ヽ ヽ ::l:::::...... | :::| ::;;_| :::| ::;;ノ: . i⌒i_ノ :i⌒\ /::::::...... . i⌒i_ノ :i⌒\(_,ノ⌒\;; ヽ、_ノ:l::::... | :::| | :::|:::: .... | :::| ::;;_| :::| ::;;ノ::::::::::... .. | :::| ::;;_| :::| ::;;ノ i⌒\)i⌒\ /:::::::.... (___/ (___/::..... | :::| | :::|:::::..... . | :::| | :::|:: . | :::| ::;;_| :::| ::;;ノ::::::.... . (___/ (___/:::.... .. .. . (___/ (___/:: : | :::| | :::|:::::::.... . (___/ (___/:::.....
しかし、このような政策の結果、 有力者の出身地を除く、 ほとんどの農村が政治から離れた存在となってしまった。 国民の大半は農村に住んでいるというのに。
288 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:27:23 ID:8sgT3lRc0
/"'-..,;;;;;;;;;;;;;`''-..,,_;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;..| ト:::::::::`''- ..,, ;;;;;;;;;;;;`'' -...., . .- ''´| i:::::::::::::::::::三 `'' - ..,,;;;;;/;;;,,..-'イ;, /ニ、::::::::::::::::三 、;;;;;; `"´ ,,,,, i;;;i { ( _',::::::::::/ "" |/ 税金がろくに取れない以上、 ', 'くi ヾ:::::::i 、、,,三、 ,,.-、 i 地方の行政機構に金を注ぐ必要はないでおじゃ。 ',、ヾヽi:::::i '-ヽソヾ /,'ッフ、i ヽ__.. i::::i 、  ̄ノ | ;ニ ノ.i 治安?インフラ? ノ,.-| i::i | i 知ったことじゃないでおじゃ、 . i,ィ''"', /、_ :::: / 地方がなくてもやっていけるでおじゃるもの。 /',',', ', / ヽ_ノ / . イ',',',',', ', ', ( ,.---::;;;;、_,. } / / '',',',',',', ', ',- 、 ,.__`ー´ノノ ,.-イ ''',',',.',', ',:', ,ノ /、,,、 ( {´ ',',',',', :',.','---─ '´リ ', ヽ ''´´ヽ((''- .., ',',',',', .',.',ソ ./ / ',) }ー..,,,
そして、徴税能力は行政能力と直結している。 地方の状況を把握し的確に徴税するくらいの能力がなければ、 地方で政府の命令を実行することなどできはしない。
それに、地方に徴税機構を張り巡らせるということは、 それだけ地方に行政機構を整備するということと同じである。
教育と公衆衛生に関しては不十分ながらも多くの国が地方にまでネットワークを張り巡らせたものの、 肝心の徴税機能がダメでは立ち枯れてしまう。
294 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:32:08 ID:8sgT3lRc0
#;' ;,;'. メ ':;,: [市民権・営業権の認定・取消・修 _________________________________ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┸──┸┐ ====================┌┸──┸┐______┌┸──┸ 15番 | iiiiiiiiiiiiii||||iiiiiiiiiiiiiiiiiiii||| 16番 |__lニニl_l||l_lニ| 17番 ────┘ =======||||==========||└────┘__lニニl_l||l_lニ└──── ||[[[[[[[[[[[[[[[[||||[[[[[[[[[[[[[[[[|| .|l_lニニl_l||l_lニニl_l| ∧_∧ =======||||==========|l 〃ノノ^ヾ |l_lニニl_l||l_lニニl_l| (´∀`;*) [][][][][][]||||[][][][][][][][]|| リ´-´ル |l_lニニl_l||l_lニニl_l| ─── ────‐,──,──────────────────── 誰も来ないモナ  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄だって、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄| 予算不足で何もできないんだもの… .___ ...____| |______________________
ここで徴税を捨ててしまったので、 新国家群は地方の行政機構に力を入れる必要をなくした。 地方の行政は形がい化し、機能不全のまま放置されるようになった。
教員のいない学校、薬のない診療所の誕生である。
しかし、これだけならまだよかった。
297 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:35:35 ID:8sgT3lRc0
,. -─… 、 / ヽ _ .. - ─ - _ / , ¨ >‐…‐ 、 ' , ' /⌒ \ / / / / \ \ .' / / | fハ, \. ヽ | , ,' , ' ' |. トャ| ヽ ヽ ', | / | / / │ j ハ !│ | | ィ ', ' へ. | ' ハ, ! ,.' | /| ,.' | !│ | |, |. │ | | l| ___ レ ハl /, _|_i |_|_|_ ト、 .ィ_j斗 │ | | ,' 〈´¨Y¨L,.=、 |/ | | | | l ィ'ir=zr ヽ| イ_jハ| ,り'│ l _,.=t=t=≦¨!´:γ´¨ヽ丶 ′ │ | ト,. ハ ハi辷7 ゝ' / /| イ ,'__,--─==''|三[l::[l::[l三ニ|::::{:::!⌒ヽ:l:::| ハ │ | | |. トl ハ __ ' イ /'|//j/´¨三三三三三!三三三三ニ:|:::弋ゝ='.ノ::::|!. | !. │ 从 ヽ,ハ ! / V .イ / ./三三三三三三三ニ:|三三三三ニ:!:::::::`ニニ´::::::! l l | ! ∧| ゝ.. _ `ー_' イ ,/'三、__,======ⅲⅲⅷ!}、三三::f}三',三三三三::_'. | l | >' \_ 「、_j_/l三:::IIIIIII三三三 ⅲⅲⅲII|ー―――‐ゝ三三三::/ | l jr-‐''⌒ヽ\ /7ァ'j'/==t_,ゝ三三{T=、、f¨ヽ三ヽ====斤`ー―‐‐!三二ニ:〈¨ | | /⌒ヽ ト '_ ..//´' ̄ ̄\三三三!三:、三三=ソ::j_|三三三ヨ==f ̄ ̄ ̄`ヽ. / , 7 `7'フ'´ r'´ / `¨ ̄ ̄{ ̄ ̄{ j三三fニニニニニニニ='庁´三ニ/三三ミ、ヽ ' t==' `ー、_/´ / |::!|f __,=──''¨三三V三三三三ニ',::::,'三ニ::!::γ⌒ヽ::::} / /´ ̄ ̄√ | |:弋| {l`¨ ̄ ̄ ̄}==、三──`ー‐::::|三...::j::::{:::::::ソ:::::| / /´´ '. ゝ、`'. ー――――'¨ ̄ ̄} \三三三三三三ヽ.三弋=='::::::j i / ,.. イ \ \'. 、___{l___ノ ` ̄ ̄¨¨¨---==三三三:::/ ヽ ` ヽ
見捨てられた地方では、やがて弱体化した地方行政機構の合間を縫って、 治安維持のための顔役が登場してくる。 彼らはやがて武装化し、何もしてくれない中央政府に反抗するようになった。
こうなると内戦である。
300 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:39:11 ID:4lohj8FA0
で、顔役たちは求心力維持のために敵を設定しなきゃならんし 中央にしても内戦鎮圧する力があったらそもそも発生してないし、と…
299 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:37:50 ID:8sgT3lRc0
//////////////∧ / / ,、 ,、 ヽ 、//////////////∧/ / 厶∨ヘ l . \/////////////∨´/ / / / ! l \////////////∧l | | | | /ヽ ! \///////////∧ ! ! ハ l / / | / , \ \//////////∧. l | |、__,ィ弋´ | `/''ナ一!-/ / / \ \,/////////∨、 ヽ ヽ\f乞ヾ、 /ィ乞ミk/ / / / \ 、 ////////∧ヽ \∨f:::::} ` l:::::::::::レメ / / \ ヽ////////∧ \ ヾ 弋ソ 弋:zソ/ / / \ 、///////.∧/ \ ゝ , / / / ヽ ヽ///////∧ `ヽ、 ーっ /_'7´ ,.イ| ヽ \//////∧ >、 _,ィ / / ` ヽ ヽ,/////∧/7/!/ `丁 / // \ ヽ/////∧/ ___ ,. イヘ! / /,イ┐ ヽ ヽ/////ヾヽ ヽ:::::::::|´ノ / ,/!//:::::/`ィ─- 、 ` 丁 ̄∧二∧_\ ヽ::::::ト'´`! / /:::::://´ ヽ | / f'ヽ' ̄_,.).|\ \l'´`l //:::::::// | |/ | ,.)! \ !_イ/-─' ,イ / ! r | ´ 〉\__ヽ/ ̄ ̄/ | / | レ'| ノ!,.ヘ / 7 ̄ ̄ ´ r_'´_,. - 、 ノ /__/ // ヽ | /´___ `ヽ / /ー/ イヘ,/´__ \ /, -──ー `ヽ Y
まずいことに、多くの国の財政のもう一つの柱である資源は、 首都にはない。あるわけがない。
資源を生み出す鉱山は首都から遠く離れた山の中にあるわけだが、 ここの支配体制はどうしても首都と比べて弱くなってしまう。
地方に生まれた武装組織はこれらの鉱山に進駐し、 やすやすと支配下におさめた。
302 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:40:36 ID:gvRRsfKQ0
政府軍は何やってるの?重要な鉱物資源の産地なら、国内の反乱対策のためにも 軍の守備をそれなりに固めていそうなんだけど。
これが可能な状況になると、 政府軍ももうグッダグダです。
304 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:42:10 ID:Bom.5xdU0
軍閥という言葉を知っているかね?
305 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:42:40 ID:ZceYzlsI0
徴税がうまくいってないのに軍が機能するわけないじゃん。 あと袖の下とか横領が横行するよね。
301 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:39:53 ID:8sgT3lRc0
│:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::^ゝ、 丿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ ,'′―――――――――‐‐---___:::::::::::::::::│ l′____________ ^‐‐--___ゝ __┘::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄"───‐ー......_ ゝ _..r─"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ''ー--'ヘ '''''''广"゙'、 _/: : : : : __  ̄ ̄ ̄─‐--....,,__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー │ 1 ,'_r′_一''" ̄ ● 「: u: ! .. ニ^''‐ー--..、:::::::::::::::::::::ゝ :l- |〃: u : ゝ _/: : : '、● `''ー 、 ゝ ̄ ̄ ̄、 ./’ ノ: : : : : : \、 _/ _‐'u ゝ `'ゝ: : l│- ゝ ウチだって、 丿 丿 、_ , `''ー‐‐'''´:广’ ┴x ゙' 、 _/:u: : :゙l> │ 別に払いたいわけではないんですが… │ │ `"' 丿 `‐ 、_..--′ `''‐‐ー‐": : : : : : : 〕 、 . ,ノ'、 卜 ....t{ --..------―-_........_ `'ー--- │ ヘ、 これまでの投資を考えると、 /:::::\ :ト ´`|'、 了"'''''''f''''''''''''''¬‐-- ユっ-..,, │ l-、 むざむざ撤退も… ,,..ォ-―''′:::::./ア゙r | ゙ー∟ ノ 亅 「 ``T''''゙'‐_ u. │ 丿::::^''::- 、_ ..、 ../ 〕 〕:::::::::::::/丿:::::'、 u .儿.. ``ー'ゝ、....,,__」 │___∟--テ ` 丿 丿:::::::::::::::::: ̄''┤ 丿:::::::::::,'丿:::::::::ヘ <ヘ `ーy..__  ̄ ̄ ̄ ̄` ___ ノ ./_,,..r' 丶:::::::::::/''ア'L⊥ イ ..rニヽ、:::::::::`ぅ 、 `.. \│ ``'''''ァ――'ナ''''"´] rソ ノ´ ‐ヽ_:::::│''ー''´`'' | ‐’ ヽ/ 卜:::::::::::ヽ\、 \ `ゝ__ | 〔 ..rク'′u / ./ 冂l!'⊥_ 丿 ,,/::::::::::::::::ヘ ^' 、、 `''‐.. >ーゝ----ゝとン'´ ..〃 l ´゙゙ `'、 / _/ ..‐i弋┐ '、 `ヽ..,,_ ゙゙''''''''''''''''"´ _,v‐' / ,,,,_ ゙ゝ ''、 - :|┘ ゛’ ′ ヘ、 ノ `^ゝ、_ __..x....-‐" / / |'ア'' 、ヽ │ 丿 / ゝ ,,/::::::::::::::::::゙''''―‐'''''^′::::ヽ / '、` '''、 ゞ │ r′ `′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ/ ヽ、 ′
ここで注意しておきたいのは、 鉱山企業が反政府勢力をあおって反乱を起こさせる、ということはほとんどないということである。
考えてみればすぐわかる。 鉱山企業だって企業である。 企業が私兵を雇って自社の鉱山を警備せざるを得ない、などという状況が、 経営的に望ましいわけはない。
企業としては、安定した政権が国土をきちんとおさめてくれるのに越したことはないのだ。 なにしろ、鉱山は逃げられないのだから。
しかし、周囲を反政府勢力に囲まれた場合、 鉱山企業としては反政府勢力に権利料を払わざるを得ない。
307 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:42:58 ID:8sgT3lRc0
:.:.| : : : :|:.: |// ヽ | | l ヽ :.:.:l; : : : :|: :|/ ___|_ _ハ | | i :.:.:.l; : : : |:.:| /゙´ | / `ト、 | | | :.:.:.:.l;. : : :|: | ′厂xデ≡=V、 | │ ! ! ::::::::ヽ : : | | 〃 |/ __ \`ト、 j / ! .:.:::::::\ : :.|:ト、 ´{ 'j|゙::l;cヽ Ⅵム/ ,. ´ | :.\ :::::::\ .::ヾ: \ ';:...┃:r} //` /. | :::::\ :::::::::\:::::\_ ヽ、,`_ノ ´|:./ / {: / :.:.:::::::\ー---三 ̄ _ヘ、___,/..;j/ / |: / ヽ、_:::::::::\三三三 __,.ヘ / /| |: / \三三三三三三三ニ-─ ¬ー,〉 ̄ :^| ヽ{ ::::::\三三イ',.-''´_,r──‐‐、/ ,ハノ| `ヽ ≧==ミ<く/ /::.:.:. / /: : . .'、 ヽ 玉三三三\/:.:.:.:.. ,.′ ,.′: . .: \ ヽ 三三ゞ三三三\:.:.:.:..... .. ../ /\_ト、 \ 丶 `, 三三三三ゞ:三三≧==こ´ /| \ \トヘ、 i .三三三三王三不三三{__// | \ ヽ l 三三三三ノ/ |三三三/〃 \ ヽ } |
ここで思い出してほしい、新国家群の財政は鉱山と援助と専売制、それに関税に由来していることを。 徴税にそれほど頼ってはいないことを。
つまり、徴税というシステムがうまく機能していない以上、 一般市民は財政にあまり意味をもたらさない。 財政は鉱山利権によって賄えるため、 一般市民は利益構造に絡まない。 そのうえ、武力で無理やり制圧した地域においては、 市民の統制にも費用が掛かる。
…つまり、 一般市民自体が、 不良債権と化してしまうのだ。
「資源の呪い」である。
こうなってしまうともはや救いはない。
285 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:25:32 ID:urtGsMwI0
だめだこりゃwww
295 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:32:40 ID:oU6LsW8k0
もう完全に負の連鎖に突入してますねぇこれ
311 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:45:35 ID:4lohj8FA0
市民そのものが不良債権ってのはなんか目からウロコというか なるほどなぁ、当時はそういう感覚だったのね…
いや、いろんな研究書では、 資源の呪いのことは書いてても 市民=不良債権とまでは書いてないんですよ。
…でもね。 読み込めば読み込むほど、そういう結論しか出てこない。 あれ、ひょっとして書くに書けなかったんじゃないかなあ、結論がひどすぎて…
362 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 22:15:09 ID:Bom.5xdU0
ハゲてる人を公然とハゲ呼ばわりしたら事実であっても名誉毀損で訴えられる的なアレですね、わかります。
いや、言っておくけど、 俺はあの辺の市民が不良債権であるとも、 そういう扱いを受けるべきだとも、 全く言っていないからね!?
そこだけははっきりさせておくよ。
「あちらの政府や武装勢力のトップの幾人かは 間違いなくそう思っているだろう」というだけで、
俺はそれが妥当だともいいことだとも思ってないから! むしろ恥じるべきことで、さすがに何とかしなきゃならんだろうと思ってますよ!?
353 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 22:09:09 ID:AOS6/X7s0
資源国って突き詰めれば支配者と資源施設管理人員と軍だけで国が成立できるんじゃnry
ぶっちゃけ、そういうことなんですよね。 市民なしで国が回っちゃう。
だから「資源の呪い」なんて言われるわけで。
312 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:45:46 ID:D5Rk02Yo0
不良債権=一般市民を切り捨てよう
317 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:50:11 ID:w7PtB.Ds0
崩壊国家のソマリア、 紛争ダイヤモンドで問題となったシエラレオネ、 色々頭に浮かびますな・・・
310 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:45:33 ID:8sgT3lRc0
ミヽ i川 ミyI 川i .'ミヽ-=., __ _,} .{ ス f {j .ノ ~´>、`>-.、 .γ::::::::ヽ~'彳ハ . | .!. __ }.ハ `>.、_`>- =、_ {::::::::::::ノ _,ノ .} l, ヽ、 γ::::ヽ 」 l >-<,  ̄`>-=" ,/ . `'>.、二"'''"⌒'.7-='",. イ マ "';:::シ . `ヽ, ,. .,γ } 、ノ j''. :. { ,' .ソ ヘ :. i { ,/ j, :. ヽ、 マ. ヽ, _」 , ハ l ::... ..:: "ニヽ ,.< .:.:.:::::j:.::.:..ヘ | , ,ノ'', ム .:.:._.::.:.ィ'""ヽ,:.:.ヽ, ノ::... i:.:.:.:..,イ:.::j ヽ, ~ヽ ヽ,."ヽ, ,イ .:.:._ノ'ー彳!:.:.:i >、 \_ ヽ,. ハ ./ .:.:.::/ マ:.:l "''、,. ) .ヽ, ヽ,__ / .:.:.:.:∠ }:,:{ } ,イ >、,ン 7 .:.:::7" },...>、 "´ '':、 ⌒`>、 ⌒"´ > 、_ ヽ、,__ ヽ,,. シ マ .{ マミ} {シ
武装集団(リベリア)
各地の武装集団は鉱山を確保すると、 その周辺にいる住民に対しありとあらゆる暴虐を働いた。 税収が見込めないのだから、丁重に扱う必要はないわけである。
314 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:48:43 ID:8sgT3lRc0
. 丿,.:.:.:.:.:',:.:r'i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ, / ,:.:.:.ィ ,i' 'i,i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i i : :.i: ``'‐、:.:.:.:.:.: i' `'ヘ ':i _,.-‐''- _,.Lr‐;.:./ 私が村長のムスカだ。 '‐<>- 、,_r'"゚´~`i゚ i' f /:.i i,_ _,i '‐--‐'゜ /.:丿 もし望むものがあれば何でも与えよう。 . ヽ ̄ L、 i 〈-'´ だからこの村から退去しては… ヽ. __,,...-‐' / i,‐z, ヽ - / _,.‐'´`>、_ ヽ. __,.. - '-‐'_,.、‐'´:::::.:.:ヽ_ ┌'`]'"´~__,,.‐'´::::::::::::::::::::::::::..``'''‐‐- _,,..、-‐'~'‐t-‐彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....:.: ,r'´ ィ'´ i/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
, ' 〆 // ノ / / i ,i |i ,' |i i| |i i| .|i | .i、 ゝ i、 ザンッ .i| ゝ .i| 丶 .i| \ .i| 丶 .i| 丶丶、、,, i| \ゞ` i|、 `\ 、、, ゝ `丶`\ゞ \ ,. ミ\丶 ` `;丶\丶 、`丶 \ 丶 \
318 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:50:41 ID:8sgT3lRc0
,.,,,.--;;,.、 ,.-':::::::::::::::::::\ j';;:::::::::::::::::::::::::::::ス 目がぁ、目がぁーーーー!! l':::::r',l,.,っ:;-;:::;:(゙ 、;、 l:l'j -' l/,''-ァ- y lぃ . ゙l ′' /j''゙l ,l' ,.-、 . ,.......゙, ,''ニ__;.l ゙y 〉::::::`:::::-::、 /::::ヾ 、 ,ィ'゙-- ' ,゙-、 / /::::::::::::::::::::::::`:::- /:::::::::::::::,ィ゙ - 、=,ッ''l:::゙、ケ入:::::::::::::::::::::::::::::::: r'ス::::::::::::::::::/:l゙ -ッ=---、:::::゙l,;;;;;;;;` -、:::::::::::::::::::: ,l'::::::::::::::::::::/:::::::゙、,j::::::'.:ヾ.:.:.`.、:::::` :y;;;;;;;`::-、::::::: ,./::::::::::::::::::/;;;;;;;;;;;;;;;;j::::::'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.゙、::::::::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /:::::::::::::::/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,l::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:- イ:::::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
集落を制圧すると、武装勢力は略奪を行い、 気ままに人々を虐殺した。 さらに生き残った人々に対しても、目や手、足を切り落とすなどの蛮行を繰り返した。 こういった不具者は生産に寄与しないので、 この集落が属する民族の勢力がこの村を奪回した場合、経済の足かせになるのである。
323 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:53:37 ID:8sgT3lRc0
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ィ;;;;;;ィ;;;;;;;ヽ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ/;;;;;;;;;;;;;;/-'-'"///;;;;;;、;;;;i ;;;;;;;;;;;;;;;__;;;;;;;;;ィ-'"´ ´ `',.=、_!' /イ;;;;/i;;| |! ;;;;;;;;;;;;;/ ヽ;;;/ イl;i' ` /// /' ;;;;;;;;;;;;;;l r, i/ ,.,.,. ゞ !' ;;;;;;;;;;;;;;l ' :;:;:;.,., '、 ;;;;;;;;;ヽ`>- ;:;: ,./ ;;;;;;;;;;;;;;!" ,:;. ;: ;. , -,ァ' 村長さんになんてことを! ;;;;;;;;;;;/ ;: ゙ーォ ;;;;;;;;;/ヽ ,._ / ;ヽ;;/;;;;;;;ヽ / '' ー- ' ;;;;ヾ;;;;;;;;;;;;「 `ヾ、 ;;;;;r;;;;;;; ̄`ヽ, `、 ヽ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i !'
/.:.:.:.:.:.:.:.:./ !.:.:.:.:.:.| ヽ.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! !.:.:.:.:.:.! /⌒|ヽ.: ハ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.! 、:.:.:.:|/ !.:./ ヽ.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:! / / .:.:.:.|.:.:./|⌒ ヽ.:.:.:! /ヽ!/_ヽ !.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:! (⌒'⌒) ./ / . . ト、:.:.:! \i ト..イ (::::j |:/.:.:.:.:.:.:.:.:! (⌒'⌒) \/ |.:.:.:.∧.:.:.:.:.:.:.:V\!イ⌒ヽ ヽ::'⌒>´ /.:.:.:.:.:.:.:.:.l \/ はうぅ~ 、.:.:.f !.:.:ヽ.:.:.:.ヽ レノ`7::j  ̄⊂⊃.'.:.:.::::::.:.:.:.:.' (⌒'⌒)\l |.:.:.:.:l\.:.:.ヽ\:ゝ ´ ノ  ̄ ̄| /イ:::::::::.:.:.:|.:{ (⌒'⌒) かぁいいよぉ~! \/ ヽ.:.:.、 \:.:.\⊂⊃\/⌒| |:::::::::.:.:.:A;| \/ お持ち帰りぃ~! \ヽ /`T ` \ ノ (二ゝ 、/ \ (⌒'⌒) `冫.:.:.::丶.. _ ,.ィ\ \ ! | (⌒'⌒) \/ /.:.:.:::::::::::::ィゝ〒ニ二仁」 \ ヽ '___」 \/ ;.:.:.::::::::://Y ! | l⌒ト、 /____」 |.:.:::::::/ | ! ' ヽヘ、 /二二二| |.::::::/ \ |〉へ \ |ノ l::::/ 〉>ァ┬ | \ \ !
326 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:55:46 ID:8sgT3lRc0
_ '、ミ;`r-r;;、  ̄`(;::ハ _,,,-'''フ_--, て;,`, , -__‐::;';;;;;;;;,,;;;;;;;;;;;;;;; ノ彡 (;:::,'://:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; _,/7 _ 7 |/::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|_ ,,,,,、, ,,,-<ソ'" ,,-''' .::`.. 、 i;;:::::::::_;;;;、-,:::::,イ、::;;;;;;;i,;;ヽ、;;)ソ'":::::::::: ̄` 、 / :::::::::::::::. !::::::ノ___, -''''" 、__`、;;/-''" :::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ / .::::::::::::::::::: r、| イ゚j` 'l゚j ハ'' .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':, パズー!パズーっ! ,' .:::::::::::::::::::::::: 、_: ' iノ ̄''''''‐ 、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::| | ::::::::::::::::::::::::::::/^ 、 == /i:.:::::::::, :.::ヽ_ :::::::::::::::::::::::::::::::| | :::::::::::::::::::::::::: | ll ` -'",,/:.:::::::: | .:.::::::` 、 ::::::::::::::::::::::::| . |__ _,,‐‐-<,,___,-ー_;'::i ` ー''''":.:.::::::::: | :.::::::::::` 、 ::::::::::::::::::| (ヽ`t-l´ : : : l;l-ー''~:::::::::`ー、 :.:::::::::::: 、 .:.::::::::::::\ _,,,,,,L -――― ヽ_|,_!i :`‐ー' :::::::::::::::::::::::::::| ヽ、_ .:.::::::::::: ヽ、 .:::::::::::::::ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::: 、|,、,..):、 :::::::::::::::::::::::::| / >:::ー''''''":.:.::::::: ヽ :.:.:.::::::::::::::ヽ :::::::::::::::::::: . ヽ,;:;:;:;..,,,. ::::::::::::::::::::::| /:::::::__,-‐''":.:::::::::::: | .:.::::::::::::::::::::| ::::::::::::::::
さらに武装勢力は、子供や女性を大量にさらっていった。 女性は娼婦に、子供は少年兵にするためである。
ここまで状況が悪化すれば、 もはや国家など崩壊同然である。 内戦が終結したところで国家復活の道のりは非常に遠くなる。 じっさい、この状況がなんとかおさまったリベリアやシエラレオネでも、 復興は遅々として進んでいない。
320 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:50:48 ID:gvRRsfKQ0
映画の「ブラッド・ダイヤモンド」そのまんまだな・・・ あの映画観てて、反乱軍のRUF兵士が、 北斗の拳のヒャッハーなモヒカン共に自動的に脳内変換されたのを覚えてる。
329 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 21:59:47 ID:8sgT3lRc0
,,.. ,, ,, .. ,, ,, -'' ;‐- ,, ,, ..,, - '' "'' ー ; .., -'' ''ー - ,, _ ,,, -- '' '' ー - : ,, '' ー - ,,, :- '' '' ー : -'' :: ::: ::::: :::: ::: ,,,,,;;;;;;;;,,,;;;;;iii;;;;;;;iiiiiiiiii;;;;; ... ........ .......... / /ヽ .ヘニヽ ヘヘニヽ、....ヘニヽ / /ヽi..〃、............. ;;;;illll;;;lll;;lllllii llllllliillllll !-!-! Ll_l LLl_l-! Ll_l Ll_l !-! ;;;;;ゞ;;;;;;;lllll;;liilll lllii;;lllll
' '' ' ' '' ' ;' ;; '' ' ' ' ' '' ' '' ''' '' ''' '' '''' ''' ;' '; '' '' '' '' '' '' '' '' '' ' '' ''' '' ''' '' '''' ,;' ';, '' ''' '' ''' '' '''' ''' '' ''' ' ,;' ';, "" """ "" "" ,;' ';, "" """ "" "" "" "" "" """ " ,;' ∧_∧ ,;' ∧ ∧ ( )';, "" "" """ " "" "" "" """ ,;' ( *) ( O ) '; "" ,;' (| | ヽ ヽノ '; "" "" "" 、,,;;;ゝ;;))ゝ;;;ゝ)) ,;' ~ ,,つ (__) ''; ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;))ゝ;;;ゝ "" """ "" ,;' し' '; "" ""ヾ;ヽソ;;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))
ここまでの状況は極端だが、 それでも徴税能力の低さと地方軽視が生んだ弊害は 相当なものだった。
ボツワナは、 収入の的確な使用によってこの罠からは逃れることができた。
特に援助を的確に使用できたことは、 以後の経済発展にとって重要な役割を果たすこととなる…
306 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:42:44 ID:3Kqf51GE0
今までアフリカの貧困は先進国の無計画なODAの責任だという話をよく聞いてたから 単に日本を含めた先進国が搾取している様な印象を持っていたから こういう事実を見せられるとアフリカに安心した様な幻滅した様な複雑な感情が沸いてくるな… …勿論全くの無計画で援助を行った側にも問題は有るんだけど
322 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:52:48 ID:aSW1B4BQ0
アフリカ諸国って植民地になる以前の王国とかでも 金や塩とか奴隷の交易で稼いでてあんまり農耕のイメージ無いよね
325 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:55:38 ID:4lohj8FA0
>>322 パッと出てくるのはローマ支配下で小麦の生産してた地中海沿岸の北アフリカくらいか… あとはそれこそモノカルチャーくらいしか…
328 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:58:44 ID:ufm6rNGM0
>>325 北アフリカ含めていいならエジプトなんかまさに農耕を基盤に栄えた王国じゃないのかな
327 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 21:58:16 ID:gvRRsfKQ0
「ナイルの賜物」と歌われたエジプトは、その筆頭格だな。 ナイル川の定期的な氾濫で、川の周辺は毎年肥沃な土壌が流れ着いていたとか。
339 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 22:02:45 ID:8sgT3lRc0
あと、基本的にはこのスレはブラックアフリカ対象です。 北アフリカはアラブ文化圏なので、 ちょっと「文化が違~う!」という感じで… 統治もブラックアフリカよりは数段マシですしね。
336 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 22:02:08 ID:y6gqffN.0
>農業国
エチオピアもなにげに農業国。 聖書の時代からの王国なだけはあるw
あとはルワンダがアフリカ屈指の肥沃な大地だったりする。
348 :怖~い夏のホラー祭り、八月二十三日から開催だお:2013/07/11(木) 22:06:41 ID:3Kqf51GE0
乙でした アフリカ貧困理由が段階を踏んで説明されたのでとても分かりやすかったです
358 :Opqr ◆XLjdU8ssbY:2013/07/11(木) 22:13:08 ID:8sgT3lRc0
,,、,、、,,,';i;'i,}、,、 ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃 ゙、';|i,! 'i i"i, `、||i |i i l|, 、、__人_从_人__/し、_人_入 ',||i }i | ;,〃,, _) そんなひどいことするわけないですよ! .}.|||| | ! l-'~、ミ `) 神がお許しになりません! ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒ .{/゙'、}|||// .i| };;;ミ Y _ _ .i|,];;彡 i ・ .〉. ・` H;;;ミミ { ( _,:、 ゙};;彡ミ ゙i ____ .||^!,彡ミ _,,__ ゙i ヽr-ノ li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;'' ,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ, ´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,='' ;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-''' ''''' ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/
ソマリアのみなさん
ちなみに、あのリアル北斗の拳のソマリアでは、 なぜか手やら目やらを切り落とす事案は聞いたことないです。
スーダンではいろいろ起きているから 必ずしもイスラムと関係があるともいえないと思うんですが、 これに関しては1もよくわかりません。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
≪ 前ページ | HOME |
次ページ ≫
>>358
ソマリアはほぼ単一民族だからかな?氏族の違いはあるけどね。
イスラム原理主義組織以外は、それほど過激でも無いイメージ。
海賊は信頼で成り立っている産業だから、人質に暴行は加えられないね。
「謎の独立国家ソマリランド」という本がすごく詳しいよ。
ソマリランド・プントランド・ソマリア、おおむね網羅されている。
当時どころか今の日本でも出来ていない「ハコモノの維持」を平然とやってのけてるところがすごい
本当に国民の方を向いて政治をしてるんだなぁ・・・
アフリカの農業は、温帯と違って、ちょい難しいところがある。
伝染病をどう始末するかということがあるんだな。たとえば、人畜共通の伝染病である眠り病(感染元:ツェツェバエ)なんかは、野生動物はあんまり重篤な症状にならんけど、人や家畜には、猛威をふるいまくりだし。ほかにも、出血熱系とか、マラリア、黄熱病とかいろいろある(エイズもアフリカ由来だし)。東南アジアにもマラリアとかはあるんだけど、アフリカの伝染病って、ワンランク上なのよね。不肖宮嶋のシリーズで、ルワンダのPKOについていく話があるけど、はだしで歩いていると爪の間から入ってくる謎の寄生虫とか、感染するから水につかるなとか、太平洋戦争の南方でも合わないような感染症がゴロゴロあった(自衛隊の軍医からの通達でやってはいけないリストにあった)。
農業開発するというのは、自然に人間が手を加えることになるんだけど、ジャングルが伝染病の魔窟のアフリカでやると、人畜が大変な被害にあうことも。資材、薬品などの物資を輸送するためのインフラが弱いうえに、栄養状態もよくないということもあるかも知らんけど(ブラジルは、アマゾン開発ゴイゴイだからなあ)。
少年兵の問題は、結構重大な問題でなあ。
少年兵(兼娼婦というのもいる)は、小学生か中学生くらいでさらわれてゲリラの中で生活するわけ。んで、ゲリラの中では、勇猛さ(見方を変えれば野蛮さ)が重視されて、残虐行為を率先してやらされるわけ(子供なので、ある意味素直なため、大人より残虐行為を受容しやすいというのもあるとか。通過儀礼(ゲリラへの入隊)として、殺人、身体の切断をやらされるところもある)。で、これで出世していくとジャングルコマンダーというゲリラの幹部になっていく。十代で大佐とかがいるんだな。
しかし、この結果、リアル北斗の拳のモヒカンみたいな精神になってしまうの。ところが、物心ついてから、この状態なので、内戦が終了して、平時に戻ったとしても、頭の中がモヒカンヒャッハーなので、社会に帰還できなくなっちまう。気に入らなきゃ、腕を切り落とせばいいとかいう思考法だからねえ。
少年兵については、ウガンダ名物「神の抵抗軍」とか悪名高いのがゴロゴロ。
不具者を大量生産することで経済的な足かせにさせるって、
まんま戦時中の発想だな。
敵兵は殺すよりも重傷を負わせる方が相手の負担になるってやつ。
戦闘不能の傷病兵でも生きてればメシを食い続けるから。
初めて『ブラッド・ダイヤモンド』観たときは政治的な事情くらいしか理解出来てなかったけどこうして見ると裏には歴史的・経済的な事情があったんだな
いや当たり前だけどさ
>59020
「MGS2」の不人気主人公、ライデンがリベリアの元少年兵って設定なんだよな。
一応子供向けのゲームで重いテーマをよく扱ったよ。前作も核がテーマだったけど。
コンゴ動乱の時のユニオン・ミニエールは割と企業が反政府勢力を煽ってたところはあるかな
ここもモブツの独裁が始まったら海外からの支援が片っ端から着服されてインフラ荒れ放題というお決まりのパターン
民は生かさず殺さず生殺し、と言うが民からの税が基盤になってないと収奪資源兼不安材料で殺しちゃっても問題ないのか…
村で自分自身で守れるほど強くなく(というか強くなる前に刈り取られる)、結託してもたかが知れてる…悲惨すなぁ
歴史的にずっとピラミッド構造の中に農民の代わりに資源が入っててそれで回っちゃってたんだな
4割50本打てる小田はどこですか!?(錯乱)
>ハコモノの維持
まあ日本もどーしよーもない施設を作りまくって、
今や老朽化対策をどーしよーかという話になってるが、
他のアフリカはそれ以前のレベルなんだよな……
少なくとも日本では、工場作ったがインフラがないので操業できないとか、
道路作ったが、保守が不十分で凸凹だらけという話は余り聞かない。
アフリカのみならず、近くの北朝鮮でもそんな話は結構あるときく。社会主義的なトップダウンが見事に弊害を……
(順川ビナロン連合企業所、平壌-元山観光道路など)
アフリカへの寄付とか支援とか言ってるプロ市民()って
こういうアフリカの生々しい現実を知ってるのかな。
知らずにやってるなら無知、知っててやってるなら救いようのない馬鹿。
「ふるさと創生事業」
好きにどうぞなんて1億渡して
有効活用できたのどれだけだったのか?
途上国が自力で金を稼げるよう指導する開発援助が重要であって
薬やら食べ物やらを無償であげるような人道援助はあくまで副次的なものでしかない
大半の日本人は途上国への援助と言うと後者を思い浮かべるのだろうけど
『銃・病原菌・鉄』によると、人口爆発の要因となった作物や家畜はアフリカでは育てにくいとか。
(自分もこの本を全面的に信用してるわけじゃないが)
だから元々、農業や畜産の軽視があるわけで。
今の国家システムがそもそもは農業を基本にしている時点で、アフリカに勝ち目はなかった……。
食料の無償援助は最悪、現地の一次産業を壊滅させるからな
アフリカ自身に問題があるのも確かだが、援助の中に破壊的な物が多々有ったのも確か
この資源の呪いを解決しようとおもったらピラミッド構造の一番下にある資源のすぐ上か下に一般民を組み入れなきゃならんのか・・・
俺には採掘を地元民に任せて国が個人からの買い上げ制にするくらいしか思いつかん
276-301のくだりが、日本の武士団誕生の過程と似てるように思えた。
※59049
それを元に純金製のコケシを作った黒石市は、最終的に1億9千万でそれを売却したので儲かったと言えば儲かった事になる。
アジアにあって、戦争に巻き込まれたわけでもないのに
今だに発展しているとは言い難いフィリピンにはどういう問題があるんだろうか
フィリピンは人口が離島に分散してて
インドネシアやマレーシアと違って交通の便が悪い
>「ふるさと創生事業」
あれの一番の勝ち組は、一億の金塊を買った町だと思う
見世物にして観光客を呼んで儲けて
っていうか実は買ったんじゃなくて、バラマキ一億円を保証金にしたレンタルでしたーってオチで
話題性が無くなってそのうえ金相場が上がってレンタル料が高くなったところで返してるんだよな
賢かったと思う
※59067
フィリピンは昔から地方地主の勢力が強く、米・日の支配下でも崩せなかった。
戦後はフクバラハップとかの共産ゲリラと内戦が続き、さらにマルコス長期政権が絵に描いたような腐敗政権だった。
まあ、アフリカと違って、人的資源(教育水準)は周辺諸国と比べてもやや高めだったんだが、国内に仕事がないので、みんな出稼ぎ。
たしか国家の収入のほとんどが出稼ぎ労働者の仕送りだった。
政権の安定と内戦終結で、ようやく近年、発展の兆しが見えてきたようだけど・・・
>>59072
別の自治体かもしれないが、あれは定額で買い戻し特約が付いていた。
何十年後かにまた1億円で発売元が買い取りますよ、って契約。
実際、観光客が触りつづけたおかげで磨耗した上に景気低迷やら円高のおかげで実際の価格は何割か減ってたのに、1億受け取ったはず。
まぁその後金価格は上昇したから、販売元も損はしてないと思うけどね。
ボツワナのセレツェ大統領の一代記のお話なのに
基本的な地方行政・地域経済、開発援助について
分かりやすく学べるのはうれしい
しかも実例付だからイメージしやすいし
池上彰のような解説だからとっつきやすい
大学の授業ではこうも学べなかったからな(泣)
考えてみたら、植民地化される以前のアフリカって
奴隷を欧米やイスラムに売り出して儲けてた節もあるしなあ……
都市部の富裕層だけが国を構成している感覚が、結局抜けきってなかったんだろうか。
「ヨルムンガンド」ってべつにアフリカとは関係ないよね。
じゃあなんでって、「少年兵」か。それだけ?
アフリカで未だに混乱続いてる国が多いのが納得できる反面
どうしようもないやるせなさあるな
中国の統一政権末期とか日本の平安時代末期の状況が、今のアフリカで起きてるのか
しかも何がしらの権威が無くて、トップに立つ人の教育も行われるか怪しい状況
セレツェ・カーマがボツワナで成功したのって
イギリス留学が大きく関わってるよね。
そもそも奥さんがイギリス人だし。
先進国はODAと同じ額の金を使って
貧困国のホームステイを受け入れたらいいんじゃないの。
将来は第二第三のセレツェ・カーマが現れる可能性もあるし。
米作に適した気候ってだけでもう日本はチートなんだよな
水もいるし手間もかかるけど米の収穫率の高さは小麦の比じゃない
百年くらいも戦国できたのは米の生産性故って話もある
大生産地なら生産者が食う分とって年貢おさめてさらに都市部に売れる
明治になって西洋式の品種改良技術導入でさらにドン!
立川在住のJ.Cさんに聞いたら『もう日本はほとんどエデン』って仰るはず
※59097
ホームステイじゃなくて留学生だけど、米国は途上国からジャンジャン受け入れてるぜ。あとイギリスも旧植民地からの留学生が多いし。
※59099
アメリカの大学で能率的な官僚制度の構築について教えているのかな。詳しい人がいたら教えてください。
どうもアメリカの理論は企業統治論に偏っていて、官僚に対する否定的なイメージがある。勘違いならすみません。
先進国はODAと同じ額の金を使って
貧困国のホームステイを受け入れたらいいんじゃないの。
将来は第二第三のセレツェ・カーマが現れる可能性もあるし。
>>>オーストラリアがアジア通貨危機以前はコレやってた。メルボルンは20世帯に一つはホームステイ収入で
食いつないでた 究極の失業対策。
ボックスヒルと言う駅があってだなその駅前は韓国人と日本人留学生の溜まり場があってだな・・・
石を投げればアジア留学生に当たった。
日本も明治以来は、ずっと人口過多の無資源貧乏島国だったからこそ馬車馬のように働いて今の繁栄があるわけか。
昔は日本も金銀一杯でたらしいけどね。
くっそ、ODAに不覚にもコーヒー噴いたw
留学生受入れはいいけど、こういう人たちって逆に国出ると思う
まあ条件なんかはある上での留学と思うけど、そもそもそれを遵守する(しなければならないという認識がある)とも思えないし・・・
↑これがあったら、世の中の難民問題、根本から解決すると思うよ
今回ようわからんのがボツワナの地方援助だな
農業にはまったく力を入れていない、つまりそこには援助が行ってない
インフラ維持のため徴税機能だけはしっかりさせたのか?
しかし生産には援助なく徴収だけキッチリとなると地方の暮らしが崩壊しそうだがなぁ
地方で工業だけ発展させたのだろうか……それはそれでバランスが悪いように見えるが
>>59104
過酷な環境から出ていきたい人とか、
土地に愛着がない人もいるだろうからね。
出ていくチャンスが訪れれば、二度と帰ってこない可能性もある。
で、ふと思い出した日本のガン細胞と言われるあいつらの存在w
※59105
たぶん、観光や畜産業、外資のホテル産業とかの徴税じゃね? もともと国土の大半が砂漠なんだろ?
農業からの徴税はあきらめたんだろう。
>>5905
農業はともかく、牧畜の支援くらいはしてるんじゃないの
あと何よりも食品加工産業やその輸送の事も考えれば、
単純に地方のインフラを整えるだけでも十分支援になると思う
>>59098
同居人GSさん「何故私の名前が無いんですか!仏罰下しますよ!!」
税金を払うってことは、
それで保護を買っているってことだな。
>見捨てられた地方では、やがて弱体化した地方行政機構の合間を縫って、治安維持のための顔役が登場してくる。
>彼らはやがて武装化し、何もしてくれない中央政府に反抗するようになった。
平安末期の武士とか室町末期の戦国大名の発生の説明と言われたら誤解しそうなくらいそっくりな状況だなw
逆に言うとそれらの国々がまともになるにはあと数百年かかるというわけだ・・・。
農村を根っことした統治機構がアジア全体の特徴という説明は目から鱗です。日本の時代劇とかだけ見ていると農村といえばお代官様とか庄屋さまとか見飽きた光景で、因習的でネガティブなイメージばかりだけど、世界規模で見ると実はアジア共通の特徴に繋がってると思えば、とたんに広がりを持って見えてくる。
聞けば聞くほどどうしようもない状況が見えてくるわけだけど、これまでのとにかく援助はずっとしてるらしいが、なんでか一向に改善しない、という認識でいたときよりは絶望感が薄れてきた。
やはり問題が明確になることで、じゃあどうすればいいかという前向きな気持ちにさせられるね。
>>59119
J.C「君んとこっていうか君自身は死後の世界の存在を説いてなかったじゃん…」
アフリカへの援助がただ食いつぶされるだけに終わってる事情が「何故か」という点で
いまいちわかってなかったんだけど、それがすっきりはっきり理解できた。
大学で金払って聞く講義レベルだわ
その1から全部読んで追いついた。面白い内容だから今後も追っかけるスレリストに入れるわ。
>>59101
行政システムを教える学科はありますよ。
ただここでの問題は、そういう学科や講座で教えるシステムってのは、欧米社会が試行錯誤の末に洗練してきた、いわゆる最適解だってこと。
電話線すら無い国に、ブロードバンドで結ばれたハイテク行政システムを持ち込めるわけでなし、維持すら出来ない。
それを使うソフトウェア(官僚制度)についても、各国が長い歴史の上でそれぞれの国情や国民性に合わせて最適化してきたもの。
それをいきなり歴史も風土も違う国へはめ込んでも大失敗するのが目に見えている。
なのに留学組は妄信的にそれをしようとする。
ゼロからの創生だからと言っても、丸い空白へ四角い箱物を押し込むようなもので、どうしても無理が出る。
国情に合わせた行政システムの近代化は、一筋縄ではいかない。
ていうかアメリカってソマリアでも碌に事情を把握もせずに一氏族に味方して氏族間の対立を助長したあげく、ブラックホークダウンして自国民が死んだら速攻で引き上げたんだよねぇ。
あいつらマジ馬鹿なの?脳筋なの?
>>59163
アメリカは第二次大戦の頃と比べるとその辺の綿密さがなくなったと言うか、
力こそパワーみたいなごり押しやって失敗するケースが増えてる気がする。
>>59155
ありがとうございます。ローカライズが大切だということですね。
風土を反映した制度設計については、現代日本にも通じる問題かもしれませんね。
今の情勢ってあちこちわやくそ過ぎてアメリカも把握できてないんじゃないかね
ケリーのおっさんが何故日本はアジアで孤立しているのかと高官に問うて
高官に関係悪化してるのは中韓だけで他のアジア諸国からは歓迎されてる
と言われたって話をふと思い出した
冷戦期とか、今から比べれば単純な構図だったんだろうな世界情勢とか
まぁ、東が西か、それとも貧乏な中立かの3つだからな大まかな選択肢として。
もちろん西側でありながら独自外交なんて言って動いていたフランスみたいな例はあるけど、基本的には2つの陣営、貧乏な中立国と言う状勢は今と比べれば簡単だろうよ。
ある専門家が、アメリカは日本占領後の発展は全部自分たちの指導がうまくいったからだと勘違いしているって言った話を思い出したわ。
実際には賢明な君主がいたり整備された官僚機構が有ったりしたおかげなのに、そういうの無視してアフガンやイラクで大失敗している。
日本の事例がアメリカに自分たちの統治は必ずうまくいくという幻想を見せているって奴。
もしかしたら、アメリカはマジで世界をそう見てんじゃないの? イラクやアフガンはたまたまうまくいかなかっただけさ、HAHAHAみたいな。
今更だがMさんってムガベか?
まんま北斗の拳状態だよね
あの世界も基本的に市民が資源を作ることができない世界だからモヒカンが資源を独占した上で市民をコキ使って、それでも問題はあんまりない
結局資源結局食いつぶしたら終わるというところまで同じ
発展途上国(資源有)に対するODA=中央政府のモラルハザードって感じだな。
外国に対する投資は無駄っていう古典派(新自由主義)がいなくならないわけだ。
自身がアメリカの役人になったとして、上司に
「独立したての新興国の現地開発援助を頼む。尚、見通しは君自身が
確かめてくれ」って言われたら断るわなw
そんな情勢のよくわからない国が無数にあるんだから
金渡して国連の票田さえ確保できればいい、になるのも無理はないわ。
>先進国はODAと同じ額の金を使って
>貧困国のホームステイを受け入れたらいいんじゃないの。
それで済んだら話は楽なんだけどね。
個人の幸せ追及したら給与も便利さも段違いの先進国で
そのまま就職した方がはるかに良いし。
郷土愛が強くて戻った人もボツワナと違って不労体質や
盗みを罪深く感じない国民性だと発展がうまく進まなくて
次第に暗黒面に堕ちる人もいるだろうし・・・
※59207
服部正也さんは偉大だったな
>個人の幸せ追及したら給与も便利さも段違いの先進国で
>そのまま就職した方がはるかに良いし。
現に医師になったアフリカ人がそんな感じ
帰国したがらない
この人の文章読みやすいし体系が整っているからわかりやすい。
今回の織田もそうだけどカイジのあんなこといいな・・・や
ぐう正論で余計うざいでっていうとかAA配役もうまいしw
こういう人が教師だと歴史を好きになる学生増えそう。
昔の番組(テレビのチカラみたいなの)でアフリカ支援の特集を思い出したよ。
農業支援で畑耕したり井戸掘ったり作物植えたりして順調に行ってたのに、村中の作物を集めて市場にまとめて売って分配するという農協システムを提案したのが不幸の始まり。帰国後に村との連絡が取れなくなったからテレビ局に依頼して調べてもらったところ、その日本人がいなくなってから統制が取れなくなって、村の誰かが分配金を盗んだせいでモラル崩壊、畑も井戸も壊れて元の荒地に\(^o^)/。顛末を知ったその支援者がなんとも言えない表情だった。
何でそんなことすらうまくいかないんだって当時から思っていたけど、農耕による徴税や統治システムが未発達だったのが原因だったんだなぁって今回の話で理解できたよ。ホント。
リベリアの武装勢力って、マジでこのAA通り全裸だもんな
オカルト的な理由で全裸出撃、出撃前には幼児を解体して血を啜る謎の儀式
メチャクチャ過ぎる
>59274
「MONSTER」のヨハンがニヤニヤしながら見てそうな展開
日本も人のこと言えねぇ…
東北の震災復興とかまさにそう
>59384
ヨハンは閉鎖環境で精神的な安定が保たれない状況で
ほんの少し背中を押せば人なんて理性を無くし恐怖に支配される、
みたいな考えを持ってるように解釈したんだけどなあ。
対して>59274の話は現地の人たちが望んでもないのに支援者が
やってきて一時のお祭りみたいな非日常を過ごしただけで、
支援者が去ることで日常に回帰しただけという印象を受けるなあ。
ヨハンが見たら蛮族すぎてつまらなそうな顔するだけな気がする。
※59102
国民の中から優秀なエリート層を国費で留学させたりしているが彼らは国に帰らず留学先で就職してしまう。
帰国しても職もろくな物がないし収入も低いから。
>>59097
それ、ちゃんと日本もやるんだろうな
全部欧米に擦り付けるなよ
ルワンダは海外に散った高等教育を受けた人間が、
国に戻ってきて一生懸命国を立て直してるって聞いたな。
それが軌道に乗るかどうかは今の大統領次第だな。
武装勢力出身という点が気にはなるが、今のところの舵取りは上手くいってる。
※59523
あれほどの大震災から僅か1週間足らずで幹線道路を復旧させるようなチート国家、日本以外ありえねぇよ。
「震災 復旧 海外の反応」でググってみ。
※59034
ベルギー領コンゴ共和国ユニオン・ミニエール帝國自治州
なんて言われてんだっけ?w。
>アジアにあって、戦争に巻き込まれたわけでもないのに
>今だに発展しているとは言い難いフィリピンにはどういう問題があるんだろうか
俺らの祖先が思いっきり巻き込んでたじゃねーか!
inアフリカ
「都市と鉱山さえあれば一般人は居なくても国は回る」
in日本(経団連)
「輸出企業と外国人労働者さえいれば国は回る」
日本の場合は資源に恵まれたことと人口が多かったことが大きい
もし資源がなかったら工業化なんて夢のまた夢ですぜ・・・
※72401
工業化つうても軽工業だけどな。
重工業路線へ行こうとしても、国内じゃロクに
石油が採れん。石炭が燃料だった時代は、まだ
なんとかなったけど……。
政府が国民を金にするって、最低なことでも最悪のことでもないのだな
自国民や自民族を奴隷としてさえ見なくなったらなにがおこるのか
アメリカの余剰穀物がアフリカの人口増加に追いつかれたときに見るのだろうか
一般市民自体が不良債権とは、恐ろしいな……
日本で言えば、近代化が訪れる前の、千数百年の部分が無い状態だな
なので、今そこをやってる状態
ソマリアは色々グッダグダだったけど、こと「信用」というものを理解し、重視している節があるからなあ
電子マネーで取引し、通信インフラ関係者には手出し厳禁、もし手を出せば付近の海賊団etcがこぞって制裁にやってくるという
武士団は農民を取り合っていたが、そのため、農民にやさしくすることも一つの道徳になり得た。統治するには圧政も必要だが優しさも必要だしな。
でも鉱山は人じゃない
鉱山企業との取引が彼らにとっての「道徳」に成り得るのだろうか
白色革命は絶対失敗する、という結果だけ得られた。
近代化に人間がついていけず、国民の大多数が今までの伝統的生活が出来なくなり、伝統回帰を訴え革命反対を主張し、それを共産主義者と援助する、される、どちらもが決めつけ弾圧を正当化し、国民の大多数が政府を敵視し過激化し反政府運動が激化、内戦になる。白色革命は例外なく全部このプロセス。
徴税すらまともに出来ないのはきついな
ローマの徴税官やオスマンのイルティザームは、悪く言われがちの制度だけど、
「教育されてない民から徴税する」という一点だけは、とてもよく出来た制度なんだと思うわ
先進国では途上国に施しをすることがステータスになる。それを代行するビジネスが発達する。『施し』を売りたい業者は施しが出来る不幸な土地を巡る。そしてそこを支配する権力者に金を払い施しを行う。そして人間は『慣れ』る。 虐殺による大量の死人に慣れてしまう。金が欲しい土地の権力者は考えた。さらなる不幸を。インパクトのある不幸を。 それが手足切り落とし。
このコメントは管理者の承認待ちです
コメントの投稿
≪前ページ | HOME |
次ページ≫
|
|
|