/゙  ̄ ̄ `ヽ|: : :\ー- 、
/: : : : : : : : : : :|: : : : : : : : : : ヽ、
/: : '´ : : : : : /: :l : : : : : : : : : : : :.\
/ : : : : : /: :/: :/: : : : : :/|: : : : : : : : :ヽ
/ : : : : : : /: : _/:_:/ !: : : : / |: | : : : : : : : : ',
/: : : : : : : : /: :'´/|: / |: : : : | l:丁`ヽ: : :ヽ: : :i
/: //: : : : ,': : : / .|/ :l: : : : | ヽ|: : : : : : :.∨ |
// ,' : : : : i: : :/ ,ィ≠k ',: : : :.| z=kVヽ: : : : : ∨
| : : : : :|: ://代 ノハ ヽ:..:::| f..う㍉ハ: : : : : :l
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|小 {i ::::::j} } ∨:| {i:::::::ハヾ|: : :|:: :│
| ━━━━━ l{ハ V廴ソ f==fヾ Vヒ ソ j: :.∧:: :|
| ユダヤ古代誌 .|ヘ}、 _ _ ノ ' ヽ、 `¨ ノ| :/小: :|
/^) ~~∴~~ |: :ゝ _ ::.:. こフ  ̄.:.:::/ :|/: : | ∨
{/ ス |: :.|: :.|> , __ </: : :|: :.│
{/ _ノ |: :.|少' r| Ⅳ\ /: : : :l: :.│
ヽ'´_フ |: :.| |_ | ノ: : : :/ : :│
V| |: :.| | `7 /: : : : /: : : : l
ト| |: :ヘ. | ,/ /: : : : / \: : : l
{.L.rー‐、(こ'ー-、__.」: : :}ヽ | / { : : : / /}: : :ヽ
イエスが伝道していた時代の、ユダヤ側の資料として、
【フラウィウス・ヨセフス】の書いた「ユダヤ古代誌」があります。
しかし、ここには洗礼者ヨハネ(ヨアンネース)の記述はありますが、
イエスについては書かれた箇所はありません。
(いわゆる「フラウィウス証言」は、キリスト教徒の立場で述べられているため、
後世の偽作であることが確定しています)
3 :2/127:2008/05/06(火) 01:50:16.55
ID:1m9jRL4o0 r-、
rー―― !: : `´ ̄`. .' . 、 なぜ、ヨセフスは、洗礼者ヨハネを書き、
,!: : : : : : :!: i : i、: : : : : : : :ヽ、 イエスを書かなかったのでしょうか?
/: : : : : / /|: | : l:!ヽ : : : : ヽ : :ヽ
/ : : : : : ,': ,' .! l: : !| l: i、: : : ヽi : ', 伝承によれば、洗礼者ヨハネは祭司階級出身であり、
/ : : : ,: : ,!-!‐ !,l: : l:! !‐!- 、 : : ヽ : ! 大工職人であるイエスよりも出自が確かであったと伝えられています
,': i: : : i: : :l :l lノ!: : !! |/ ヽ : : i: ',: |
l : |: : : !: : :N _! : リ ' _ ヽ: :|: :V 新約聖書でも、断片的ではありますが、
|: /!: : :|: : l. ,´== `r‐{. ==ミ!i: :h: ! 洗礼者ヨハネとイエスの関係について語られていますよね
l/ !: : i、:i'{ '''' ノ ,.ヽ ''''ノ,ハ:l,ハ,!
ヽ: l ヽ!:`iー‐‐' r‐┐`''''",!,! :i' :|:i 聖書をお持ちの方は、以下の部分をご覧ください
ヽ! ,|: |:i`'ー- `_‐',., イ: !': : !: :!:!
r 、 /|: :!|: : |, '^'、 ,ハl:/: : :,! : ',| ・マルコ福音書6:14-20
ヽ ヽ_r_v r! :ヾ―l, V /: : : ハ: :ヽ ・ルカ福音書23:8-11
Y,. -{ Y!:',: :ヽ:.:.V´,フ、ヽ/ : : /:.:`i,: : :',
4 :3/127:2008/05/06(火) 01:50:54.23
ID:1m9jRL4o0 ,、
| `ヽ、
,r‐--}`ヽレ‐-、.`ヽ、
. \ / ,| }`ヽ、.`ヽ、`ヽ、
. \ / / //| | /| `ヽ、`ヽ `ヽ、
\ // / // .l l/| |、 ヽ ヽ `i
\ / / / //| /| | l| ヽ ヽ ヽ |
\ l | / /,.. -、 l | ,..-、 ヽ ヽ ', |
\-、 ! / l //r`::r ヽ、.l lr:::ヽヽヽ i ヽ .l |
r'{ヽ ',__ ヽ{ ト| l l.:::ノ i__,/ ゝ l:::::::r' 〉 ト、 ', ∨ |
{ニi//`ヽ、 l 、i. ___,ノ '、 `ー ,' / |) ) } | ヽ′
y / ` < |` 、_ ー `ー‐'_,/ |'´ | ,/ | ||
>' ,/ /ヽ,.-、_>-‐ <) l レ' | ||
\ ,/ / ,//::/ /::/ / | }{
\ / ,.-‐' ,∠ f=======┐ |( ヽ
{ { i、___ / /| || | i l ゙゙゙゙
__... -‐ヽヽ|′/l/⌒,ネ || | | l
,.-‐ ´ / ///:::://ー┬-r、i´|`レ)_|, | ',
/,..-‐ァ'´ _,. '´/ // ,/::::/77:::::::| lヽ、_ノl )ヽ | ヽ
ここでは聖書だけではなく、同時代の歴史書の記述も参考にしつつ、
遠藤周作の「死海のほとり」「イエスの生涯」をヒントに、
手塚治虫の「ブッダ」のように脚色して、宗教色をできるだけとりのぞき、
やる夫くんを主人公にして、わかりやすく、イエスの生涯を追っていきます。
=============================================================
なお、これを書いている人は、
キリスト教徒でも、特定の宗教組織に属している人でもありません。
あくまで、歴史物語として描いていることをご了承ください。
=============================================================
5 :4/127:2008/05/06(火) 01:51:48.47
ID:1m9jRL4o0┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
第二章 ガリラヤの春
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
─────────────────────────────
2-1. ナザレからカペナウムへ
─────────────────────────────
/ ̄ ̄\
/ \
|:::::: | ふー、今日もある程度
|::::::::::: | 仕事が進んだな
|:::::::::::::: |
|:::::::::::::: } しかし、あんな兄貴でも
ヽ:::::::::::::: } 一緒に仕事しないと、
ヽ:::::::::: ノ さみしいものだ
/:::::::::::: く
|:::::::::::::::: \
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)
6 :5/127:2008/05/06(火) 01:52:25.01
ID:1m9jRL4o0 |┃三 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 おじゃましますにょろ~~!
|┃ / /" `ヽ ヽ \
|┃ //, '/ ヽハ 、 ヽ 私は、やる夫先生の一番弟子の、
ガラッ. |┃ 〃 {_{\ /リ| l │ i| ペテロと申す者にょろ!
|┃ ノ// レ!小l● ● 从 |、i|
|┃三 ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ ぜひ、先生に
|┃ /⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i ! 「ペテロが来た」と
|┃ \ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│ 取り次いでほしいにょろ!
|┃三 /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
|┃三 `ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
7 :6/127:2008/05/06(火) 01:53:15.05
ID:1m9jRL4o0 / ̄ ̄\
/ _ノ \ いや、兄貴はここにいないぜ
| ( ●)(●)
. | (__人__) おふくろと一緒に
| ` ⌒ノ ガリラヤ湖畔のカペナウムに行っている
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
8 :7/127:2008/05/06(火) 01:54:05.94
ID:1m9jRL4o0 _l -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
\ / /" `ヽ ヽ \ これはうっかり!
< //, '/ ヽハ 、 ヽ
/ 〃 {_{ノ `ヽリ| l │ i| カペナウムといえば、
レ!小l● ● 从 |、i| このペテロが住んでいたところにょろ!
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ|
|ヘ ゝ._) j. | , | 急いで、弟子たちを連れて
| /⌒l,、 __, .イァト|/ | カペナウムに向かわなければ!!
. | / /::|三/::// ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
9 :8/127:2008/05/06(火) 01:54:49.11
ID:1m9jRL4o0 / ̄ ̄\ ちょ、ちょっと
/ _ノ \ ペテロさんとやら
| ( ●)(●)
. | (__人__) 一つたずねたいことがある
| ` ⌒ノ
. ヽ } 兄貴は洗礼者ヨハネさんのもとで
ヽ ノ 「正しい神の教え」を学んだんだよな?
/ く
10 :9/127:2008/05/06(火) 01:55:27.30
ID:1m9jRL4o0 , '´ ̄ ̄` ー-、
/ 〃" `ヽ、 \ もちろんですともにょろ!
/ / ハ/ \ハヘ
|i │ l |リ }_}ハ やる夫先生は、
|i | 从 \ /l小N 洗礼者ヨハネ先生だけではなく、
|i (| i ● ● li|ノ 知る人ぞ知るクムラン教団にも認められた
| i ⊂⊃ 、_,、_, ⊂ノi| とても偉い先生ですにょろ!
| l x>、 __, イl |
| lくミヽ::::ヘ三l:::::ノl lヽ 我がガリラヤ人の誇りにょろ!!
| l( ⌒ )..::::V::/ ( ⌒ )
11 :10/127:2008/05/06(火) 01:56:04.51
ID:1m9jRL4o0 / ̄ ̄\
/ \
|:::::: | いや
|::::::::::: | 俺が見た感じでは
|:::::::::::::: |
|:::::::::::::: } 兄貴は「医者」の勉強をしてきたとしか
ヽ:::::::::::::: } 思えないんだけどな
ヽ:::::::::: ノ
/:::::::::::: く
|:::::::::::::::: \
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)
12 :11/127:2008/05/06(火) 01:56:35.26
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ リ| l.│ i|
レ!小lノ `ヽ 从 |、i| にょろ~~ん??
ヽ|l ○ ○ | .|ノ│
|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j | , |
| /⌒l,、 __, イァト |/ |
. | / /::|三/::// ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:06:02.21 ID:gS00zZBJ0
心の医者か・・・
フラウィウス・ヨセフスの著作に
「クムラン教団」が属していた「エッセネ派」についての説明がありますが、
薬草などの医学の知識も重視していたと聞きます
当時は宗教家たるもの医者であるのがあたりまえであったのかもしれません16 :12/127:2008/05/06(火) 02:01:27.92
ID:1m9jRL4o0 ┌────────────┐
ガリラヤ湖畔 カペナウム
└────────────┘
.
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`) ・・・ふう、だいぶよくなりましたよ
| /
| /| | これも、やる夫先生のおかげですよ
// | |
U .U
18 :13/127:2008/05/06(火) 02:02:03.55
ID:1m9jRL4o0 ____ そんなことないお!
/\ /\
/( ●) (●)\ 治ろう、生きよう、という強い気持ちがあれば、
/ ⌒(__人__)⌒ \ 身体はどんどんよくなっていくお!
| |r┬-| |
\ `ー'´ / 人は生まれながらに、
ノ \ 身体を良くする力を神様から与えられたんだお!
その力を信じるんだお!
19 :14/127:2008/05/06(火) 02:02:41.23
ID:1m9jRL4o0 /⌒ヽ ありがたや、やる夫先生
/ ´_ゝ`) 身寄りのない病人のわしに、
| / そんなありがたい言葉をかけてくれるとは・・・
と__)__)
やる夫先生は、まさに、わしにとって救世主じゃよ
21 :15/127:2008/05/06(火) 02:05:00.92
ID:1m9jRL4o0 j:::::::::ヽ ,ヘ^ ⌒ Y ⌒ヽ/ .::::::::i
ノ:::::::::j(ノ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i
ル:::::リγ::..:::::..:::...ヘ、: : : :: ノy:::::::リ
Yyノ ノ :ノ...:ノ \ / ::::::) ルリノ
リ::::::( ( ●) (●::( なに言ってるのよ!
. ハ::::ハ ,, r‐ァ リ) )
) ) )、  ̄ノくハ( やる夫先生は、私の救世主なのよ!
(,(.( ' ヘ い ノ:::))
ノ/)` ヾ ソ ̄(( 、
,' ノ Y Y
l: ( ...... ..... i
lヾ. .. :::::::: ::::: .ノ
22 :16/127:2008/05/06(火) 02:05:25.71
ID:1m9jRL4o0 ___
/ \
/ノ \ u. \ マ、マリア・・・
/ (●) (●) \
| (__人__) u. | もう、身体は良くなったんじゃなかったのかお?
\ u.` ⌒´ /
ノ \
23 :17/127:2008/05/06(火) 02:05:54.00
ID:1m9jRL4o0 j:::::::::ヽ ,ヘ^ ⌒ Y ⌒ヽ/ .::::::::i
ノ:::::::::j(ノ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i 私は先生がいないとダメなんです!
ル:::::リγ::..:::::..:::...ヘ、: : : :: ノy:::::::リ
Yyノ ノ :ノ...:ノ \ / ::::::) ルリノ ひとりきりでいると
リ::::::( ( ●) (●::( この体がうずいてさみしくて
. ハ::::ハ ,, r‐ァ リ) ) 不安で仕方なくなるんです!
) ) )、  ̄ノくハ(
(,(.( ' ヘ い ノ:::))
ノ/)` ヾ ソ ̄(( 、
,' ノ Y Y
l: ( ...... ..... i
lヾ. .. :::::::: ::::: .ノ
25 :18/127:2008/05/06(火) 02:06:23.76
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \
/u ノ \ \ そんなこといってると
/ u (●) (●) \ また、変な男に性病をうつされてしまうお・・・
| (__人__) u |
\ u .` ⌒ /
ノ \
27 :19/127:2008/05/06(火) 02:06:59.88
ID:1m9jRL4o0 j:::::::::ヽ ,ヘ^ ⌒ Y ⌒ヽ/ .::::::::i
ノ:::::::::j(ノ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i
ル:::::リγ::..:::::..:::...ヘ、: : : :: ノy:::::::リ
Yyノ ノ :ノ...:ノ \ / ::::::) ルリノ だ・か・ら
リ::::::( ( ●) (●::(
. ハ::::ハ ,, r‐ァ リ) ) 私はやる夫先生に一生ついていくって言ってるのよ!!
) ) )、  ̄ノくハ(
(,(.( ' ヘ い ノ:::))
ノ/)` ヾ ソ ̄(( 、
,' ノ Y Y
l: ( ...... ..... i
lヾ. .. :::::::: ::::: .ノ
28 :20/127:2008/05/06(火) 02:07:36.07
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \ うぅ、ここ、カペナウムは、
/ o゚⌒ ⌒゚o \ 歓楽街のあるマグダラの街に近いから
| (__人__) | こういう性病持ちの子がいっぱいいるんだけど
\ ` ⌒´ /
ノ \ 正直、このマリアにはタジタジだお・・・
29 :21/127:2008/05/06(火) 02:08:15.58
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \ だいたい、救世主=メシアとは、
/ ─ ─\ ダビデ王やソロモン王のように
/ (●) (●)、\ ユダヤ人による王国を再建してくれる立派な英雄のことだお
| (__人__) |
\ ` ⌒´ / 軽々しく、そんなことを言ってはいけないんだお
ノ \
30 :22/127:2008/05/06(火) 02:08:52.38
ID:1m9jRL4o0 ヤルオ ヤ
マリアチャン ハ
トテモ イイコダヨ
カーチャン!
J('ー` )し
( )
( 'A`) |│
( )
| |
31 :23/127:2008/05/06(火) 02:09:26.86
ID:1m9jRL4o0 マリアチャン ハ アナタ ノ コト ヲ
トテモ ダイシ ゙ニ オモッテクレル
スバラシイ コ ダワ J('ー` )し
( )
|│
32 :24/127:2008/05/06(火) 02:09:59.48
ID:1m9jRL4o0 j:::::::::ヽ ,ヘ^ ⌒ Y ⌒ヽ/ .::::::::i
ノ:::::::::j(ノ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i
ル:::::リγ::..:::::..:::...ヘ、: : : :: ノy:::::::リ
Yyノ ノ :ノ...:ノ ⌒ ⌒ ::::::) ルリノ さすが、お母様!
リ::::::( ( ●) (●::(
. ハ::::ハ ,, r‐ァ リ) ) 私と同じマリアという名前だけあって、
) ) )、  ̄ノくハ( こんな私でも大切にしてくださるのですね!
(,(.( ' ヘ い ノ:::))
ノ/)` ヾ ソ ̄(( 、
,' ノ Y Y
l: ( ...... ..... i
lヾ. .. :::::::: ::::: .ノ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:17:26.78 ID:41onT6fd0
マリアうぜぇwwwwww33 :25/127:2008/05/06(火) 02:10:34.44
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \
/ _ノ ヽ__\ うぅ、すっかり劣勢だお・・・
/ (─) (─) \
| (__人__) | でも、こんなマグダラのマリアのような子こそ
\ ` ⌒´ / 神にもっとも愛されるべき存在だと思うけど・・・
ノ \
34 :26/127:2008/05/06(火) 02:11:27.77
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 て
/ /" `ヽ ヽ \ て にょろにょろ!
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{\ /リ| l │ i| やる夫先生、
レ!小l● ● 从 |、i| こんなところにいたですか!!
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i !
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
35 :27/127:2008/05/06(火) 02:11:57.61
ID:1m9jRL4o0 ____
/⌒ ⌒\ おお! ペテロ!
/( ●) (●) \
/ ::::::⌒(__人__)⌒::::: \ ついに戻ってきたのかお?
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
ノ \
36 :28/127:2008/05/06(火) 02:12:28.28
ID:1m9jRL4o0 ,. -───- 、
/'´ `ヽ、
シ~ /" `ヽ ヽ `'、 ト、 そうにょろ!
//, '/ ヽハ 、_Vヽ ヨハネ先生が捕まってから、
〃 {_{`ヽ ノ リ| l |、,i| 多くの人が
レ!小l● ● 从 | } i| やる夫先生を頼ってきてるにょろよ!
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃jノ}j|
r‐‐-、__|ヘ ゝ._) /| ! |
{ (` /:::::| l>,、 __, イァ_i ||
"ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ァ||
ヽ< | | ヾ∨_:/ // ハ||
37 :29/127:2008/05/06(火) 02:13:18.53
ID:1m9jRL4o0 ''';;';';;'';;;,.,
''';;';'';';''';;'';;;,., ザッ
ザッ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
ザッ ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
ザッ vymyvwymyvymyvy ザッ
ザッ vymyvwymyvymyvyyvyyvy
∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧
(・ω・) (・ω・) (・ω・) (・ω・) (・ω・) (・ω・)
( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( )
`u-u' `u-u' `u-u' `u-u' `u-u' `u-u'
38 :30/127:2008/05/06(火) 02:13:49.92
ID:1m9jRL4o0 ___
/::::::::::::::::\
/::::::─三三─\ えええ!
/:::::::: ( ○)三(○)\
|::::::::::::::::::::(__人__):::: | まさかの急展開!!
\::::::::: |r┬-| ,/
ノ:::::::::::: `ー'´ \
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:14:25.02 ID:i0IsHF3h0
多いww40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:15:20.20 ID:uJd5MO060
凄い数だ43 :31/127:2008/05/06(火) 02:17:39.55
ID:1m9jRL4o0─────────────────────────────
2-2. 洗礼者ヨハネの捕縛
─────────────────────────────
____
/ \
/u ノ \ \ それにしても、ペテロ
/ u (●) (●) \ どうして、ヨハネ先生が捕まったんだお?
| (__人__) u |
\ u .` ⌒ /
ノ \
44 :32/127:2008/05/06(火) 02:18:18.96
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \ ことの発端は、
//, '/ ヽハ 、 ヽ サマリア地方のアイノンの町
〃 {_{\ /リ| l │ i|
レ!小l● ● 从 |、i| ヨハネ先生はそこである人に
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ 次のような質問を受けたのですにょろ
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i !
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│ 「ヘロデ王の結婚は正しいか否か?」
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
45 :33/127:2008/05/06(火) 02:19:11.04
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \
/ _ノ ヽ__\ 我がガリラヤ地方の領主ヘロデ・アンテパスは
/ (─) (─) \ 異母兄弟の娘、つまり、姪と結婚したと聞いてるお
| (__人__) |
/ ∩ノ ⊃ / しかも、すでに正妻がいたから、離婚したらしいし・・・
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| | どちらもユダヤの教え「律法」に反する行為だお
\ /___ /
46 :34/127:2008/05/06(火) 02:19:45.31
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ もちろん、ヨハネ先生は
〃 {_{ リ| l.│ i| 「間違ってる」と答えました
レ!小lノ `ヽ 从 |、i|
ヽ|l ● ● | .|ノ│ でも、それがヘロデ王の逆鱗にふれて・・・
|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j | , |
| /⌒l,、 __, イァト |/ | 今はマケロンテの砦で捕縛の身となっているんです
. | / /::|三/::// ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
47 :35/127:2008/05/06(火) 02:20:23.55
ID:1m9jRL4o0 ノ L____
⌒ \ / \
/ (○) (○)\ そ、そんなことが許されていいのかお!
/ (__人__) \
| |::::::| | 我々の神の教えに逆らったヘロデ王に非があるのは明らかだお!
\ l;;;;;;l /l!| ! ユダヤ人衆議会でも「間違ってる」と答えを出すお!
/ `ー' \ |i
/ ヽ !l ヽi それにサマリア地方は今はローマ帝国の直轄地
( 丶- 、 しE |そ
`ー、_ノ ∑ l、E ノ < ヘロデ王のやったことは「治外法権」もはなはだしいお!
レY^V^ヽl
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
____
/ \ (と、叫びたいけれど、そんな正論を叫んでも意味がない・・・
/ _ノ ヽ__\
/ u (─) (─) \ ガリラヤの熱心党とヨハネ教団との合体をおそれた
| u (__人__) | ローマ帝国とユダヤ人衆議会の差し金であることは間違いない・・・
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | | ヨハネ先生を捕縛するという目的のためならば、
.\ “ /__| | なりふりかまっていられなかったんだろう)
\ /___ /
49 :37/127:2008/05/06(火) 02:21:43.92
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \ そして、ヨハネ先生は捕われたとき、
//, '/ ヽハ 、 ヽ こう言いましたにょろ!
〃 {_{\ /リ| l │ i|
レ!小l● ● 从 |、i| 「誰かに従いたければ、ナザレのやる夫のもとにいけばいい」と
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i ! こうして、ヨハネ教団の少なからずの人たちが、
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│ やる夫先生を頼って、ここまで来たんだにょろ!
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
50 :38/127:2008/05/06(火) 02:22:40.92
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \ (・・・どうして、ヨハネ先生は自分に弟子を託したのだろうか?
/u ノ \ \
/ u (―) (―) \ ヨハネ先生と自分は考え方が違うから
| (__人__) u | 後継者になることはできないことを知っているはず
\ u .` ⌒ /
ノ \ つまり、自分たちの弟子たちをやる夫の言葉で説得させてみろ、と
言うつもりなのか?
まさにキラーパスなんだけど・・・)
51 :39/127:2008/05/06(火) 02:23:14.98
ID:1m9jRL4o0 ____
/\ /\ 決めたお! 逡巡している場合じゃないお!
/( ●) (●)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ 一人でも多くの人に神の教えを説くのが
| |r┬-| | やる夫の取るべき道なんだお!
\ `ー'´ /
ノ \ やる夫は希望者を全員受け入れるお!
52 :40/127:2008/05/06(火) 02:23:58.84
ID:1m9jRL4o0 ,. -───- 、
/'´ `ヽ、
シ~ /" `ヽ ヽ `'、 ト、 そう言って下さると信じていましたにょろ!
//, '/ ヽハ 、_Vヽ
〃 {_{`ヽ ノ リ| l |、,i| では、やる夫先生、
レ!小l● ● 从 | } i| さっそく「洗礼」の準備を!!
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃jノ}j|
r‐‐-、__|ヘ ゝ._) /| ! |
{ (` /:::::| l>,、 __, イァ_i ||
"ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ァ||
ヽ< | | ヾ∨_:/ // ハ||
53 :41/127:2008/05/06(火) 02:24:28.08
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \
/ ─ ─ \ 「洗礼」?
/ ( ●) (●) \
| (__人__) | どうして、そんなことをやる必要があるのかお?
\ ` ⌒´ /
ノ \
54 :42/127:2008/05/06(火) 02:24:58.26
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ だって、新しくやる夫先生の教団に入るんだから、
〃 {_{ リ| l.│ i| 先生の手で洗礼をほどかさないと・・・
レ!小lノ `ヽ 从 |、i|
ヽ|l ● ● | .|ノ│
|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j | , |
| /⌒l,、 __, イァト |/ |
. | / /::|三/::// ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
56 :43/127:2008/05/06(火) 02:27:03.89
ID:1m9jRL4o0 / ̄ ̄ ̄\
/ \ ペテロ、
/:::::::::::::: \. やる夫はヨハネ先生と同じ洗礼をする気はないお・・・
|:::::::::::::::::::: |
\:::::::::::::::::::: /
/:::::::::::::::::::::::::: \
58 :44/127:2008/05/06(火) 02:27:39.59
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \ でも、そうでないと、
//, '/ ヽハ 、 ヽ 組織が成り立たないですにょろ
〃 {_{ノ `ヽリ| l │ i|
レ!小l-- -- 从 |、i| やる夫先生の弟子と、
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ ヨハネ先生の弟子の区別がつかないにょろ!
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i !
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
59 :45/127:2008/05/06(火) 02:28:13.54
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \
/ ─ ─ \ じゃあ、ペテロが代わりにやってくれお
/ ( ●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
ノ \
60 :46/127:2008/05/06(火) 02:28:47.97
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 て
/ /" `ヽ ヽ \ て えええ!
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{\ /リ| l │ i| 私ごときが洗礼を!!
レ!小l● ● 从 |、i|
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i !
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
62 :47/127:2008/05/06(火) 02:29:23.21
ID:1m9jRL4o0 ____
/\ /\ だいじょうぶ!
/( ●) (●)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ ペテロならきっとできるお!!
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
ノ \
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:28:50.34 ID:Tc5nId9B0
このやる夫、今までになくしっかりした奴だな。新しい。
前スレでやる夫が成長しすぎたので、
ちゅるやペテロの視点が中心になりそうな予感
聖書を初めに読んだ人は、ペテロのダメっぷりにあきれちゃうけど
キリスト教を調べていくにつれて、だんだんと愛らしく思えてくる
それがイエスの一番弟子ペテロ63 :48/127:2008/05/06(火) 02:30:04.58
ID:1m9jRL4o0【審議中】
∧,,∧ ∧,,∧
∧,,∧ (´・ω・)(・ω・`)∧,,∧ ヨハネ先生がいうから来たけど
( ´・ω)(∧,,∧) (∧,,∧(ω・` )
l U l ( ´・) (・` )l と ノ ここのやる夫先生って、
.u-u ( l). (l ) u-u' もともと田舎町の大工職人らしいじゃないか
`u-u' `u-u'
64 :49/127:2008/05/06(火) 02:30:44.65
ID:1m9jRL4o0【審議中】
∧,,∧ ∧,,∧
∧,,∧ (´・ω・)(・ω・`)∧,,∧ おまけに、洗礼をしているペテロって弟子は
( ´・ω)(∧,,∧) (∧,,∧(ω・` ) ヨハネ教団では見向きもされなかった
l U l ( ´・) (・` )l と ノ 田舎の漁師らしいじゃないか
.u-u ( l). (l ) u-u'
`u-u' `u-u'
65 :50/127:2008/05/06(火) 02:32:08.68
ID:1m9jRL4o0 ∧_∧ やっぱり俺はひと暴れしたいから
(´・ω・)=つ≡つ 熱心党のバラバさんのところに行くんよ
(っ ≡つ=つ
./ ) ババババ
( / ̄∪
====================================================================
【バラバ】 詳細不明。反ローマ運動を起こしたかどで
十字架刑に処せられそうになるが釈放されたと伝えられる。
本稿では、ユダヤ主義武装集団「熱心党」のリーダーとする
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%90====================================================================
67 :51/127:2008/05/06(火) 02:33:51.46
ID:1m9jRL4o0 ∧_∧
⊂( ・ω・`)
ヽ ⊂ ) やっぱり俺は
(⌒)| ヨハネ教団に残って先生の帰りを待つぜ!!
三 `J
68 :52/127:2008/05/06(火) 02:34:40.31
ID:1m9jRL4o0 ,. -───- 、
/'´ `ヽ、 うぅ、
シ~ /" `ヽ ヽ `'、 ト、 周囲の目が冷たいにょろ~
//, '/ ヽハ 、_Vヽ
〃 {_{ノ `ヽリ| l |、,i| 私ごときに洗礼をさせるなんて
レ!小l-- -- 从 | } i| やる夫先生はなに考えてるんだにょろ?
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃jノ}j|
r‐‐-、__|ヘ ゝ._) /| ! |
{ (` /:::::| l>,、 __, イァ_i ||
"ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ァ||
ヽ< | | ヾ∨_:/ // ハ||
70 :53/127:2008/05/06(火) 02:35:14.47
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 て
/ /" `ヽ ヽ \ て はっ!
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{\ /リ| l │ i| そういえば、ヨハネ先生は、
レ!小l● ● 从 |、i| こんなことを言ってたにょろ!
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i !
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
71 :54/127:2008/05/06(火) 02:36:07.68
ID:1m9jRL4o0 /. : : : :/. : : :/__`ヽヽ
. / __! / /´ ! `ヽ ヽ
′∠∧! l : : :/ :/. : : :/ : : ∧: i
. l : : :// l l : : /|/l\_// : /! l : ! わたしは水で洗礼をほどこしているが、
l : :く∧/´!: .::! f卞ミヽ///j/.:l l わたしの後に来る人は、聖霊で洗礼をほどこすだろう
! l .::. : ヽ、! .:::! ー′ f_テ/.:/.:l
. l l:::::: .::::l::l:::::l __′/.::/.:/ わたしはその方のサンダルのひもをほどくにも値しない
! l:::::::::::::l∧:::!、 (_/ /.::/j/
Vヽ∧::::l ヽ! ヽ、_ ィ/!::/
/ ̄ ヽl\ 〈 ∧:::/ j/
{/`ヽ、 ヽ、 \∨
/ ∧ 、⌒ヽ ̄ト、
l/ ∧ i ⌒V ! ヽ
72 :55/127:2008/05/06(火) 02:36:53.73
ID:1m9jRL4o0 , '´ ̄ ̄` ー-、
/ 〃" `ヽ、 \ もしかすると!
/ / ハ/ \ハヘ
|i │ l |リ }_}ハ やる夫先生は聖霊で洗礼をほどこすことができる
|i | 从 \ /l小N ヨハネ先生より偉大な人かもしれないにょろ!
|i (| i ● ● li|ノ
| i ⊂⊃ 、_,、_, ⊂ノi| だから、あえて、私に水で洗礼をさせてるんだにょろ!
| l x>、 __, イl |
| lくミヽ::::ヘ三l:::::ノl lヽ うん、そうにきまっているにょろ!!
| l( ⌒ )..::::V::/ ( ⌒ )
73 :56/127:2008/05/06(火) 02:37:38.28
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \ このペテロ
//, '/ ヽハ 、 ヽ 愚かにもやる夫先生の真意を読めずに
〃 {_{\ /リ| l │ i| 大いなる誤解をしていましたことを、
レ!小l-- -- 从 |、i| お許しください!
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i ! 命あるかぎり、
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│ 私は必ず、やる夫先生についていくにょろ~!!
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:38:49.99 ID:uJd5MO060
ペテロモエスwwww75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:39:33.67 ID:Tc5nId9B0
ペテロかぁいいのーw77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:41:56.14 ID:cNwVfHdy0
ちゅるやいやペテロ頑張れ79 :57/127:2008/05/06(火) 02:44:59.96
ID:1m9jRL4o0─────────────────────────────
2-3. 福音のはじまり
─────────────────────────────
____
/\ /\ 時は満ち、神の王国は近づいた!
/( ●) (●)\
/ :⌒(__人__)⌒:::::\ みんな、悔い改めて、
| |r┬-| | 福音を信じるんだお!!
\ `ー'´ /
ノ \
====================================================================
【福音】 喜ばしき知らせのこと
====================================================================
81 :58/127:2008/05/06(火) 02:45:59.08
ID:1m9jRL4o0 ____ みんなのうち誰かが、
/ \ /\ 十枚のドラクマ銀貨を持っていたのに
. / (ー) (ー)\ 一枚のドラクマ銀貨を失ったなら
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| | ともし火をつけ
\ `ー'´ / 部屋を掃き
ノ \ それが見つかるまで必死になって探すはずだお!
83 :59/127:2008/05/06(火) 02:46:39.96
ID:1m9jRL4o0 ____ それを見つけたら
/\ /\ 友人たちや隣人たちに向かって、こう言うはずだお
/( ●) (●) \
/ ⌒(__人__)⌒ \ 「わたしと一緒に喜んでください。失っていた銀貨を見つけたからです」
| |r┬-| |
\ `ー'´ / 同じように罪をおかした人が悔い改めることは
ノ \ とても喜ばしいことなんだお!
84 :60/127:2008/05/06(火) 02:47:28.80
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \ あいかわらず
//, '/ ヽハ 、 ヽ やる夫先生のたとえ話はわかりやすいにょろ
〃 {_{ リ| l.│ i|
レ!小lノ `ヽ 从 |、i| でも、ちょっと庶民的すぎて
ヽ|l ● ● | .|ノ│ ヨハネ先生に比べると神々しさがないような気がするけれど・・・
|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j | , |
| /⌒l,、 __, イァト |/ |
. | / /::|三/::// ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
85 :61/127:2008/05/06(火) 02:48:16.43
ID:1m9jRL4o0 アラマア アノコッタラ
マエニ ワタシ ガ イッタ コト ヲ
ソノママ セッポウ ニ シテイルワ J('ー` )し
( )
|│
86 :62/127:2008/05/06(火) 02:48:50.74
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 て
/ /" `ヽ ヽ \ て えええ!
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{\ /リ| l │ i| これって、やる夫先生の家庭事情にょろか?
レ!小l● ● 从 |、i|
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ そんな、たとえ話で神様のことを話しても
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i ! いいにょろか???
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:52:29.12 ID:gS00zZBJ0
説法も日常生活を例えて話すと分かり易いし親しみやすいな87 :63/127:2008/05/06(火) 02:49:28.59
ID:1m9jRL4o0 ____
/\ /\ 今度は二人の息子の話をするお!
/( ●) (●)\
/ :⌒(__人__)⌒:::::\ あるとき、弟が父に財産の分け前をねだった。
| |r┬-| | 父は兄と弟に財産を分けてあげた。
\ `ー'´ / すると、弟はそれをお金に換えて
ノ \ 遠い国に旅立ってしまったんだお!
89 :64/127:2008/05/06(火) 02:50:17.94
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \ /\ しかし、その地方で飢饉が起き
. / (ー) (ー)\ 弟は全財産を使い果たし、飢え死にしそうになって
/ ⌒(__人__)⌒ \ 父のところに戻った
| |r┬-| |
\ `ー'´ / 弟は言う「わたしはもう息子と呼ばれる資格はありません」
ノ \
そんな弟に、父はこう言ったんだお
「急いでいちばん良い服を持って来て、この子に着せよう
それから、肥えた子牛を連れて来て屠りなさい。食べて祝おう」
91 :65/127:2008/05/06(火) 02:51:19.79
ID:1m9jRL4o0 ____
/\ /\ しかし、その祝宴で浮かない顔をしていた人がいたんだお
/( ●) (●)\ それは父の家でずっと働いていた兄。
/ :⌒(__人__)⌒:::::\
| |r┬-| | 兄は言う「わたしは何年もお父さんに仕えています
\ `ー'´ / 言いつけに背いたことは一度もありません
ノ \ それなのに、このような祝宴を開いてくれたことはなかったではないですか!」
93 :66/127:2008/05/06(火) 02:53:34.48
ID:1m9jRL4o0 ____
/⌒ ⌒\ すると、父はこう言ったんだお
. /( ●) (●)\
/ :⌒(__人__)⌒:::::\ 「子よ、お前はいつもわたしと一緒にいる。
| |r┬-| | わたしのものは全部お前のものだ。
\ `ー'´ /
ノ \ だが、お前のあの弟は死んでいたのに生き返った。
いなくなったのに見つかったのだ。
祝宴を開いて楽しみ喜ぶのは当たり前ではないか」 と!
====================================================================================
【なくした銀貨】【放蕩息子】
新約聖書におさめられたイエスの25のたとえ話のうち二つ
ルカ福音書15:8-32に収録
http://www.cozoh.org/denmo/Luke.htm#C15V8====================================================================================
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:54:26.91 ID:4vkEBemm0
イイハナシダナー88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:49:42.34 ID:gS00zZBJ0
キリストの言う「悔い改めよ」って
未来志向に置き換えたら謙虚に生きろってことだな・・・ってふとオモタ
そうですね。洗礼者ヨハネの「悔い改めよ!」とはニュアンスが大きく違いますよね96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 02:54:28.20 ID:YPHmFaZs0
英語だとジーザスクライストなのに
なんで日本だとイエスキリストなの?
YESと関係ある?
当時の現地の言葉では、「イエス」は「ヨシュア」というありふれた名前です
イエス・キリストというのはギリシア語読みです94 :67/127:2008/05/06(火) 02:54:26.75
ID:1m9jRL4o0 フフフ コンド ノ ハナシ ハ
ヤルオ ト ヤコブ ノ コトヲ
イッテイル ミタイネ J('ー` )し
( )
|│
97 :68/127:2008/05/06(火) 02:55:09.04
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 て
/ /" `ヽ ヽ \ て にょろ~!!
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{\ /リ| l │ i| やる夫先生の隠された過去が明らかに!
レ!小l● ● 从 |、i|
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ って、そんなことよりも、
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i ! こういうたとえ話なんて罰あたりじゃないにょろか??
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
101 :69/127:2008/05/06(火) 02:59:08.01
ID:1m9jRL4o0 / ̄\
| |
\_/
| いやいや、ペテロさん
/  ̄  ̄ \
/ ⌒ ⌒ \ 俺はやる夫先生がダメ大工だった頃を知っているが
/ .<●>::::::<●> \ 今では やる夫先生の福音を聞くことで
| (__人__) | 心の重荷が取れるような、そんな安らぎを得ているんだ
\ ` ⌒´ /
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:00:40.51 ID:gr2o4zkl0
険がとれとるwww102 :70/127:2008/05/06(火) 03:00:04.76
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \ あなたはたしか、
//, '/ ヽハ 、 ヽ やる夫先生と同じナザレ出身で
〃 {_{ リ| l.│ i| 熱心党に属していたシモンさんですかにょろ?
レ!小lノ `ヽ 从 |、i|
ヽ|l ● ● | .|ノ│
|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j | , |
| /⌒l,、 __, イァト |/ |
. | / /::|三/::// ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
104 :71/127:2008/05/06(火) 03:01:21.47
ID:1m9jRL4o0 / ̄\
| |
\_/
| そう、やる夫先生の福音を聞くまでは
/  ̄  ̄ \ 我々の文化を侵略するローマ帝国とヘロデ王に対抗するためには
/ ⌒ ⌒ \ 武力蜂起しかないと熱心党に身を投じていた
/ .<●>::::::<●> \
| (__人__) | でも、やる夫先生の福音を聞いていると
\ ` ⌒´ / それ以外の生き方を見つけた気分がする
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
105 :72/127:2008/05/06(火) 03:01:55.94
ID:1m9jRL4o0 , '´ ̄ ̄` ー-、
/ 〃" `ヽ、 \ 確かに、支持者は少しずつ増えているにょろ!
/ / ハ/ \ハヘ
|i │ l |リ }_}ハ やる夫先生は、あえて、わかりやすい言葉で
|i | 从 \ /l小N 神様の教えを説いているんだにょろ
|i (| i ● ● li|ノ
| i ⊂⊃ 、_,、_, ⊂ノi| ヨハネ先生は神の怒りを説いたが、
| l x>、 __, イl | やる夫先生は神の優しさを説く
| lくミヽ::::ヘ三l:::::ノl lヽ
| l( ⌒ )..::::V::/ ( ⌒ ) その優しさがガリラヤ湖畔を包んでいる気がするにょろ!
まさに「ガリラヤの春」なんだにょろ!
106 :73/127:2008/05/06(火) 03:02:47.84
ID:1m9jRL4o0─────────────────────────────
2-4. 人は安息日のためにあらず
─────────────────────────────
,. -───- 、
/'´ `ヽ、 うぅ、
シ~ /" `ヽ ヽ `'、 ト、 やる夫先生の弟子が日に日に増えるけど
//, '/ ヽハ 、_Vヽ 貧しい人たちばかりだから、持ち合わせがなくて
〃 {_{ノ `ヽリ| l |、,i| 食糧が全然足りないにょろ~
レ!小l-- -- 从 | } i|
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃jノ}j| 今日は安息日だけど
r‐‐-、__|ヘ ゝ._) /| ! | 何もしないと、やる夫教団が餓死してしまうにょろ
{ (` /:::::| l>,、 __, イァ_i ||
"ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ァ||
ヽ< | | ヾ∨_:/ // ハ||
====================================================================================
【安息日】 ユダヤ教では土曜日が安息日であり、神を礼拝する日
「機械の操作や火を扱うことができない」とされる
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%81%AF%E6%97%A5#.E3.83.A6.E3.83.80.E3.83.A4.E6.95.99====================================================================================
107 :74/127:2008/05/06(火) 03:03:59.19
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ やる夫先生
〃 {_{ リ| l.│ i| いったい、どうしたらいいですか?
レ!小lノ `ヽ 从 |、i|
ヽ|l ● ● | .|ノ│ 安息日でも
|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j | , | 食糧を収穫すべきですかにょろ?
| /⌒l,、 __, イァト |/ |
. | / /::|三/::// ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
108 :75/127:2008/05/06(火) 03:04:35.41
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \ /\ かつてのダビデ王とその従者も、
. / (ー) (ー)\ あのアビアタル大祭司も、
/ ⌒(__人__)⌒ \ 同じようなことをやったことがあるんだお
| |r┬-| |
\ `ー'´ / 安息日は人のために作られたのであって、
ノ \ 人が安息日のために作られたのではないお!
109 :76/127:2008/05/06(火) 03:05:06.13
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \ にょろ~!
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{\ /リ| l │ i| まさに、その通りですにょろ
レ!小l● ● 从 |、i|
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ さっそく、みんなに
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i ! 麦の穂を摘み始めるように
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│ 指示を出しますにょろ!!
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
110 :77/127:2008/05/06(火) 03:05:37.54
ID:1m9jRL4o0――::::、::::::::::'::,::::::::}:::::::::,:'::::::}
::::::::::::::/ > 、;; ;;ヘ;;;;'::::::::;ヘ:::::〈
::::::、-'// ,':/ `""ヾ∨:ヘ ほほう
:::r ' |::! |::| |::| }::ハ
::> 」::|_ i!::! _!」 !ハ}:| 安息日に穀物の摘み取りとな・・・
/ レ' ¨"≠レゝ / リ/ j/
"モテエ ,'ェァ / やる夫教団は律法すら守ろうとしないようですな
、 {
ヽ |
i _ノ /
ヽ , ____ /
\ ` ー--- ' , '
ヽ /
ヽ __ノ
/ `ヽ
111 :78/127:2008/05/06(火) 03:06:23.67
ID:1m9jRL4o0 ,. -───- 、
/'´ `ヽ、
シ~ /" `ヽ ヽ `'、 ト、 なに言っているにょろ!
//, '/ ヽハ 、_Vヽ
〃 {_{`ヽ ノ リ| l |、,i| ダビデ王と同じことをやっているだけにょろ!
レ!小l● ● 从 | } i|
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃jノ}j| 安息日は人のために作られたのであって、
r‐‐-、__|ヘ ゝ._) /| ! | 人が安息日のために作られたのではないにょろ!
{ (` /:::::| l>,、 __, イァ_i ||
"ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ァ||
ヽ< | | ヾ∨_:/ // ハ||
112 :79/127:2008/05/06(火) 03:07:12.96
ID:1m9jRL4o0 , __,,::-:..、__
./i__,,r''゙/::,,='''´:::.`''ヽ
∧゙、::i::〈::f::::::::_;;:-:::::、:.`:、 こ、これは大胆な・・・
/:::::ヾ;:!、:、i;::'ヘヽヽ;::::::::::、{
〈:::::/'!i゙ |::|. |:ト;::::::::〉 つまり、肉体の餓えに比べたら
/:、{.-|ト、,,_ 、,,|;'-‐jノ'ミ:::、{ 神の教えなんてどうでもいいと
ヽ;:l i┬r ヽ ''~Tユ~`.},=〈 そのように、やる夫教団は教えているのですな!
.iヘ  ̄ ,! !゙ビi.〉
.{.「i ヽ!. _,,/
`'ヽ. iラー''^ヽ /
ヽ、 '-‐‐'''゙ /|
.iヽ、__ ,,/./ヽ、 __ ,,.、
113 :80/127:2008/05/06(火) 03:07:52.53
ID:1m9jRL4o0 ___
/::::::::::::::::\
/::::::─三三─\ げ!!
/:::::::: ( ○)三(○)\
|::::::::::::::::::::(__人__):::: | あいつはヨハネ先生のときにいた
\::::::::: |r┬-| ,/ ユダヤ人衆議会のやつだお!!
ノ:::::::::::: `ー'´ \
114 :81/127:2008/05/06(火) 03:08:33.51
ID:1m9jRL4o0――::::、::::::::::'::,::::::::}:::::::::,:'::::::}
::::::::::::::/ > 、;; ;;ヘ;;;;'::::::::;ヘ:::::〈
::::::、-'// ,':/ `""ヾ∨:ヘ ふふふ、久しぶりですね
:::r ' |::! |::| |::| }::ハ やる夫さん
::> 」::|_ i!::! _!」 !ハ}:|
/ レ' ¨"≠レゝ / リ/ j/ 本来なら、宗教裁判ものですが
"モテエ ,'ェァ / まあいいでしょう
、 {
ヽ | 今のところ、あなたはノーマークですよ
i _ノ /
ヽ , ____ / ただし、これ以上、律法をないがしろにしたら
\ ` ー--- ' , ' あなたの自由は保証できませんけどね・・・
ヽ /
ヽ __ノ
/ `ヽ
115 :82/127:2008/05/06(火) 03:09:28.08
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \ なんですか、あいつは?
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{\ /リ| l │ i| やる夫先生に対して偉そうだし
レ!小l● ● 从 |、i| 私の言葉も嘲笑する
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ 最悪の奴にょろ!
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i !
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
116 :83/127:2008/05/06(火) 03:10:05.25
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \ ペテロよ
/ ─ ─ \ 彼はユダヤ人衆議会の連中だお
/ ( ●) (●) \
| (__人__) | 我々の聖地エルサレム宮殿を守っている彼らには
\ ` ⌒´ / 我々を裁く権利があるんだお
ノ \
我々の弟子が増えるにしたがって
発言は気をつけなければならないんだお
118 :84/127:2008/05/06(火) 03:10:46.25
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \ にょろ~~ん
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ リ| l.│ i| それは申し訳なかったです
レ!小lノ `ヽ 从 |、i|
ヽ|l ● ● | .|ノ│ でも、今日、摘み取りをしなければ、
|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j | , | 我がやる夫教団は食糧がゼロになって
| /⌒l,、 __, イァト |/ | 飢え死にしてしまっていたにょろ
. | / /::|三/::// ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
119 :85/127:2008/05/06(火) 03:11:33.33
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \ (ううむ、組織を維持するうえでは
/ _ノ ヽ__\ もっとも大事な食糧の管理
/ (─) (─) \
| (__人__) | でも、やる夫にもペテロにも、その才能がない・・・
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | | やっぱり、やる夫たちは、
.\ “ /__| | 大工と漁師と娼婦の貧しい教団にすぎないんだろうか)
\ /___ /
120 :86/127:2008/05/06(火) 03:12:18.36
ID:1m9jRL4o0 / ヽ
/ , , ' ヽ
/ / / / / , / ヽ !
〃/ / ! l / ! ! ヽ | ! あ、あの・・・
│ ! ! │ { ! | ヽ ! ! ! |
! /{ {. ト` ト、 |ヽ !\ ,ム‐ハ| } l
レ ! iヽ !,,====ミ、\l ,,====ミ ! l l !
ヽ |.-ヽ!'くfえヶ.ll, - 、ll イkか>l ,!、 ハl
/, ニヽト ゞ-' ノ ヽ ゞ-' ,' / ノリ
,'/ニヾ 人 `_ / /リ´
{ /ニヽ ヽへ ィ ハl
ヽ、ヽ } | > _ , ィ´/ノ-、
_,' レ′_,-‐l / ヽ
__/ | /、‐'/ / , ' \
/ ─ ' } /へ、 / \
121 :87/127:2008/05/06(火) 03:12:50.10
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \
/ ─ ─ \ なんだお?
/ ( ●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
ノ \
122 :88/127:2008/05/06(火) 03:13:44.92
ID:1m9jRL4o0. / ヽ \ \
,' / / l \ ヽ
! / / / ,' | l ハ ヘ、ヽ、_,
. | ! l l / / ,イ ! i ! l ヽ ',` ̄
. l | l l ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l 寄付金をつのり、それを管理すべきだと思う
ノ | ! │ | /_// // / ,' ∧ / | / j l│
ノ l ァ| |尢/‐=乞t/ / /∠ニ「厂! / ,/ / リ ここまで弟子が多くなったのだから、
イ 八{´l !レくf{矛:下 'ヽ _〃イ孑代勹 イ } / 会計をつかさどる人を決めておくべき・・・
. Vハ |{ r';;_zj f} ⌒{! r';;zリ /}, '//
ヽ ', | ` ー―‐‐ ' 、 `ー-- チ' /
`ヘ lヽ _ 厶 ./
', {.代ト、 , イ | /
\_'i| > 、 _ , イ/ V l./
/ ヽj {`ヽ ′
. _ / 「´ ヽ} \
_, -‐ ´ l‐--‐、 _ -‐ | ` ー- 、
123 :89/127:2008/05/06(火) 03:14:20.50
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \
/ ─ ─ \ そういう君は
/ ( ●) (●) \ 会計について勉強したことあるのかお?
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
ノ \
124 :90/127:2008/05/06(火) 03:14:52.56
ID:1m9jRL4o0 / ヽ
/ , , ' ヽ
/ / / / / , / ヽ !
〃/ / ! l / ! ! ヽ | ! ・・・ええ、いちおう
│ ! ! │ { ! | ヽ ! ! ! |
! /{ {. ト` ト、 |ヽ !\ ,ム‐ハ| } l
レ ! iヽ !,,====ミ、\l ,,====ミ ! l l !
ヽ |.-ヽ!'くfえヶ.ll, - 、ll イkか>l ,!、 ハl
/, ニヽト ゞ-' ノ ヽ ゞ-' ,' / ノリ
,'/ニヾ 人 `_ / /リ´
{ /ニヽ ヽへ ィ ハl
ヽ、ヽ } | > _ , ィ´/ノ-、
_,' レ′_,-‐l / ヽ
__/ | /、‐'/ / , ' \
/ ─ ' } /へ、 / \
126 :91/127:2008/05/06(火) 03:15:30.98
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \
/ _ノ ヽ__\ そんなふうに、きちんと学問をしているなら
/ (●) (●) \ どうして、やる夫の教団に入っているんだお?
| (__人__) |
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
127 :92/127:2008/05/06(火) 03:16:04.99
ID:1m9jRL4o0. / ヽ \ \
,' / / l \ ヽ
! / / / ,' | l ハ ヘ、ヽ、_,
. | ! l l / / ,イ ! i ! l ヽ ',` ̄
. l | l l ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l ・・・だって
ノ | ! │ | /_// // / ,' ∧ / | / j l│
ノ l ァ| |尢/‐=乞t/ / /∠ニ「厂! / ,/ / リ 生まれや育ちが関係ないといったのは
イ 八{´l !レくf{矛:下 'ヽ _〃イ孑代勹 イ } / あなた
. Vハ |{ r';;_zj f} ⌒{! r';;zリ /}, '//
ヽ ', | ` ー―‐‐ ' 、 `ー-- チ' /
`ヘ lヽ _ 厶 ./
', {.代ト、 , イ | /
\_'i| > 、 _ , イ/ V l./
/ ヽj {`ヽ ′
. _ / 「´ ヽ} \
_, -‐ ´ l‐--‐、 _ -‐ | ` ー- 、
128 :93/127:2008/05/06(火) 03:16:38.48
ID:1m9jRL4o0 ____
/⌒ ⌒\ たしかに、そうだお!
/( ●) (●) \
/ ⌒(__人__)⌒ \ では、君に会計を任せたいんだけど
| |r┬-| | やってくれるかお?
\ `ー'´ /
ノ \
129 :94/127:2008/05/06(火) 03:17:07.81
ID:1m9jRL4o0 / ヽ
/ , , ' ヽ
/ / / / / , / ヽ !
〃/ / ! l / ! ! ヽ | ! ・・・ええ
│ ! ! │ { ! | ヽ ! ! ! | よろこんで
! /{ {. ト` ト、 |ヽ !\ ,ム‐ハ| } l
レ ! iヽ !,,====ミ、\l ,,====ミ ! l l !
ヽ |.-ヽ!'くfえヶ.ll, - 、ll イkか>l ,!、 ハl
/, ニヽト ゞ-' ノ ヽ ゞ-' ,' / ノリ
,'/ニヾ 人 `_ / /リ´
{ /ニヽ ヽへ ィ ハl
ヽ、ヽ } | > _ , ィ´/ノ-、
_,' レ′_,-‐l / ヽ
__/ | /、‐'/ / , ' \
/ ─ ' } /へ、 / \
130 :95/127:2008/05/06(火) 03:17:40.83
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \
/ ─ ─\ ところで、申し訳ないけど
/ (●) (●)、\ 君の名前を覚えていないお
| (__人__) |
\ ` ⌒´ / どんな名前なのか教えてお?
ノ \
132 :96/127:2008/05/06(火) 03:18:14.86
ID:1m9jRL4o0 ,. ´ ̄ ̄ ̄` 、_
/ / \
/ / / ヽ ヽ
/ / / / / ヽ ヽ 、 '. ハ
/ / / / /ト、 i | i i | ! ・・・ユダ
/,イi | ! | ! ヽ \ ト、 | i ! ! \
〃 || 「「><ヽ|\| \!_>v1ハイ ト-ヽ イスカリオテのユダ
/ !ト、ト、! ̄ ̄`ヽ f'〃 fr示 ! i !
〃トr 斗 // |-、 ! r' ,イ rY 从
/ レヘ|ヽ __,.ノ ; ヽ __ ̄_ jイノ〃
V ト、 _ 乂 /レ'
ヽ! > _ _,. イ!/ /
ヽレ'´ j 「メ、
_,. ':.:.:.:.:r- 、 -‐〉:.:.:.ヽ
r'「!:.:.:.:.:.:.:.:.:.L- ―--!:.:.:.:.:.:.:.\
∧:.!:!:.:.:.:.:.:.:.:.ヒ二二ニ」:.:.:.:.:.:.:.:.//>、
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:19:00.40 ID:oFI7KEm40
裏切りもんきたああああああああああああああああああああああああああああああ136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:19:13.20 ID:Tc5nId9B0
マジか、ユダってこういう人物だったのかぁ・・・裏切り者なので、聖書では良く書かれてませんが、
ユダがいなくなったあとの原始キリスト教団では
お金の問題が噴出しているところから見て、
かなり有能だったんじゃないかと思います
(それまでのペテロたちはユダに任せっぱなしだったんではないかと)137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:19:13.94 ID:4vkEBemm0
ユダキター139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:20:33.34 ID:2pidL9KK0
長門が裏切り者www133 :97/127:2008/05/06(火) 03:18:52.87
ID:1m9jRL4o0 ____
/⌒ ⌒\ イスカリオテのユダ、か
/ (―) (―)\
/ ⌒(__人__)⌒:::::\ なかなか利発さを感じさせる弟子だお
| |
\ / きっとペテロには足りないところを
ノ \ このユダがおぎなってくれるはずだお!!
141 :98/127:2008/05/06(火) 03:21:08.78
ID:1m9jRL4o0─────────────────────────────
2-5. 食をたしなみ酒を飲む
─────────────────────────────
____
/ \ やる夫先生の話は聞いてて楽しいですね
/ ⌒ ⌒ \
/ (●) (●) \ これまで呼んだ律法学者ときたら
| __´___ . | この解釈がどうだからこうしろとか
\ `ー'´ / 頭の痛くなる話ばっかりだったんです
ノ \
143 :99/127:2008/05/06(火) 03:25:13.25
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \ /\ 学者たちはみせかけのために
. / (ー) (ー)\ 長い祈りのやり方を説明するけれど
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| | それよりも神が人間を愛して下さることを
\ `ー'´ / 強く信じることが何より大事なんだお!
ノ \
144 :100/127:2008/05/06(火) 03:26:01.20
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \ いやー、やる夫先生の話を聞くと
/ ⌒ ⌒ \ 心が洗われているようだ
/ (⌒) (⌒) \
| __´___ . | どうぞ、お酒も食べ物もご用意しますから
\ `ー'´ / いっぱい食べてくださいね
ノ \
お弟子さんもどうぞ遠慮なく
145 :101/127:2008/05/06(火) 03:26:40.70
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ 我が大好物がいっぱい食べれて
〃 {_{ノ `ヽリ| l │ i| 幸せいっぱいにょろ~~!
レ!小l== == 从 |、i|
ヽ|l⊃ ⊂⊃ |ノ│
/⌒ヽ__|ヘ ¬ j /⌒i !
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
146 :102/127:2008/05/06(火) 03:27:22.76
ID:1m9jRL4o0 , -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ :/" `ヽ ヽ \ でも、こうやって
/ / ヽ ヽ.. ヽ お金持ちの家で会食をすることが、
l { l , ー-j从:ヽ.. ヽ 本当の伝道といえるにょろか?
| i ル{レ' ●` li! ト、 ',
/⌒)i"● ⊂l| ||ノ l
/ yi ヘ⊃ ,__, l| | l
( /ス、,ゝ、_ `´ ィ<| | l
147 :103/127:2008/05/06(火) 03:28:18.28
ID:1m9jRL4o0. / ヽ \ \
,' / / l \ ヽ
! / / / ,' | l ハ ヘ、ヽ、_,
. | ! l l / / ,イ ! i ! l ヽ ',` ̄ ・・・だいじょうぶ
. l | l l ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_// // / ,' ∧ / | / j l│ こうして、寄付金をつのることで、
ノ l ァ| |尢/‐=乞t/ / /∠ニ「厂! / ,/ / リ 一人でも多くの弟子を集めることができる
イ 八{´l !レくf{矛:下 'ヽ _〃イ孑代勹 イ } /
. Vハ |{ r';;_zj f} ⌒{! r';;zリ /}, '// 先生は組織のリーダーとして、
ヽ ', | ` ー―‐‐ ' 、 `ー-- チ' / 当然のことをしているに過ぎない・・・
`ヘ lヽ _ 厶 ./
', {.代ト、 , イ | /
\_'i| > 、 _ , イ/ V l./
/ ヽj {`ヽ ′
. _ / 「´ ヽ} \
_, -‐ ´ l‐--‐、 _ -‐ | ` ー- 、
148 :104/127:2008/05/06(火) 03:28:59.92
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \ うぅ、会計係のユダは、
//, '/ ヽハ 、 ヽ 有能だし、いつも正論を言うけれど
〃 {_{ リ| l.│ i|
レ!小lノ `ヽ 从 |、i| すぐにお金の話ばかりで
ヽ|l -- -- | .|ノ│ 正直、うまが合わないにょろ~
|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j | , |
| /⌒l,、 __, イァト |/ |
. | / /::|三/::// ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:29:47.26 ID:gS00zZBJ0
ブッダに対するダイバダッタみたいだな
仏教は手塚治虫ぐらいしか知らないんですが(いちおう仏教徒なのに)
デーヴァダッタも切れ者だったですしね
でも、キリスト教のほうがドラマティックな展開ですからねえ
正直、今書いてるのは、全部、受難物語の伏線みたいなもんですから150 :105/127:2008/05/06(火) 03:30:16.59
ID:1m9jRL4o0 _,,..,,,,_
./ -ω-ヽ < しかし、やる夫先生のやってることは、
l l ヨハネ先生とはまるっきり逆ですぽ
`'ー---‐´
154 :106/127:2008/05/06(火) 03:35:50.65
ID:1m9jRL4o0 -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 て
/ /" `ヽ ヽ \ て にょろ~!!
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{\ /リ| l │ i| あいつはヨハネ教団で
レ!小l● ● 从 |、i| 偉そうにしていた人ではないかにょろ!
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i !
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
155 :107/127:2008/05/06(火) 03:36:24.31
ID:1m9jRL4o0 _,,..,,,,_
./ ・ω・ヽ < ヨハネ教団では、今も断食修行にはげんでいるのに、
l l やる夫先生とその弟子といえば、食をたしなみ酒を飲む
`'ー---‐´ とても神の教えを説いているとは思えないぽ
156 :108/127:2008/05/06(火) 03:37:08.36
ID:1m9jRL4o0 _,,..,,,,_
./ -ω-ヽ < ヨハネ先生に伝えたら、どれだけ悲しむことか・・・
l l
`'ー---‐´
157 :109/127:2008/05/06(火) 03:37:38.28
ID:1m9jRL4o0 ____
/⌒ ⌒\ ひょっとして、あなたは
/( ●) (●) \ 獄中のヨハネ先生と連絡が取れるのかお?
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
ノ \
159 :110/127:2008/05/06(火) 03:38:07.70
ID:1m9jRL4o0 _,,..,,,,_
./ ・ω・ヽ < (な、なんだ。うれしそうに)
l l そうだぽ
`'ー---‐´
160 :111/127:2008/05/06(火) 03:38:50.08
ID:1m9jRL4o0 ____
/ \ /\ じゃあ、ヨハネ先生に
. / (ー) (ー)\ あなたが見たこと、聞いたことをそのまま伝えてくれお!
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| | これがやる夫のやり方だって!
\ `ー'´ /
ノ \
161 :112/127:2008/05/06(火) 03:39:45.37
ID:1m9jRL4o0 _,,..,,,,_
./ -ω-ヽ < わかったぽ。
l l (・・・まったく、ヨハネ先生は、
`'ー---‐´ どうして、こんな奴の伝道活動を知りたいのかわからないぽ)
162 :113/127:2008/05/06(火) 03:40:40.63
ID:1m9jRL4o0─────────────────────────────
2-6. 獄中のヨハネ
─────────────────────────────
__ __
/:::::::::::::::ヽ
_/ ヘ-、
〈/:::::::::::::::::::::::::::::V/ なるほど
/l::::/:::::,'::::::::i:::::l::!:ハ わたしの弟子たちは
~|::::l:::::/:::::::::l:::::l::i:!」
ヽ:{::::{:::::::::/:::/:::リ ・そのまま残っている者
, ィ ト{八::::/リj/V-、 ・熱心党のバラバの元に走った者
{{ | | `'' | l }} ・ナザレのやる夫に従った者
{:',|└─‐‐─┘|//
{ヘ  ̄ ̄ ̄ ̄ / :} その三つに分裂したわけね
, -―-ゝヘ _ノ {_/ ___
{ >=入_、____人=< ヽ
ヽ 〃 `┴‐┴'´ ヽ /
\| / ', | /
ヾ_ { } レ′
`ーゝ ____」L=‐'
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:41:55.57 ID:tTFQAwiy0
やけに哀愁漂う背中だなwwww164 :114/127:2008/05/06(火) 03:41:19.23
ID:1m9jRL4o0 _,,..,,,,_
./ ・ω・ヽ < もちろん、ヨハネ先生の帰りを待っている人が多いのは
l l いうまでもないですぽ
`'ー---‐´
166 :115/127:2008/05/06(火) 03:42:13.97
ID:1m9jRL4o0 -―――-
/ : / / ̄ ̄`ヽ`ヽ、 (・・・さすが、やる夫
/ : :_/. :/´「 ̄ ̄、`ヽ、 ヽ あくまでも自分の信じた道を進んでいるのね
/.:/ !: :/_/l: ! : : 、:ヽ : : :V ∧
i::〈_人!: :l∧\ヽ: : :i : i : _: ト、: i でも、あいかわらず、甘い男だわ
. l:://l/ !:::lf千 ミ、ヽ\!≦´V lく: :l
lく/〈/´!::l ゞ-' 弋冫j/l l〉 ! そんなやり方では人を結束させるのに時間がかかる
l ::!:::ヽ、!::l 、_′ /:∧!: :!
!::l:::::::::∧ト、 ー ′/:/.:/ ハj 優しさでつながっている人間なんて
. Vヽ、:::::lヽ、丶、_ ィ/.::/.:/j/ 自分の命をかけることもできない奴らばかりなのに)
>、:::!、|ヽ ト、/イ/
167 :116/127:2008/05/06(火) 03:42:57.42
ID:1m9jRL4o0 __ __
/:::::::::::::::ヽ
_/ ヘ-、
〈/:::::::::::::::::::::::::::::V/ (「神は人を愛してくれているはず」
/l::::/:::::,'::::::::i:::::l::!:ハ
~|::::l:::::/:::::::::l:::::l::i:!」 そんな願望が、この現実でどれぐらいの力がある?
ヽ:{::::{:::::::::/:::/:::リ
, ィ ト{八::::/リj/V-、 ローマ帝国の支配が世界をおおいつくそうとするこの世の中で)
{{ | | `'' | l }}
{:',|└─‐‐─┘|//
{ヘ  ̄ ̄ ̄ ̄ / :}
168 :117/127:2008/05/06(火) 03:43:33.21
ID:1m9jRL4o0 _,,..,,,,_
/ ・ω・ ヽ < 私たちも「ヨブ記」をそらんじながら
l l ヨハネ先生が解放される日を待っていますぽ!
`'ー---‐´
170 :118/127:2008/05/06(火) 03:44:22.93
ID:1m9jRL4o0 /. : : : :/. : : :/__`ヽヽ
. / __! / /´ ! `ヽ ヽ
′∠∧! l : : :/ :/. : : :/ : : ∧: i
. l : : :// l l : : /|/l\_// : /! l : ! 「ヨブ記」を読みながら、私の帰りを待っている?
l : :く∧/´!: .::! f卞ミヽ///j/.:l l
! l .::. : ヽ、! .:::! ー′ f_テ/.:/.:l それはどうかと思うけど・・・
. l l:::::: .::::l::l:::::l __′/.::/.:/
! l:::::::::::::l∧:::!、 (_/ /.::/j/
Vヽ∧::::l ヽ! ヽ、_ ィ/!::/
/ ̄ ヽl\ 〈 ∧:::/ j/
{/`ヽ、 ヽ、 \∨
====================================================================================
【ヨブ記】 旧約聖書におさめられた書の一つ
義人ヨブが過酷な試練により神への信仰を試されるという説話
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%96%E8%A8%98====================================================================================
171 :119/127:2008/05/06(火) 03:45:18.96
ID:1m9jRL4o0 _,,_, .__
/ ・ω・;ヽ < で、でも「ヨブ記」はどんなにつらいことでも
l l 神様の試練として耐え抜いていけば、
`'ー---‐´ いつか必ず報いがくることを
私たちに教えてくれたんだぽ
172 :120/127:2008/05/06(火) 03:45:55.78
ID:1m9jRL4o0 -‐―- ―- 、
/: : : : : : : : : : : : : : : \
/:./´ 二二_`\`::.:.:.:.:.:.:.:.ヽ (ヨブ記か・・・
/:.:./.ヤ丁:.:.:.:.:. `\ヘ:.ヽ:.:ヽ:.:.:.:.:.
/:/:/:.:{:.:.l:.:.:.:.:ヽ:.\:.:.:l:.:..マ¨}\:.:.:.', きちんと読めば、
/7:.:l:.:∧:.ト:.:.ヽ:.:.}:.:.:ハ_.l:.:.:.:Yヽ_/:.:.:.:! 結末の神の大サービスなんて
,'ヽl :.:i:.!\ヽ \∧>jム|:.:.:.:.!=く:.:.:.:.:.l 事実に即していないことぐらいはわかるはず)
i:.ijハ:.:ハヘ処ミ 丶` イf::圷 |:.:.:.:.|`ヽヽ:.:|
|:.| l !:.:.:ハ ゞ' `ー' l:.:.:.:.|_ノlヽ〉 :|
|:.Ljヘ ..:八 '_ ,':.:.:.:.:l:.}_j :.:.:.:.l
l:.!ヽ:ヽ .:.: \ ` ./ .: /:/:.:.:ノ:l:.:.:l:l
ヾ 丶\ヾ:.个ー-イ´///イ:.:.:/:.:〃:.:リ
174 :121/127:2008/05/06(火) 03:46:49.95
ID:1m9jRL4o0 __ __
/:::::::::::::::ヽ
_/ ヘ-、 (我々の神の教えには
〈/:::::::::::::::::::::::::::::V/ 後世の加筆や偽作があふれている
/l::::/:::::,'::::::::i:::::l::!:ハ
~|::::l:::::/:::::::::l:::::l::i:!」 神の正しさを説くためなら「こうありたい」と
ヽ:{::::{:::::::::/:::/:::リ 筆を曲げることを我々の祖先はいとわなかった・・・
, ィ ト{八::::/リj/V-、
{{ | | `'' | l }} わたしはヨブ記を読み、その嘘に気づき
{:',|└─‐‐─┘|// 主流派に属することに危機感をおぼえた)
{ヘ  ̄ ̄ ̄ ̄ / :}
177 :122/127:2008/05/06(火) 03:50:45.90
ID:1m9jRL4o0 -―――-
/ : / / ̄ ̄`ヽ`ヽ、 (だから、わたしはクムラン教団に入り、
/ : :_/. :/´「 ̄ ̄、`ヽ、 ヽ やがて、みずからの教団を立ち上げた
/.:/ !: :/_/l: ! : : 、:ヽ : : :V ∧
i::〈_人!: :l∧\ヽ: : :i : i : _: ト、: i しるしや奇蹟を求めたがる人々の願望を
. l:://l/ !:::lf千 ミ、ヽ\!≦´V lく: :l 「洗礼」という形で満たすという方法で)
lく/〈/´!::l ゞ-' 弋冫j/l l〉 !
l ::!:::ヽ、!::l 、_′ /:∧!: :!
!::l:::::::::∧ト、 ー ′/:/.:/ ハj
. Vヽ、:::::lヽ、丶、_ ィ/.::/.:/j/
>、:::!、|ヽ ト、/イ/
179 :123/127:2008/05/06(火) 03:51:55.87
ID:1m9jRL4o0 /::.::ィ/、:_!: :/:./: |::_::_-‐_ヘノ:l:l
!::./ ,ト..十:T:ハ: |: : : l::..:.. l: : :|: :ト〉 (「律法を守ってさえいれば、
|::`メ|::.::.|:..,|:| l lヽ: : ト、:: |: :|:レ| そのうちメシアがあらわれて
|::.:/| |::.:..|:廾ト、 ヽ \:| ,.斗l-:l:.,1:! ユダヤ人による理想の王国を再建する」
l.::.L|{1::.:.l:.ト十::テ ー ' イォ:卞l/イ |:|
|:.|:l:Lト!:.:.ト{  ̄ ,  ̄`|:.|:Lj:l そんな絵空事なんて、人々を従わせる立場になると
!:|:l::.::.:l::..ト、 イ::l:..:イ:! 神との空約束にすぎないことぐらいは誰でもわかる・・・)
lム|:.|::.:ト:..l |\ ´ ̄` /7:/、/ノ′
/|: 「lト::.:|.ヽ:! ` ーァ ´}: : j/ : |「ト.
ハl: l:::l ヽ!: : :ト_- ― <|: :/: : : !!| l
i ヽ:.l:::l : : : : l _, ----l: : : : : :l:|| |
181 :124/127:2008/05/06(火) 03:52:54.63
ID:1m9jRL4o0 __ __
/:::::::::::::::ヽ
_/ ヘ-、
〈/:::::::::::::::::::::::::::::V/ (やる夫、はたして、あなたはヨブ記をどう読んだ?
/l::::/:::::,'::::::::i:::::l::!:ハ
~|::::l:::::/:::::::::l:::::l::i:!」 聡明なあなたが、
ヽ:{::::{:::::::::/:::/:::リ 神が人間を愛していると説き続ける理由はなぜなの?)
, ィ ト{八::::/リj/V-、
{{ | | `'' | l }}
{:',|└─‐‐─┘|//
{ヘ  ̄ ̄ ̄ ̄ / :}
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:52:44.85 ID:Tc5nId9B0
ヨハネってリアリストなのなー。
洗礼者ヨハネに関しては、イエスの教えをわかりやすくするために
かなりの創作を加えています
正直いって、この話の洗礼者ヨハネ像のまま教会に行くと
牧師なり神父なりにぶっ殺されると思いますwww188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:58:35.93 ID:gS00zZBJ0
神父にぶっ殺されるとな!?
スレの冒頭でもありましたが、
フラウィウス・ヨセフスの歴史書においては、
洗礼者ヨハネの実在は明らかなんですが、
イエスは実在すらよくわからないのが歴史の実態なんです
だから洗礼者ヨハネの位置づけっていうのは、
キリスト教においても、なかなか大事なことなのです
「洗礼者ヨハネのほうがイエスより偉い」なんて言った日には、
「聖書、百回読み返せ!」と怒鳴られるのではないかと。184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:56:20.63 ID:uJd5MO060
このハルヒは神の何を信じてんんだw当時の宗教というのは「神を信じるかどうか」というより、
先祖の教えや文化を守るという意味合いがこいと思います
特に、このときのユダヤ教はローマの文化侵略により崩壊の危機にありました
武装蜂起すら考えていたのではないかと恐れられていた洗礼者ヨハネですから
「神様を信じていた良い人」だけではなかったと思っています183 :125/127:2008/05/06(火) 03:54:14.65
ID:1m9jRL4o0 _,,..,,,,_ < ヨハネ先生!
/>ω<ヽ 私たちは、あなたが神様への信仰を失わずに、
l l 解放される日を願っていますぽ!
`'ー---‐´
187 :126/127:2008/05/06(火) 03:57:57.94
ID:1m9jRL4o0 _,...-‐::::::: ̄:::::::ー-..、
/::::::::::::_;:. -一ー- 、::::`ヽ、
,..-::':::::::::::;/ _,.......-‐-..ヽ::ヽ:ヽ、 だいじょうぶよ
,.:':::::::::;:::/::::' ,..-:'::´::::::::::::::::::::ヽ:ヽ::ヽ:ヽ
/::::::::::::l:;'::::::|/:|:::l:::::';:::::::::::::::::::::::ヽ:ヽ::ヘ::ヘ わたし、ヘロデ・アンテパスに怖れられてるの
: /::::::::;:.-d:::::::|:::::::|::::';::::::':;:::::::::::::ヽ::::;;ゝヘ:::ヘ::ハ
::::::r'´ /'|:::::::|::::::ハ:::::ト、:::::ヽ、:::::::::rく::::::l:::|:::::l::ハ 彼がわたしにおびえているかぎり
::::::ヽ,ノ, |:::::::|::‐ト-、:」_ ヽ、::\ー/:::_ヽ:::N';::::|::::l わたしはきっとだいじょうぶだから
:::::::/ ./7r|::::::::ト:::| ヽ、`ヽ`¨ー ,.-‐`|::|::::|l:::|
::::/ /,'||:::::::::lヾ ,..-‐-、 、 |::l:::;'||::|
::ヽ_/::l rヘ::::::::::l ′ |::lイ::||::|
:::::|::::::`‐! l:::、:::::', 、... -‐  ̄! ,!::||::| l:|
l::::|::::::::l:::ヽ」;:::';:::::'., ヽニ ノ ,i':::;',:/ ′
. l::::|、::::::l:::::::::ト:::lヽ:::ヽ  ̄ ,.:'/!:〃
ゝH::::::::';::::::::l:ヽ',_ヽ::ヽ_ー- 、...__ /:::l l/
. ':;lヽ::::::ヽ::::::l:::l.\` -\ ̄二ニ二ニ=ュ_
`,.ゝ::::::',ヽ::',ヾ_,...r'^` ^¨ヽ、
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:58:58.39 ID:tTFQAwiy0
その笑顔がどこかせつない(´;ω;`)189 :127/127:2008/05/06(火) 03:58:40.55
ID:1m9jRL4o0 _,,..,,,,_
./ TωTヽ < ヨハネ先生、私たちは信じてるぽ!
l l
`'ー---‐´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
第二章 ガリラヤの春 終
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
NEXT CHAPTER 「山上の垂訓」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 03:46:38.66 ID:tTFQAwiy0
つーか、なんで ぽ は獄中のハルヒに会えてるんだ?
聖書でも、獄中で洗礼者ヨハネはイエスの伝道を聞いていたと書かれています
(例えば、マタイ福音書11:1以降)
ヘロデ・アンテパスも洗礼者ヨハネに会っていたみたいですし、
比較的、自由度は許されていたんではないかと212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 04:20:33.55
ID:1m9jRL4o0だ、誰もマグダラのマリアのことを突っ込まない・・・
すでに用意していた回答
Q:マグダラのマリアがイエスの妻だったって本当ですか?
A:イエスが守っていた律法からすれば、ありえません。
師匠である洗礼者ヨハネがヘロデ・アンテパスの不義を指摘して逮捕されましたが
そんなヘロデと同じことをイエスがするはずがありません。
当時のユダヤ教は性的にかなり不寛容でした。
「創世記 オナン」で検索してみると、
どれぐらい、ユダヤ教の神様が性的に厳しいかわかるはずです。
イエスが妻をめとっていたとしたら、伝道活動に出る前ではなかったかと思われます。208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 04:09:21.77 ID:2pidL9KK0
恥ずかしながらこれと前回のスレを読むまで、
キリスト教こそ、「宗教の元祖」なイメージだったんだけど、
そうじゃなくて、一つの分派にすぎないんだね・・
勉強になります。
キリスト教の創始者って誰なのかって難しい話なんですよね、実は。
キリスト教神学を打ち立てたのは、イエスの死後に活躍したパウロであり、
現代に残るキリスト教はパウロの流れです
イエス自体、洗礼者ヨハネが捕縛されてから伝道を開始していますので、
どういう形であったにせよ、イエスが洗礼者ヨハネの弟子であったことは間違いないかと
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