,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
, ミ;=======.:::゙ミヽ
/ ./ / ヽ\ \
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',/ さて、本編はいよいよ1935年に突入。
| / l/|7ニイ´/〃| -L.l ! ソ連国内は嵐の前の静けさを迎え、
| l |┬::cr ./ /┬::cr」 || 一方国際社会ではナチス・ドイツが再軍備を宣言、
| l ! l:::::::j '. l::::::::j. !l イタリアはエチオピア侵略を開始し、
ハ ⊂⊃‐ ‐⊂⊃| 物語は激動の時代を迎えようとしています。
l \ _ ,/ |
/l .lY` ー‐┐ r‐ イ| |
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
l l__j::::::::/: i_lil__|:i::::::! !
/ / ::::: i: : :l:::::ヒj::l」 : l_|!
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ;=======゙ミ
/ ,= ヽ
/ ,=' _ ∧_ _,,
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\ しかし、我々が生きる現代もまた、
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ 冷戦後のパクスアメリカーナによる
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/
| |{i t _ / | 平穏な時代が過ぎ、激動の時代を迎えています。
| | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| |
// i} / }-‐斤ヒl、__| l| | 今回は陰鬱な歴史書を紐解くのは一休みして
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ
__ゝ |i}^V'' __/ }} ハ {{ | 息抜きの床屋政談といきましょう。
ヽ ノ' `j }} /X | {{ |
219 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 00:55:25 ID:AuKNqXuc0
::::::/r‐:i . |ヘ::::. l:::::::::|l::::::::.:::|:::::::ハ::::::::::::.:: ..:::::/:/::: : .: .::/|/:::: .::/:/|
:::::{ {::::i : ヽ ヽ、::lヽ:::::l\::::::::li::::::iハ:::l:::::::::: ..:::///::::/:.:: .::/l: l:::::: .::/i:/ l
:::::{ {:::i ::i | ヽ ヌ====ミ,,,,,\:::ハ::::i i::|:::::::::::///i::/:::::: .::///i::::..::///
‐-ヽ`i :::ト i `、`,,,ヘ;;;;;;;;;;シ、\'\| |:::::::/=/イ/ノ/::::::/ /ノ/:::::/ /イ
`i ::::|ヘ i `‐‐‐- /::/=====ミ//::/ /::/
i .:::::| ヘ.i ''" ト`=-'"`/ン | ''"
.i .::::::| ヽ / i |
i .:::::::|、 ノ / .l l 息抜きって三十五話と三十六話の間で
i .:::::::::| \ r-‐-、 / l l
| .:::::::::::| \ ヽ _ `_ヽ イ l l 一か月以上息抜きしてただろ!
| .:::::r-、/`ヽ,ヽヽ、 ‐‐ _,, ィ l l
| .::// r‐‐、ヽ`` --‐ / r´`ヽ_r 、 l l いい加減にしろ!
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
, ミ;=======.:::゙ミ
/ ./ / l ト、\
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',
l | / l/|7ニイ´/〃| -L.l !
l | l | ┬::cr / / ┬c」 |
l | l ! l:::::::j ' l::::j.! /
l | l l⊂⊃‐ ‐⊂/ なんのこったよ・・・(すっとぼけ)
! | |ヽ| - リ
! | lゝ、 /|
! | |::::::::::ー┐ r‐:::イ:l. |
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
220 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 00:55:42 ID:AuKNqXuc0
,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,,
[,|,,,,★,|] [,|,,,,★,|] [,|,,,,★,|] [,|,,,,★,|] [,|,,,,★,|]
(" ´∀`) (" ´ー`) ( ´∀`) ( ゚Д゚) ( ・∀・)
( ” :|O┳∪━━∪━━∪━━∪━∪━━∪┳⊂”MVD〉
/__:|| ┃ 平和が崩れる日 ┃/__:|__|
し(_) ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ し(_)
221 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 00:56:00 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ;=======゙ミ
/ ,= ヽ
/ ,=' _ ∧_ _,,
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_ さて、20世紀における
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\ 戦慄すべき二つの大戦争のあと、
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ 世界は息つく暇もなく
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ 新たな緊張と対立の時代を迎えました。
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/
| |{i t _ / | 世界が事実上二つの軍事大国と
| | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| | その同盟諸国集団に分断され、
// i} / }-‐斤ヒl、__| l| | 大陸を鉄のカーテンが縦断する
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ 米ソ冷戦の時代です。
__ゝ |i}^V'' __/ }} ハ {{ |
ヽ ノ' `j }} /X | {{ |
_
| ̄ ̄| |\\ ,,,,,,,,,,,
_☆☆☆_ | .\\ [|,★,,,|]
(..´_⊃`) | .\\ (゚Д゚,,)
( ) .| .\\ .( )
| | | | | ̄| | |~
(__)_) \ | | し`J
\ .| |
\ | |
__ゝ,. l. l.三三| ,'./ / V,.,__
.7 ゝォ ゝ!三三| ラ/ /| l | l l `! ヾ三. /
攸. |三,r ! Lイ、 j. l ィ l |.il:l l l ,l i 〕三 /
ケヽ ヽ:::::::ヽ ノ 刈l lメ lv'l |il|l| / / |l l !/|\ L
/ 〉'´ヽ 〉rt:ヾ| レ!ヾvrl'ルヽji リ / / !|: ! レ' |ニトv'
'Y |i ヽヽ√ミfr@jY/, f´Yミ-ァ`lヾ'レ' //__/ノ// rイ`!i 東西世界の盟主、米ソは
\ヾ,/¨ヽ ヽヘ`´〃l ヘ ゝ-' 'r'::メ j// /:::L_l! 直接戦火を交わすことはなかったけど、
ヾ!l! |-l\'ヘ::ソ ハ! t_ク/ |/,_∧::| 世界中でこの対立構造による
.__ ||、 |:! 'rゞ:|! | ヾ , /if | f ルヘ 代理戦争が行われたのよね。
\`|| ヽ|:! ,f三::|! ト___i| -、 /ヘ`ヽ | /∧ \
| レ ´`!、三.|! '\.|! , r ´=ー、j-,. ヽ// f'|`ー,i 朝鮮半島、ベトナム、中東、アフリカ・・・
ヽ l Vゝミ\ \-r ',== / ヾ'∧ | l |
l l |八,j- .\ _ヽ\く三= ( v'/ ヽ_ノ l j そして人々はいつ始まるかわからない
l l <´_  ̄ \三 \ レヽ\ \ ` 核戦争と人類滅亡の危機に怯えていたのだわ。
/⌒l |` 三三⌒'ー - 、 \ へl |,r--ォ
222 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 00:56:22 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1--―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ ですがしかし、結果的に見るならば
/ミ;======゙ミ\ 冷戦という「国際秩序」は
/ /_人_人_人_人__, ヽ ヽ 少なくとも先進諸国にとり
/ /: :/:-/、:/ : : /|-、( ヽ i 成功したモデルでもありました。
く | :/: ://|: : :/__!_: :( { |\
\_:l/:イ__ .ノ/´下ィハ:( } / 米ソ両国は核戦力によりお互いに
{入|⌒` 弋tり}:ノ 厶'⌒) 相手を「確証破壊」することが可能であり、
|( \ fー┐ _厶イ__,ノi´ この相互確証破壊がバランス・オブ・パワーの
|( ,.に≫ー‐≪コ{ }} \_/ 役割を果たし、第二次大戦のような
/:く__に}⌒ハ⌒{コ7⌒7丁 平和の崩壊を最後まで回避できたのです。
| ̄ ̄| ,,,,,,,,,,,
_☆☆☆_ [|,★,,,|]
__(..´_⊃`)__ ___(゚Д゚,,)__
\_ ̄ ̄__/ \__ ̄ ̄_/
 ̄\\____________________// ̄
\____________________/
|
/\
/ \
/ \
/ \
ヽ.ィ: : : :/ / ,' l ', `丶ト、:|:.:.:.:.:.|: : : : :ート、、ヽ
r‐:':::::::/ ,' ,' ! .l i'"´: : |:.:.:.:.:.:!: : : : :_:ハ ',ヽ
. ',_:、:::/ l l |l ! ',: : : :.|:.:.:.:.:.:|: : : : L_l::', ',r
ノ:,' ,'l | l | l ! ! | `丶; |:.:.:.:.:.::!: : : : : :ハ::ヽ
/:| | ,' | ! .!l| ,'| l l | l ,' ,|. |!´: :.!:.:.:.:.:.,': : : :r ' `¬
/:::,! | ..L.',_ト. |',ト / !./l/├ /¬ ¬、).:: /:.:.:.:./: ::::::::| |:
/:::::ハ.ト 、 ! ..l_ヽヽ\、./ l/"´ l/_∠ | {: : :/:.:.:.:./::::::;:::ノ| !: 米ソ双方が破滅のスイッチを
ヽ|l ',ヽ \ !,イ `` ト '′ ,イ"´ lヽ ,ハr'^,-ヘ':::::::::}::!| .!: 避けたというわけね。
. | ト、ト.`弋..ン 弋..ン ' | .|/j〈ィ'>》_ノ"!::l ! |:
| l l.|. ', 、 l ! .|:.ヾ ニフ !::l. | |: でも、それが可能だったのは
| / / | ト、 ,.、 | l| |/ ヽ:| |l ! どちらも世界滅亡の最終戦争を
. | / / | |_.> 、 _..-.、l l ! ! |.! | ハッタリと考えていなかった
l| /,イ _..l l:.:.:.:.:.:.:`丶、 __..ィ´:.:.:.:.:.,' .,'::| | | ! ! というわけでもあるのだわ。
!|_ノ' r":.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハィュヘ:.:.:.:.:.:.:./ /:.:::! !ヽ、 .| l |
_..'"ィ´ ト、:.:.! .l:.:.:.:/``ヾ.ニンリ:.:.:.:.:./ ':.:.:.:.:| |:.:.:/、 ! ! !
223 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 00:56:32 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ;=======゙ミ
/ ,= ヽ
/ ,=' _ ∧_ _,,
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_ その通りです。
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ そしてそれと同時に、
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ 世界は米ソというプレーヤーに
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/ 「恵まれていた」とも言えます。
| |{i t _ / |
| | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| |
// i} / }-‐斤ヒl、__| l| |
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ
__ゝ |i}^V'' __/ }} ハ {{ |
ヽ ノ' `j }} /X | {{ |
224 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 00:56:59 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
r―ミ ゙ミ
l ミ;=======.:::゙ミ
ヽ / ※ ※ ※ ∧ アメリカもソ連も、
. / r―_‐_'i:¨:¨´:l ̄:`ヽ} 世界核戦争という恐怖に怯え、
{ ※ /: ´/: :/`:./;ハ:`: :l: l 互いに挑発を繰り返しながらも
} f: /fてハヾ´ /f'云ヾハ:} 相手に「最後の覚悟」を決めさせるような
. { ※ }:{ 弋__ノ 弋::リ j// 致命的な博打は回避しました。
ハ {:ヾゝ'''' ,、 ''',イ ヽ
. /: } ※. }: : ;>‐‐--‐<ヽ }_ だからこそキューバ危機の時でも、
/: :.{ l:/{i{ (ニニXニニ)} :.{ ※ ヘ 破滅を避けるために妥協を模索したのです。
,.イ: : :/ ※ l:ヾ}i} 〃{i {i: :ヽ ヽ
. {:ヽ: :.く /: :j:ヾx、_ノノゞ≠'j : :.} ※ }
.r<:ヽ:`:ー`ヽ,/f'"::`ーt‐f´:t‐r‐':ヘ:-'`¨¨:}´
(_:::::: ヽ/ / / ヽ 、ヽ(__:::::::::::|三|:::::::::::⌒Yヽ
r’:::: / { |! | |! |!ハノ :::::::::|三|:::::::::::::::乂{
`ァ: :′ / / ! |! |! |! |! |`ー, : :::|三|:::::::::::::::} '.
ヽ.′ / / |! |! |! |! }! | Y:::::::::|三|:::::::::::::/ {
. | | |! |! |! i} } |! /_!_| ゝァ : :|三|::::::::_;ノ| '.
. | | |!| |!、 {! |! // /}//孑' /イ (_ : :r'--{:::::::) | | 少なくとも、
. { | | { 卞ト、ハ!_ //ノノィ≦ケテ| (:::::〈ん)、) 〉´ | | 相手の決意を見くびって
ヽト、 {ヘ、从ィ升=ミノ´ /弋じ:::}| 〉 : ゝニン | | 破滅の戦争に突っ込んだ
ヽ乂ヘ!ゞ、rゝ':{` 宀'´ | ∨// | ヒトラーとは違ったわけね。
} |ヘ ^¨´ 、 | {ノ´ | |
川 | 丶 r‐、 ノ } ! | | ナチが滅んで
//} ! _≧-..、 `´ ,∠⌒} / 八ヘ . | | 米ソが世界の覇者になったのも
,厶.j /':.:.:.:. .:.:.:/>=(:.:.:.:.:.:. / />ヽヽ | | 納得できるのだわ。
/ /`ヽ):.:.:.:....:.:__}イ夊)_r / /:./::::::ヘ∧ | |
225 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 00:57:14 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ;=======゙ミ
/ ,= ヽ
/ ,=' _ ∧_ _,, 82年のアルゼンチン、90年のイラクは
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_ 自国の経済的行き詰まりから
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\ 対外戦争を引き起こしましたが、
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ 91年のソ連は決してそのような
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ 非理性的な解決策を取りませんでした。
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/
| |{i t _ / | 冷戦後に西側の観察者たちは
| | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| | ソ連を「見かけ倒しだった」と嘲りましたが、
// i} / }-‐斤ヒl、__| l| | それでも彼らには世界の半分を支配するに
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ 値する大国の振る舞いができたのです。
__ゝ |i}^V'' __/ }} ハ {{ |
ヽ ノ' `j }} /X | {{ |
226 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 00:58:04 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1―;1―;1―;1,=-;:、
ミ ゙ミ
. ミ ★ ゙ミ
/ミ ゙ミ \
《 ミ;========゙ミ } 》 しかし、89年にベルリンの壁が崩壊し、
. 》/ / / :/ : : : : : : : : : \ ∨《 91年にソ連が崩壊すると
. /// : :/ :/ : : : /:/ |: : : : : ∨^:| この成功した「秩序モデル」も崩れ去りました。
l∨ : : l :/: : :// / :八 : : : l: l : :|
| :| : : :|/ :/ //:/ :/ ヽ: : | ハ: :| 結果、無責任な小プレーヤーが
| :| : : :|≧x、/イ//,.ィ≦ハ ノ : l: :| カフカース・バルカン・中央アジアに出現し、
} :|八 :代uzノ 弋uzノ仏イノ: :| 世界各地で民族紛争が勃発するようになります。
. ′:} 仆⊂⊃ ⊂⊃イ 八 : :|
. /: : / 八 > ~~~ .イ}{ : : : | しかし一方で脅威を失った西側は
. /: : 〈 // ̄》 》≫=≪《 《V ∧: : : 軍縮の流れに飲み込まれ、
. / : : : : { 》《_》《_》《 〈 / 、: :丶 かくして世界は安定と責任を欠いた
/: : : : : : } 《_/八_》 }: : : :\ 「新世界無秩序」へと突入するのです。
/: : : : : : :/ ∨{><}{ {: : : : : : :\
/ : : : : : : /人,___人}><}人__人\ : : : : : :ヽ
《 : : : : : : // { ̄/∨`¨¨¨´∨\ ̄} \\ : : : : : \
《 : : : : :/ 《( } {_人 人_} { )》 \ : : : : :》
》: : :/ 》) 人人_)) ((_人ノ (《 \: : :《
《 :/ 《( \ / )》 \ 》
_ l j// / 丶 ヽ /
___ (._ | ノ , ' , ' ' ヽ
___/r_- '  ̄ イ (__/ / / | i 、 V
r :::__:::: { /:! ヽ ,' │!. │ ! V ',
|:::| イ^て イ::::! ノ .! l. │! ハ ! l ! ハ !
L/イ 「 |:::::! (_ | l ハ | | |! l | | ノ| ! ! | |
. /! ハ____. |:::::! ヽVハ__ヽ__Nヽ|! l/ j ,.ィl‐j 'T リ イ レ 皮肉にも、核戦争の恐怖が
/::! l ヽヽ:::ヽ ノヘ´ ヽ==ゝl、 `ヾノ' j/ィ´j::V レイ| 不要な流血を避け、
!:::! ! ( ヽ,=:Vハ ヽ イiナ:ハ 、'-ノ ' l | ヽ
ゝ! ! ー-..{@jil!| ! ゝ‐ ' ハ ハ. | 逆にその恐怖がなくなったことで
| ! ´ゞィ'!| | _′ / | | ヽ 世界中でより多くの血が
| ! `ナ'| ト '-' ∠_.l ! \ 流されることになったのね。
. ,| ::! /' l !_>-_、, ―-、 /⌒Y ,′ lヽ
/│ ::::! / l ! ' ´ : : : : : : .ヽ-<: : : : :V ハ. | !
. /:/ :::::! / ,l !: : : : : : :__ {ゞン}─ - 、:.| ! ノ / '
/ l ::::i / /! i!: : : : /: : : : . Y´: : : : : :L_.! / /
227 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 00:58:35 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―;1―;1―;1―;1―,=;:、
ミ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ ゙ミ 平和でありながら
ミ;==============゙ミ 紛争の氾濫した世界のなかで、
〃. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:ヽ k 各国は様々な形で
. / . : : .:.:|: : : : : : : .:人: : : : : : : : :', ! :', 「新たな秩序」を形成しようとしました。
,'. : : : :.:.:.:.|: : :,':,'.: : / \\_.:.:.:|.: : :.! *|.:|
. |: : :.:.: :.:.:.|.:.://.:.//  ̄ \\メ、.:.:.:! |.:.:| その代表的な例が
. 人 、 :. :.:イ//// ,.-≠ ミ.、!.:,' ,'.:. | 欧州連合のような地域統合なのですが、
\\:.:.:.:lYl⌒ヽ /| :::::::l! |/ ,': : :| 2000年代に入るとこの「新秩序」も
l\\八 フ:ノ ′ フ__ノ' ,' l.:.:.: :| 限界を迎え始めます。
|ハ *ミ ,,`´ '' .イ *|.:.:. |
. ノハ >.....__冖_ <:八 い、ヘ そして、その中でも加速度的に
r 彡.:.:.,' !:.|「≠介トn,、リ≠、.:\ \\\ 事態が悪化しているのが・・・
<-=≠:/ ,'.:〈チ_/小.シ〃゙ ト、У.:.ハ. \<
/-=/ /.:f癶=キト込、/:.:.:.〈〉ー-ハ ※ ∨\
>-´ ※ //xタミⅩ彡:::ム|:.:.:.:.:.:〉.:.:.:.:.:', ∨.: \
 ̄|>x、._/-_j斗'"ハ:::ハ:::/|.:.|:.:.:./\ .:.:.:.|___/\.:. /
228 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 00:58:59 ID:AuKNqXuc0
――― 東アジア、とりわけ我々が住む東北アジアなのです。
/ |\
/ i `ー--,
/ r-´ r'´
r‐、___ノ i´ ,‐ヽ、 /
r'´``ー-、 / `レ' `
丿 `ヽ ノヽ, i´ r‐^i
. _,ノ ノ _,,,,r'´ / _ _ノ´ { ヽ
´ i´ (_  ̄´ `ゝ i´ 丿 .}
丿 /} く \ 。 / .r´
i / `´ ̄_つ `~ヽ ヽ ,、 ノ i
'、_, -、___/ ̄ r'´ く i 〉`'´ /
/ } | ° i´ 〉
\ i´ _r‐' r--‐‐'´ ̄ ,ゥ´レ'
`i `‐'´ ο i二,ィ---‐‐‐'フ / ̄
,-‐‐-、 ,‐-、__ \ o r'´`ヽ、i´ ̄ ̄} ヽ‐'
_,r'´ `ヽ ノ´ `< `i i´ `´ ̄´
`ー-‐'´`ヽ_ ,r'´ _丿 レ、丿
`ヽ,
,ノ °
ノ
r'´ o
丿
ノ´ ο
ノ´ /`i
,、 _ , ノ´ / / 。 。 °
 ̄`フ ,-――一'´  ̄ i /
し' ∨
229 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 00:59:28 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―;1―;1―;1―;1―,=;:、
ミ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ ゙ミ 東北アジアは主に
ミ;==============゙ミ 日本・中国・韓国・北朝鮮からなり、
〃. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:ヽ k 世界第二位と第三位の経済大国が隣接する
. / . : : .:.:|: : : : : : : .:人: : : : : : : : :', ! :', 重要地域であります。
,'. : : : :.:.:.:.|: : :,':,'.: : / \\_.:.:.:|.: : :.! *|.:|
. |: : :.:.: :.:.:.|.:.://.:.//  ̄ \\メ、.:.:.:! |.:.:| この地域の平和と安定は世界的にも
. 人 、 :. :.:イ//// ,.-≠ ミ.、!.:,' ,'.:. | 非常に重大な問題ですが、
\\:.:.:.:lYl⌒ヽ /| :::::::l! |/ ,': : :| これが近年とくに不安定な状況にあるのは
l\\八 フ:ノ ′ フ__ノ' ,' l.:.:.: :| 周知のとおりです。
|ハ *ミ ,,`´ '' .イ *|.:.:. |
. ノハ >.....__冖_ <:八 い、ヘ
r 彡.:.:.,' !:.|「≠介トn,、リ≠、.:\ \\\
<-=≠:/ ,'.:〈チ_/小.シ〃゙ ト、У.:.ハ. \<
/-=/ /.:f癶=キト込、/:.:.:.〈〉ー-ハ ※ ∨\
>-´ ※ //xタミⅩ彡:::ム|:.:.:.:.:.:〉.:.:.:.:.:', ∨.: \
 ̄|>x、._/-_j斗'"ハ:::ハ:::/|.:.|:.:.:./\ .:.:.:.|___/\.:. /
230 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:00:14 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
, ミ;=======.:::゙ミヽ
/ ./ / ヽ\ \
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',/ これは厄介な悪童のような
| / l/|7ニイ´/〃| -L.l ! 北朝鮮の独裁政権によるためでもありますが、
| l |┬::cr ./ /┬::cr」 ||
| l ! l:::::::j '. l::::::::j. !l その一方で日中韓に横たわる
ハ ⊂⊃‐ ‐⊂⊃| 「歴史認識」という極めて重篤な軋轢が
l \ _ ,/ | 存在するためであります。
/l .lY` ー‐┐ r‐ イ| |
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
l l__j::::::::/: i_lil__|:i::::::! !
/ / ::::: i: : :l:::::ヒj::l」 : l_|!
rーイ¨ ̄¨ト、-┐
,r::┘、」;;;;;;;;;;;:::j/:::::/入
. _i -、_>------- <:::::┴i
〈:::::::i i ||Vlリk i|i ,l||ソ ヽ::::::::〉
┐'レ' ⊂⊃ ⊂⊃!Ni_イ、
. イ| u |!l lハ ヽ うわぁ・・・
/ハ u.|| .\ ヽ
|| `、 {_ ̄ ヽ '|| / / その話題に触れるのか・・・
|| ヽ、  ̄ . イ |,' ヽヽ
` `iTァv'T爪 //
|く|真| >| `ヽ
|〈| || | 〉|
231 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:00:32 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ;=======゙ミ
/ ,= ヽ
/ ,=' _ ∧_ _,,
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_ 外交における「歴史認識問題」というものは
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\ 東北アジアにおける極めて「異質な問題」であり、
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ 特に終戦記念日の季節になると
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ 世界中から呆れと特異な目で見られがちです。
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/
| |{i t _ / |
| | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| |
// i} / }-‐斤ヒl、__| l| |
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ
__ゝ |i}^V'' __/ }} ハ {{ |
ヽ ノ' `j }} /X | {{ |
∧,,_∧
⊂(´・ω・)つ-、 まーたやってんのかよアイツら・・・
/// /_/:::::/
|:::|/⊂ヽノ|:::| /」
/ ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄/
/______/ | |
| |-----------|
r‐:':::::::/ / / . | .l. | .',: : : :.:|:.:.:.:.:.:.:|: : : : L_l::', ',r
',_:、:::/ |||. | .|. | `丶;.:.|:.:.:.:.:.:.:!: : : : : :ハ::ヽ
ノ:,' .|l| \ ト、 | l !´: :.:!:.:.:.:.:.,' : : :r ' `¬
/:| | . |十ト 、 |__x ┼‐ヽ- / | .).:: /:.:.:.:./: ::::::::| |:
. /:::,! | .VV_ _\ `丁__ヽ|_____∨ ヽ{: : :/:.:.:.:./::::::;::::ノ| !: まぁ、確かに冷静に外から眺めてみたら
/:::::ハ.ト 、 ト下丁丁 ‐-不三丁丁フ ,ハr'^,-ヘ':::::::::}::! | .!:
. .ヽ|l ',ヽ \| 弋_‐.フ 弋_ー_フ | .|/j〈ィ'>》_ノ"!::l .! |: 呆れてしまうでしょうね・・・
|丁| ,、,、 ,、,、,、l ! .|:.ヾ ニフ !::l .| |:
. | l| ′′ ′′′| l| .|/:.:.:.:.⌒ヽ丶|. |: ..|: 60年もたって、しかも毎年まったく同じような
/ / 人 | l| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\|: |:
/ /| |_ > .._ r_‐_、 _, l l.! !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ |: 内容で言い争いを続けてるんだから。
/,イ | |! /:.:.:.::::ハィュヘ: ̄「「ヽ ..,' .,':| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ|:
ノ' | .| ,′/`ヾニンリ:::..:.:.:.:.:./ /:.:.! !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
..'"ィ | ||:.::':.:.:.:.::.:.`¬´:.:.:.:.:.:./ ':.:.:.:.| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'.
<._ < .| ||:.::::::::::::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:! !:.:.:.:.| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
232 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:02:50 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1―;1―;1―;1―;1,=;:、
ミ ゙ミ
ミ ★ ゙ミ \
/ ミ ゙ミ \
V/::ミ;=========゙ミヽ \
//:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :', `、ヽ ム>
. /:i:: :: /:: :: :: :: /:: :: :: :: :∧:: :: :: :: :::i } >/i´
,'::i:: :: i:: :: :: :: /:: :: :: :: :/ ∨:: i:: :: ::l V/:: l しかし、これは外部の人々が
,':: l:: :: l:: _:: :: /:: :: :: :: :ム--+::-l―:: | |:: :: | 東北アジアの特殊な事情を理解していないからです。
. i:: ::l:: :: |:: :`''フ:: :: :: ,:: / ',:: |:: :: :| |:: :: |
. l:: i:.|::..::|::_:: /:: :: : // v|:: :: :| |:: :: | いままで、中国と韓国はこの地域にローカルな
. |::.l::.|:: ::|::/ニ_;; ;// ====V:: ::,' |:: :: :| 秩序体系を作り上げてきました。
|::∧:',:: ::V弋.:.:テ ´ て:::::::o|:: ::,' .|:: :: ::| それが「被害者としての中韓」と
|::i ',:',:: :∧廴::ソ こ .ン|::/,' i:: :: ::.| 「加害者としての日本」という道徳的理論であり、
',.i }::ト:: : ヽ゛゛ ` _ ゜゜イ|/:,' ,':: :: :: | それを根幹とする秩序モデルです。
',' .ハ::iヽ:: ::>ァ-------<´<:: /:,' /:: :: :: ::|
∧ヾV>、:V/ | (ニxニ) |: :',:: /_ -'''´:: :: :: :: ::|
/:: L_i VX|: :| ∧ |: : |:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::ヽ
/:: :: :: :: :: :: :|: └ ┘└ ┘: :.|:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::\
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
, ミ;=======.:::゙ミ この道徳的価値観は
/ ./ / l ト、\ 被害者となった国にとり
\__/ /l / / , /l'| ト、l ', 感情的にも実に妥当な秩序体系でした。
l | / l/|7ニイ´/〃| -L.l !
l | l | ┬::cr / / ┬c」 | そして敗戦した加害国にとっても
l | l ! l:::::::j ' l::::j.! / 基本的には筋の通った話でもあります。
l | l l⊂⊃‐ ‐⊂/
! | |ヽ| - リ 中韓は戦後の長い間このモデルを
! | lゝ、 /| 当然の道徳観として掲げて
! | |::::::::::ー┐ r‐:::イ:l. | 日本もやむを得なくある程度は受け入れました。
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
233 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:03:32 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ しかし、この秩序モデルは致命的な欠陥を孕んでいます。
ミ ゙ミ
ミ;=======゙ミ それは、秩序の維持のために加害者に対して
/ ,= ヽ 一方的に重大な義務を負わせているということです。
/ ,=' _ ∧_ _,,
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_ 秩序が成立するには加害者側の協力が不可欠であり、
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\ それには加害者側が「お詫びの気持ち」を持ち続ける
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ 「良心的」国家であり続ける必要があるからです。
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/ つまりこのモデルによる地域秩序は
| |{i t _ / | 加害者側の一挙手一投足に影響を受けてしまうのです。
| | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| |
// i} / }-‐斤ヒl、__| l| |
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ
__ゝ |i}^V'' __/ }} ハ {{ |
ヽ ノ' `j }} /X | {{ |
. / / .' / / |
i l l l / ′ .′|
| | | | ‐、/| ! / l
| | ト . | |`ト、| .¦ 〃 / /
ヽ.|\ l ヽト .xィ士.j ト.| / // / /,′
/ / ヽ/ ハ.|ヽト辻}小∨j//./_/__,//_/__ たしかに被害者・加害者の秩序体系なら
// // /ヽi| ^冖^ ‐テ士</-‐ ´ 被害者側は道徳的優位を確保できる・・・
. 〃 // /|! | , ト辻}小>‐ /
/′ // / |l ハ ′ ^冖^ / / でも、それは加害者側が被害者側の
. / // / _!ヽ \ r__, / /| 「道徳観」を共有している場合に限られるのね。
' / | i /'| ', | i\ / 厶イ|
l l |,-l |‐厶-ヘ } V >‐z――…/ /' ! いったん加害者側がこの道徳観を放棄すると
| l / N´ ,. -‐ヽハ |-く^Y´ ' /\ |! 秩序バランスが一気に崩れてしまう・・・
| l<⌒ ‐-'---‐'_丿 小丕}| |/ \.|l
-‐┴'´ \_ ̄  ̄ _/,小辻リ l ! -――/.' それが今わたしたちが見ている
| ̄ ̄/ / ヽ{__ソ\ /!l,. -―// 東北アジアの「歴史認識問題」なのだわ。
234 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:04:33 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1―;1―;1―;1,=-;:、
ミ ゙ミ
. ミ ★ ゙ミ
/ミ ゙ミ \
《 ミ;========゙ミ } 》 このような「被害者・加害者」モデルは
. 》/ / / :/ : : : : : : : : : \ ∨《 第一次大戦後のヴェルサイユ体制でも
. /// : :/ :/ : : : /:/ |: : : : : ∨^:| 採用されていましたが、
l∨ : : l :/: : :// / :八 : : : l: l : :| それでも1925年ごろには実質破たんしました。
| :| : : :|/ :/ //:/ :/ ヽ: : | ハ: :|
| :| : : :|≧x、/イ//,.ィ≦ハ ノ : l: :| しかし、21世紀を迎え、戦後の価値観が多様し、
} :|八 :代uzノ 弋uzノ仏イノ: :| 変化の波が東北アジアに達してもなお
. ′:} 仆⊂⊃ ⊂⊃イ 八 : :| 中韓はこの秩序モデルを手放そうとしていません。
. /: : / 八 > ~~~ .イ}{ : : : |
. /: : 〈 // ̄》 》≫=≪《 《V ∧: : :
. / : : : : { 》《_》《_》《 〈 / 、: :丶
/: : : : : : } 《_/八_》 }: : : :\
/: : : : : : :/ ∨{><}{ {: : : : : : :\
/ : : : : : : /人,___人}><}人__人\ : : : : : :ヽ
《 : : : : : : // { ̄/∨`¨¨¨´∨\ ̄} \\ : : : : : \
《 : : : : :/ 《( } {_人 人_} { )》 \ : : : : :》
》: : :/ 》) 人人_)) ((_人ノ (《 \: : :《
《 :/ 《( \ / )》 \ 》
`\\ ≫x、 \__/ ,x≪ //
ヾ r ' ¨ /::::::::::::/ :::::::::::::::::〆__ ヽ \::::::::::し、
|...:::::::::::/ ':::::::::::::::l__,:: - ── ハ ノ ヽ::::::__ノ
r-─ " |:::::::::::::: | _ ヽー ' ヾ. ゙:::ヽ
ゝ_ _ |:::::::::::::: | フ_j ノ ,. レ′
l /ゝ :::: ∠_.|:::::::::::::: | ::::::::::"j ´ T′ | , l
| l:::;/` て_ |:::__ :::::: | _ノ ,ヽヾ. ,ハj_ // ,
| Lj! | '' 丁γr、ヽ::::| _ノ‐!- !-!、l! ィリイi/ ノ .ヘ,/ それはもちろん、「歴史認識」は
| l ヾ ゝメjク:::::|ノlハ'____ヽノ_/ l/ j/
| . | \`ー".::::| ヽハi:::ノ ̄ ̄ {:厂从 ! 外交問題である以上に国内世論の問題でもあるもの。
| / | ヽ \::::! ハ ゙、、、 、、i | |
| , | |` ーゝ | | ,! .ハ.| はっきり言って、中韓はこの秩序モデルから
ノ / | ! ヽノ^゙ .| | | ___‐__... ィノ_j | !|
./,.j/ | |ヽ /ゝ .| ト\!:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ ̄"| l!ヾ.、 抜け出すことは不可能なのかもしれないわね。
/ / ヽヽノ L \ヽ ヽ:.:.:.:.:.:. l ,,リ !l
/ ., ' / イ ハ ヽ.\\\.:.:.::| ノ、._ l|
235 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:05:31 ID:AuKNqXuc0
\ __, イ ,〆;:三三! `` 、 f
ヾ 二 / ,,三/ r==、_ 丿 \ ノ
/ 三/ _ / ⌒'! Y
`ー=,!三三l /三;::j l! |::: ! ヾ | この道徳モデルが観念的な善悪論・「あるべき論」になると
|三三| ∠ ーr-イ |! │:::! ,! iヽ ! i| 中韓が、日本が秩序モデルを守るように働きかける方法は
|三三| __,/ / | |\ト、:! .lト、 l:::i l !l 「圧力をかける」こと以外になくなるのよね。
|三三| , 三三:: イト、|-十=',ニリ.'ヽ,/:/,/レリ
ゞ.三_:|_/ 三三イ│| ヽ弋テハヾ' ヽi_イ| でもそれって外交的に有効な手段ではなくて、
rイrーt,,ヽ.三ノl! |│| ` ´ t;f ! むしろ国家関係を破たんさせる可能性が高い・・・
ー-テ| l!kt〃,ij / l |│| ノ!ハ
ゞ、ニイハ,/,.イ ! | ヽヽ __ ハ r、\ 結局、平和を守るためのモデルが逆に
,、. `ー-く三\| ! | ヽヽ ´-' /::! ヽヽ、\ 平和を危険に追い込んでいるのだわ。
| \ \三| ! | ヽヽ __ ∧!:f |/ | ト、\
`ーr--、_ ゞ| ! |_, -―- l |´三1l_ノー-| i ' ' |:ヽ,ヽ.
|! | _,.>'| i | 三三 ゝ\:: |トrj`!::ノ |、::: l 、
く. |, | 三三三; ) ) |ハン} | / \ \
\、 ノ! |; | 三三三/ /三Lyノ_ゝ-r、 rー 、_ ヽ i
ヾ \ j/ \ \__;三/ / 三 ヾ:::く ` L_, |
|\,` ー 、 ` ー─ `ヽ! 三三 |::::.> ,__/三/ |
236 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:06:06 ID:AuKNqXuc0
.∧_∧
< `д´#> 9条の改正、集団的自衛権の保持、
_| ̄ ̄||⊂)__カタカタ 日本は周辺国に不安を与えるべきではない!
/旦|――||///|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | |
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ;=======゙ミ 現実問題として、こういう姿勢はもう時代遅れなわけです。
/ ,= ヽ 長年に渡り外交関係が脆弱なのは、
/ ,=' _ ∧_ _,, 日本側の政権の姿勢の変化と同時に、
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_ 中韓が関係改善の行動を取ることができないという
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\ このモデルの構造的欠陥のためでもあります。
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ そして世界の他の人々はたいてい、
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/ こういった構造的問題の深刻さを十分に理解していません。
| |{i t _ / |
| | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| | この欠陥だらけの秩序モデルが、
// i} / }-‐斤ヒl、__| l| | 東北アジアの安定をどれだけ危険に晒しているか・・・
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ
__ゝ |i}^V'' __/ }} ハ {{ |
ヽ ノ' `j }} /X | {{ |
237 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:06:26 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1―;1―;1―;1,=-;:、
ミ ゙ミ
. ミ ★ ゙ミ
/ミ ゙ミ \
《 ミ;========゙ミ } 》
. 》/ / / :/ : : : : : : : : : \ ∨《
. /// : :/ :/ : : : /:/ |: : : : : ∨^:| そして、この歴史認識問題以上に
l∨ : : l :/: : :// / :八 : : : l: l : :| 東北アジア・・・いや、東アジア全体を
| :| : : :|/ :/ //:/ :/ ヽ: : | ハ: :| 不安定にさせている要素があります。
| :| : : :|≧x、/イ//,.ィ≦ハ ノ : l: :|
} :|八 :代uzノ 弋uzノ仏イノ: :| それが、眠りから覚めた獅子・中国の存在です。
. ′:} 仆⊂⊃ ⊂⊃イ 八 : :|
. /: : / 八 > ~~~ .イ}{ : : : |
. /: : 〈 // ̄》 》≫=≪《 《V ∧: : :
. / : : : : { 》《_》《_》《 〈 / 、: :丶
/: : : : : : } 《_/八_》 }: : : :\
/: : : : : : :/ ∨{><}{ {: : : : : : :\
/ : : : : : : /人,___人}><}人__人\ : : : : : :ヽ
《 : : : : : : // { ̄/∨`¨¨¨´∨\ ̄} \\ : : : : : \
《 : : : : :/ 《( } {_人 人_} { )》 \ : : : : :》
》: : :/ 》) 人人_)) ((_人ノ (《 \: : :《
《 :/ 《( \ / )》 \ 》
`\\ ≫x、 \__/ ,x≪ //
238 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:07:10 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
, ミ;=======.:::゙ミヽ
/ ./ / ヽ\ \
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',/ 中国は今や世界二位の経済大国。
| / l/|7ニイ´/〃| -L.l ! 日本を抜いて東アジア最大国となりました。
| l |┬::cr ./ /┬::cr」 ||
| l ! l:::::::j '. l::::::::j. !l この国の経済力と軍事力は
ハ ⊂⊃‐ ‐⊂⊃| 地域の平和と安定に極めて重大な影響を持ちます。
l \ _ ,/ |
/l .lY` ー‐┐ r‐ イ| | そしてその中国は今、獅子として
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. ! 周辺国に然るべき地位を要求しているのです。
l l__j::::::::/: i_lil__|:i::::::! !
/ / ::::: i: : :l:::::ヒj::l」 : l_|!
廴 / / ヽ`つ ∨Y  ̄〕マ7_
r┘ / | |└┐ | | rヘ´ \ j! _
`つ ./ | | | | 〔. ||<_ム__>  ̄__
〔_ .′ | | || |i `)|| 〔 ヘ\ <
ヽ| | : | | | | || レハ 弋 |r= 、r┘ | \ ` 日本との領土問題である
| | | ||| | 川ィチレ,_| ({ヘ參〉) ! \ 尖閣諸島はもちろん、
| | | |⊥从_| /j//ィi´うハ「| |广7_ハ ヽ
\\ヽ7了7ヾ ゞ- '| |∨/ \ \ 南シナ海のスプラトリー諸島を
\| ヽ ゞン | | ∨ \ \ 巡ってベトナムやフィリピンとも
| ∧ ` . - __| ハヘ \ \ 対立しているわね。
| l| >_ / j / ̄ヽ.マ_ \ \
/∧|/ __ア=ミく入`マ" ̄ ̄ / \ それから、インドとの国境係争地帯でも
// ヘ /-ゞ參r' _≧ \ ̄/___〉 \ 最近行動を起こしていたのだわ。
___/∠ ヽ_\イ `T1く, ―‐ ∨ ヘ,__
\ _...ニニニ> 」 K_,/ ̄ヽ 〉¬ \_
 ̄ _/ __〔 / | ゝィ厂ト Ⅴ | | 廴 厂 ヽ
<二、≦二._ヽイ | 「 广ヽ.ノ |/ \ /
冫 ̄_.ア/ / /( ┬―\ | ヽ
239 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:07:39 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
, ミ;=======.:::゙ミ
/ ./ / l ト、\
\__/ /l / / , /l'| ト、l ', 2000年代に入ってからの急激な経済成長、
l | / l/|7ニイ´/〃| -L.l ! それに伴う軍事力の大幅な向上、
l | l | ┬::cr / / ┬c」 | そしてリーマンショックによるアメリカの影響力低下・・・
l | l ! l:::::::j ' l::::j.! /
l | l l⊂⊃‐ ‐⊂/ これらの状況から自信を強めた中国は
! | |ヽ| - リ ソ連に代わる「米国と世界を二分する超大国」の
! | lゝ、 /| 地位を求めるようになりました。
! | |::::::::::ー┐ r‐:::イ:l. |
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
rーイ¨ ̄¨ト、-┐
,r::┘、」;;;;;;;;;;;:::j/:::::/入
. _i -、_>------- <:::::┴i
〈:::::::i i ||Vlリk i|i ,l||ソ ヽ::::::::〉 アメリカに太平洋の東西分割支配を
┐'レ' ⊂⊃ ⊂⊃!Ni_イ、 提案した、というのはまさにソレよね・・・
. イ| u |!l lハ ヽ
/ハ u.|| .\ ヽ さすがにアメリカも取り合わなかったようだけど。
|| `、 {_ ̄ ヽ '|| / /
|| ヽ、  ̄ . イ |,' ヽヽ
` `iTァv'T爪 //
|く|真| >| `ヽ
|〈| || | 〉|
241 :
安価スレッドはEXへ!纏めて落とします:2013/05/16(木) 01:08:53 ID:dGIh47t60
まあ、ソ連っぽいとこもあるしな。多民族国家で少数民族へ圧政を敷く中国は。
中ソ紛争は同族嫌悪にも見える。240 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:08:14 ID:AuKNqXuc0
{:::.:::.:::>.::´ ̄ヽ、 ,. -一 ヽ_
,. -┘.:::.:/:.:::.:::.:::.:::ノ::.Y:;___.:.:./.:.:.:.:.ヽ
(.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:;:、;:;∠二:.ヽ`ヽ.:.:.:.:.:.:.:∟、
):.:::.:::.:::.:::.:::.; '´ //〈.:.:.:.:\ \.:.:.:.:.:.:.::ヽ-へ
r''".:::.:::.:::.:::.:::/ / / / ハ `ー‐┐\ ヽ:.:.:.:.:.:.:ノ=ニ):\
{ ::.:::.:::.:::.:::.; ′ / | {_:.:.:.ヽ ヽ:.:.:.(二`V/^):、
 ̄つ.:::.::/ / ,′ | |  ̄ヽハ. i.:.:.:.:.`i!ヽ.!_/:./
(:.:::.:::.::!l! l i |l! | ノ:.:.| |:.:.:.:.:.:||:.ト、;:ノ
`7:.::|l| | ハ ;'| し-、| |:.:..:_ノ.|.:| |
ヽ|H | | l__, / | / / ノ|/:.:ん. l |:.| |
|l!ヽ. 代「 ヽ. , / `ト、/! ,イ. く:.:/:.; -┘| L」 ! でも、はっきり言ってどこまで本気なのか
| l N. r=-、.ヽ/ソ .r==_レ'´// |/ | | | わからない部分もあるわよね。
| ! |l |弋::リ 弋::.リ .1 | | | |
. | ! |lハ '_ """ ノ!| .| | | | 東シナ海や南シナ海での振る舞いを見れば
. !.| | l/:ヽ// )、_ ,.< _|! .|ヽ | | | 本気でそう考えているのかもしれないけれど、
!/ | 〈.:.::{ '´ /〉;:;:;:;:;:;:;//| .|:.:.::', l l | でもさすがに無茶がすぎるというか、
| /.:.:./ | /ニ、;:;://;:;! 、|:.:.:.:.:L_! .! .| やり方がめちゃくちゃとしか思えないのだわ
_,.∠=ニ〈::.ハ .ト、 ノ:;:;:;:;:;:;:〈〈_;/| ヽ:.:.:.:.:.:.Ll! .|
`ーニ二_‐|.:.:<.:.:.:.:.:.Y.:.Y.:.:.:.:.:.:ヘ V:.\ \:.:.:.:.:.{! .!
|_>'i.:.:<.:.:.:.:.:.Y.:.Y.:.:.:.:.:.:.ハ V:.:_>- ヽ.:.:.:.} .i
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
, ミ;=======.:::゙ミヽ
/ ./ / ヽ\ \
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',/
| / l/|7ニイ´/〃| -L.l ! そこが現代の中国の極めて危険な部分なのです。
| l |┬::cr ./ /┬::cr」 ||
| l ! l:::::::j '. l::::::::j. !l 実のところ、中国共産党の支配力は
ハ ⊂⊃‐ ‐⊂⊃| 胡錦濤政権の末期ごろには弱体化していた
l \ _ ,/ | フシがあります。
/l .lY` ー‐┐ r‐ イ| |
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
l l__j::::::::/: i_lil__|:i::::::! !
/ / ::::: i: : :l:::::ヒj::l」 : l_|!
242 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:09:01 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ;=======゙ミ
/ ,= ヽ
/ ,=' _ ∧_ _,, 急激な経済成長と軍拡により、
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_ 公営企業や官僚組織、そして軍部の影響力が
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\ かなり増長してしまったようなのです。
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ そしてこれらの新興エリートたちは
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/ 国力の成長に合わせて急進的で好戦的な考えを
| |{i t _ / | 持つようになりました。
| | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| |
// i} / }-‐斤ヒl、__| l| | 彼らは、復活した中国はより強く主張すべきだと
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ 考えているのです。
__ゝ |i}^V'' __/ }} ハ {{ |
ヽ ノ' `j }} /X | {{ |
`ー,:::::::: __ノ / / / \ \ ム::::::::::: |企;:::::::::::}___
(_:::::: ヽ/ / / ヽ 、ヽ(__:::::::::::|三|:::::::::::⌒Yヽ
r’:::: / { |! | |! |!ハノ :::::::::|三|:::::::::::::::乂{
`ァ: :′ / / ! |! |! |! |! |`ー, : :::|三|:::::::::::::::} '.
ヽ.′ / / |! |! |! |! }! | Y:::::::::|三|:::::::::::::/ {
. | | |! |! |! i} } |! /_!_| ゝァ : :|三|::::::::_;ノ| '.
. | | |!| |!、 {! |! // /}//孑' /イ (_ : :r'--{:::::::) | |
. { | | { 卞ト、ハ!_ //ノノィ≦ケテ| (:::::〈ん)、) 〉´ | | ああ・・・よくあるパターンね。
ヽト、 {ヘ、从ィ升=ミノ´ /弋じ:::}| 〉 : ゝニン | |
ヽ乂ヘ!ゞ、rゝ':{` 宀'´ | ∨// |
} |ヘ ^¨´ 、 | {ノ´ | |
川 | 丶 r‐、 ノ } ! | |
//} ! _≧-..、 `´ ,∠⌒<}/ 八ヘ | |
// j /':.:.:.:. .:.:.:/>=(:.:.:.:.:.:. / />ヽヽ | |
ノ ,' / /:.:.:.:.:.:....:.:__}イ夊)=-:.:.: / /:./::::::ヘ∧ | |
// / />ァー:. :.:.:.:`¨)´:.:.:.:.:./-ー=二二〕\ | |
243 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:10:18 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
, ミ;=======.:::゙ミヽ 中国の動きには
/ ./ / ヽ\ \ 歴史上にも類例を見ることができます。
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',/
| / l/|7ニイ´/〃| -L.l ! その一つが、ヴィルヘルム2世のドイツ帝国です。
| l |┬::cr ./ /┬::cr」 ||
| l ! l:::::::j '. l::::::::j. !l 後発帝国主義のドイツ帝国は、
ハ ⊂⊃‐ ‐⊂⊃| 自分たちに相応しい地位を追及する中で
l \ _ ,/ | 英仏と決定的に敵対し、結局世界大戦に
/l .lY` ー‐┐ r‐ イ| | 突入してしまいました。
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
l l__j::::::::/: i_lil__|:i::::::! ! 新興国の台頭は得てして地域に不安定をもたらすのです。
/ / ::::: i: : :l:::::ヒj::l」 : l_|!
244 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:11:38 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1―;1―;1―;1,=-;:、
ミ ゙ミ
. ミ ★ ゙ミ
/ミ ゙ミ \
《 ミ;========゙ミ } 》
. 》/ / / :/ : : : : : : : : : \ ∨《
. /// : :/ :/ : : : /:/ |: : : : : ∨^:| そして中国は、地位を主張するために
l∨ : : l :/: : :// / :八 : : : l: l : :| 軍艦を送り込み、周辺国の漁船を負いまわし、
| :| : : :|/ :/ //:/ :/ ヽ: : | ハ: :| あまつさえ戦闘機まで飛ばしています。
| :| : : :|≧x、/イ//,.ィ≦ハ ノ : l: :|
} :|八 :代uzノ 弋uzノ仏イノ: :| おそらく、中国政府内部の強硬派の新興エリートらは
. ′:} 仆⊂⊃ ⊂⊃イ 八 : :| アメリカを揺さぶりその決意を試しているつもりなのでしょう。
. /: : / 八 > ~~~ .イ}{ : : : |
. /: : 〈 // ̄》 》≫=≪《 《V ∧: : : しかし彼らは、そのような軽はずみな火遊びが、
. / : : : : { 》《_》《_》《 〈 / 、: :丶 周辺国にどれだけの恐怖を与え、
/: : : : : : } 《_/八_》 }: : : :\ そして「最後の覚悟」をさせてしまうほど
/: : : : : : :/ ∨{><}{ {: : : : : : :\ 追い込んでしまうかも知れないということを
/ : : : : : : /人,___人}><}人__人\ : : : : : :ヽ まったく想像できていないのです。
《 : : : : : : // { ̄/∨`¨¨¨´∨\ ̄} \\ : : : : : \
《 : : : : :/ 《( } {_人 人_} { )》 \ : : : : :》
》: : :/ 》) 人人_)) ((_人ノ (《 \: : :《
《 :/ 《( \ / )》 \ 》
`\\ ≫x、 \__/ ,x≪ //
r‐く二ニ:/i:i:i:i:i:i/ V^’
. /:i/[_: :|i:i:i:i:/、yz'′ マ: :_: - :ヲ
/:i/ lしんく|i:i:i:Yrュヲ ヽ Ⅶ :: : :己
.〈:i〈 || 己 {i:i:i:i|′ l | l! l| l| ', ' .Ⅵ : : :.__7
\\!! し|i:i:i:i| | l l | l! l| | l i! | ! |: : :_:∠,
 ̄|L__ムスi:i:i:i:{l | | | | l! l| | i i! i | l }: : _く
| ̄|i:|i:|マi:r=Ⅶ i 士十i l! l| | ルl_」L リ| .!. |__ノ
| |i:|i:|ミ.ム泌リ l|r‐rテi〒i/!ノ ‐rテi〒r| .トミx7
| /i:{ゞ\ゞ=イ| l| 弋.(ソ 弋(ソ 从ノマヘⅣ
| : ̄|  ̄ゞ≠ l| 、、、 . 、、 l.| | l |.| ほんとお気楽なものよね・・・
| : | | | 八| l |.|
| i | x≧| | _ イ | l |.| 自分たち以外にはプレーヤーがいないと
| l. 八 《ミく |ゝ、 ´ イ |. i l |.| 勘違いしてるのかもしれないけど。
| | | ヘ ∨i:l |≦三三r≠くヘ≦ 三 ∧. ', .| l.|
| | | ',./ ヾ| |三三三いゞソメ《 三三.∧ ゝ l.|
245 :
安価スレッドはEXへ!纏めて落とします:2013/05/16(木) 01:12:49 ID:dGIh47t60
特に両岸問題は破局を迎えるならすぐという印象もあるけどな。
経済的に中台関係は深まっているとはいえ。246 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:12:56 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ;=======゙ミ
/ ,= ヽ
/ ,=' _ ∧_ _,,
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_ 今現在、東北アジアは
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\ 米ソ冷戦時代のような
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ 安定的な秩序モデルも、そして
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ 責任あるプレーヤーの両方を欠いています。
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/
| |{i t _ / | そしてそのことが、東北アジアの平和と安定を
| | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| | 著しく不安定化させているのです。
// i} / }-‐斤ヒl、__| l| |
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ 東北アジア諸国は崩壊した秩序モデルの
__ゝ |i}^V'' __/ }} ハ {{ | 底なし沼にはまり込んでしまったのかもしれません。
ヽ ノ' `j }} /X | {{ |
,.:-=;1―;1―;1―;1,=-;:、
ミ ゙ミ
. ミ ★ ゙ミ
/ミ ゙ミ \
《 ミ;========゙ミ } 》
. 》/ / / :/ : : : : : : : : : \ ∨《
. /// : :/ :/ : : : /:/ |: : : : : ∨^:| そして、アメリカはその危険性をよく理解しています。
l∨ : : l :/: : :// / :八 : : : l: l : :|
| :| : : :|/ :/ //:/ :/ ヽ: : | ハ: :| この底なし沼が、最悪な結果に行き着くかもしれないと
| :| : : :|≧x、/イ//,.ィ≦ハ ノ : l: :| わかっているのです。
} :|八 :代uzノ 弋uzノ仏イノ: :| だからこそ、アメリカは尖閣問題にタッチしようとしません。
. ′:} 仆⊂⊃ ⊂⊃イ 八 : :|
. /: : / 八 > ~~~ .イ}{ : : : | しかし、無関係でいることなど不可能です。
. /: : 〈 // ̄》 》≫=≪《 《V ∧: : :
. / : : : : { 》《_》《_》《 〈 / 、: :丶 責任あるプレーヤーの役割は
/: : : : : : } 《_/八_》 }: : : :\ アメリカにしかできませんし、
/: : : : : : :/ ∨{><}{ {: : : : : : :\ なにしろ当事国の日本がアメリカを巻き込む気
/ : : : : : : /人,___人}><}人__人\ : : : : : :ヽ 満々なのですから。
《 : : : : : : // { ̄/∨`¨¨¨´∨\ ̄} \\ : : : : : \
《 : : : : :/ 《( } {_人 人_} { )》 \ : : : : :》
》: : :/ 》) 人人_)) ((_人ノ (《 \: : :《
《 :/ 《( \ / )》 \ 》
`\\ ≫x、 \__/ ,x≪ //
247 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:13:45 ID:AuKNqXuc0
|: : : : : : / /´ / / 「: : : : : : |:.:.:ヽ: : : : : 〉ニニ、二
ヽ.ィ: : / / / / / | ', `丶ト、: :.|:.:.:.:.:.|: : : : :ート、、ヽ
r‐:'::::// / / ! .! | i ハ |、 | i'"´: : : :|:.:.:.:.:.:!: : : : :_:ハ ',ヽ
',_:、:// ! .! i ! ! | i! | !.! ! l ',: : : : : :.|:.:.:.:.:.:|: : : : L_l::', ',r
ノ! | | | || i!| | i!.ハ ! || | ,! |`丶; : :.|:.:.:.:.:.::!: : : : : :ハ::ヽ
/: | i! | | || .ハト、 i!, ハ !、!__| .i! | ./ ! ,! !´: : : !:.:.:.:.:.,': : ::r ' `¬
. /:::::| || | |! !斗┼七!ハ | || ∨ ̄}`|7 メイ| ).:: : /:.:.:.:./: :::::::| |: 東北アジアの緊張と不安定は、
ヽ::|Ⅵ Ⅶ! | ト{ Ⅵ \! }! ,リ! {: : :/:.:.:.:./::::::;:::ノ| !: いずれ行き着くところまで
. | \ |从 Ⅵi'芹笊示 芹r笊示ミx | ハr'^,-ヘ':::::::::}::! .| .!: 行くしかないのかもしれないわね。
. | ヾ.| \ハ 。之zリ 之zzzリっ | |/j〈ィ'>》_ノ"!::l .! .|:
. | | ||! , | | .ヾ ニフ. .!::l | .|: 少し前までは、尖閣のまわりを
. | | 圦 "" "" ,! |/ ヽ:| |l ! 軍艦や戦闘機が飛び回るなんて
. | | || ゝ. __ __ .ィ | | |.! | 想像もできなかったもの。
. | | || |i> ._ _. <:::| .| | | ! !
l| | || || ,「 ̄ `| .| | | l |
!| | /' 〃 /ノ \| | ! ! !
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ;=======゙ミ
/ ,= ヽ
/ ,=' _ ∧_ _,, 「東北アジアで武力衝突が起きる可能性は現実的でない」
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\ という主張は、国内外で多く見ることができます。
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ しかし、一体なんの根拠があるというのでしょうか?
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/
| |{i t _ / | 第二次大戦が起こる前には、
| | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| |
// i} / }-‐斤ヒl、__| l| | 経済のグローバル化が進んだ現在で欧州大戦はあり得ない、
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ
__ゝ |i}^V'' __/ }} ハ {{ | と主張されていたのですから・・・
ヽ ノ' `j }} /X | {{ |
248 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:14:07 ID:AuKNqXuc0
,.:-=;1ー;1―;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ ★ ゙ミ
ミ ゙ミ
, ミ;=======.:::゙ミヽ
/ ./ / ヽ\ \
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',/ 赤い皇帝本編はいま、
| / l/|7ニイ´/〃| -L.l ! いよいよ歴史的事件の入り口に
| l |┬::cr ./ /┬::cr」 || 差し掛かりつつあります。
| l ! l:::::::j '. l::::::::j. !l
ハ ⊂⊃‐ ‐⊂⊃| しかし、我々はまた、
l \ _ ,/ | 現実世界でも歴史的瞬間を
/l .lY` ー‐┐ r‐ イ| | 目撃することになるかもしれないのです・・・
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
l l__j::::::::/: i_lil__|:i::::::! !
/ / ::::: i: : :l:::::ヒj::l」 : l_|!
249 :
◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 01:14:17 ID:AuKNqXuc0
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
21世紀の世界の出来事は、
我々の誰もが予測し得ないような展開を辿るだろう。
ちょうど20世紀の出来事が、
国際政治にもっとも精通した者を愕然とさせ
、
震え上がらせたように・・・
――― ジョン・H・ドールトン 1998年
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
【番外 平和が崩れる日 終わり】
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なるほど。
中韓とのあのイチャモンも一つの秩序ととれるのか
歴史を学ぶ人は「人類は歴史から学ばない」と言う事を
知ってるはずだろw
みんな「自分だけは大丈夫。成功する」と思って
戦争を始めるんだよなw
まーそれはそれで仕方ないんじゃね?
中国が各方面で無理な領土主張をしだしたのは、確かにここ最近になってからの気がする
少し前の中国海軍によるミサイル・レーダー照射の事件といい、
中国政府はどうにも国際社会での「暗黙のルール」を理解できていないフシがあるね
これから歴史的に大きな動きがあるとすれば、経済成長が頭打ちになった後、
本格的に北京政府の民主化が危ぶまれるときあたりだろうか・・・?
だってアメさん巻き込めないと日本詰むじゃないですか!やだー!
アメさんも同盟国を守るという建前で自領域を広げ確保してるんだから、
日本が自爆しない限り同盟国を守るのは義務だが、中国との戦争は絶対に避けたいという頭の痛い状況
アメさんも同盟国を守るという建前で自領域を広げ確保してるんだから、
日本が自爆しない限り同盟国を守るのは義務だが、中国との戦争は絶対に避けたいという頭の痛い状況
なおのこと面倒なのはロシアも極東の地盤を固めに来ているという
中国と違ってアメリカとのじゃれ方はわかってはいるけど
無責任なプレーヤーはいずれ自壊する
…でもそれがメガンテなのが問題なんだよな
周辺国、下手すりゃ世界を巻き込むメガンテはいずれ起きるものとして
1:メガンテを行うのが自分にならない
2:他国のメガンテに巻き込まれても生き延びる
3:生き延びた時になるべく多くHPが残るようにする
ってのを念頭に置いた行動が重要になるんだろうな
中国はメガンテするだろうが、その相手が日本である可能性は最も高い
なぜなら中国人には日本への憎悪があり、最も優しくしてくれそうな相手が
日本であり、舐めているのが日本であり、身入りもあるのが日本だからだ
これを捌くのは至難の業だろう。無理だな
中国が周辺国と領土紛争を起こしたのは建国以来ずっとだよ。
日本の学校教育では教えないから知らないのも無理は無いけど、アフガニスタン以外のほぼすべての国と
何らかの形で揉め事を起こしている。ロシアみたいに手打ちに至ったケースもあるけど。
今の中国からして国民党に勝った余勢で漢人居住地域以外を併合したようなものだから
もう1度内戦でも起きない限りは膨張が続くだろう。
歴史認識という言葉自体が、近代憲法のもとでは、かなりトンデモだという認識を欠いているのが問題。
日本の憲法にもあるが、思想信条は絶対的に自由であって、認識を同じにしないといけないというのは、それこそ全体主義や共産主義のなせるわざ。まともな民主主義の国に対して、強要できない。
ところが、なぜか、中国と韓国はこれができると思っている。
誰もが感じていることを分かりやすく文章にしてるね。もし本職の研究者とかならぜひ論文か著書にしてほしい。
付け加えるなら、加害・被害パラダイムでも中韓が押しどころ引きどころをわきまえて穏健な現状維持路線に徹していれば、日本はこの秩序をあえて崩そうとはしなかっただろうということ。
中国が発展の威を借りて軍事的・領土的拡張に手を付けてしまったこと、韓国が謝罪・賠償要求をエスカレートさせて加害・被害パラダイムを濫用したことが相互不信の連鎖の引鉄になったことを、心ある研究者や政治家なら指摘しなければならない。
中朝韓が日本に戦争を仕掛けてくる可能性はほぼ無いっしょ。
戦争したらタカれなくなるし棄民を日本に送り込めなくなって自国が破綻してしまう。
これは夢なのか、現実なのか…。暑い真夏の夜、過熱した東北アジアの緊張と不安定は、遂に危険な領域へと突入する…
つうか中国がWW2のことをやたら持ち出すようになったのもわりと最近(ここ数十年のスパン的には)なんだよね。
それまでは「許そう、しかし忘れまい」(byシンガポール)
的なスタンスだった。
当時の中国に侵略してたのって日本だけじゃないしね、イギリスとか最近までそうだったし。
今の50~60代以上の中国人は地方にもよるが比較的日本人に憧れ・好意的な人も多いが
その子供世代あたりから憎日教育というべきものが強化されたようだ。
あー、なんで中韓って何でいつも喧嘩腰の外交なんだろうって思ってたらそういうことなんだ。
すごくわかりやすいです。
昔の日本って中韓に寛容っていうかある程度ゆうこと聞いてたもんね。
中国がまともな大国としてアジアの面倒を見てくれれば、日本は本道に戻って
冊封体制の外で独自路線につき進めるんだが、現状だと中国は搾取する事しか考えてないからなぁ。
※56151
昔は日本も余裕あったからね。
中国も韓国も後進国だったし、高度経済成長時代もあって、実害も少なかったし、それを受け入れる余地もあったと思う。
ところが今じゃ、韓国は盗んだ技術でダンピングしまくって、市場を荒らしまくり。
中国は巨大な軍事力を背景に恫喝。
どちらも先進国を自認しながら、国際ルールを理解しようとしない。
日本は高度成長期の貯金を食いつぶして余裕がない。
被害者・加害者パラダイムが崩壊するのは必然だったね。
内側に向かって爆縮するか
外側に向かって爆発するか
どっちかな?
どっちだろうな?
「それが平和だと言われていた時代の最後の夏でした………」
まあ日本の中に道義的責任とやらが必要と思ってるバカ共が消滅するのが先か
中国が外(中)に爆発するのが先か
一番よさげなのは道義的責任なんてのを特亜が捨てる事なんだろうけど
去年、弟夫婦に子供が生まれたとき言ってた。
この子が大きくなる頃には日本はどうなってるか分からないから、どこでも生きていけるように少なくとも英語は必ず幼いころから習得させる。
受験や仕事の為じゃなく、親が子供の生存の為に勉強をさせるってのも時代の変化なんだな。
まぁ、俺はこの国で生きて死ぬしかないが。
日本を取り巻く環境をベルサイユ体制に例えたのは興味深いな
多額の賠償金をODAとして払ってきたが、もはや受け取る国相応しくないとして減額しようという動きもある
それに対して中国は、ルール地域支配とばかりに尖閣・沖縄に手を出そうとし、韓国は竹島というあたりか
日本を取り巻く環境をベルサイユ体制に例えたのは興味深いな
多額の賠償金をODAとして払ってきたが、もはや受け取る国相応しくないとして減額しようという動きもある
それに対して中国は、ルール地域支配とばかりに尖閣・沖縄に手を出そうとし、韓国は竹島というあたりか
中韓は「過去に目を閉ざすものは未来も見えない」という言葉をむやみに使いたがるが、過去の経緯にとらわれ過ぎて現在の戦争を防ぐことが出来なければ本末転倒。
日本にも若干我慢の利かないバカはいるが基本的には紛争を避ける方向に相当慎重なかじ取りをしている。戦前の日本から見れば嘘のように真逆の平和国家ではないか。
中韓はこのことに早く気付け。
民主党が領土問題に棚上げしちゃったんで近い将来確実に日中の激突は起こるよ
民主党を選んだ国民全員の責任だからね
しかしそう考えると
一時的とはいえ政権交代でプレーヤー交代が起きたのは痛いな…
尖閣諸島の領有権は長年の間日中両国であえて曖昧にし触れない事で保たれた秩序モデルだったけど
一時交代したプレーヤーがそれを崩してしまった
ただでさえ台頭した中国が周辺国への圧力を増していたのに…
後の歴史の教科書に乗りそうなぐらい最悪のタイミングだ
ロシアが中国との領土問題解決して、次は日本とも北方領土問題解決に動こう…って動きが
対中・対日問題を予め潰しておくことで
後に東北アジアで武力衝突が起きた場合の、自国への飛び火を最小限に抑えようって狙いに見えてくる
>>56155
昔は日本もっていうけど日本という国家単体であるわけじゃなくて
中には国民がいて世代交代もあるわけで
戦争経験者が減ったせいで「良心的」に振る舞う事が出来なくなったのが一番大きいんじゃないかな
なんで爺さん世代の罪を俺達が背負わなけりゃいけないんだって感覚が若い世代に出てきても不思議ではない
>>56172
だってそもそも中共韓北朝の何れの国とも日本は戦争してないもの。
国民党政府の後継者たる台湾とは(馬は置いといて)良い関係を築けているわけだし。
長年ODAを供出してきても無かったことにされてきたし、日韓基本条約も締結されてるし。
アジア通貨危機に貸した金は返さないわ仏像は返さないわ竹島どころか対馬まで奪おうとしてくるわ
韓流ゴリ押しを仕掛けてくるわ日王だの咎人扱いだのと…。
中共は中共で尖閣に続いて沖縄も自分のものだと言い出す始末。
そりゃどんなお人好し国家でも流石にキレるわ。
>56172
しかも責めたてている連中もほぼ全員戦後世代になっているという。くだらん茶番だわ。
八月の砲声って本を読めば第一次大戦開戦前の状況が今とそっくり
当時、誰も戦争を望んでなかったけど、戦争が始まってしかもそれが世界大戦という当時誰も予期してなかった戦争へと変化した
朝鮮半島か台湾かはたまたその両方かで戦争始まる可能性ははっきり言って高い
日本はいずれ決断を迫られることになるよ
中国やロシアの側につくか、アメリカにつくかっていう
もう今までのように傍観者ではいられそうにないねこれは
人民解放軍の独走ぶりと政府の弱体化は、関東軍と政友会政府の関係を髣髴とさせる
ロシアはまだしも何故に支那?
あっりえないでしょー。
第三次大戦がアジアから始まる可能性は高い。イスラエル関係で始まる可能性もあるけど
>>56183
だな。「大規模な戦争が起きることを人類のほとんどが想定していない」という点では
WW1前も現在も似たり寄ったりだと思う。現代人は2度の大戦の教訓があるから尚更に。
WW1時の政府首脳同様、1ヶ月かそこらで終わると思ったら年単位の泥沼になるかも…
しかし中国が口火を切るのと北朝鮮が口火を切るのとどちらが早はいのだろうか・・・
今度の世界大戦で投射されるであろう火力は先の二つの大戦の比較にならんのが恐ろしい。
ちょっと対処間違えただけで関東平野がクレーターになりかねん。勝つのは当然として、ダメージを最小限に抑えるにはどうすれば良いか、今のうちから考えておかないと、永遠に子孫に恨まれかねんよ。
※56192
共産党海軍あたりの小競り合いのやりすぎあたりから始まると予想
日本て中国共産党軍とも国民軍とも戦闘状態だったことなかったっけ
いやいや皆心配しすぎ。
仮に戦争になってもきっとクリスマスまでに終わるよ。
冷静な視点で後年に出てきた資料と結果を見ると
高度成長期の日本と韓国、中国の政府関係者(政治家、官僚、発言権のある経済人)たちが口裏を合わせて、当時の国内問題で利用し合っていたフシは確かに見える。
しかし、特定国の世代交代が進んだ結果、自分でついた嘘に自分で信じてしまい、修正不可能なレベルに進行しているように見受けられる。
左派が排斥され、超高齢化した指導者もいなくなった自民党、日本の真の支配者「高級官僚」の今後の動きに注目したい。
そういう意味では今度の戦争は早く終わるかもね。
…と思ったが、早く終る手段を避けまくってやっぱり長々と続く予感も。
中国は建国してからずっとけんか腰外交で北は瀬戸際、韓国はすりより外交って感じがする 中国はほんと話し合いでの外交をすぐ切り上げて武力使っちゃうもんなあ 中国も北も世界大戦の火だねを何回も作ってきたし
俺高校生だから俺等の気持ちを説明すると、中北韓に危機感と軽蔑を両方抱いてる 昔のことをいつまでもいいつづけている3カ国。13億の軍事・経済大国で非道な中国、ミサイル厨北朝鮮、竹島の韓国(たぶんW杯と最近のサッカー大会がきいてる) その一方で劣ったっていうか汚いイメージを抱いてる もう若い奴らは余裕が無いんだ 日本は衰退するというイメージを抱かされ、さらには就職難、軍事的圧力、皆将来に希望が無いぐらいでそうなると怒りやすくなるっていうことかな
欧州は二度の世界大戦で現代のような形になったが
アジアは一度で、被害者・加害者のようなヴェルサイユ体制的なものが
まだ存続していて限界に来ているって話はおもしろいなぁ
なかなか危険ではないかな、これは
このスレの言説を現代の極東情勢に敷衍するならば結局、
日本がきっちりと核武装して、
上海や北京をロックオンして、
中共との間に相互確証破壊を成立させることが出来たら、
大規模な戦争は回避出来るということになるのではないか?
そうなってしまえば「互いに戦争は出来ない」んだから。
まあそれはある種の「理想論」「書生論」なのだけれどね。
だが現状では核に関しては世界からどんなに批判を浴びようと持ったもん勝ちになってるのもまた事実
インドやパキスタンは世界中の反対を押し切って核武装したが、そのことで致命的な打撃を受けたわけじゃない
持っちゃったもんはしょうがないね、で現状を認めてるわけだ
北朝鮮が核保有にこだわるのもそこを見越しているからだろう
核武装が「理想論」とか「書生論」っていうのはそうあってほしいという一種の願望ではないか?
早晩、東アジアで軍事的衝突は避けられないとしても
何とか朝鮮半島を犠牲にして、
適当なところで手打ちに持ち込めないかなぁ。
朴ババアの言動を聞いてると
自国の外交状況が、まるで理解できてないみたいだし、
北の将軍様も19号に代替わりしたばっかりだから、
第二次朝鮮戦争をやらせるなら、今がチャンスなんだよね。
シューマッハかと思ってしまった・・・
行き着くところまで行き着いちまうのはもう避けられないんだろうなぁ
ちょっと前にミサイルのレーザー照射とその否定とかで揉めてたけど
やっぱ微妙に軍部制御できなくなってんのかね
本当に覚悟だけはしといたほうがいいな
>>56206
核武装ではなく
相互確証破壊のほうだろう「理想論」とか「書生論」なのは
一発、二発落とせるだけじゃあまり意味がない
仮に先制されて日本全土が核で焼かれたとしても
その後の反撃で中国全土を焼き尽くせるぐらいの核武装をしなければこれは成立しない
要するにこの体制が唯一成立していた冷戦中の両国並のことをしないといかんわけだが、これは果たして現代日本にできるかどうか……
「朝鮮半島を犠牲にして、適当なところで手打ち」といった発言(てかこのコメント欄自体)がまあ日本に余裕が無いんだなという話の証左だわなあ
日本と中国は、中国の統一王朝と一回は戦争する法則。それもたいていは朝鮮半島が絡んでくる。例えば、
(隋は短命だったし、それ以前は日本に大きな国家がなかったので不戦)
1.唐/新羅:白村江の戦い→新羅による半島統一
(宋は北方民族対応手一杯で戦争にならず)
2.元/高麗:ご存知、元寇
3.明/李朝:秀吉の朝鮮出兵
4.清:朝鮮半島の覇権をめぐって日清戦争
(日露戦争は朝鮮半島の安全保障のために戦場は満州)
5.中華民国:満州事変、支那事変→WW2
(朝鮮戦争:半島の覇権を巡る戦争。日本は国連軍の大補給基地)
6.そして今、役者はそろっている。
将来的に東亜における最大の火種になるのは半島統一かもね
北朝鮮による統一がありえない(アメちゃんが絶対に許さない)以上韓国による統一になるだろうけど、そうしたら今度は韓国と中国が直接ゲームすること――直接国境を接する事になる
そして双方あまりにもゲームのルールを知らないし引き際を知らないし国内に強烈なナショナリズムがある
ついでに言えば韓国と中国とでは国境問題を抱えている(間島問題など
韓国中国と一セットのように見る向きがあるが実はこの二国ほど将来国境を接した時ぶつかりそうな国家はない
……北を「居ないより居た方がマシ」というのが日韓中の本音なのは、こういう背景らしい(緩衝地域になる
北の金体制が終わった時が次の戦争の始まりになるかも
ああなるほど。面白いな。歴史認識問題を秩序体系と見るか。
確かに。
しかし、その見方で行くとかつてのローカルな華夷秩序とまるでそっくりに見えてくる不思議w 対等でない自分優位な秩序とかその押し付け方とか。
共産党王朝といい、どんだけ体制が変わっても国家の本性は変わらないものだね。
まあアメさんも中東で手一杯だろうし、日本がもう少しマシなプレーヤーになれるよう努力するしかないね。
>>56218
>>北の金体制が終わった時が次の戦争の始まりになるかも
それは言い換えれば、北の体制が崩壊しない限りは戦争は始まらない、という意味でもあるよね
となれば、先日、飯島が北朝鮮に行ってなんらかの取引をしてきたのも、北朝鮮をわざと延命させるのが隠れた目的だったようにも思えるな
良くも悪くも崩壊さえしなければとりあえずはいいわけだから
>>56219
ところが日本国民自身、マシなプレーヤーになる気などさらさらないんじゃないかな
大体、今まで通りにアメリカの傘の下にいればおkなんだろ?という認識しかないのだから
しかし日本が責任あるプレーヤーになる道筋というか
この問題に関する最善手がまったく分からんな
本当に有事にでもならない限り妥協点や落としどころが
見つからないんじゃなかろうか
>>56222
>良くも悪くも崩壊さえしなければとりあえずはいいわけだから
そうそう
よく「核兵器開発でイランが非難されて北が(イランに比べたら)スルーされている」というのはこれが背景
今は崩壊させたくない・居てくれた方が問題の先送りが出来ると
日韓中(米)全てが緩衝地帯としての北がまだまだ必要ってこと
これもなかなか興味深いな
255 :安価スレッドはEXへ!纏めて落とします:2013/05/16(木) 06:39:03 ID:1B2VwoGM0
中韓が日本に対して「ドイツのような」姿勢を要求する限り解決は難しいと思うな
ドイツのスタンスを日本に強いるために日本の犯した戦争犯罪をナチスの犯したそれと同質化しようとして
話が余計にこじれてる印象がある、旭日旗しかり
270 : ◆J7qCZtZxmc:2013/05/16(木) 22:23:58 ID:AuKNqXuc0
>>255
ギリシャ危機のとき、ギリシャがドイツに「ナチスの責任と賠償」を要求した時、
他のユーロ諸国がこれに同調しなかったのはドイツの歴史に対する姿勢のおかげというよりも、
それ以上にEUにはドイツの協力が必要だと理解していたからでした。
ドイツはナチの戦争犯罪に対する責任と謝罪について努力してきましたが、
それと同時にEU諸国はドイツの協力を得る努力をしているのです。
とくにメルケル首相とサルコジ大統領の関係がそうでしたね。
サルコジはEU秩序体系にはドイツの協力が不可欠と理解していから、
ドイツがユーロに残れるようメルケル首相に協力していました(メルコジ体制)
中韓は日本にドイツのようなスタイルを要求する一方で、
そのために自分たちがフランスのような役割を果たすことを拒否しています。
そもそも彼らの秩序体系では、加害者が被害者に協力すべきであり、
被害者が加害者に協力するなどという筋違いがあってはならないのですから。
ですが、「域内で安定を実現するには両国の協力が必要」という独仏の結論が正しいことに変わりはなく、
中韓の提唱するモデルはすぐにシステムエラーを起こしてしまうのです。
しかしそのエラーの原因も「加害者」側に押し付けるしかなく・・・悪循環に陥るわけですね。
結局根本的な秩序モデルを変更するしかないのですが、これは極めて難しいでしょうね。
一番現実的で日本に都合の良い展開は、中国が伝統の軍閥単位で内乱になり分裂する事。米国、ロシアの介入がうまくいって内乱収束時に核戦力を除去出来る事。日本が太平洋側の分裂して地域と利害だけの経済的な協力関係が構築出来る事。虫が良すぎるか。
冷戦期だって静かな裏では東欧はえらいことになってたわけだし
極東のバランスだってどっかの犠牲あってこそなわけで
尖閣といい、スプラトリーといい、今回の台湾とフィリピンのアレといい、まぁ東シナ海はキナ臭い地域になっちまったもんだな。アジアの火薬庫といってもいいんじゃねえのか?
>>56240
ぶっちゃけアジアは至るところに火薬庫があって、それもいつ火がついてもおかしくない状況にあるよ
あぁ戦争か・・・死ぬまでに巻き込まれるとは思わなかった。敗戦から68年か。2世代と持たなかったな。
是非これで論文を読んでみたい・・・
息抜きの雑談が本編よりも重い件。
日本は、戦前戦中世代が、戦後の焼け野原から平和で繁栄した時代を作り、団塊世代がそれを享受し、玩具にして、破壊し、そのツケを子孫に全部押し付けた形か。調子に乗った結果のバブル崩壊程度ならまだ我慢できるが、せっせと子孫を苦しめる敵国に金貢いで、日本を滅ぼしうる勢力にまで育ててしまったってのが本当に許せんわ。
56233
なってくれたらいいな、ではなく、なるように努力せんと。とはいえ、一般人にできることなんてほとんどないけど
>56262
団塊の世代の時代って、大体中卒か高卒で就職だから、高度成長の一角を担ってるのは間違いないんですが、なんで玩具にして破壊したことになってんの?
子孫を苦しめる敵国ってどこのことか知らんけど、中韓のことなら、莫大な戦後賠償放棄させる、一種の代用として借款・援助した事実は無視ですか?
なかなか考えさせられる、むしろハッと気付かされた気分だな…。こちらとあちらの道徳・倫理・理念を共有する難しさ、そして協力関係ができていないことによる秩序破綻の危機、戦争を回避できるのか不安になってくるよ。
>>56310
結局無意味だったよね、しない方が良かったくらい増長させる原因になっちゃったし。
九州在住だからすごくヒヤヒヤしてる。
家族や友人が犠牲になると思うといてもたってもいられない。
※56310
> 中韓のことなら、莫大な戦後賠償放棄させる、一種の代用
なぜ数字を出さずに莫大ではないと言うの?ミスリードを誘ってるでしょ、
・日韓基本条約による経済協力金
3億ドル相当の生産物及び役務 無償
2億ドル 円有償金
3億ドル以上 民間借款
当時の韓国の国家予算は3.5億ドルだったのに莫大ではないのか。
しかも賠償金ということにしなかったせいで近年、新たな賠償要求が出ています。
あとはこれを読んだ人に判断を委ねます。
※対中国へのODAはいろいろ複雑なんでカットしますが韓国向けだけでとんでもない大金だと私は思います。
尖閣問題は日中友好条約交渉中に自動小銃で武装した漁船群が不法占拠した時からあった。中共党私兵をコントロール出来ていないとは思えないな、単にタカ派が騒いでいるだけで党の派閥抗争の一環。
>56213
一度でも核を使ってしまうことが重要なんだろ
核戦争が起きても平気みたいなことは毛沢東の時代から言ってたが今でも起きてない
それにそういう話ならインドとパキスタンの核でもパキスタンの殺傷能力の方が遥かに劣るし
現在の中韓両国とも、悪の日本を倒して自国が誕生したという「建国神話」を持っているから
そう易々と認識を変えることはない
そこが国家の正統性の根拠にもなってるからね
中華人民共和国からすれば、満州国ならびに大日本帝国は「前王朝」としての役割を果たしていたので
あの大陸のお国柄としてコキおろさなきゃならない
韓国は戦時中日本の手先だったんだから違うだろ?と思われるかもしれないが、そこは李承晩がねじ曲げてしまったんだ
たとえば彼らは「日帝占下」という言葉を使うが、これは日本の軍事占領下という意味
歴史を学んでいれば「ん?」と思うだろうけど、かの国では
朝鮮半島を軍事占領下に置く日本を、李承晩をはじめとするレジスタンスが打ち倒したということになってる…
こういう風に、根本から歴史観が違うんだから歴史認識が平行線になるのも当然なわけで
戦争に参加してない世代に罪悪感、加害者意識を持たせるには、一種の洗脳をしないと無理でしょ。
インターネットがここまで発達してしまったらそれは無理だし逆効果になる。
破綻することが見えてるんだから、
日本が積極的に、被害者加害者関係によらない秩序モデルを提示していくべき、もしくは第三国から提示させるべきだと思う。
>>56645 普通の民主国家なら、それでいいのかもしれないけど、
相手は支那と朝鮮だからなぁ……
今の支那のマスメディアやネットは、共産党の管理下にあって、
表現の自由など皆無であり、
アラブの春が支那にまで波及して、
ネットで民主化運動が起こりそうになったら、
治安当局に速攻で潰されてたよ。
朝鮮は朝鮮で、民主化したのは20年ほど前で、
更には支那以上の全体主義国家だからなぁ。
支那と朝鮮が、現在の秩序モデルからの脱却できないからには、
新たな秩序モデルの構築を模索するより、
そろそろ日本も腹をくくるべき時期なのかもしれないね。
この戦後体制って日本にとっても都合が良かったんだけどね。
戦前のややこしい話を援助という名の実質賠償で終わらせて、なおかつ日系企業を進出させたり日本の市場として開放してもらった。
だから少なくとも冷戦期の間は日中韓ともそこまで歴史問題で争うこともなかったし、中国は西側でないし韓国は軍事政権であまり関わりもなかった。
冷戦後のグローバル化で交流が劇的に増えて、これまで政府同士でうやむやにしてきた問題や不満が噴出しまくったというのが真相だろう。
勿論中韓は自国民の矛先そらしに歴史問題を利用してる感があるが、最近の日本でも政治家が歴史問題持ち出したりして国内向けの煽りを始めたように思える。
何にせよ日本もここ数年で急速に余裕なくなってきたのは確か。多分この先中韓並みまでとはいかずとも似たように政府や政治家、あるいはマスコミが国民を煽るようになってくると思われます。
>>56645
軍政下かどうかはともかく、少なくとも併合前後からしばらくは実質軍事占領下ではありましたな。
日露戦争の頃から首都漢城に日本軍が駐屯し、反対運動や抗日暴動は徹底的に押さえ込んだ。植民地時代初期も引き続きの武断統治だし。それが変わるのは第一次大戦後あたりから。
逆差別に見られるような被害者主張を世界に対して問題提起にして、中韓の事例をその一例としてしまうっていう方法はどうかなあ?
うまく軌道に乗せることができれば、妥当な落とし所の模索し方に行き着いて、中韓の主張に変化を呼べる可能性は高いと思うんだけど
移民問題なんかで食いつく要素がある国はそこそこあると思うし
このスレを書いた奴はまるで分っていないな
今はアメリカと中国の冷戦時代で、既に日韓は
巻き込まれているんだよ
歴史認識を解決すれば日中韓は平和になるんじゃなく、
既に中国は旧ソ連の様な衛星国を作る為に動いている
それはロシアや他の反米国家からすれば「ブッシュ
みたいなアメリカはもうたくさんだ。これからは
中国の様な資本主義と社会主義を合わせた国に
世界の覇権を任せよう」と誤解しているのが後押し
しているし、実際EUはアメリカを引きづり落とそうと
画策しているんだよ
賛否あれどこの「秩序体制」を破壊しようとしてる安部総理は
「保守」と名乗った「革新」なんだよなぁ
戦後体制に対する反体制だし
敗戦国なんだからアメリカの言いなりか使い捨てになるしかないだろ戦後の繁栄は神風が吹いた結果でしか無い
それを日本は敗北してないとか強いとか寝言言ってる首相にはアメリカ政府で無くとも国民としても怖いわ
軍事や外交捨てて経済だけに走ったツケが色んな形で吹き出してる
その経済も資源他の問題で最早維持不能で自信喪失してるが当然の帰結
まあ歴史的に日本が中国の下になるのは何時もの事だし滅ぼされない様に上手く立ちまわるしか無いだろ
英語覚えるよりは中国語の方が楽じゃん
食い物や生活習慣にしてもまだ馴染める
その為に尖閣諸島なんてケチな事言わないで沖縄ぐらいはくれてやれ(先の大戦でも捨て駒で現在も米中の最前線で捨て駒なのに固有の領土とか言うなよ)
こう言う歪な形で安定してる(ように見える)のを
秩序と呼ぶにはちょっと躊躇いがあるな
なんとか崩れないように形を保っているプレイ終盤の
ジェンガとかを見てるみたいだ
下手くそややけっぱち、気が短い奴が重心無視で
何時オラァ!するかヒヤヒヤもの
冷戦時代はアメリカとソ連は上手くプレイして
最後に投了、ジェンガは崩れずに終了したがな
最後まで破滅の引き金を引かずに世界の舞台から去ったという点でソ連は、グレートゲームにおいては理性的プレイヤーだったんだな
さて、中国は?
70382へ
君の自虐的な主張をまじめに取り入れると
内モンゴルやチベットウイグルのように、日本は中華に事大して慣れろということだね。
きみの親戚や両親は中国にとりいって日本語を捨て、君は中国人と結婚し、君の子供たちは中国人として生きていくわけだ。
日本の国土は荒廃し森林は伐採し尽くされ、大気は汚染され宗教は弾圧される。
天皇制は確実に否定されるから皇室も絶えるか中華系になるだろう。
たくさんの日本人がテロを起こし国内は内乱状態。
君が望む世界はこういう現実に直面する。
言っておくが君の自由で自虐的な発言もできなくなる。
ネットは規制され密告制度が取り入れられ、友達を信用することさえできなくなる。下手をすれば裁判無に銃殺されることだってあり得る。
君が本当に日本人ならばそんなことを望むのか?
さらに沖縄の人々を君は愚弄した。
戦争で傷つき今も米軍との摩擦でつらい思いをしている人たちに対して「沖縄ぐらいくれてやれ」と軽々しく行ってはいけない言葉を君は発したのだ。
君のような自虐的で自信もプライドもない人間に本当の平和は訪れない。もしもそんなに中国人になりたいのならば、日本のパスポートを国に返還して移民にでもなったらどうか?誰も止めないよ。
そもそも中国は与えれば引き下がる国だとは思えない
今の中国は目の前にあるものは全て呑み込もうとする餓鬼のような存在だろう
拡張以外のビジョンあんのかあの国
>>56310
そもそも賠償する必要がない
戦争に負けたらかならずしも賠償金を払わなければならないってわけじゃない
払うかどうかは和平交渉しだい
交渉した結果、払わないってことで落ち着いた
賠償金を捕れなかったのは中国にそれだけの材料がなかっただけの話
韓国とはそもそも戦争してないので和平交渉自体する必要がない
>>56645
特定の民族に一方的に加害者の役割を負わせて、謝罪と賠償、非難、侮蔑、増悪しつづけるって、道徳的にどうなのって感じだよね
むしろ、日本人の人格形成に大きく関わる人権侵害といえると思う
中韓の日本人に対する扱いや欧州の対日戦争記念日とか見て、かなりショック受けたし、世界が憎くなったよ
それまではリベラルで国や民族は違っても仲良くしなきゃと思ってたけど、その考えは吹っ飛んだね
日本以外は全部滅べばいいとすら思う時がある
偏見を抜きにしてもやっぱり中国にソ連のような大国は似合わないし分不相応だと思う
ソ連ほど徹底した闘争心を持っているわけでもないのに
ソ連と同じ弱者弾圧、一党独裁の意識だけは強い
ソ連みたいにナチスドイツ相手に2000万人の死者出して勝利するような根性はおそらくない
ソ連の悪いとこ取りして良いとこないのが今の中国だよ
唯一ソ連より良いのは経済的にマシくらいなもの
でもそれだけで世界を二分する大国に君臨はできないでしょ・・・
日本を悪く言い続け、日本は謝罪し続ける限り平和が保たれる。そういう秩序形成を行っていたのか。
様々なニュース見てきて腑に落ちない事がたくさんあったけど、少し納得できたよ。
けれど日本人としては納得できる話ではないし、そのような秩序は崩壊しないわけないでしょうね。
こうしてみると、本当に今はWW2直前と情勢も発生した事件も似てるんだなぁ・・・
なんにせよ、2015年の日本史と世界史を学ぶ未来の人は、覚えることが多くなりそうだ。
火種も燃料もあって、後は誰が火をつけるか、みたいだよ。
儒教(朱子学)とスターリニズムは酷似するなあ。法の軽視と上意下達。
エマニュエル・トッドが指摘するようにロシアと中国の家族制度は似ているし、日本の家族制度は中国やロシアより寧ろ西ヨーロッパ寄りだし。トッドは朝鮮半島も日本寄りにしてたけど、併合時代の影響抜けたらやっぱり中国寄りなんじゃないかな。加害者・被害者モデルに中華思想も加わったら考え改めるのは難しいわ。
でもソ連には辛うじて共産主義国家の盟主たるプライドがあったけど、中国の中華思想は周辺国を格下と見做して蹂躙するだけ。面倒見の悪いジャイアンにすり寄るのは朝鮮半島くらいだろうな。
※70382
まず、お前の家から在日中国人にでもくれてやれよ。
そうすりゃ賛同者も増えるだろうよ。
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