ご機嫌よう、同志諸君 この作品はやる夫・スターリンと彼を囲む人々の群像劇である
すこし遅くなってすまない 作品の革新部分は1930年代に入ってからだが・・・やはり時代背景として
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 1900年~1920年代もやらねばなるまい
\ しかしこの作品はあくまでやる夫とその周辺の人間劇だと思っていただきだい
ハッハッハ  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,,, ハッハッハ
[,|,,,★,,|] [,|,,★,,,|,]
ミ ´∀`彡y━~~ ミ・∀・ 彡y━~~
ミ ⊃ シ ミ ⊃ シ
.i⌒i_イ⌒ii⌒i /⌒ヽ._シi⌒i
.| (,,,,,)| | .(,,,,,_)⌒l.⌒ |
|___(,,,,,)_| .|_(,,,,,)___|
であるから、
この作品は社会主義・共産主義を
紹介するものではない
そちらに興味があるなら専門書を読むなり
Wikiるなりしてくれ 思想的な部分はかなりざっくばらんになるので
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| それを承知で読んでいただきたい
\ では前説はここまでだ同志諸君
ハッハッハ  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,,, ハッハッハ
[,|,,,★,,|] [,|,,★,,,|,]
ミ ´∀`彡y━~~ ミ・∀・ 彡y━~~
ミ ⊃ シ ミ ⊃ シ
.i⌒i_イ⌒ii⌒i /⌒ヽ._シi⌒i
.| (,,,,,)| | .(,,,,,_)⌒l.⌒ |
|___(,,,,,)_| .|_(,,,,,)___|
109 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:06:51 ID:/WzTmKfY
,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,,
[,|,,,,★,|] [,|,,,,★,|] [,|,,,,★,|] [,|,,,,★,|] [,|,,,,★,|]
(" ´∀`) (" ´ー`) ( ´∀`) ( ゚Д゚) ( ・∀・)
( ” :|O┳∪━━∪━━∪━━∪━∪━━∪┳⊂”MVD〉
/__:|| ┃ 第一話間もなく開演 ┃/__:|__|
し(_) ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ し(_)
110 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:08:39 ID:/WzTmKfY
やる夫は西暦1978年12月6日、カフカース(コーカサス)地方の山岳国グルジア、
そこに流れるクラ川のほとりに位置する町、ゴリの掘っ立て小屋で生を受ける
- - 、
/ (● ●)ヽ
ゝ(_人_) ノ お?
/ ヽ
. (| |)
.し J
`----、 ∧ /
 ̄\ | | 丿
│ 丿`~
`ヾ─---′/
--、 | <
) `ヽ、 /´
_/´  ̄
/》、
γへ `ヽソ
___≡¨`>`弋丿
#─-γ´●ペトログラード
/´ θ
..≧
冫 ●モスクワ
●キエフ _
./ 冫
/´ `
γヽ、 /´
_ / ̄´《 ̄ / カスピ海
/´ ミ 《_ _ノ´ \
厂゚ <、〆 ̄ ̄\_ ヘ、
/ ~\_ ~\
| 黒海 弋
●ゴリ  ̄て
| 丿
ソビエト・ロシアの最高権力者たるやる夫が、生粋のロシア人でないことは
現在では一般人にあまり広く知られていない
111 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:09:24 ID:/WzTmKfY
,、、、、、、,,,,
/.:.:.::::::::::::::.:.`丶、
/:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:.`ヽ
///⌒ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',
iiii! ``ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;jj!
iii! `ヾjjjjj!
jj! 、、、,,, ,,,、、、、 jiii!
ハ ´,rテ弐 rテェシ Vハ
い ´ i:.` ´ i i
ぃ ,. .l:::;、 ノ ノ
`1 jiiiiiiiii! イ 「
', -ゞ''''''‐- j ト、
ト、 ´¨¨` ノノ/.:.::.、
ノl ヽ、 __ _,.イ.:.:.:.:.:.:.:.:ト、
,. ィ´.:.:.ハ ,,,.. -‐ '´/.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.ヽ、
,. ィ´;;;;;;;.:.:.:// `ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:./. :. :.: .: .:ヽ、
/ /.:.:.:l;;;;;;;;.:.:.::l/ ハ /.:.:.:.:.:.:.:.:./ .:. :. :. : .: .: .
/.:.:./.:.:.:.:l;;;;;;;.:.:.:.:l ハ `y′..:.:.:.:.:.:./.: .: .: .: .: .: .: .: .: .
ナチス・ドイツの総統アドルフ・ヒトラーはオーストリア人の両親を持ちオーストリアで生まれた
ヒトラーがベルリンで生まれた生粋のドイツ人でないように
やる夫もまた、ペトログラードで生まれた生粋のロシア人というわけでもなかった
112 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:10:07 ID:/WzTmKfY
ただしやる夫の出生の特徴がヒトラーと違うところは
オーストリアはドイツと文化的にも言語的にも歴史的にも密接に関係していたが、
グルジアはまったく完全に、文化的にも言語的にも独立していた地域だったという点である
\ |:-;-:;--:;---:-;-:-:;-;::;:;:;-:;-:;:-;:;-:-;:-;-:;:| |i | | | | | | | | | |
 ̄ ̄ ̄ ̄| |:-;-:;-:-;-;--:;:;:;-:;-:-;:-;-:-:-;:;:;:-;:-;:-;-;;| |i |_|_|_|_|_| |_|_|_|_
:-;:-;---;-| |:;:;:;-:-;:-;:;:-;:;:;-:;-:;-:-;:;:-;-:;-:;:-;:-;:-;:;-:;:| |i :;:;: :;:;
| ̄ ̄| . | |:;:-;-:;:;-:;:;:-;;:| ̄ ̄ ̄ ̄|:;:;-:-;:;:-;:-;:;:;-:;| |i * :r====
| | . | \ |:;:;:-;:;:-;:;-:;:-;|:::) |:;:-____0 ,,___|i____ * |
|__| . | \ |:;:;;-:;:;:-;:;-:;;-|:::| |:;:| :||;:::||\_____\* |.
| \|_____|;;;;)___|___| ||;:::|| || ∧ ∧ |:/ /:||_|_ ∧_∧
____|. .ノ,,,__:|| ||_||( ・∀・)|'~~~'|| .(・∀・ .)
∧_∧ ガヤガヤ .|| | |TTTTTTTTT| ⊂ )
( `∀´) || | |;|;,|;,|;,|;,|;,|;,|;,|;,|;| | | |
( ) """"""""""""""""" (_(__)
| | | ∧_∧ ∧_∧, ∧_∧
(__)_) (▼Д▼) (,, ゚∀゚) (´∀` )
∧_∧ ( ) ( ) ( )
(-[]_ゝ[] 人. ヽノ .( ヽノ ザワザワ Y 人
( つ ) (( し(__) (_(__) (_」J ))
| | |
(__)_)
グルジアにはグルジアの言葉があり、グルジアの伝統があり、文化があり、歴史があった
やる夫はそこで生まれたのである
完全に、ロシア人ではなかった
113 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:10:54 ID:/WzTmKfY
やる夫はグルジア人の身体的特徴を受け継いでいた
目と眉毛は吊り上り、黒い髪に非常にボリュームがあったのもカフカースから中東地帯の人間の特徴だった
- - 、
/ (≡ ≡)ヽ
R *(_人_)*Я
. 弋_ _丿
. | |
し J
生粋のロシア人と違うグルジア人の、カフカース人のやる夫の門地は、
後にやる夫の政治的スタンスに大きく影響する
114 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:11:38 ID:/WzTmKfY
神童のように成績優秀だったやる夫は16歳で
最高峰のチフリスの神学校に入学した
____
/⌒ ⌒\
/( ●) (●)\ 偏差値70以下は人間のクズだお
/ :::⌒(__人__)⌒::::\ 生きてて恥ずかしくないの?
| |r┬ i |
\__ `ー‐' __/
/::::::::ハ\/Vヽ/;:i:::::::ヽ
| :::r::l::l ハ |:7::::::l::|
エリート達の中においても成績は優秀で、文学人としての片鱗も見せ始めていた
貪るように書物を読み漁り、詩を書いては地元の新聞社に投稿して掲載されたりもした
115 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:11:57 ID:/WzTmKfY
歴史書物はやる夫のお気に入りだった
____
/_ノ ヽ_\
/( >) (<)\ うっはー!イヴァン雷帝かっけーおー!
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 大貴族撫で切りマジかっけーおー!
| |r┬-/ | これぞ皇帝!って感じだおっ!!
\ ` ̄'´ /
ロシアの歴代皇帝やペルシアの歴代シャーなど、特に「君主」という立場の人間の物語を好んだ
116 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:12:32 ID:/WzTmKfY
そして生来の勉強家であったやる夫は歴史書物以外に文学、詩・・・
そして学問書も読み込んでいた
帝政によって禁じられていた社会主義の書物も盗み読みしていたのである
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \ うう・・・貧しいが故に悲劇的な運命を辿るなんて・・・
/ /⌒) ⌒゚o \ 無産階級の人々の無常さに涙を流さずにはいられないお・・・
| / /(__人__) |
\/ / ` ⌒´ /
ヴィクトル・ユゴーの小説に感傷的になり、
その後、社会主義に手を染めはじめた
____
/ \
/ \ ,_\ ふむふむ・・・社会階層論・・・
/ (●)゛ (●) \ これからの人類の歴史は生産手段を独占する資本家ではなく
| (__人__) | 無産の労働者たちによって切り開かれる・・・
/ ∩ノ ⊃ / まさに無産階級の労働者達こそが人類の歴史を革新させる
( \ / _ノ | | 使命を帯びているんだお・・・
.\ “ /__| |
\ /___ /
117 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:13:11 ID:/WzTmKfY
____
/ \ やる夫は感動したお・・・
/ _ノ ヽ、_ \ 一見資本家達が圧倒的な力をもっているように見えるけど
/ o゚⌒ ⌒゚o \ 何も持たない労働者達こそが社会構造の基盤であり、、社会構造全体を決定し、
| (__人__) | この世界を変革させる力と重責を担っているんだお・・・!!
\ ` ⌒´ /
(ヽ三/) ))
__ ( i))) 社会主義はすごいお!
/⌒ ⌒\ \ 歴史を変える革新的な理論だお!
/( ●) (●)\ ) まさに帝国主義者と資本家が人民を虐げる
./:::::: ⌒(__人__)⌒::::\ 暗い19世紀において
| (⌒)|r┬-| | 人類社会に差し込んだ一筋の光明だお!!!
,┌、-、!.~〈`ー´/ _/
| | | | __ヽ、 /
レレ'、ノ‐´  ̄〉 |
`ー---‐一' ̄
118 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:13:43 ID:/WzTmKfY
____
/_ノ ヽ_\ _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
/( >) (<)\ >決めたお!!やる夫は社会主義革命家になるお!! <
/::::::⌒(__人__)⌒:::::  ̄^^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
| |r┬-/ |
\ ` ̄'´ /
119 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:14:08 ID:/WzTmKfY
やる夫は学内に秘密のマルクス主義的結社を組織し、
ことあるごとに「体制派」としての教職員達に反抗し始めた
____
/ \
/ \ / \ やる夫は学内の圧政的な校則に対し断固抵抗するお!(キリッ
/ fてハ` ィて刀 ::\ 制服も嫌いだし廊下も走るし早弁もするし授業もサボるお!(キリッ
| (__人__) :::::::::::| 教師達にはゆとりを持った姿勢で
\ `^´ :::::::/ やる夫の自主性を尊重して欲しいお!(キリリッ!メガネクイッ
/ ー‐ \
120 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:14:38 ID:/WzTmKfY
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
| |
/  ̄ ̄ ̄ ̄ /_____
/ /ヽ__//
____ / 失せろ / / /
/ノ ヽ、_\ / / / /
/( ○)}liil{(○)\ / ____ / / /
/ (__人__) \ / / / /
| ヽ |!!il|!|!l| / | / / / /
\ |ェェェェ| /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / /
そんで追放された
121 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:15:11 ID:/WzTmKfY
【捕捉】
____
_, -' ´___` '‐ 、_
, '´ _,-'´,-――- 、、 ´ヽ
/ ./ / ヽ\ \
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',/ 手抜k・・・構成の都合上かなり手抜k・・・コミカルな手抜k・・・演出になってますが
| / l/|7ニイ´/〃| -L.l !
| l |┬::cr ./ /┬::cr」 || この頃の実際のやる夫は唯物主義的無神論者の立場に立って
| l ! l:::::::j '. l::::::::j. !l 神学校の「神を信じる生徒達」と激烈な論争を繰り広げていました
ハ ⊂⊃‐ ‐⊂⊃|
l \ _ ,/ | さらに学校側は生徒の思想信条など内面的な部分に積極的に介入する傾向があり
/l .lY` ー‐┐ r‐ イ| | やる夫から「イエズス会的教育」と批判されています
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. ! だからこそやる夫は強烈に反抗したのですね
l l__j::::::::/: i_lil__|:i::::::! ! やる夫にとってこの神学校での出来事はまさに「革命闘争」のデモンストレーションでした
/ / ::::: i: : :l:::::ヒj::l」 : l_|!
122 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:16:11 ID:/WzTmKfY
___
_, -' ´___\
, '´ _,-'´, -――- ゝ、 「なんで神学校生徒が無神論者やねん、ほんまけったいな話やでぇ
/ ./ / l ト、\ あんさんふざけとったら尻から手ェ突っこんで奥歯ガタガタ言わせちゃるで!」
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',
l | / l/|7ニイ´/〃| -L.l ! と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
l | l | ┬::cr / / ┬c」 | 帝政ロシアの教育制度は非常に劣悪で
l | l ! l:::::::j ' l::::j.! / 庶民にとって神学校は数少ない教育機関でした
l | l l⊂⊃‐ ‐⊂/ 多くの人が神学校に通い、そしてその図書館で社会主義と出会ったのです
! | |ヽ| - リ
! | lゝ、 /| やる夫以外にも後のソ連共産党黎明期の大物には
! | |::::::::::ー┐ r‐:::イ:l. | 神学校出身者が多数存在しています
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
【捕捉終わり】
139 :
質問スレッド稼動中だお:2011/07/26(火) 22:34:22 ID:XolJ9TFk
神学校が無神論者の母胎とは、皮肉にしても効き過ぎてるねw 142 :
質問スレッド稼動中だお:2011/07/26(火) 22:36:06 ID:czO0nCZo
ロシアの神学校は帝政期から改革者や学者を出していたりする 123 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:17:04 ID:/WzTmKfY
____
/ \
/_ノ ヽ、_ \ けっ
/(●)三(●)) .\ あんな糞神学校こっちからお断りだお!
| (__人__) | やる夫は社会に出て革命運動に加わるんだお!
\ ヽ|r┬-| / /
/ `ー'´ \
神学校を捨てたやる夫は気象台や石油施設などで安月給の仕事をしながら
ロシア社会民主労働党に参加し、地下活動を開始した
124 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:17:41 ID:/WzTmKfY
地下活動は混沌としていた
革命家達の派閥闘争、帝政派のスパイ、組織の混乱、体制派たちとの思想闘争・・・
♪ ∧,, ∧ ♪
♪ ∧,, ∧ ・ω・)
∧,, ∧ ・ω・) )
♪∧,, ∧ ・ω・) )っ__フ ♪ ∧,, ∧
∧,, ∧ ・ω・) )っ__フ(_/ 彡 .∧,, ∧ ) 【激烈な派閥闘争の図】
( ・ω・) )っ__フ(_/彡 ∧,, ∧ ) )
(っ )っ__フ(_/彡 .∧,, ∧ ) ) Οノ
( __フ(_/彡 ∧,, ∧ ) ) Οノ ヽ_)
(_/彡 ( ) ) Οノ 'ヽ_)
( ) Οノ 'ヽ_)
(ゝ. Οノ 'ヽ_) ♪
♪ ミ ヽ_
混沌とした情勢の中でやる夫はマルクス主義文献を読み漁り、
マルクス主義こそはすべての問題を解決する完成された思想哲学だとますます信奉するようになった
125 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:18:25 ID:/WzTmKfY
∩_
〈〈〈 ヽ
____ 〈⊃ } 労働者諸君よ!今こそ立ち上がるべし!!!
/:::\:::/::\. | | 資本家達の不当な搾取に対し団結して声を上げようじゃないか!!
/ <●>::::::<●>\ ! ! 隊伍を組み、バリケードを築き、生産活動を停止させよ!
/ :::::⌒(__人__)⌒:::::\| l 闘争を開始するのだ!!
| |!!il|!|!l| | / 資本家達が我らの正当なる要求を受け入れるまで、
\ |ェェェェ| // 決して譲歩してはならない!!
/ __ /
(___) /
∧,,∧ .∧,,∧
∧∧(`・ω・´)(`・ω・´)∧∧
(`・ω・´).∧∧) (∧∧(`・ω・´) おー!
| U (`・ω・´)(`・ω・´) と ノ
u-u (l ) ( ノ u-u
`u-u' `u-u'
やる夫はマルクス文献を読み、唯物主義的弁証法を学ぶ一方、
社会主義的な書物を印刷し、それを配布し、
そしてカフカース各地の工場で労働組合を作り上げ、ストライキやデモを決行し闘争を行った
学習と行動によって、やる夫の体に革命運動が染みついていった
126 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:19:34 ID:/WzTmKfY
そしてついに1902年、暴動を指揮したとしてやる夫は逮捕される
____
/ \
/ ─ ─\
./ (●) (●) \
| (__人__) |、
r―n|l\ ` ⌒´ ,/ ヽ
\\\.` ー‐ ' .// l ヽ
. \ | |
. \ _ __ | ._ |
/, /_ ヽ/、 ヽ_|
\ // /< __) l -,|__) >
\. || | < __)_ゝJ_)_>
\. ||.| < ___)_(_)_ >
\_| | <____ノ_(_)_ )
やる夫は生涯において7回の逮捕を経験することになるが、そのうち6回脱獄している
127 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:20:17 ID:/WzTmKfY
やる夫はシベリア流刑を宣告されたが、
帝政時代のシベリア流刑はスターリン時代のそれとはまったく似て非なるもので
監視は緩く、地元の人々と交流でき、少数の憲兵が見張っているのみであった
やる夫や他の流刑囚は青空のもと広々とした草原でマルクス主義についての論争を行い時間を潰した
|
\│/ (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
――○―― ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
/|\
| ⌒゚⌒
ノ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ◇ ⌒゚⌒
( )
( ) ◇
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
◇ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
; ;ゞ ;" "ゞ ;; ; ;"/" ――○――
ゞ ; ;ヾ ;"/" ;ゞ /|\
ヾノゝノゞ"ノゞ. ~8 │
彡ヾ` ゙ノヾ
ノゞ ノヾ 8~
l|ノゞ
il
,:|""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
,l| ゙゙゙' _∧∧。_゚_ '"" ゚。 ∧_∧゙゙゙ '"" ゚。 ∧_∧
;iヽ、 ,,. /(*-o-) /\ ゚( -∀- ) Zzzzz.... ( -◇- )
゙゙~'゛ /| ̄∪∪ ̄|\/゚。 ∧∧⌒ヽ と つ ..,iルw,,. ⊂ つ
viレ,, | しぃ |/ ゚(-o-*c (,,_)~ ノ ノヽ ヽ ゙゙゙ ノ ノヽ ヽ
""  ̄ ̄ ̄ ̄ ""゙'゙ ""゙'゙(_ノ (⌒) (_ノ (⌒)
''' ''''''''' ゚(-o-,,)⌒ヽ_ """゙゙
""" ..,,ivw,,,. ̄ ノ ⌒ ̄ヽ ゙゙"' ~
(○) ∞ ~
ヽ|〃
128 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:21:40 ID:/WzTmKfY
この流刑中にやる夫は、レーニンへの傾倒を深め始める
,,,,,,,,,
[|,,★,,|]
(・ω・) 同志やる夫、同志レーニンを知っているかい?
/ヽ /ヽ
ノ ̄ゝ
___
/ ⌒ ⌒\
/ (⌒) (⌒)\ 知ってるお!今をときめく話題の革命家だお!
/ ///(__人__)///\ 「イスクラ」に載ってた同志レーニンの論文を読んだことがあるお!!
| u. `Y⌒y'´ |
\ ゙ー ′ ,/
/⌒ヽ ー‐ ィヽ
/ rー'ゝ 〆ヽ
/,ノヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
129 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:23:29 ID:/WzTmKfY
この頃、やる夫が所属していたロシア社会民主労働党は社会革命党などと並んで
主要な社会主義革命組織であった
∧,,∧ ∧,,∧ ∧_∧
∧∧ ∧∧(´・ω・)(´・ω・`)(・ω・`) ∧,,∧
( ´・ω)(ω・` )l U) ( つと ノ U U (´・ω・`)∧_∧
| U |と ノ`u-u' `u∧,,∧ ∧∧(U U) (・ω・`)
( ´・) u-u ( ´・) ( )(・` )`u-u' | とノ
(l ) (l )( ) ( ノ∧,,∧ u-u
`u-u' `u-u' `u-u' ..`u-u'( )
( )
`u-u'
ロシア社会民主労働党のみなさん
130 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:24:47 ID:/WzTmKfY
しかし、活動方針や革命への考え方などの違いから党はボリシェビキとメンシェビキに分裂してしまう
レーニンが所属するボリシェビキは中央集権的で強硬・過激だったが、啓蒙主義的で公然なメンシェビキは
理論家・知識人などに幅広く支持され、党内の多くの有力革命家はメンシェビキへと流れて行った
∧,,∧ ∧,,∧ ∧_∧
∧∧ ∧∧(´・ω・)(´・ω・`)(・ω・`) ∧,,∧
( ´・ω)(ω・` )l U) ( つと ノ U U (・ω・`) ∧_∧
| U |と ノ`u-u' `u∧,,∧ ∧∧(U U) (・ω・`)←レーニン ('A`)
( ´・) u-u ( ´・) ( )(・` )`u-u' | U)
(l ) (l )( ) ( ノ∧,,∧ u-u' ('A`) ('A`)
`u-u' `u-u' `u-u' ..`u-u'( ) ('A`)
高学歴メンシェビキのみなさん ( ) ('A`) ('A`)
`u-u' ('A`) 低学歴ボリシェビキの連中
結果、地下活動家の多いボリシェビキの中で数少ないインテリ・理論家のレーニンは
ボリシェビキ内で必然的に突出した指導家として注目されるようになっていた
131 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:26:16 ID:/WzTmKfY
___
/ \ 職業革命家によって構成される「本物の」社会主義党が
/ \ , , / \ 選挙や妥協によってではなく
/ (●) (●) \ 実力によって労働者の為に完璧に権力を奪取せねばならない・・・
| (__人__) | そして徹頭徹尾貫徹されたプロレタリア独裁を確立し
\ ` ⌒ ´ ,/ 真の社会主義が建設されるその時までその責任を全うする・・・
ノ \ プロレタリアート革命の最前線に立つ前衛部隊・・・
._i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ それこそがボリシェビキである!
( l l l l l
ヽ /
____
/ \
. / \ やる夫は地下活動の時に革命の現実を思い知ったお・・・
. / /) ノ ' ヽ、 \ 革命家たちはやる気や路線の違いで種々雑多・・・
| / .イ '(ー) (ー) u| 統一された目標も戦線も構築できずにみんな自分勝手に暴れてるだけだったお・・・
. /,'才.ミ). (__人__) / 一度のデモやストに1000人2000人が参加しても、それが限界だったお
. | ≧シ' ` ⌒´ \ ちゃんと連帯しないと百万、千万単位の「革命」にはつながらないんだお
/\ ヽ ヽ
132 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:27:08 ID:/WzTmKfY
____
, ヘー‐- 、 /ヽ / \
-‐ノ .ヘー‐-ィ /(●.) (● )ヽ 同志レーニンは社会主義を実現させるために
''"//ヽー、 ノ ./:::⌒(__人__)⌒::::::ヽ それらを強力にボリシェビキ化せねばならないと主張しているんだお!
//^\ ヾ-、.| |r┬-| | 軍隊のような鉄の規律と団結こそが
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)\ `ー'´ / 社会主義を現実ならしめるのだと指摘しているんだお!
/ <^_,.イ `r‐'゙ ::::ヽー‐-..、 ,..-‐|、 やる夫はその通りだと思うお!
\___,/| ! ::::::l、:.:.:.:.:.ヽ /:.:.:.:.| \
____
/⌒ ⌒\
/ (⌒) (⌒)\ 同志レーニンはまさに今、やる夫たち革命家に
/ ::⌒(__人__)⌒::: \ 何が必要なのか、『なにをなすべきか』を呈示している、
| |::::::| ,---、革命を真に理解してる数少ない人物だお!
\ `ー' しE |
/ l、E ノ おそらくこのお方こそが社会主義革命を実現させる人だと思うお!
/ | |
( 丶- 、 ヽ_/
`ー、_ノ
,,,,,,,,,,,
. [|,,★,,|]
(・ω・) そうか・・・俺には少し過激すぎるように思えるがな
ノヽ_ノ_ヽ
ゝ ヾ
133 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:28:09 ID:/WzTmKfY
レーニンはマルクス主義にマキャベリズムの実際行動哲学を導入させた
実力による権力奪取と強力に統制された非妥協的で冷徹な指導体制の提唱は、やる夫を魅了するに十分だった
歴史書物を好んで読み漁ったやる夫は、強硬な指導を行う鉄人レーニンの姿が
伝記物語に登場する偉大なロシア皇帝やペルシアのシャー達と被って見えたのである
___
/ \
/ \ あー
/ ⌒ ⌒ \ 一度でいいから同志レーニンに拝謁してみたいお!
| /// (__人__) /// |
. (⌒) (⌒)
./ i\ /i ヽ
社会主義革命は帝政を打倒するが、やる夫の理想的な指導者像は、常に帝政の絶対的な君主達の姿であった
134 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:29:10 ID:/WzTmKfY
逮捕から2年後、やる夫はあっさりと脱獄し、グルジアへと舞い戻った
─ = ニ ニ _三 三 ニ ニ ズザー!
` (⌒ 、_ ___ ._
- - ── = ニ 三 `> ´`ヽ / \ .┌─┴┴─┐
(⌒)ヽ (⌒ -、./ / \,, 、/ \ │チフリス │
─ == ニ 三 ヽ::::::: | (●) (●) | .└─┬┬─┘
(⌒) .。; ゚ ,, \ `''⌒) (__人_). }'⌒) ││
(⌒・⌒ ・ = ニ 三 三` -、 、.:::::,,.r' ` ⌒´ /,,.r' ゛゛'゛'゛
'';:. ,、,,・:・ 、、,,==ニニニニ` ー三----`''ー―─‐'".....
___
/ \ キリッ
/ \ , , /\
/ (●) (●) \ やる夫には革命のためにやることがあるんだお!
| (__人__) | いつまでもダラダラとしてられんお!!
\ ` ⌒ ´ ,/
. /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ
| ,___゙___、rヾイソ⊃
| `l ̄
. | |
135 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:29:43 ID:/WzTmKfY
やる夫は舞い戻ったグルジアで運命の人物と出会う
グルジアを訪問していたロシア人電気技師のセルゲイ・アリルーエフである
.. --- ..
/::::::::::::::::::::::`:...、
,.:′::::::::::::;、:::::::::::::::::ヽ
. /:::::::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::',
;::::::::::::::/ ∨::::::::::: }
|::::::::://、 _V:::::::::: |
|::::|:代歹>、 rぐ歹Ⅵ:::::::|
|::::!:|i__j⌒i__Ⅳ:::: !
|::::::|l! j j|:::::::|
Ⅳ::|ヘ ` ∧::::ハ
Ⅵ |ヽ ´ ̄ ` / !:/
. リ | \__/ |、j′
/`ヽ、__ .../ヘ、
_ .. - ―イ /ハ\ / \
イ |/{////∧ / ` 、、
/ |: //// ヽ′ /`ヽ
, |:. ////| / '.
セルゲイ・アリルーエフ
/)
///)
/,.=゙''"/
/ i f ,.r='"-‐'つ____
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\ ちゃっす!!どもーやる夫だお!
/ ,i ,二ニ⊃( >). (<)\ ねぇねぇシャチョさんグルジアは初めてかお!?
/ ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \ ここらへんはやる夫の庭みたいなもんだお!地下活動であっちゃこっちゃ飛び回ったお!
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| | 知り合いも多いから道案内は任せろお!その代わりメシおごれお!
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ / 脱獄したてで金ないし腹へりすぎて腹と背中がくっつきテクノブレイクだお!!
136 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:30:31 ID:/WzTmKfY
.. --- ..
/::::::::::::::::::::::`:...、
,.:′::::::::::::;、:::::::::::::::::ヽ
. /:::::::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::',
;::::::::::::::/ ∨::::::::::: } 地下活動・・・?
|::::::::://、 _V:::::::::: | もしかして君は反帝政派の社会主義活動家なのかい?
|::::|:代歹>、 rぐ歹Ⅵ:::::::|
|::::!:|i__j⌒i__Ⅳ:::: !
|::::::|l! j j|:::::::|
Ⅳ::|ヘ ` ∧::::ハ
Ⅵ |ヽ ´ ̄ ` / !:/
. リ | \__/ |、j′
/`ヽ、__ .../ヘ、
_ .. - ―イ /ハ\ / \
イ |/{////∧ / ` 、、
/ |: //// ヽ′ /`ヽ
, |:. ////| / '.
___
/ \
/ノ \ u. \(しまったお・・・久々の地元でテンションMAXアゲ↑アゲ↑every night状態で
/ (●) (●) \ 素性も知らん人間にいらんこと口走っちまったお・・・
| (__人__) u. | こいつオフラーナの諜報員かも知れんお・・・逮捕されちまうかも知れんお・・・
\ u.` ⌒´ / どうするお・・・ぶっ殺して死体埋めちまうかお・・・)
ノ \
/´ ヽ
137 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:31:23 ID:/WzTmKfY
_____
/::::::::::::::.:.:.:.:........、、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\
/.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::/ヘ:.:.:.:.ハ
,::::/:::::::::::::::::::::::::::イ/ ∨:.:. } 奇遇だね、実は僕も社会主義者でね・・・
j::::|:::::::::::::::::::::// V:.:ハ
〈:::::|::::/:::::::::イ厶、、 、 ノⅣ八 よければ食事でもしながら色々話さないかい?
Ⅵ゙Y ::::::::/戈歹ヘヾソ j必ア:.:.:ヽ\
∨リ::::: //ヽ ____J~{_/:.:.:八`ヾ` お金なら僕が出すよ
У::: // | 八ヽ:.:.:.:Y
rく、Ⅵ| ト、 ___'´/ハハ \リ
┌┴=ミヽヘ|、\ ´こ´ ′丿 ノ`ヾ′
ノ ` ミヽ \ _ /、.....ィ⌒>
_/_______ `'<l| ∠ ̄
____
/⌒ ⌒\
。o(゜>) (<゜)o 。 まじかお!
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 最高だお!!
| |r┬-| | て
\ `ー'´ /( `´) そ 殺すのはやめとくお!!!
/ \ノ ノミ
|\ \・ ・ \____ノ
セルゲイの住まいはペトログラードにあったが、この時はおそらく仕事でグルジアに赴任していたのかもしれない
セルゲイもまた、やる夫と同じく社会主義者であり、革命を支持する者であった
138 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:34:03 ID:/WzTmKfY
二人はすぐに意気投合し、セルゲイはやる夫と家族ぐるみの付き合いを始めるようになる
_____
/::::::::::::::.:.:.:.:........、、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\
/.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::/ヘ:.:.:.:.ハ
,::::/:::::::::::::::::::::::::::イ/ ∨:.:. } 紹介するよやる夫
j::::|:::::::::::::::::::::// V:.:ハ
〈:::::|::::/:::::::::イ厶、、 、 ノⅣ八 妻のオリガと・・・
Ⅵ゙Y ::::::::/戈歹ヘヾソ j必ア:.:.:ヽ\
∨リ::::: //ヽ ____J~{_/:.:.:八`ヾ`
У::: // | 八ヽ:.:.:.:Y
rく、Ⅵ| ト、 ___'´/ハハ \リ
┌┴=ミヽヘ|、\ ´こ´ ′丿 ノ`ヾ′
ノ ` ミヽ \ _ /、.....ィ⌒>
_/_______ `'<l| ∠ ̄
,. -─‐-、__ト,ハ//: . /
,. :'´: . : . : . : . : . : .`丶、:/ ' ,:ニ=-
/ : . : . : . : . : . : . : . : . : . \/_
/: . :/: . :/: ./!: . : .\、: . ヽ: .`,⌒`
./: .../: . : ./: ./ !: . : . : ヾ: . : ',: ..i
' : l/:/: . :/: / '、: ヽ: ヽ:゙i: . : l:.ノ!、
|: . |:,': . ;.イ:/ ,. -- \; ヽ*|: . :|ノイハ 初めまして、やる夫さん
|: . |!: ./`7゙ ´ r 、,...,,_ `ヽ,ミ;:ヘ: |イi:.|:|
ヽ: .{://ふ ´ {:ヒか, !゙く }:.|イ、ソ 革命運動家なんですって?
ヾ、!゙' ヒリ 、 v_;ソ! レ/: |: |´ すごくカッコイイですね!
l `´ rf: . :|:..|
', 、 / |/: ..|: .|
\ ¬ / !.: .:|: . |
|`ヽ、 , イ |: . ハ: ..|
|: . : .l`7ヘ:.:. ィ,': .∧`,:..|
|: l: . |.ゝ'´!: / /: ./ ヽ',::',
|. |:.. | ハ/ /: ./ ヾ、
オリガ・アリルーエワ
セルゲイの妻オリガは強い意志を持つ人物で、革命運動に非常な興味があったが
彼女の「興味」の大半は社会主義革命やその理論よりも活動家達との肉体的交流に注がれていた
140 :
質問スレッド稼動中だお:2011/07/26(火) 22:35:16 ID:jtaSej1k
若いころのやる夫はガチでイケメンだからな141 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:35:23 ID:/WzTmKfY
彼女の趣味はもっぱら革命家達とのSEXだった
___
,. ' ´: : : : : : : : :` 、
,. '": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ` 、
/: : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : :\
/: : : : : : : : : : : :/: : :/ ̄: : : : /: : : : : : ヽ
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/: : : : : : : : : : : /: /_//: : : : _,. -―ァ': : /i
/: : : : : : : : : : :r%∠二___: _,. -<___/: ,.イ: i: |
|: : : : : /: : : : :/~ ̄,.≧斗手ミ_、_,.ア _,. イ_ |:i:|: |
|: : :/ /: : : : : | ィ廴ノハ`jヒ´ ̄ /ニミ、 |:|!: :!
|: |: | :|: : : : : :| 弋ーソ ` 仁z.、 Ⅵ: :/
____ |: |: | :|: : : : : :| `゙ー ,イfr㍉ヒ /: :/
/ \|: | |: : : : i: | じリ リY : /
\ |: : : : | | {.`ゞ_,. r':/
\: : :i| | ン //
大 チ ヽ |:|ヽ `F==_-、_ ,〃
|: |:|. ヽ \ `ヽア´ ,.イ/
好 ン | :|!=-.、 \  ̄´ ,. イ: /|
. | :|! \ \ ,.イ |: : :!/: :!
き ポ !N| || X¨´ : |: |: : :|: :/!
/: :| 弋ノ / /: /: : :!://
! /: /| 〃 イ||: : /: /: : : : /|
<_: : :! {{ |:|し': 〃: : : :/: 「ヽ
/ ̄:/: / ヾ.、 乂: //: : : :/: :/ ヽ
、 _,. イー' : :/: / }} ト-'/: : : :/: :/ 、
 ̄ ̄ ̄ .乂_/ / || V: : : : /: :/. 、
ゞ- ′ || V ̄: : /. 、
/ / \ `ー'" . 、
/ / ヽ i 、
オリガはロシア人であったが、相手が革命家であれば人種国籍問わずギシギシアンアンウフンウフンしまくった
特に南方系の男性が好みで、ロシア人の男性は野蛮だと忌み嫌っていたという
ロシア人のセルゲイは常時NTR状態であった
143 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:36:25 ID:/WzTmKfY
そしてやる夫は、もう一人の人物と運命的に出会う・・・それは・・・
_____
/::::::::::::::.:.:.:.:........、、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\
/.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::/ヘ:.:.:.:.ハ
,::::/:::::::::::::::::::::::::::イ/ ∨:.:. } 紹介するよやる夫
j::::|:::::::::::::::::::::// V:.:ハ
〈:::::|::::/:::::::::イ厶、、 、 ノⅣ八 妻のオリガと・・・
Ⅵ゙Y ::::::::/戈歹ヘヾソ j必ア:.:.:ヽ\
∨リ::::: //ヽ ____J~{_/:.:.:八`ヾ`
У::: // | 八ヽ:.:.:.:Y
rく、Ⅵ| ト、 ___'´/ハハ \リ
┌┴=ミヽヘ|、\ ´こ´ ′丿 ノ`ヾ′
ノ ` ミヽ \ _ /、.....ィ⌒>
_/_______ `'<l| ∠ ̄
144 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:36:49 ID:/WzTmKfY
.. --- ..
/::::::::::::::::::::::`:...、
,.:′::::::::::::;、:::::::::::::::::ヽ
. /:::::::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::',
;::::::::::::::/ ∨::::::::::: } ナージャ・・・
|::::::::://、 _V:::::::::: |
|::::|:代歹>、 rぐ歹Ⅵ:::::::| 娘のナジェージダだ
|::::!:|i__j⌒i__Ⅳ:::: !
|::::::|l! j j|:::::::|
Ⅳ::|ヘ ` ∧::::ハ
Ⅵ |ヽ ´ ̄ ` / !:/
. リ | \__/ |、j′
/`ヽ、__ .../ヘ、
_ .. - ―イ /ハ\ / \
イ |/{////∧ / ` 、、
/ |: //// ヽ′ /`ヽ
, |:. ////| / '.
/゙゙"'ー--,,,,、
/-,,,,,_ `゙'''ー- ,,,,_
(ヽ∧ ''''''ニr-,,_ ゙'''ー-,,,_ /
」┘ i / //"''''┬-,,,_ ゙゙"`"'ー-/
.,-`、-‐'V l / l ゙゙iヽ‐ 、 /
.i 、_<Уyi ./__ / _ │| `''y、
゙l ヽX.У ノ _ ヽ、 " / l ` だーっ!!!
`'-,,__,,ヽ r'ヽ |  ̄l , -、' ̄i | r'"゙i
/゙i⊃′ i. | /<У _,/ l し |
/ ヾ、_ ヽ、_丿 `,ハ',-、\ヽ ,,ノ
.,〆゙| `」''''┬=,_,=、-ー''ン゙く `゙ニ"
.ヘ'i | .l゙ | i┐゙'y'" .,!.,/x\ 、,,,ニ=
゙l /i〉′ヽ二/ l゙l\Xi\i` ナジェージダ(ナージャ)・アリルーエワ
" ( リ |\X,>-、、
゙l |ヘ,,! `く,x ./゙゙フ
,く、 〈  ̄
未来の妻、ナジェージダ・アリルーエワであった
この時まだナージャは3歳である
145 :
質問スレッド稼動中だお:2011/07/26(火) 22:37:45 ID:jtaSej1k
ロリコンは後の部下の彼の専売特許ではないのですね146 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:37:52 ID:/WzTmKfY
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /. ....:::.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;:;:;::;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;;;;;:;;;;:;;;;:;:;;;:;::;:;::;::;;:;:;: |. |;;;;;;;;;;;;;;;:;:;;;;;:;;;;:;;;;:;:;;;:;::;
;;:;:::::;::;::;::::;::::;:::;::;::;:::;:::;::;:::;:::;::;::;:;::;::;::;:::;::;::;::;::;:::;:::;::;:;::::::.............. ...;::;::;:::;::;:;::;::;::;:::;::
ヽ /
\ /
` ー ─ '
~`゙゙''--、.__,,;; ,,,,__.、--─--、_____ ,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;__.、--─--,,,
~`y、___ ___ ̄______...,,-‐‐''~ ~` -、....__ ,,,,, ,..............................,,,,-‐‐''~ ~` -、.._
 ̄  ̄  ̄~^‐-‐''''"~~~`‐-‐''~^ヘ.-‐‐~`‐‐‐-、__.....--‐‐""~ ̄ ゙̄w"" ,,,,,,:::::::::::::::::::::::
,,;;;;,,,,;;;;,;;;;,;;,,,,;;;;;,,,;;;.,,,,,,,,,,..;;;;;;;;;;;;;;;;;..,,;;;;,,,,,;;;;;::;;;:::,,,,,;;;;,,,;;,,,,,,;;;:::::::::;;;;,,,,r-、,.,..,,.,,::;;--゙゙
illlllllliiiiiillllllllllliiiiiiiiiiliiiiiiiiliiii!!!;;;,,,,,;;;!!!iillllllliiiiii!!;;;,,,,,;;;!!!iillllll!!!iiiiiiiiiiii!!!lll;;;;;;;;;::::::: :::: ;;;;;;iiiiii!!!;;;;;;;;;iillllllliii
グルジアの壮大な山岳地帯で、やる夫とアリルーエフ親子は親睦を深めた
それはやる夫とナージャの運命が初めて触れた瞬間でもあった
だが、二人の運命が決定的に惹かれ合うのはまだもう少し先のことである・・・
やる夫とアリルーエフ親子は再会することを誓って、しばしの別れとなった
147 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:39:49 ID:/WzTmKfY
【補足】
___
_, -' ´___\
, '´ _,-'´, -――- ゝ、
/ ./ / l ト、\
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',
l | / l/|7ニイ´/〃| -L.l !
l | l | ┬::cr / / ┬c」 |
l | l ! l:::::::j ' l::::j.! /
l | l l⊂⊃‐ ‐⊂/ 史実ではバクーであっさり再開してますが
! | |ヽ| - リ ばっさり省略してます
! | lゝ、 /| ナージャが溺れてやる夫に救助されたくらいしか
! | |::::::::::ー┐ r‐:::イ:l. | 語ることがないので・・・
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
【補足終わり】
148 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:40:24 ID:/WzTmKfY
1905年、首都ペトログラードで血の日曜日事件が発生
,; 、;
、;∵/).;';, 从 ツゥゥゥ!!
と(。廿;'。#)⌒づ;: て __∧ ∧ ─__ ,ヘ从ノ. __ ,,,,,,,,,,
∨∨``ノJ"/!`  ̄ (#゙;,Д)') ─ ─ー (*゚※;'y'  ̄ー─--─ ,,,,,,,,,, (,,,,,,,,,ノ パンが無ければ銃弾を浴びればいいじゃない
;゙ ∧ ∧━[と;'∑・゙;、==─ と∑∴`て  ̄ ̄ ̄__ (,,,,,,,,,ノ、 (-゚ * )
ギニャアア!! ,`(゚∀゚'|l);・ ∧ ∧;'∴  ̄ ̄~(_つ_つ--  ̄ ___,;,、 (-゚ * ) ━⊂_ノ ノ '
;"ミ;゙@彡-ー(゙∀゜'#)))、ノ ∧ ∧;, ` ;゙ 、,,;!人/ー ─-"、,.,━と_ノ ヽ " /
~(_つ;`;∵";‘;'`ヾノノ;`つ (;;:Д".∧∧ノヾ)∴て ̄ ̄ ゙ ヽ ~(/`ヽ)
ヾ) し' ミ;;∵ ̄(;:∀゚'|l)ノ"(`ヾ (/"ヽ)
この事件を契機に、ついに反帝政派の不満が爆発し蜂起がロシア全土に拡大していった
149 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:40:47 ID:/WzTmKfY
*o ゚ |+| 。*゚ +゚ } o |* o。! |!
o○+ | ∨ | {r|! *l: + |!*l::j o ○。
・+ ,-i| o.+ ___ 。*゚}‐ 、゚ + |
゚ |i | {r|! *l: /_ノ ' ヽ_\ ノヾ} | きた!!ついにきたお!!
o。! |! * .゚ /(≡)::::::(≡)\ レ ノ ゚|
。*゚ l ・ / /// (__人__) ///\o ゚。・ ゚ ロシア全土で同時多発的な革命運動が勃発してるお!!
*o゚ | | |r┬-| | *|
。 | ・ o ゚ l\ ` ー'´ /*゚・+゚ || 今までに無い規模だお!!
|o |・゚ ,.‐- .ハ イ | * ゚ |
* ゚ l| / 、` ニ ´ ノ ノ o.+ | ・ ついにみんなが心を一つにして帝政を打倒するために団結したんだお!!
|l + ゚o i ` -、{! /_ \ ○・ |o゚
o○ | | ヽ. ヾ´  ̄ `ヽ *。 これで勝つる!!!!
・| + ゚ o } } ヽ O。
O。 | | リ、 ..::: .. l 。
o+ |!*。| / `ー:::: , ヘ:::::.. | *
|・ | ゚・ |/ / :::... .. /:::/ | ::..... { |
|_|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_|
>
/\ ──┐| | \ ヽ| |ヽ ム ヒ | |
/ \ / / | ̄| ̄ 月 ヒ | |
\ _ノ _/ / | ノ \ ノ L_い o o
150 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:41:29 ID:/WzTmKfY
___
/ \
/ \ , , /\ やる夫もこうしちゃおれんお!!
/ (●) (●) \ 同志諸君!
| (__人__) | 今やロシア全土で帝政派の搾取に抗うべく
\ ` ⌒ ´ ,/ 人民達が立ち上がっているお!
. /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ 我々もここグルジアで革命闘争を大々的に決行し成功させねばならんお!!
| ,___゙___、rヾイソ⊃
| `l ̄
. | |
∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
( ) ( ) ( ) ) 異議なーし!!
∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧ 皇帝は反省シル!
( ) ( ) ( ) ( ) 帝政派は逝ってよし!
すでに長年の活動からグルジアの革命家として人脈を築いていたやる夫はレーニンに資するべく
ボリシェビキ派の民兵を組織し、彼らを伴ってゲリラ戦を開始した
やる夫の革命運動は、ここでストライキやデモの指揮から実際的な軍事活動へと移行する
151 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:42:13 ID:/WzTmKfY
革命闘争の激化と同時にやる夫は初めての結婚を経験する
相手はエカテリーナという教養ある家庭の女性だった
__ ..... _
___r=r‐、<::::.:. : : : : : :`: ..
.イ{ ノ__人/⌒ヽト、::. : : : : : : : :\
(`ヽノ´:::::::::::`:::::..ノ`ヽト、::. : : : : : : : :ヽ
ん'.::::::::〃´ <:::::::`ヽハ(:::: : : : : : : : :.:.:..
. Y::::/`′ `ヽ:::::::∨ )、:.:. : : : : : : : :.:.
{:::i′ `>::::::Y (:::::.:.: : : : : : : :::i
ヾ| 〃´ ̄ ヽ:::::} }}::::::. : : : : :.::::.:.:.i
i r´ 、.≠ミ Y´⌒ヽ::::.:.:.:.:.:.:::::::.:.:i
. ィヘr::::リ` i ノ /::::::::.:.:::.:::::::::::::i
ヽ. ′ 〉'′、ヽ __ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::.、
フ | `ヽ::::::::::::::::::∧:::::ハ
. く j }:::::::::::::::,′}∧
ゝ <__丿 r‐ 、 /:::::::∧ハ ノ
>‐- 、 ノ ハ ∧ハ,′
/ >-< ノ`Y´ `ヽ.___
`ヽ,.:'::::::::::::::::::`ヽ__ハ____/ `ヽ
,'⌒7::::::::::::::::::::::::::∧ `ヽ、:::::::::::::i |
| .|::::::::::::::::::::::::::::::::〉 ノハ::::::::::j ー=ニ、
>‐'.:::::::::::::::::::::::::::::(´ j !:::::::,′ )
. i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) ヽ: !::::/ ∧`ヽノ
エカテリーナ・スワニゼ
やる夫の初めての息子を出産するが
革命運動が激化していた当時、やる夫は滅多に家に帰ってこなかったという
152 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:42:44 ID:/WzTmKfY
そして、1907年11月25日に結核で死去することになるが、
やる夫は子供も引き取ることなく革命闘争のためにトンズラする・・・
____
/⌒ ⌒\
(ヽ /( ●) (●)\ /)
(((i ):::::: ⌒(__人__)⌒::::\ ( i))) タダマンできなくなって残念だけど
/∠ | |r┬-| |_ゝ\ 正直革命の方が大事だってゆー
(___ `ー'´ ____ ) 子供はスワニゼ家で適当に育てといてくれおwwwwwサーセンwwwwww
| /
| /
| r /
ヽ ヽ/
>__ノ;:::......
_ヽ / \j`ヽ: <
\ / / .::/ .:| 、:. >
< / .::/ / :| :ハ ハ :|i \:. <
、ー‐' :∠ .::/ :i/∠ /j/ j/ | 八i、 ,ハ:. 、一'´
\ .::ノ / .::j/―-=ミ、 j/ ,ィ≦::ヽ:. \
< .:∠rj八∠,r::::::::::::::=‐-、ノ__,:代リ:::::::}ノ ̄ (クズすぎるやろ・・・)
∠ { ヽ ̄ 、:::弋)ソヽ:::::)⌒ヽー:':/
. 厶イヽ ゝjノ ` ー―‐ ´ ヽ ̄i
厶イハー‐ヘ u / ,′
jノj八i 、 -― /
| ヾ| 丶、 ∠._
/ `'ー-、_ >. ..__/ {
/ ´~"''‐- , /
アレクサンドル・スワニゼ(エカテリーナの兄)
153 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:44:10 ID:/WzTmKfY
【補足】
_ -―´ ̄ ̄ ̄`ヽ、
,/ ,===''⌒''== 、、
/ ,= ヽ
/ ,=' _ ∧_ _,,
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\ この時のやる夫の行動はまさにクズとしか言いようがありませんが
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ 当時のやる夫はきたる革命のために各地を転々とし
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/ 国外にもひっきりなしに飛び回ることになっていましたので
r" | |{i t _ / | 息子を引き取るのはかなり無茶な状況だったのは確かです
( =‐' | | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| |
ゝ-' // i} / }-‐斤ヒl、__| l| | やる夫にとってエカテリーナは重要な女性だったらしく
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ 死去したときには酷く悲しんでいたと言われます
__ゝ |i}^V'' __/ }} ハ {{ |
ヽ ノ' `j }} /X | {{ | やる夫のエカテリーナへの愛は本物で、スワニゼ家の者はこのことで後に幸運を掴みとります
155 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:44:36 ID:/WzTmKfY
___
_, -' ´___\
, '´ _,-'´, -――- ゝ、
/ ./ / l ト、\
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',
l | / l/|7ニイ´/〃| -L.l !
l | l | ┬::cr / / ┬c」 | ただし子供に対して無関心だったのは確かなようで・・・
l | l ! l:::::::j ' l::::j.! /
l | l l⊂⊃‐ ‐⊂/ 子供を引き取るのはフツーに嫌だったのかもしれません
! | |ヽ| - リ
! | lゝ、 /|
! | |::::::::::ー┐ r‐:::イ:l. |
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
【補足終わり】
154 :
質問スレッド稼動中だお:2011/07/26(火) 22:44:13 ID:jtaSej1k
このころはまだ裏方の資金調達とかのほうが主体だと思ってたが軍事もやってたんか
なら後年の戦争オンチっぷりは・・・・ 156 :
質問スレッド稼動中だお:2011/07/26(火) 22:45:43 ID:94m8Iqc6
軍事っつってもゴロツキ集めての強盗と誘拐とテロだからいわゆる「戦争」の指揮官としての経験や知識はなかったんじゃね?
軍事と言ってもほとんど山賊まがいのことと違いませんね
やる夫の戦歴は銀行強盗とかが主なので軍事的に無能なのは確かです 158 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:47:08 ID:/WzTmKfY
1905年になるとやる夫もロシア社会民主労働党ボリシェビキ内で認められるようになっていった
やる夫が活動していたグルジア周辺は、同じロシア社会民主労働党でも
ボリシェビキと路線対立するメンシェビキが多数派を占めており
不利な状況下で精力的に活動するやる夫は遅かれ早かれ人目につくようになるのだった
,,,,,,,,,,,
. [|,,★,,|]
(・ω・) 同志やる夫、今度フィンランドでボリシェビキ派の協議会があるのだが
ノヽ_ノ_ヽ 出席してみないか?指導部の方から君にお声がかかってね
ゝ ヾ
____
/_ノ ヽ_\
/( >) (<)\ マジかお!?ついにやる夫の業績が認められたのかお!
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ メンシェビキが多数派の辺鄙で息の詰まるような
| |r┬-/ | カフカスの片田舎で頑張ってきた甲斐があったお!
\ ` ̄'´ / ぜってーいくお!!
159 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:48:16 ID:/WzTmKfY
,,,,,,,,,,,
. [|,,★,,|]
(・ω・) 君が日ごろ賞賛している同志レーニンにも会うことができるだろうしな
ノヽ_ノ_ヽ
ゝ ヾ
____
/ \
/ ─ ─ \ ・・・!
/ -=・=- -=・=- \ (そういやそうだお・・・
| (__人__) U | 協議会なんて出たらぜってー同志レーニンがいるに決まってるお)
\ ` ⌒´ /
160 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:48:51 ID:/WzTmKfY
そしたら・・・
つまりそれ・・・
ついに・・・
ついにあの同志レーニンと対面することになるかもしれないんだお・・・!!
| |
_| /\|___
│_____ │
| |∫∬∫∫| |
r、fl_fl |_l________,l_|─┐ fl、_/j__
_,. -─ ヾr‐`\‐────┤ l├───┴------ /、_j,)ソ´_
|  ̄\ 丶 ________| l l_______ / / |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ \ | l│ ,r' ノ  ̄ ̄ ̄ ̄
\ ヽ | l│ , -─' ,/
\ `r'彡三ミミ-‐'´ ̄ _,. -‐'´
ヽjjリ',,`ヾゞ ト、〃/´
ヾi,へfjン' j
|.ト 。 l 。 、l
| トミ 主 彡'/
| l、 l ,〈
|ノ 、 ' , 1
/ゝ、__ __ノl ※やる夫の中のレーニン像
/ノ、ノ_,∠-= イ
T_,、_,jヽ、rソ
lj ヽ !ノ ノ
lj 、l l
|ハ ,}j,' l.
l. ハ l
ll l l ,!
|l ll. l
|.l l. l
| l l l
| l ヾ、,'
| ヽ、 ヾヽ、
|\ ヾ、シ、
| |` ̄ ̄´|
161 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:49:54 ID:/WzTmKfY
____
/ u \
/ / \\ (やっべー・・・超緊張してきたお
/ し (○) (○) \ 胃液どっぱどっぱ出て胃潰瘍になりそうだお)
| ∪ (__人__) J |
\ u `⌒´ /
,,,,,,,,,,,
. [|,,★,,|]
(・ω・;) 大丈夫か、同志やる夫、具合が悪そうだが・・・
ノヽ_ノ_ヽ
ゝ ヾ
____
/ u \
/ / \\ え?ああ・・・うん・・・最近キャベツ高いよね・・・
/ し (○) (○) \
| ∪ (__人__) J |
\ u `⌒´ /
,,,,,,,,,,,
. [|,,★,,|]
(・ω・;) そんな話してないぞ同志・・・
ノヽ_ノ_ヽ
ゝ ヾ
163 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:51:10 ID:/WzTmKfY
かくしてやる夫は1905年、3000キロを旅し遠くフィンランドはタンペレにまで赴いた
,.:-=,1;ー;1―,=;:、
= ゙ミ
ミ .★. ゙ミ
ミ ゙ミ
ミ;======:゙ミ
/ ─ ─ \ うわー・・・本当に来ちまったお・・・
/ -=・=- -=・=- \
| (__人__) U |
\ ` ⌒´ /
164 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:52:23 ID:/WzTmKfY
――協議会場
. | | |:::| |
| ::::::| |ヽ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二/''|:::| |
| ::::::| | |:::| |
| ::::::| | |:::| |
| ::::::| | |:::| |
| ::::::| |____________________________,|:::| |
| ::::::| / |:::| |
|____:|/ 、|______,|
∧,,∧ ∧,,∧ ∧_∧
∧∧ ∧∧(´・ω・)(´・ω・`)(・ω・`) ∧,,∧ ニギ ニギ・・・
( ´・ω)(ω・` )l U) ( つと ノ U U (´・ω・`)∧_∧
| U |と ノ`u-u' `u∧,,∧ ∧∧(U U) (・ω・`)
( ´・) u-u ( ´・) ( )(・` )`u-u' | とノ
(l ) (l )( ) ( ノ∧,,∧ u-u
`u-u' `u-u' `u-u' ..`u-u'( )
∧,,∧ ∧,,∧ ( )
ニギ ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧ `u-u'
ニギ・・・ ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ ニギ
u-u ( ) ( ノu-u ニギ
`u-u'. `u-u'
___
/ \
/ノ \ u. \あばばばば・・・やべぇもう会議始まりそうな勢いだお・・・まだ心の準備が・・・
/ (●) (●) \
| (__人__) u. |
\ u.` ⌒´ /
165 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:53:13 ID:/WzTmKfY
____
/ u \
/ / \\ (あばばばばば・・・)
/ し (○) (○) \ ドキ
| ∪ (__人__) J | ドキ
\ u `⌒´ /
,,,,,,,,,
[|,,,★,,|] ,,,,,,,,,,,
( ・∀・) [|,,★,,,,,|]
,,,,i^i ̄(iノ '^:^') (∀` __)\
[|,,,,★,,|] | ,l/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\l:`´ [|,,★,,,,,|]
/(, ・∀) _/ \ (∀` __)\
[|,,,,★,,|] `´:l/ \l:`´ [|,,★,,,,,|]
,/(, ・∀) ,/ \ (∀` __)\
[|,,,,★,,|] `´:l/ \l:`´ [|,,★,,,,,|]
,/(, ・∀)⌒/ \ (∀` __)\
i^i ( `´:l/ \l:`´ ~,) i^i
| | ( ⌒ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |⌒ ,),,| |
| | ̄ ̄(__| l_ ) ̄ ̄| |
166 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:53:46 ID:/WzTmKfY
[,|,,,★,,,|,]
( ・∀・) えーでは、これより来年に開催される
(|゚゚ : |) ストックホルム統一党大会へ向けた
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ わがボリシェビキの事前協議会を開催したいと思います
|二二二二二二二|
| |
____
/ u \
/ / \\
/ し (○) (○) \ ドキ
| ∪ (__人__) J | ドキ
\ u `⌒´ /
167 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:54:04 ID:/WzTmKfY
[,|,,,★,,,|,]
( ・∀・) 同志レーニン、どうぞ
(|゚゚ : |)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|二二二二二二二|
| |
____
/ノ ヽ、_\
/( ○)}liil{(○)\ (きたあああぁぁぁぁあああああああ!!!!!!)
/ (__人__) \
| ヽ |!!il|!|!l| / |
\ |ェェェェ| /
168 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:54:41 ID:/WzTmKfY
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|/ / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
// /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
〈 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
____
/ u \
/ \ /\(同志レーニン!
/ し (>) (<) \ あの同志レーニン!)
| ∪ (__人__) J |
\ u `⌒´ /
169 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:55:16 ID:/WzTmKfY
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|/ / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
// /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
〈 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
____
/ u u \
/ \ /\(あの・・・・・・っ)
/ し (>) (<) \
| ∪u (__人__) J |
\ u uu `⌒´ /
170 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:55:33 ID:/WzTmKfY
____
/ u \
/ \ /\チラッ
/ し (>) (○) \
| ∪ (__人__) J |
\ u `⌒´ /
171 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:56:17 ID:/WzTmKfY
_,,.,_
,.-‐ '  ̄:lニヽ、: ̄ `::....、
,..::'::::/:l::::l:::::l::``ヽ:ヽ、:ヽ::::`ヽ、
/:::::://::il:::l:|:::::|ヽ、:::::::::ヽ、:\ヽ:ヽ
//:::::/l:i::::::::il:::l::|::::ト::::ヽ、::::::::::ヽ::::ヽ:ヽ:ヽ
/::/:::::::/::l:i::::::::il::::::|::::|:::l::::::ヽ::::::::::::l:ヽ::::ヽヽ:'.,
./::/::::::::/:::l:li:::::::::l:::::l::::l::::::l::::::::l::::::::::::l:ヽ::::::::l:::l::',
/:::::::::::::::|::::|:::l:::::::::l:::l::::l、:::::::l:::::::::::::::l::::|、:l:::::::::l:::l::l
.l::l:::l:::l::::::l:::::|:::::l、::::::::l:::l::::::::::::l:::::::::::::::l:::|、::l:::::::::l::i:::|
l::::::l::::l:::::l::l::::l、::::l:、ヽl::lヽ::::::::::::l::::::::::::::l:::|:::::l::::::::|::i|:| デデドン!
|l:::::l:i:l:l::::ト:::ヽ:l`ヽ、://::::::ヽ::::::::l:::::::::l:l::l::|::::::l::::::::!:::i:|
|トl:::::il l、::ilヽ、:::l-‐,..-ュォ-、:::ヽ:::i|:::|:::l::l:lll|ヽ:::l:::l::::::::l:|
| ヽ::::il kァ、 、` - ' `‐'′ /ハl:::l:::l::l:::|::l| l:::::::l::::::ト|.
ヽ ヽ、i `7 ´ // |ト:::l/l::::::| }:::::::l::::i| |
ヽ .l/ ||:/ .ヽ::l _ノl:::::::l::::i| `
ヽ、 - l 〉l、|:::::|i::::::l::::|
ヽ` / .li:::lト:l::::l:l|
ヽ ‐、ニ= ‐ / lヽl-ヽl::l|
ヽ ー / ,. r '´ ヽ、
l、 ,. '" ,. '´ ヽ
`ー‐ ' r1,. '´ ,. ‐ ' ´ヽ.,
<´ i'´ ,. ‐ ' ´,. ‐ ' ´::::::::ヽ
lヽ|.l ,. ‐'´,. -‐' ´:::::::::::::::::::::::::::::',
| | l| /,. r '´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
|/ / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
// /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
〈 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
ボリシェビキ指導者 ウラジーミル・レーニン
172 :
質問スレッド稼動中だお:2011/07/26(火) 22:56:48 ID:biPfBdro
これは優秀なレーニン。 173 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:56:52 ID:/WzTmKfY
____
/ノ ヽ、_\
/( ○)}liil{(○)\ (あ、あれが同志レーニンかお!!)
/ (__人__) \
| ヽ |!!il|!|!l| / |
\ |ェェェェ| /
____
/ u \
/ \ /\ (やっぱそんじょそこらの連中とは風格が違うお・・・
/ し (○) (○) \ オーラが漂っているというか・・・圧倒的な気迫を感じるお
| ∪ (__人__) J | 流石やる夫が認めたホンモノの革命家だお・・・!)
\ u `⌒´ /
175 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:58:11 ID:/WzTmKfY
____ _,.-==-- 、
...-‐=三ニ≧弐ニミ´三ニ=-、
/:,::::‐:'´/::::::,イ::::::∧:`:、`:、=:ミ、`::.、
.::'::/::,:イ,イ:/::::::/i|::::::':::: ヽ:::ヽ:::ヽ:::ヽ::::\
. /:::/::::::'::::///:i:i:::': !|i:::i:::i:i::i::\:`::、::\:\::::::、
/:::/::::/::::/,イ':::i:l:::::::/!|:::|::l l::|:::、:::\::\:::ヽ::ヽ: 丶
:::/::::/i::://::l::::l:!:::::/::ハ:|::!:|::ト、:::\:::',::、:丶::丶::、: ヽ
/::: /::l:::'/:i::|:::l::::::;':::i:::::l:|::::|::|小ト、::ヾト、:ヽ: ',:::i、::i::::i
:::::/::::l::i::::;斗、!::::,i:::l::::::; |::::|:l/:::|、 ` 、!:::i:: i:ハ l::i |ヽ!
::::'::::::l::l::::' r 、!: /:|::l::::/:l:|::::!!: /|!=≧、ヾl::::l':::!|:::!:|:::|
:::::::::::|:|:i::i { !:/:/l:l: /: ハ!:: Ⅵ:八 {{ }!ヾ!::/i::: |:::: !: !
:::::::: i|:|:|::l y/:/:/l| ' / i∧::l {′ ヾ }ハ. |::::|: /}:/
::::::!|:!:|::|V/l/ '. |::/ /' ヾ!. ' 、::::!/::::'
::::::!:::|::l::i: ' !' V,'/
:::::::l:il:l:' i , ノ´ ・・・同志諸君、すでにロシア全土では去る血の日曜日以来
:::::|| |!. 、 r ´ 各地で反帝政蜂起が起こっている
::ll {. \ -=ニr‐'
:!. ヽ _ノ
、 /
、. , -‐丶 _ ′
\イ \  ̄
\. ヽ
____
/_ノ ' ヽ_\
/(≡) (≡)\ (こ、これがレーニンの肉声かお・・・
/ /// (__人__) ///\ まるで耳掃除をされているみたいに心地よいお・・・)
| |r┬-| |
\ ` ー'´ /
176 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 22:58:48 ID:/WzTmKfY
,. -─- .、,
,不:::く`ヽ;::、:::`丶
ハ:l::;;ヾ:ヽニヽ:ヽ::、ヾヽ
,':::i:トヾヽ::ヽ:トヾ、ヽヽヾ`ヽ
l::i::|l::卞ムヽ:;ヾY.ェYl::ト::ヽ
|::l::ト;:::Kさ'く:::f ,` リヽヾ', だがこれは蜂起であって革命ではない!
';:';ヾトヽ `.r'- 、 .|::ト`、
ヾヽヘ |';二::! 入',
`トk ヽ、zソ ./::| ヾ
___._,r、 Y:j` ‐ 、 ー´/ トj
/`ヽ_j'、_ノ ̄l!'´ヾ- 、_`_¨ 」、
∧ ,ノ Yヽ l ヽ 7ヽ~ヘヽ.、
/-'´「 ヽ ヽj_. l ト、 /〃ハ | ヽ `ヾ 、_
r'´, イ ヽ、 `,__,ィ、__)| l ヾヽ∧'〃ノ゙ヽl ヽ ヽj`ヽ
/ '´ ト、 Yrイ ∧l ', ヽ Tヘ', l _..ノ l j ',
,′ .}、二ィ } / l ヽ ', |、、ヘ. | \ / }. ヘ
i トz'_ノ,イ | ',. ', l、ヽヘ | | j/ l
| ノ \¨7/ l ト、 ヾ 、ヽ ',.l lー- // |
ゝ─'-- -r-`' l ',.ヽ ヽ ヽヽ! | ̄ /j l
___
/ \
/ノ \ u. \ !?
/ (●) (●) \
| (__人__) u. |
\ u.` ⌒´ /
ノ \
/´ ヽ
177 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:00:47 ID:/WzTmKfY
______
, <:.:,イト、V!:.:.:.> 、
. /:.:.:.:.:.:/:.:ヤ:.カ:.{゙ミー、:.:.:\
/|:.:.:.:V:./:.:.:.ヤ:.V:.l^":.:.:\:.:.:.\
:.:}:.:.V:.∧:.:.:.ハ:.:l;ツリべ:.:.:.:.V:./\ これらの蜂起の大半が、
: l//:.:.}}/:.:.:V:.:/:.:.:.:.\:.:V:.:.:.:./ヽ 小作料の軽減を求める農民・・・
//:.ト、:.:リ:.:.:.:.:.:V:.:.:.:.:~レへ、:.:.:j:.:.ハ 賃上げのみを求める労働者・・・
:.l:.:.:.:l:.i.:/:.:.:.:.:.:./|:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.V:.:.:.:. ! 土地所有権の確立と拡大を求める地主・・・
:.|:.:.:.:N/:.:.:.:.:.:.:.i:.l:.:.:.:.:.:.ト、:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.l 民主主義を求めるインテリゲンツィア・・・
リ:.:.:.:|/:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:i:.:l:.:.!:.:.:./|:.:.:.: リ 軍内部での待遇改善を要求する兵士・・・
、:.:.:.:'.:.:.:.:.:.:.:.:V\:.:.:.:|/:.:.:!: /:.:|:.:.:.:,′
:.:ヽ:.:.V:.:.:.:.:.:./:.:.ハ/:.:.:.:.N:.:.:ト、:./ それぞれの階層の者達がそれぞれの思惑をもって
:.:.:/\!_;.イ:.:./:./:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:|:.V} それぞれの利益のために機を見て蜂起し、
:./:.:.:j:.:.:.:.:.:.|/:.:.:.:.:.:./|:./ /イ^ } 喚き散らし、実を手に入れようとしているに過ぎない
ハ:.:./:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:./|/ |/ ,/
V|:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:./ { / それぞれが、この混乱をその機会だと判断したに過ぎない
へハ! }:.:.:/__/
\、|ハ!
`丶 \
. `丶 ヽ
\}
\
178 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:02:00 ID:/WzTmKfY
/| | / / // _,.-7 / ∧ル' /,/ 川 l.|
. | |// _,.,.ィ/rァ,.-、ヽ.y'、/ / /_/ / リ /
| |/ /'/Xヽイ (.フ/) /ヘ',.ィ' ,r∠/彡/ ,!//
/ l |/!,//' /' !`¨7 ./ /r7/| /彡/ ,/イ/ 偶発的な機会に飛びつき群がる有象無象の思惑が絡み合い、
l{ |/ ′| '′´ | '彡/ / |! 大きな渦となっている
/ ` | |/,/,l/ その渦を遠巻きに「革命だ」と錯覚する人間もいるだろう・・・
/ |V /
' ヽ- ,.. ノ だがそこには社会主義の勝利に対する信念も、確信も、理解もない
\ < ア/ ヽ
. \ / ヽ 利己心は思想を必要としないからだ
\ / | 彼らは自分たちの立場の強化には関心があるが
/ヽ、 ノ | 国家、社会、階級の団結、改革と飛躍に思考が及ばない
`¨ ‐'_ i  ̄ | l それでは革命とは呼べない!
____
/ \
/ \ ,_\
/ (●)゛ (●) \ ・・・・・・
| ∪ (__人__) |
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
179 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:04:05 ID:/WzTmKfY
_,..-‐=ニヽ::::::::.\:::::::::::::::::::::::.`丶、
/|::::.\:::::::.\\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\
,{:::::l::::::::::|\:::::::.\\:::::::.\:::::::::::::::::::::::::::::.
,イ:::`トヽ:::::::|::::.\:::::::.\::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::. 特に農民たちがそうだ
{::l::::::|:::::.\:::::.、:::::::.、::::.\::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::. 労働者と違い土地に縛り付けられた彼らは
':\::八:::::!:::r-=\::::ハ:::::::::.丶、::::|::::::::::::::::::::::::::::i 自分たちの耕作地のことに専念せざるを得ない
i::::{:::トミi:::ト、|ィ::アフ;;:ト、:i::::::::|::::::iト、ト、:::::::::::::::::::::::::| 体制から与えられた制度に依存する生活は、
l::l从{j:アヽ| ヽ´ ̄ノ' \l:::|::::l::l:l|⌒ヽ::::::l:::::::::::::| 社会全体の改革ということには何とも無関心だ
l八:r'′ |`ト:::l:::ノ| トハ}::::::l:::::::::::::|
|ヽ丶 ノ八:ノイNxくノ :l:::::l::::::::::::;
| _.. _ ノ´__ ノ.:l:::::l::::::::::; 農民というのは元来、保守的であると言われている
:. ´_、 `¨ .イ:!:::::l:::l:::::l::::::::;′
/ 从:::::|::|:::::|:://
i / ヽ|::|::::〃'
人 .......:::´ / ハハ:::{_i_
_______≧=‐=ニ二:::::::/ _}_ト、::::ト、
,.....::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/`Y´ ̄ _ . -‐ ¨ ̄ ∨.:::.\
/ .: .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ! , ´ /.::::::::::::.`:::...、
180 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:05:51 ID:/WzTmKfY
ヘ ',:::ヘ|:::::::::l:::ヘ::ハ:::::\|:::::::::::\:::::::\:::::::::::::::::::::/:|:::::::::/:::::::
', \:ヘ::::::|ヽ:::ヘハヽ:::::`ヽ_::::::::::\:::::::\::::::::::::/::::|::::::/:ヘ:::::
', ヽ',ヽ| ヘ\::::ヘ \:::ヘl`ヽ:::::::l\::::: l::::::: /`ヽ|:::/::::::::ヘ: だからこそ
__ヽ ./ヘ .ハヘ:l \:ヘ. \ヘ `ヽl::::::\::\::l\::::|/:::ヘ\::: メンシェビキ派は、都市労働者は農民との共闘を諦め
`ヽ ̄./ ハ:::',ヘ.. `ヽ. \ `ー-l:::\::\:::\ ',|ヽl ブルジョワと共同しブルジョワ民主革命を支援すべきだとのたまっている
/. \ ハ l:::::::..
. / `ヽ l:::::::::::...
/ ヘ `ヽ _/:::::::::.. たしかにマルクスは社会主義は高度に発展した資本主義国で起こると予言していた
. / /'';;\
`''ー-=,,,_ / ';;;;;\ ___ ___ 西欧と違い、
'/ ';;;| .\ / ロシアのような前近代的農村社会が色濃く残る資本主義が未発達な国では
, r ' ´ |. \ ` ̄ ̄´ イ;;; プロレタリア革命は難しいというのが従来の考え方だ
K | . \ /;;;;;;;;
∨ | \ ,イ''''''''
. ∨ | ,r‐='`ー― '`ヽ
∨ | /;;'ヘ . / / / /\
∨ | / ∨ ./ / / \
181 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:07:40 ID:/WzTmKfY
, ‐ ´. .::::::::::::::::::::::::` ‐ 、
. // . : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
/. :/::::::::::::::::::::::::::::::::: i::::::::: : \::\
. //. :/::::::::::::i :::::::::::::::::://:::::::::::::\:\::\
//::::::l:::::::/:/{ :::::/:::::::://:/::::!::::l:::::::ト:::::ヽ::::.
. l:l::::::/|:::::ハ/∧:V:::/:::/::::/::::/:::/::::::/::ヘ::::l::::ハ だが現在の西欧におけるプロレタリア革命が果たして発展しているか!?
. |:l:::::::::|:::::|::!::::∧:V:::/::::/::::/:::/::::::/|::::::|::::|::|.!| ブルジョワ民主革命がプロレタリア革命の芽を育てているだろうか!?
. |:l:: |: :|:::::l::|::/:::ヘ::V::///:/ ::/:::|:: /!:: | l || 彼らの歩みは非常にのろく、にぶく、退屈なように思える!
l::::l:::::ハ:::|∠:ィ7:::Y:/::イ::z≦ィ:::/::/::ハ/:リ |!
. l::|:::::小:Π:/l/-=彡1 /艾ァテ`シ_:ィfチ::/:/ メンシェビキの主張通りに上からの改革を進めてしまえば
V::l: :!::l:|い小/|:ハl:|/ `´ { }ノ´ ロシアもまた、西欧諸国のように長く怠惰な
Ⅵ: l:::::`爪| 〈 プロレタリア革命への道を歩まざるをえなくなるだろう!
}:!: |::|:::l::| \ ‐ _ノ
ぃ::|::|:::l::| 丶 __, ,/
|:∧l\:{ \ / そして革命は、目的に達する前に力尽きる!!
l′丶 ヽ ト、_,ノ
/ ,′
. /\.____ 人_
/ `-――‐‐- 、` ‐ 、 >、x‐ 、
\ `ヽ ヽ、 | | \
\ \ ` ┘! \ \
182 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:09:28 ID:/WzTmKfY
____ _,.-==-- 、
...-‐=三ニ≧弐ニミ´三ニ=-、
/:,::::‐:'´/::::::,イ::::::∧:`:、`:、=:ミ、`::.、
.::'::/::,:イ,イ:/::::::/i|::::::':::: ヽ:::ヽ:::ヽ:::ヽ::::\
. /:::/::::::'::::///:i:i:::': !|i:::i:::i:i::i::\:`::、::\:\::::::、
/:::/::::/::::/,イ':::i:l:::::::/!|:::|::l l::|:::、:::\::\:::ヽ::ヽ: 丶
:::/::::/i::://::l::::l:!:::::/::ハ:|::!:|::ト、:::\:::',::、:丶::丶::、: ヽ 革命における貧農達の役割は非常に大きい!
/::: /::l:::'/:i::|:::l::::::;':::i:::::l:|::::|::|小ト、::ヾト、:ヽ: ',:::i、::i::::i ロシアにおいてその9割が農奴だ!
:::::/::::l::i::::;斗、!::::,i:::l::::::; |::::|:l/:::|、 ` 、!:::i:: i:ハ l::i |ヽ! 農村のロシア社会における比重の大きさを無視するわけにはいかない!
::::'::::::l::l::::' r 、!: /:|::l::::/:l:|::::!!: /|!=≧、ヾl::::l':::!|:::!:|:::| 彼らの参加なくして革命はありえない!
:::::::::::|:|:i::i { !:/:/l:l: /: ハ!:: Ⅵ:八 {{ }!ヾ!::/i::: |:::: !: !
:::::::: i|:|:|::l y/:/:/l| ' / i∧::l {′ ヾ }ハ. |::::|: /}:/ 我々ボリシェビキは、来るストックホルム党大会において
::::::!|:!:|::|V/l/ '. |::/ /' ヾ!. ' 、::::!/::::' プロレタリアートが共闘すべき相手は
::::::!:::|::l::i: ' !' V,'/ ブルジョワではなく農民だと主張するべきだ!
:::::::l:il:l:' i , ノ
´ :::::|| |!. 、 r ´
::ll {. \ , ´  ̄ 我々は現在ロシアで起こっている思想なき騒乱を
:!. ヽ ` -, 革命へと育成しなければならい!!その第一歩は農民との連帯に他ならない!
、 ,‐'
、. , -‐丶 / ブルジョワと手を組めば、その時点でロシアにおける革命の可能性は潰えるのだ!!
\イ \ ー‐ ′
\. ヽ
184 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:11:08 ID:/WzTmKfY
,. -─- .、,
,不:::く`ヽ;::、:::`丶
ハ:l::;;ヾ:ヽニヽ:ヽ::、ヾヽ
,':::i:トヾヽ::ヽ:トヾ、ヽヽヾ`ヽ
l::i::|l::卞ムヽ:;ヾY.ェYl::ト::ヽ 農民たちの革命の可能性を信じず
|::l::ト;:::Kさ'く:::f ,` リヽヾ', ブルジョワと手を組むなど愚の骨頂だ!!
';:';ヾトヽ `.r'- 、 .|::ト`、
ヾヽヘ |';二::! 入',
`トk ヽ、zソ ./::| ヾ
___._,r、 Y:j` ‐ 、 ー´/ トj
/`ヽ_j'、_ノ ̄l!'´ヾ- 、_`_¨ 」、
∧ ,ノ Yヽ l ヽ 7ヽ~ヘヽ.、
/-'´「 ヽ ヽj_. l ト、 /〃ハ | ヽ `ヾ 、_
r'´, イ ヽ、 `,__,ィ、__)| l ヾヽ∧'〃ノ゙ヽl ヽ ヽj`ヽ
/ '´ ト、 Yrイ ∧l ', ヽ Tヘ', l _..ノ l j ',
,′ .}、二ィ } / l ヽ ', |、、ヘ. | \ / }. ヘ
i トz'_ノ,イ | ',. ', l、ヽヘ | | j/ l
| ノ \¨7/ l ト、 ヾ 、ヽ ',.l lー- // |
ゝ─'-- -r-`' l ',.ヽ ヽ ヽヽ! | ̄ /j l
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< 異議なーし!!! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
、 、 、 、 、
/っノ /っノ /っノ /っノ /っノ
/ / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧
\\( )\\( )\\( )\\( )\\( )
、 、 、 、 、
/っノ /っノ /っノ /っノ /っノ
/ / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧
\\( )\\( )\\( )\\( )\\( )
、 、 、 、 、
/っノ /っノ /っノ /っノ /っノ
/ / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧
\\( )\\( )\\( )\\( )\\( )
____
/ \
/ \(・・・・・・
/ \
| \ ,_ | やっぱすげぇお・・・)
/ u ∩ノ ⊃―)/
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
187 :
質問スレッド稼動中だお:2011/07/26(火) 23:13:09 ID:NiRppi3M
理路整然だな 185 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:12:29 ID:/WzTmKfY
●
●
●
――――数時間後
186 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:12:59 ID:/WzTmKfY
【協議会終了】
∧,,∧ ∧,,∧ 終わった終わった
∧∧ (・` ) ( ´・) ∧∧
(ω・` ) U ) ( Uノ( ´・ω) 今日の同志レーニンも歯切れよかったなー
| U u-u u-u (U ノ
u-u ∧,,∧ ∧,,∧ u-u
(・ω・`) (´・ω・) 労農民主独裁論か・・・ボリシェビキ始まったな
(l U) (U ノ
`u-u'. `u-u'
____
/ \
/ \
/ \ ・・・・・・・
| \ ,_ |
/ u ∩ノ ⊃―)/
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
188 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:13:31 ID:/WzTmKfY
<おい
____
/─ ─\
/( ●) (●)\はっ!
/ (__人__) \
| |
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
189 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:13:54 ID:/WzTmKfY
. / ̄ ̄\
./ _ノ .ヽ、\
.| (●)(●) | もう協議会は終わったぜ
. .| (__人__) .|
.| ` ⌒´ ノ あんたいつまでそうやってるつもりだ?
ヽ ._ .}
ヽ_/ } . ノ
/、 〈 く
ハ ヽ Y`ー.、i
{ ヽ_ゾノ-‐1
`¨´┬' . |
190 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:14:24 ID:/WzTmKfY
___
/ \
/ノ \ u. \ !?
/ (●) (●) \
| (__人__) u. | 同志レーニンの話を考え込んでたら
\ u.` ⌒´ / いつの間にか協議会終わってんお!
ノ \
/´ ヽ
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(● まぁレーニンの言葉を聞いてたんなら問題ないだろ
| (__人__)
. | ノ 俺たちボリシェビキの方針はレーニンの
| ∩ ノ ⊃ 労農革命で決まったんだからな
/ ./ _ノ
(. \ / ./_ノ │
\ “ /___| |
. \/ ___ /
191 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:15:31 ID:/WzTmKfY
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ー)(ー) それにしてもすごかったぜ、レーニンのスピーチは
. | (__人__) 貧農の革命に関する独自性と可能性か・・・
| ` ⌒´ノ 一筋縄じゃいかない方針だろうが、レーニンならやってのけれるかもしれんな
. | nl^l^l
. ヽ | ノ
ヽ ヽ く
/ ヽ \
____
/ \
/ ─ ― ヽ やる夫も農民の革命への参加については色々と考えさせられたお
/ ( ●) ( ●)'
| (__人__) | 糞薄汚ねぇブルジョワ豚と組まないってのは
\ ` ⌒´ ,/ さすが同志レーニンって感じだお
/ ー‐ ヽ それと同志レーニンを呼び捨てにすんなお、ていうかお前誰だお
192 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:15:59 ID:/WzTmKfY
/ ̄ ̄\
/ _ノ ヽ、_ \
. | ( ●)(● ) | ん?俺か?
. | (__人__) │ 俺はヴォロシーロフってんだ、クリメント・ヴォロシーロフ
| `⌒ ´ |
. | | よろしくな、同志
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
193 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:16:31 ID:/WzTmKfY
/ ̄ ̄ ̄\
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ やる夫はやる夫だお
| (__人__) | やる夫・ヴィッサリオノヴィチだお
\ ` ⌒´ /
/ | 将来超ビッグになるから今のうちにやる夫に媚び売っとけお
(_ ) ・ ・ ||
l⌒ヽ _ノ |
| r ` (;;;U;;) )__)
(_ノ  ̄ / /
( _)
/ ̄ ̄\
/ _⌒ \
| (●)(●) そうか、じゃー以後お見知りおきを、同志やる夫
. | ⌒(__人__)
| |r┬| .}
. | ー―' }
. ヽ }
ヽ ノ
194 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:18:12 ID:/WzTmKfY
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
| (__人__) グルジア生まれかよ、どうりであんたアジア臭いと思ったぜ
| ``⌒´ノ ____
| . } / \
ヽ .} / ⌒ ⌒ \
ヽ ノ / (●) (●) \
/ \ | (__人__) | うっせー黙れお
/ / } | \_ `⌒´ _/
/ /. | | / ヽ
| | .| | | | |
| | || | | | | |
(__) | |し__) ヽ ヽ | |
| } | (_) _ |_)
| | / | / | |
| |/ / / | |
(_⌒) ヽ_⌒) (_⌒)
クリメント・ヴォロシーロフは、やる夫の生涯を通じて最大の盟友となる
しかしこの時はまだただの顔見知りにすぎなかった
この二人の仲が決定的に深まるのは、ロシア革命の後、内戦の時期である
やる夫は翌1906年、社会民主労働党のストックホルム統一大会に出席する
そして、もう一人の盟友との出会いが近づいていた・・・
195 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:19:10 ID:/WzTmKfY
―――カザン工業大学
┼ ┼
/⌒ヽ /⌒ヽ
(;!___!_) /\ (;!___!_)
(;;_i____i__)_____________________.//\\ _____________________(;;i____i__)
!XXXXX| ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ::://三三\\; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;|XXXXX|
___________________[三三三] ; ; ; ; ; ; ; ; ; //:i |:::iニ|:::i |;\\; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;[三三三]___________________
/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;!|;;;;;;;;;;;;;/_;_;_;_;_;_;_;_//::::::i_|:::i__|:::i_|::::;;\\;_;_;_;_;_;_;_;;;;\;;;;;;;;;;;;|; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; \
/;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_|;;:::::::::::::::!::::::::::::::::::;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::::::::;;i;;::::::::::::: i;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_\
.. ̄|:::::::::::::::::;:::::::::::::::: |;;:::iニ|::::::i:::::::∧:::::::;;|::::∧::::∧::::;::::;:::∧::::∧::::|:::::::∧::::::::;;!;;:::iニ|:::: |:::::::::::::::::;:::::::::::::::: ! ̄
|::iニ|::iニ|::;::iニ|::iニ|::|;;:::i__|::::::i::::: i_i_|::::::;;|::::i_i_|::i_i_|:::;::::;:::i_i_|::i_i_|::::!::::::i_i_|:::::::;;i;;::::!_,|:::: i::iニ|::iニ|::;::iニ|::iニ|::|
|::i__|::i__|::;::i__|::i__|::|;;:::::::::::::::!::::::i_i_|::::::;;|::::i_i_|::i_i_|:::;::::;:::i_i_|::i_i_|::::!::::::i_i_|:::::::;;i;;:::::::::::::::| i__|::i__|::;::i__|::i__|::|
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; [三三三]三三三三[ 三三三三三三三三三]三三三三:[三三三];;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |
|:::::::::::::::::;:::::::::::::::: |;;:::::::::::::::!:::::::::::::::::::;;|:::::::::::::::::::::::;::::;:::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::;;i;;::::::::::::: |:::::::::::::::::;:::::::::::::::::|
|::iニ|::iニ|::;::iニ|::iニ|::|;;::::iニ|:::::i::::i |::::i | ::;;|::::iニ|::::iニ|::::;::::;:::iニ|::::iニ|:::|::::i |::::i |::::;;i;;::::iニ|:::::|::iニ|::iニ|::;::iニ|::iニ|::!
|::i__|::i__|::;::i__|::i__|::|;;::::i__|:::::i::::i_|::::i_| ::;;|::::i__|::::i__|::::;::::;:::i__|::::i__|:::|::::i_|::::i_|::::;;i;;::::i__|:::::|::i__|::i__|::;::i__|::i__|::!
|:::::::::::::::::;:::::::::::::::: |;;:::::::::::::::!:::::::::::::::::::;;|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::;;i;;::::::::::::: |:::::::::::::::::;:::::::::::::::: |
'''''';'''''''';''''''''''''''''''''';'''''''''''''''';'''';'''''''''';;'''''''''''''''''';'''''''''';;'''''''''''''''''''''';''''''''''''''';;'''''''';'''''''''''''''''';'''''''''''''''';;''''''''';'''''''''''';''''''''';''''''''''''
196 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:20:40 ID:/WzTmKfY
(__・∀・) えー昨今、巷では
/´~ V:V~ヽ 社会民主労働党や社会革命党の過激派などの
__/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\__ テロ活動分子が暴動を扇動したりしておりますが
| | | | | | 学生諸君はそのような反社会的活動には・・・
| | | | | |
197 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:21:23 ID:/WzTmKfY
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< い、異議あり!!! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
(_;・∀・)ビクッ !?
/´~ V:V~ヽ
__/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\__
| | | | | |
| | | | | |
198 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:22:00 ID:/WzTmKfY
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/γ⌒ ⌒ヽ\
/ | | ヽ て、てテロ分子なんかじゃない!
| ヽ__人__ノ |
\ 、`ー'´, /
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
(_;・∀・)・・・?はぁ・・・
/´~ V:V~ヽ
__/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\__
| | | | | |
| | | | | |
199 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:23:54 ID:/WzTmKfY
ノ L
⌒
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ
〈○ ノ\ /\ ○〉ノ L
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ ⌒
) Y ( かか、革命家だっ!!!!
/γ⌒ ⌒ヽ\
/ | | ヽ てい、訂正しろーー!!!
| ヽ__人__ノ |
\ `ー'´ /
/ `ー' \ |i.
ヴァチェスラフ・スクリャービン・・・
後に「ハンマー」モロトフのペンネームを名乗る男である
このどもり癖のある男は、後にやる夫と組んでヨーロッパ中を相手に大立ち回りを演じることになる
やる夫と出会うまでは、もう少しかかる・・・
200 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:27:38 ID:/WzTmKfY
モロトフが出てきたところで第一話は終了だ
なんか中途半端になってしまったが
正直どこらへんで切るか相当迷った 際限なく10月革命まで続きそうだったからな
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| レーニンのところで切ろうと思ったが同志モロトフには登場していただいた
\
ハッハッハ  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,,, ハッハッハ
[,|,,,★,,|] [,|,,★,,,|,]
ミ ´∀`彡y━~~ ミ・∀・ 彡y━~~
ミ ⊃ シ ミ ⊃ シ
.i⌒i_イ⌒ii⌒i /⌒ヽ._シi⌒i
.| (,,,,,)| | .(,,,,,_)⌒l.⌒ |
|___(,,,,,)_| .|_(,,,,,)___|
202 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:29:44 ID:/WzTmKfY
やる夫とヴォロシーロフがであるのは
正確に言えばストックホルム大会なんだが・・・
タンペレ協議会と切って演出すると冗長に
なりそうだったのでまとめてしまった 少し早回しだったが
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| やる夫が権力を握るまではこのスペースですらっと流す予定だ
\ じっくり楽しみたい同志には申し訳ないが・・・
ハッハッハ  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,,, ハッハッハ
[,|,,,★,,|] [,|,,★,,,|,]
ミ ´∀`彡y━~~ ミ・∀・ 彡y━~~
ミ ⊃ シ ミ ⊃ シ
.i⌒i_イ⌒ii⌒i /⌒ヽ._シi⌒i
.| (,,,,,)| | .(,,,,,_)⌒l.⌒ |
|___(,,,,,)_| .|_(,,,,,)___|
203 :
◆J7qCZtZxmc:2011/07/26(火) 23:32:05 ID:/WzTmKfY
次回第二話は10月革命まで
やろうと思う
やる夫がやる夫らしくなるのは
もう少し後だな・・・ 第二話は今週日曜にでも投下しようか・・・
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 上手くいけばだが
\ ではしばしの別れだ同志諸君
ハッハッハ  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,,, ハッハッハ
[,|,,,★,,|] [,|,,★,,,|,]
ミ ´∀`彡y━~~ ミ・∀・ 彡y━~~
ミ ⊃ シ ミ ⊃ シ
.i⌒i_イ⌒ii⌒i /⌒ヽ._シi⌒i
.| (,,,,,)| | .(,,,,,_)⌒l.⌒ |
|___(,,,,,)_| .|_(,,,,,)___|
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やる夫歴史系出てくるのはいいな。
ニコマスでソ連やっていた人いたんだが途中で粛清されて
しまっただけにこのスレ作成者には生き延びてほしい
出来れば参考資料早めに教えてくれるとありがたいんだが
何にしてもトロツキーの配役がほぼ予測可能というw
我々の同志レーニンの頭がフサフサしてる様に見える同志は、一刻も早く眼科に行くように。
私かね?私にはカツラに見えるよ同志w。
何を行ってるんだい?
アレはただのヒゲじゃないか
>詩を書いては地元の新聞社に投稿して掲載されたりもした
グルジアでは詩人として一流だったと書いてるコラム見たことある
>それぞれの階層の者達がそれぞれの思惑をもって
>それぞれの利益のために機を見て蜂起し、
>喚き散らし、実を手に入れようとしているに過ぎない
フランス革命はそうやって進行していった
国民公会の代議士が軸になってたからうまくいったのかな?
>ロリコンは後の部下の彼の専売特許ではないのですね
流刑中に、少女に私生児産ませてる
>軍事と言ってもほとんど山賊まがいのことと違いませんね
>やる夫の戦歴は銀行強盗とかが主なので軍事的に無能なのは確かです
政治家とか活動家なら、それでいいんだよ
有能な専門家に一任すればいい
※28699
問題なのは権力握ったスターリンが大粛清で自国の戰力そいだ上に
余りよろしくない指揮を取ったお陰で冬戦争とかで痛い目見たという…
フランス革命を上手くいったと評していいものだろうか…
カルノーやらナポレオンやらがいなかったら悲惨なことになってたんじゃないかな
レーニンはプロレタリア独裁を提唱したけど、どんな政権も黎明期には強固なリーダーシップが必要だっていうのがわかってたんだろう
そういえば、ボルシェビキはすぐに政治局を作ったけど、
社会革命党やメンシェビキはどうだったんだろ?
>エリート達の中においても成績は優秀で、文学人としての片鱗も見せ始めていた
>貪るように書物を読み漁り、詩を書いては地元の新聞社に投稿して掲載されたりもした
孫の中には、ロシアの人民芸術家がいるし、
ひ孫が画家だったっけ?
>特に南方系の男性が好みで、ロシア人の男性は野蛮だと忌み嫌っていたという
ロシアで文化人といったら、カフカスかユダヤ系が多いという
>地下活動は混沌としていた
>革命家達の派閥闘争、帝政派のスパイ、組織の混乱、体制派たち
>との思想闘争・・・
p.370 オフラナ・エージェントは報酬を
もらっていた。しかし、スターリンには
そのような得体の知れない収入はなかった。
銀行強盗の金で景気がよかった時でさえ、
彼は自分自身のためにはとんど使わず、
いつも文無しだった。これは気前よく報酬を
与えられて、ぜいたくを楽しんでいた本物の
オフラナ・エージェントとは際立って
対照的である。
p.374 スターリンがオフラナ・エージェント
だったという主要な証拠の一つは、恐らく
偽造の、いわゆるエリヨーミン書簡だった。
これは一九二〇年代に出現し、-九五〇年代に
『ライフ』誌に掲載され、I・D・レヴインと
E・E・スミスのそれぞれの、陰謀論に立つ著書の
根幹になった。エリョーミン大佐は確かに
一九〇八年二月からチフリス・オフラナの長官だった。
明らかに書簡は、スターリンとオフラナについて
多くを知る誰かによって書かれた。しかし、細部に
関して一連の誤りを含んでいた。スターリンの超道徳性を
評価しながらも、書簡はまた、大義に対する彼の献身を
理解し、結局は狂信的なマルクス主義者であるから、
彼は意に満たないエージェントだと主張している。
スターリン死後、エリヨーミン書簡が『ライフ』誌に
掲載された時、後継者のニキータ・フルシチョフは
KGB議長セローフ将軍にその信びょう性を分析する
ように命じた。公文書館で最近発見された将軍の
調査もまた、それは偽造だと結論している。
http://shotyan032456.at.webry.info/201106/article_25.html
メンシェヴィキ党員のen:Razhden Arsenidzeは、スターリンが同志を裏切った、と述べたわ。
1916年、ボリシェヴィキ党員のen:Stepan Shahumyanは、スターリンを「オフラーナの工作員」であるとして直接訴えたわ。彼の個人秘書であるオルガ・シャトゥノフスカヤによるとっ、これらの意見はスタニスラフ・コシオール、イオナ・ヤキール、その他著名なボリシェヴィキ党員らの意見を共有させたものというの。噂は、流刑からの脱出の際にオフラーナのバッジを使ったことをスターリンから伝えられたDomenty Vadachkoryという人物による回顧録がソ連国内で出版されたことで補強されたわ。刑務所からの複数回の逃亡と亡命をスターリンが軽視していたことも、疑惑を増大させる原因となったのよ。スターリンがオフラーナに協力していたという確かな証拠はいまだ見つかってはおらず、メディアが出版したオフラーナによる嫌疑がかかっているスターリンに関する2、3の報告書は、捏造されたものと見られているわぁ。
http://jskhfeuoygf.seesaa.net/article/251389475.html
スターリンを帝政ロシア(ツァーリ)の秘密警察「オフラーナ」のスパイだったという人がいる。たしかにオフラーナのスパイが革命運動に無数に入りこんでいたが、その多くは、二重スパイどころか三重スパイだった。スターリン(当時はコバ)も同志の中に敵対派を喜んで警察に売り渡したのかもしれない。しかし、スターリンは一貫して狂信的なマルクス主義者だった。
http://www.fben.jp/bookcolumn/2010/04/post_2515.html
この時期のことも面白いといや面白いが、資料的によくわからないという結論になるんだあろうな。
スターリン個人よりもボルシェビキなど革命運動とオフラーナ、周辺にいた人間についての資料分析の方が大事。
といっても、資料が紛失しているのかも。
>28449
利害を別にしているにせよ、一時的にせよ、それぞれの階層が団結する瞬間がないと革命にはならないんじゃない
レーニンも革命の際にはそれを実践してみせたわけで
1978年って随分最近に生まれたんだなww
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