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やる夫で学ぶ中国史  その1








黄河文明は黄河の中・下流域に栄えた文明である
俗に言う『世界四大文明』の一つとして挙げられていることが多いが
現在は長江文明ほか、様々な文明が発見されているため四大文明に黄河文明のみを取り上げる手法はもはや古くなっている









                       ノ|               ,ノ      ゙"゙"゙"゙"
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       "゙"゙             〈ll  lソ:: ::             ゞ,,ll|゙"゙"゙"゙"
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2 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:22:23 ID:alyYHhiQ








中国で初めて王朝が誕生したのは紀元前2070年、『夏』王朝(夏后)が始めてとされている
『史記』、『竹書記年』などには初代の禹から末代の桀まで14世17代471年間続いたと記録されている
従来、この王朝は伝説とされていたが、近年考古学資料の発掘により実在が見直されてきている。









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     『初代:禹』









3 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:22:54 ID:alyYHhiQ









初代の禹の名は、文命(ぶんめい)、大禹、夏禹、戎禹ともいい、夏王朝創始後、氏を夏后とした。
禹は人徳を持ち、人々に尊敬される人物であった。また、卓越した政治能力を持っていた。










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    , ヘー‐- 、    /ヽ  / \
  -‐ノ .ヘー‐-ィ  /(●.)  (● )ヽ
 ''"//ヽー、  ノ ./:::⌒(__人__)⌒::::::ヽ   私についてくれば万事OK!
  //^\  ヾ-、.|    |r┬-|     |
,ノ   ヽ,_ ヽノヽ_)\   `ー'´    /   人民には苦労をさせないお!
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4 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:23:17 ID:alyYHhiQ









しかし、それでいて自らを誇ることはなかった。








       ,.-'⌒ヽ,
      ノ     ヽ、
    (´  ,ノヽ    )
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     ;: |  u        :::::::| :   どうせやる夫は役にたたないお
      \.....::::::::: u  ::::, /
   !   r "     .r  /゚。 !   でもみんなが喜んで笑っていられるなら微力ながらなんでもやるお
    :|::|     ::::| :::i !
    :|::|:     .::::| :::|:  !
  !  :`.|:     .::::| :::|_:
     :.,':     .::(  :::}: !
   !  :i      `.-‐"









5 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:24:02 ID:alyYHhiQ









もっとも、この禹という人物は伝説的な人物であるため、このような聖人として描かれるのであろう。









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    | ::|    /⌒       ⌒   \
    | ::|x  / ( ●)    ( ●)   |  .人    伝説の人物なんて都合がいいように書かれていてあたりまえだおwww
  ,―    \   | ::::::⌒(__人__)⌒:::::     |  `Y´
 | ___)  ::| .!     l/ニニ|      /        うはwww俺様伝説の勇者www
 | ___)  ::|+ヽ    `ー‐'      /     十
 | ___)  ::|   .>          \
 ヽ__)_/   /                 \









6 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:24:29 ID:alyYHhiQ









だが、禹が創設した夏王朝も徐々に滅亡の時を迎える。
夏王朝代第14代帝の孔甲(こうこう)はいわゆる暴君であり、性格が淫乱であり、自分を鬼神に擬することを好んだ。









       , ―――― 、
     /  _ノ ' ;、ヽ_ \              政治?めんどくせえから適当でいいしょww
    /   ( ●)  (●) \
   /      (__人__)   )            つか、そんなことより女連れて来いよwww
   |      / | | | | |ゝ   ノ ,.、,_ ,..._
   _ヽ、   、`ー―'´,)r‐ァ‐''"/ _/ >-‐ 、   俺は鬼神だぞ?逆らったら死刑だからwwww
  '/ / \     ̄ ̄ (゙\`マ -‐ト-.r '`';ーく__\
, '/  '、   ゞ  __ ,ィ ヽ \\ ,)/ ノ / ノ
/    `' ーァ、  ;;:/  / ̄iヽ `々゛  、   /
       | ヽ  ;ノ 〈  ',ヽ `、  :i ノ    |
       l  \    ヽ /, \l    ! /   |
       ヽ ,、 -〉  , --〉/⌒i'ハ    ;      ト、
   ;     |  \  /_ノi\l ',\ ヽ,    ! \









7 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:25:25 ID:alyYHhiQ









こんな王朝には従ってられないとふんだ諸侯は夏朝から離れていった









         ____
       /     \
      /  \  /  \      こんな暴君の下で働くのはもう懲り懲りです
    /  (●)  (●)  \
     |      __´___     |     私は離反させていただきます
    \     'ー一`    /
      /             \









  /\___/\
/ /    ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 |
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |    流石にちょっとやりすぎですな
|   ,;‐=‐ヽ   .:::::|
\  `ニニ´  .:::/     私も離反させていただきます
/`ー‐--‐‐―´´\









8 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:26:03 ID:alyYHhiQ









              γ´/ 丿ヽ
           -‐ '´ ̄ ヽソ ` 丿
          / //" `ヽ ヽ ヽ\
        //, '//レ´/ノ ヽハ  `、ヽ
        〃 {_{   ノ u ヽ、 リ| l │ i    続々と夏王朝から離反していってる
        レ!小l (●) (●)从 |、i|
       丿ル|   、_,、_,    |ノレ リ    これは私も続かなければ…
          ヽ ∩ノ ⊃ .  j /
           / _ノ_,  イ_
         . / ̄ / / |‐‐  \









9 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:26:24 ID:alyYHhiQ









';,   ';,.
;,   ゙';.
 ゙、   ゙';,     ___
  ゙'、  ,;'   /     \             ';
    ゙';, .;:'  /  -‐'" ゙'ー  \       r、 ∩ ';     離反したきゃしろよ
    ';...;゙ / (ー-ヾ  (-―) \     ゙'、'v'ニニッ
     ゙''''~|    ゙゙゙゙゙ /o oヾ゙゙゙゙    |    rニ>ノ l |       だがな、夏王朝は滅びねーからwww
      |      丿O ヽ_    |   r'r‐,⌒゙/
      \      `ニ´    /    ゙Y´  /       残念ですたwww
      /           \    /  /









10 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:27:01 ID:alyYHhiQ









しかし、夏王朝の滅亡はこの後すぐにきた
第17代帝桀(けつ)は孔甲以来、夏王朝から離反しつつあった諸侯に対し、何の政策もせづ
徳で統治をするのでなく武力で諸侯や民衆を押さえつけた









      _____     ━┓
    / ―   \    ┏┛
  /ノ  ( ●)   \  ・
. | ( ●)   ⌒)   |       なに?民衆の不満が溜まり、各地で悪い噂が出回ってるって?
. |   (__ノ ̄    /
. |             /        ふ~ん…そうかそうか…
  \_    ⊂ヽ∩\
    /´     (,_ \.\
.    |  /     \_ノ









11 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:27:36 ID:alyYHhiQ









                   /: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                 /: : :               \
                / : : :: :: : :               \         よろしい、ならば戦争だ。
              / : : : : : : : : : :             \
             /: : : : : : : : : : : :.:.:.:.:  _        _  \
          _,. -'" l: : : : : : : : : : : :.:.::.:.:´⌒\,, ;、、、/⌒`    }
      _,. -‐'"_ 'フ:ハ: : : : : : : :.::::::::::::;;( ● ) ノヽ ( ● );;: l゙ ヽ、
     / 〃-'  /│,.',ヾ: : : : : : : : : : : ´"''",      "''"´  .l ',ヽ, ` 、
  __. -テ{ ヽ='¨ / ./ ll',: : ヾ : : : : : : : . . . (    j    )    l゙ i 〉 ヽi l`ヽ、
-´ : : : : l ! ' i   ヽ\ ',:',: : : :\: : : : ::.:.:.:.:.:.`ー-‐'´`ー-‐'′  /i / / ゙ l: : : :`ヽ、
: : : : : : : :゙l  イ   , 、ヽヽ ',:ハ: : : : :`ヽ、:;:;:;:;:;:;:;_:_   _,.=- 、  イ: : j  ', / i . l: : : : : : : `ヽ、
、: : : ', : : : ゙i i  /  \  ∨ハ: : : : : : :`ヽ、ー=r‐',ニ-──゙ー《: : j  イ ゙i ./ l: : : : : : : : : : : `ヽ、
:ヽ: : : i : : : ゙i  / , ヽ   j ∨`ヽ: : : : : : : : ¨7゙ ノ   ィ_,.-----ヽ<  { i   l: : : : : : : : i: : : : : :ヽ
: : ヽ: : l: : : : ゙i  {  i   i  ∨ヾヽ: : : : : : / r'  _,/   _____',.    / l: : : : : : : : :l : : : : : : ヽ
: : : :ヽ: l: : : : :゙i __j l  、 j 、 ∨ヽ: : `ー 7´  `¨<    _ノ    ,`ー-、 / .l: : : : : : : : : l: : : : : : : : ヽ
: : : : :ヾ:゙i: : : : :゙i ヽ、 ゙i  '  _j ∨:ヽ: : :/      `ー‐'"_,.-=¨¨゙ヽ、___,イ   l: : : : : : : : : :l: : : j : : : : : ヽ
、: : : : : ゙i:l: : : : : ヽ  ゙ヽ  / / ヽ: : 7゙        <  __ノ、__    ゙ヽ.  j: : : : : : : : : :l: : : j: : : : : : : :|
、ヽ: : : : ヾi: : : : : :ヽ ヾ  /    } 〉'          `7゙    i`¨    ', /: : : : : : : : : ::l:/:/: : : : : : : :::|
: ヽ\: : : :゙i: : : : : : :゙i  `       /           ,イ    l      ヾ、: : : : : : : : : :l゙:/: : ::_; -=7::::|
: : : `ヽヽ: :゙i: : : : : : : ヽ    _,.-'"¨ヽ、           />ヽ   {        }`ヽ、: : : : : :j:/: :/: : : ::'::::::|
: : : : : : \:::゙i: : : : : : : :ヽ  /: : : : : : : :`ヽ、.      /r': : :ヽ  ',      /: : : :`ヽ、: : j'゙/: : : : : : :::::::|









12 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:28:07 ID:alyYHhiQ









これにより、民衆や諸侯に憎まれることになる









       ____
     :/::::::::::::::::\:
   :/ ⌒三 ⌒::::::\      野郎…俺の領地まで荒らしやがって…
  /  (○)}ililli{(○ ):::\:
 :|      __´___::::::::::::::::::|    なにが夏王朝だ!!今の帝は暴君だ!!
  \      `ー'´::::::::::::/:

      『諸侯A』
.








          γ´/ 丿ヽ
      -‐ '´ ̄ ヽソ ` 丿
     / //" `ヽ ヽ ヽ\
    //, '//レ´/ノ ヽハ  `、ヽ
    〃 {_{ ー u 一リ| l │ i|    もう無理!!やってられません!!
    レ!小l( >)u(< )从 |、i|
 .  丿ル|   、_,、_, u  |ノレ リ    こんな王朝滅べばいいんだ!!
   n:n ヽ、  ゝ._)   j /. nn
  nf|||   ヘ,、__, イ   .| | |^!
. f|.| | ∩ /`| \/ |‐‐ ∩| | |
 |   ! } .<\ ∽ />. {!   |
 ヽ  ,イ            ヽ  イ

       『諸侯B』









13 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:28:46 ID:alyYHhiQ









             _______
            ./ /  #  ;,;  ヽ
         : /  ;;#   ,;.;::     :
          /   /   \    ..:::::|    俺なんてご政道を語ってただけでボコボコだぞ
            | ::::::   /\     :::::.::::| :
        : ! #;;:.. / ̄\   .::::::/     政治ってのは徳で治めるんじゃなかったのかよ…
          ヽ.;;;//;;.;   ォ ..;;#:::/
           >;;;;::..    ..;,.;-\

        『民衆』









14 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:29:15 ID:alyYHhiQ









    _.. ‐'''''''''''' ‐ 、
   ,r'        \
  /_,ノ  ,,       ヽ,
  ( о) ミ ヽ、,,,_    ..i     俺様に逆らうからそうなんだよ
  i.   ミミ( ○)    .|
  \(_入_ノ      /     わかったら黙って従ってな
    ノ__,,/,____/
    ./ゝ/ノ:::::::::::::::::\
    |ノ//::::::::::ヽ,::::::::::|
    |^::::::::::::::::::::::|::::::::::|
    |^::::::::::::::::::::::|::::::::::|









15 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:30:17 ID:alyYHhiQ









夏王朝の桀は有施氏を討った際に末喜という美女を捕らえ、自らの妃としたが、桀は末喜に溺れ、政治を省みなくなった









   __      /   }
   \ `ヽ.__j,  /_
     j___>┴⌒: : `: .、
   /: :f'´: : : : :|: : : :、: :\
.  /: : : :|:.: :,!.:∧ト、-、: ',:.:. :.'
  l: :|: :..:レ':/|/ !| \:..:l:.:. : !    よろしくお願いします桀王様
  |: :!: : :|:/    l′  ',: ! : |:|
  |: :|: : :|′     , __l:.|::|:|′
  |: :|: : :|  ,ィz     ̄l/| レ
  |: :|: : :ト 〃   __  ,イ:.|
  |: :|:∧トヽ. __`_',.ィ :;ヽ!ヽ
  |ハj/ |ハ:;ィ/|::::::'v-:〉/:::::::::::)
         /:::: ̄`ヾ〃:::::::/ヽ
.         ト-──:┬<´:://::|
       ト:、:_::\::::|f>∨:::::::::|
       ヽ ::: `:ヾ:::!::::/:::::::::: |









16 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:30:41 ID:alyYHhiQ









 *o ゚ |+|   。*゚  +゚ } o  |*  o。!    |!
 o○+ | ∨    | {r|! *l:     + |!*l::j o ○。
・+     ,-i| o.+  ___  。*゚}‐ 、゚ + |
゚ |i   | {r|! *l:  /_ノ ' ヽ_\   ノヾ}  |
o。!    |! * .゚ /(≡)::::::(≡)\  レ ノ  ゚|
  。*゚  l ・ / /// (__人__) ///\o  ゚。・ ゚
 *o゚ |   |     |r┬-|      |   *|
。 | ・   o ゚ l\     ` ー'´    /*゚・+゚ ||
 |o   |・゚ ,.‐- .ハ       イ | * ゚   |
* ゚  l| /    、` ニ ´ ノ  ノ   o.+ | ・
 |l + ゚o i     ` -、{! /_   \  ○・ |o゚
 o○ |  | ヽ.     ヾ´    ̄  `ヽ  *。
・| + ゚ o }  }                ヽ O。
 O。 |  | リ、  ..:::        ..   l 。
 o+ |!*。| / `ー::::       , ヘ:::::..  | *
 |・   | ゚・ |/   /  :::... ..   /:::/ | ::..... { |
    |_|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_|
    >
  /\  ──┐| | \     ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
  /  \    /      /  | ̄| ̄ 月 ヒ | |
      \ _ノ    _/   / | ノ \ ノ L_い o o









17 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:31:12 ID:alyYHhiQ









そして商の湯を呼びつけ、夏台にて牢獄につなげた









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    / ~\   ┏┛
  / ノ  (●)\ ・
. | (./)   ⌒)\
. |   (__ノ ̄   \      お呼びでしょうか桀王様
  \          |
    \       /      商の湯、ただ今参上致しました
.      \  ⊂ヽ∩
      /´    (,_ \.
       /       \. \
      ./   /       |. \ソ
    (  y'      .|









       ____
     /⌒  ー、\
   /( ●)  (●)\     おう、よく来たな
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\
  |     |r┬-/ '    |    さっそくだが、お前を逮捕する
  \      `ー'´     /









18 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:31:36 ID:alyYHhiQ









   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ○)(○)
. |  U  (__人__)     はっ?逮捕?
  |     |r┬-|
.  | ι   `ー'´}     なにをおっしゃっているのですか?
.  ヽ     u  }
   ヽ     ノ      私は何もしてないですお
   /    く  \
   |     \   \
    |    |ヽ、二⌒)、










::::::... ..丶
:::::::.... ...\
:::.' ──-.. \
:::::::... ⌒__丶 \         黙れよ
:::::::::.... .'::. ).ヽ  .ヽ
:::::::::::.... __ ..丿   ヽ       俺が逮捕って言ったら逮捕なんだよ
:::::::::::...    ヽ   .ヽ
:::::.._ ノ ヽ.____丿   .丶    牢屋に監禁するからよろしくwww
::::::::::::::.... ..::ノ      .)
:::::::::::..   ../       .ノ
:::::::::.⌒ "       ..ノ
:::::::::::::::::....    ....::::::../
:::::::::::::::::::::.. ......::::./









19 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:32:13 ID:alyYHhiQ









こうして湯は監禁される。
この商の湯こそ、後の殷王朝の創始者である









    / ̄ ̄\
   / ヽ、_    \
  (●)(● )    |
  (__人__)゚o    │    ひどい…余りにも酷すぎる…
   (,`⌒ ´      |
  . {        |    こんなの間違っているぞ!!
    {        ..:/
    ` ー     \
    /    _    l
   /  ̄`Y´   ヾ;/  |
  ,|    |    |´  ハ
  |    |    |-‐'i′l
  |__ |   _|   7'′
 (   (  ̄ノ `ー-'′

  『商(殷):湯王』









20 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:32:43 ID:alyYHhiQ









後に湯は桀に許され監禁を解かれる。
その後、湯は徳をもって領地を治め、民衆及び諸侯が彼の元に集結する。









        / ̄ ̄\
      /       \     いいかお前ら、よく聞くんだ
      |::::::        |    夏王朝は最早風前の灯火…
     . |:::::::::::     |    今こそ立ち上がらなければならない
       |::::::::::::::    |          ....,:::´, .
     .  |::::::::::::::    }          ....:::,,  ..
     .  ヽ::::::::::::::    }         ,):::::::ノ .
        ヽ::::::::::  ノ        (:::::ソ: .
        /:::::::::::: く         ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: \ -―,――ノ::ノ――
         |:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´









21 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:33:19 ID:alyYHhiQ









             / ̄ ̄\
            ノし. u:_ノ` ,,\.
            /⌒`  ( ◯)(O):      誰かがやらなくてはならない!!
           .:|   j(   (__人__)
          :|   ^  、` ⌒´ノ:      このままじゃいけないんだ!!
          |  u;     ゙⌒}:
          ヽ     ゚  " }:       だからその役目は俺がやる!皆、俺に力を分けてくれ!
            ヽ :j    ノ: i |i |
         /⌒      ヽ  | || |  |  そして俺は…
     :: / ̄ ̄ヽ ::       \ ||     |i
    :: (「    `rノ ::      \   ||i  \
     :: ヽ   ノ ::          \       \
ガタッ!  |   | r         「\   \       \
       |   | |       ノ  \   \__   \
          ヽ_ノ       /||| l   \_,       `ヽ   \
     || i  /         | ||| |    (_つ ̄と_ノ)    \
     || ||  |         | ||| |                    \









22 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:33:49 ID:alyYHhiQ









                       , -────--、
                     /;:;:;:;:     ;:;:;:;:;:;:\
                    /;:;:;:;:         ;:;:;:;:;:ヽ、
                   /;:;:;:;:           ;:;:;:;:;:ヽ
                  /;:;:;:;:             ;:;:;:;:;ヽ
                  /;:;:;:、i!i!i!i!i!`、            ;:;:;:;::.l      新世界の王となる!!
             .    l __ノ' i!i!i!i!i!"ー--        ;:;:;:;:.|
        .          L!0 )li!i!i!i!i!|(0 )l      ;:;:;:;:;:|
                 j`ー’i!i!i!i!i!i!i!`ー "       ;:;::;;:;:|
                 /;:;:;:  j   ;:;:;:;: ヽ、       ..;:;:;:;:;:|
                 丶、___ノ"ヽ、_____ノ,ノ'!}   ;:;:;:;:;:;:|
                    ヽハ</Vヽ jv-,_,.ィノv'リ   ;:;:;:;:;:;:;:|
                    ゝ-、} ,.´-‐ァ¬‐,,'/   ;:;:;:;:;:;:;:./
                    |l /  / ,、r7    ;:;:;:;:;:;:;:/
                    j∨   ,}ヽj/     ;:;:;:;:;:;:/
                    ハfvヘハノゝ'_,.   _____ノ |_
                    ヽr ´      厂..:..:..:..:..:..:..:.::.::.::.:: ̄
                ,. -rr:ォ  ヽ;:;:;:   ,..イ..:..:..:..:..:..:..:..:..:.::.::.::.::.::..
               j:..:..:!|::.|  丶_..ィ.:::/..:..:..:..:..:..:..:..:..:.::.::.::.::.::.::.:.
               /..:..:.:!|::.L_    |リ.:/..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.::.::.::.::.::.::.::.:









23 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:34:35 ID:alyYHhiQ









こうして湯は夏王朝を滅ぼし、新たに殷王朝を創設する
時は紀元前1600年頃の事だ
湯王は夏の禹、周の文王、武王と並び聖王として後世に崇められている。
また「殷」とは周などによって使われた他称であり、『史記』では一貫して殷である。
一方、商が自称であるという見方も成り立つことから、現在の中国ではほぼ「商」もしくは「殷商」と呼ばれる。








                                 _ _ _
                                ´      丶
                             /         丶
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                           /          (● )   ノ
ヽ                        /           /   |ヽ
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24 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:35:04 ID:alyYHhiQ









殷は第3代までは何事もなく国を統治していた
だが、第4代帝の太甲(たいこう)は暴虐であり一時、国が乱れてしまう
これを止めるために優れた臣下の伊尹(いいん)が彼を追放する









              ____ _
            /          \
          /              \
         /    _            丶
         l    ノ }    ⌒\   /⌒ l
         |   / .ハ ::;;(  ●)  ( ●)|   あなたの政治は暴虐かつ乱暴ですね
        .l   // .ム-,..,. ´"''"  , "''"´ l
         \ ヽ! ' ' ! ヽ  、__ ,_,   /   しばらく頭を冷やして出直してください
          |フ入     l       /
          ,ヘ ヘ      ト 、 _ 、´
        /   ヽ ',    jァ / / ! ヽ
      /     /ゝ.._..ノ`Y Y /   }
     / ,..........    ',       l}_|./   j
    /, '´     `ヽ  ハ_    ノ  l   /
   //         ∨ ``  ̄    l  ./〉
  j j       、    l        l ,._ll′

          『伊尹』









25 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:35:49 ID:alyYHhiQ









        ./ ̄ ̄\
      ./      \
      |     ー  ‐ i
      |   ( ●) ( ●)
      |     (__人__)       わかったよ…
      |      `⌒´i
      ヽ.       ノ        ちょっくら反省してくる
       ヽ     ノ
    /   \       \
     |     \, -‐- 、-‐- 、
     |\     \.  (" ̄ .入
    |  \    "  ̄ ̄ ̄  )
    |  / \,,_______人
     |      /\    \  \
    ヽ,____/;___\    \,,_ \,,__
              (______)___)

       『太甲』









26 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:36:20 ID:alyYHhiQ









後に太甲は反省し再び帝位に返り咲く
その後は以前とは一転して善政を行い太宗と称されるまでになる









    / ̄ ̄ ̄\
  /         \
  /           ヽ
  |             |        俺は間違っていた…
  |               |
  |              l         今まで散々苦労をさせてしまった民衆のために
  |          /
  |        〃/          これからは徳を持って政治を行うことを宣言する
  \、__     (
     _)_ ===\
    /          \
   /            ヽ
   |    ,        i
   |     |        l.|
   |     l         | |
   |     |.        |. l
   l    |       |.│
  /    ノ        | |
  /     /        l /
 (ヽ、__,/____  __,У
  ヽ_ィ  __ __ ̄ ̄_ ̄_,|









27 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:36:51 ID:alyYHhiQ









その後、殷王朝は衰退しては復興するということを何度も繰り返すことになる
しかし、確実に滅亡の道を進んでいった
紀元前1100年になると殷は第30代帝の帝辛(ていしん)「紂王」が即位する(以下、紂王と称す)
即位後、数年間は宰相や太師の助力を借りて上手く領地を統治した









    / ̄ ̄\
  /   _ノ  \
  |    ( 一)(●)
  |     (__人__)      宰相よ、この度の政策は如何様にしたら良いか意見はないか?
   |     `⌒´ノ
   |   ,.<))/´二⊃
   ヽ / /  '‐、ニ⊃
   ヽ、l    ´ヽ〉
''"::l:::::::/    __人〉
:::::::::|_/ヽ.   /|||||゙!:゙、-、_
:::::::/´∨/`ー'〉゙||i l\>::::゙'ー、
:::y′.: ',ゝ、_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
/: ://: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|

     『紂王』









28 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:37:16 ID:alyYHhiQ









       ____
      /     \
    /  \   / \
  /   (●)  (●)  \   そうですね…ググればいいでしょう
 |      __´___    . |
 \      `ー'´     /   あるいは2chで情報を得るか…
 /     ∩ノ ⊃   /
 (  \ / _ノ |  |
. \ “  /__|  |
   \ /___ /

 『宰相:商容(しょうよう)』









29 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:38:27 ID:alyYHhiQ








だが、その統治はいつまでも続くことはなかった
紂王即位から約8年後、後宮に妲己(だっき)という女性が招かれ、彼はこれを寵愛するようになる
この妲己こそ、殷王朝の滅亡を促した張本人である









  /.:.:.:.:.:.:/.:.:.:/.:.:/:.:.:/.:.:.:.:/.:.:.:.:/.:,/.:.:.:.:,_ ィ'.:.:.:.:イ.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
 /.:.:.:.:.:.:/.:.:/.://.:.:/.:.:.:.:/.:..:.:/.:/_:.,,r '´ _/:.::/~/::/_;;;i.:.:.:.:.::.:.:.:|
/.:.:.:.:.:.:.:/.:.://.:.:i.:..:/.:.:.::/.:.:/_,_r,___,,,,,,ィ´._./  /:::/ `'|.:.:.:.:.:.:.:.::|
.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.::/.:.:.:.:i:./::/:.:/:ムィ´   _,ェニ-'´   /:.:/   |.:.:i.:.:.:i..:.:.:|
.:.:.:.:.:.::.:i.:.::i.:.:.:.:.:レ:/.:.://::r'_ュ=テ,三ニー;     /;:イ   |.:..:i.:.:.:i.:.:.:.|
.:.:.:.:.:.:.:i.:.::.i.:.:.:.:.:i.:i.:.:/レ,ムテ{::イ::::::::j:ケ'`    / '~ .'ヽ.  /:.:.::i..:.:i.:.:..:|    紂王様…
.:.:.:.:.:.::i:.:.:.:.:.:.:.:.:i,i:./.:.::.:/" {i i;;;;;;rュ'   ,,/´  ,-ェ、. ヽ/.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:/
.:.::.:.:.::i.:.:.:.:.:.:.:.::ハ'.:.:.:.:/  ,,_マヘ;;;ソ'   '´   .,ェヌェ,\ /.:.::.i.:.:.:.:i:.::/      政治なんて臣下の者に任せて
.:.:.:.:.::i.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:ハ..:.:.:/    ̄~~        //;;rソ} /.:.:.::/:.:/:/::/
 ̄~^i.:.:.:.:.:.:.::i:./.:.:.:.::/  .::::::::::.:::        {.i:;;フ.'"/.:.::./::/.::/:./      ずっと遊んでいましょう…布団の中で…
   .|.:.:.:.:.:.:.:i:/.:.:..::./             、.:`"';::.:/:.//;'´r'´
   .|.:.:.:.::.://.::.:.:.:.iヘ、             .´::::::::../:/´~/-'´
   |.:.:.:.::.:|/:.:.:.:.:.:|  .`、       `''     .; イ:/:.:.::/
  .|.:.:.:.:.;/.:.:.:.::.:.:ト,.   `:.、        _,, r '´i:.:ii.:.:.:.::|
  .|.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:| ,>‐;、_. >.、 _,, , .r:;;'´;;;;;;i.:.:i.::.:i.:i.::.:.::|
  |.:.::.:/:.:.:.:.:.:.:.:レ':::::::::::: `Y,  |,,_  〉'´:  :`V.:.::i.:i.:..:.:|
  |.:.::/.:.:.:.:.:.:.:.:ト":""    `Y´:::.`ャ::::´::::  ノ.:.:.:i.:i.::.::|

             『妲己』









30 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:39:00 ID:alyYHhiQ









゚ | ・ +o            o。 |  *。 |
 *o ゚ |+ | ・゚   / ̄ ̄\+・  o  |*
 o○+ |  |i  / ._ノ  ヽ、\  ゚| o ○。
・+     ・ l  |  (≡)(≡) |・|*゚ + |
゚ |i    | +   |::::: (__人__) ::::| |! .   |        うはwwwおkwwww夜の運動ktkr!!
o。!   |! ゚o   |   |r┬-|  .} |. * ゚ |
  。*゚  l・    |   `ーlj´  } |o  ゚。・ ゚
 *o゚ |!     ヽ       / |*|○・ |o゚
。 | ・   o,. ‐- .._ヽ、.,__. /  !| ・ +゚ ||*|
* ゚  l| /    、  i  }  \   o.+ | ・
 |l + ゚o i     ` -、{! /_   \  ○・ |o゚
 o○ |  | ヽ.     ヾ´    ̄  `ヽ  *。
・| + ゚ o }  }                ヽ O。
 O。 |  | リ、  ..:::        ..   l 。
 o+ |!*。| / `ー::::       , ヘ:::::..  | *
 |・   | ゚・ |/   /  :::... ..   /:::/ | ::..... { |
    _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
    >                  <
  /\  ──┐| | \     ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
  /  \    /      /  | ̄| ̄ 月 ヒ | |
      \ _ノ    _/   / | ノ \ ノ L_い o o









31 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:39:33 ID:alyYHhiQ









妲己を寵愛した紂王は政治を余り行わなくなる
これを快く思わない殷の忠臣たちは紂王を諌めようとするが
逆に反感をかわれ無意味に殺されてしまう









:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト、:::::l
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::! ';:::::i
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::/ヘ|::::::::::::::::::::::::::! ';:::l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |::::://IIj:|:::::::::::::::::ト::::/   !:!
::::::::::{:/:::::::::/::::::/   !::/ ヽ |;ij |::::/レ:::::/ |/    リ
:::::::::::i:::::::::/ |:::/   i/    ヽ7 |:∧ |:/ ′
:::::::::::::::::::/ |/          ゙  ヽソ
:::::::::::::::::∧               \        陛下はここ最近毎日のように寿仙宮に篭りっきりのため
:::::::∧:::/ `ー             /
:::::/ ∨            (  ̄ 7 /           政務が溜まっております。
/ヘ                ̄ , '
\  \      _        /             どうか民衆のために政務を行って下さい。
  \  \    /  ` ー - ′
   \  \__ /
      ̄\ \

 『殷の忠臣A』









32 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:40:08 ID:alyYHhiQ









              / ̄ ̄\
             /  ヽ_  .\
            ( ●)( ●)  |       あ?お前誰に指図してんの?
            (__人__)      |
            l` ⌒´    |        俺は天子なんだぞ?天から選ばれし子なんだよ
            {         |
            {       /         そこんとこわかって言ってんの?
            ヽ     ノ
        ▼/ ̄      ̄ ̄)____
      〃(⊥) ´/    / ̄ ̄/ /   〃 ⌒i
  ___i /⌒\./   /∧ ∧し' __|;;;;;;;;;;i









                 __,,.、 -- 、、_
              _,.ィ'"´        `'ト、
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.           /     ..:    ..::  ..i   ..:.\
          /    ..:.:.:   ..:.:.:  .:.|   .::.:.:∧
.          j    ..:.:  .: ../::  .:.::ト、  .:.:.:.:.:.:ヘ
..         |    / .:.:.:.:/ .:,イ.:./!:..| i  :.:.:.:.:.:.: i,      陛下に口答えするなんて、殷の忠臣が聞いて呆れますね
          |  .:.:./.:.:. // .://.:./ |:./ } :.:.:.:.:.:.:.:.::|
          | .:.:.:/.: /--─‐‐ ''/" l/\ | :.:.:.:.|.:.:.:.:: |      そのような方は殷には必要ないと思いますが…
           | :.:./:.:/ ,ィ==rァ / /_,_ `ト、:.:.|::.:.::.|::|
.         | :.:.:j:.:.:.:.l'"トz::゚リ      ィテラト| .:.:. |:.:.:.:.|.:|      陛下、どう思いますか?
.          | ..:.:|:.:.:.:.{ `-‐'     ヒ::,゚ソ /}:.:.: l\:.//
         | :.:.:| :.:.:.ヘ、          ~ /,ノ:.:.::.∧ \
           | :.:.:| :.:.:.::}へ、    __ '  _ イ : /二二^  \
.         | :.:.:| .:.:.:.:.lト、 >、_  _,. <:.:..:..〈 ー‐-、    ヘ
        / :.:.:.| :.:.:.:..|  \ 了\__:.:.:.:.:.:.:`l斤\     |
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33 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:40:48 ID:alyYHhiQ









   .r-、 _00           /::::'┴'r'
   .|::::'´::::r┘  !「`L00、|.l└ク_;厂  /
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   、ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/  / /
   . \\`´ |:::|. l| l 〈::/  、 !     '/
           ____
          /  ノ_ ヽ,,\
        / ≦゚≧ミ:≦゚≧
        |    (__人__)|
        |     |r┬| }    妲己の言う通りだろうwwwwこいつはもう忠臣じゃねーなwww
         |     | | | }
       .  |.    `ニニ  }    はいお前死刑ねwwwwあばばばばばばばwwww
       .  ヽ      }
          ヽ    ノ









34 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:41:13 ID:alyYHhiQ








こうして紂王と妲己により国は乱れ始める。
その暴虐ぶりは夏の桀王と同等かそれ以上とも称されている
諫言するものは意味も無く死刑を宣告され、即座に殺される。
だが、それではもの足りなさを感じた妲己はあることを紂王に告げる









  |/.:.:.:/.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.::/.:.:.:.:.:/<ヽ.:.:i.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
 .|i.:.:.:/.:.:.:.:/.::.:.:.:.:.:/.:.:.:.:/.:.:.:/;;//iヘvwv| :|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
 |.:.://.:.::.::/.::.:.:.:.:/.:.:.:/:.:.:/;;////   .|.:|.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:.:|
 |:.:| |.:.:.::.:i.:.:.:.:.:::i.:.:.://.:::../;;;/.//    |:.:|i.:..:i.:.:.:.:i.:.:.:|
 |:.| .|.:.:.::.:i.:.:.:.:.:i.:.:/ー;;/ソ/ // -==、_.|:.| |.:.::i.:.:.::i.:.:::|      陛下…近日様々な臣下が陛下をむやみに諫言してきております
 .|:| .|.:.:.:.::i.:.:.::.:i.:.:ム;r-y,ネ'  // -_、,,,,__ .|:;ヘ|.:..:i.:.:.:i.::..:|
  ii |i :i.:.::i.:.:.:.:|ヤケiテうト`  ,/'´  '´,ケネデヌ;., |.:.:i.:.:/|.::.::|i      これでは天子の威厳が損なわれる恐れが御座いますわ
  .` |iト,.:i..:i.:i.:..:|{_|;:::::`}:| /     |{::::::f;;イソ:.i.:.イ./.:.:.::|i
   |i|i.:.::ト,.:iヾ;;:| ャ:::::,ソ        .セ_:::::ソ/.:.:/.|/.:.:.:.:|.i
  .|i|i.:.:.:;iヾ;ヽトヽ ̄      .    .~ ̄ /イi.:.:|i.:.::.:.:.| .i
  .|i |:i.:.:.:.:i..:`,ミ:ト、       i:       ' /V::./.:.:.:.:.:|| i
  |i .|.:i.:.:.:.:i.:.:.:.:トト`: .、.   -:‐     , r'´.:::|.:.:/.:.:..:.::|| i
 |i |:.:i.:.:.::.:.:i.:.:.::i.:|;:;:;:;::`i  、 __ , . r'´;:;:i:;:;;:/:/.:.:.:.::.:.:|.:| ii
. |i |;:;:;i:;;:;:;:;:;:i;:;:;:i:;|_,/ i       :ト、;;;;i;;;//;:;:;:;:;:;:;:|;:;::| .ii
.|i .|;:;:;:ト;:;:;:;:;:;:;:i;:;::i:|           \/';:/;:;:;:;:;:;:i;:;:::|  .ii
|i .|;:;:;:小;:;:;:;:;:;:;::i;:;::|_,,...,,_   ._,,,__:/;::/;:;:;:;:;:/:|;:;:;::|  .ii
  ノ'´ |:ハ;:;:;:;:;:;:;:;:i :|`ヽ,       , r'´/;:/;:;:;:;:;;:/;:/\;::|  ii









     / ̄ ̄\
   /   _ノ  \  ( ;;;;(
   |    ( ─)(─  ) ;;;;)
   |      (__人__) /;;/   確かにそうだな…
.   |        ノ l;;,´
    |     ∩ ノ)━・'     俺に意見してきた奴らを死刑にしても、結局世間には出回っちまう
  /    / _ノ´
  (.  \ / ./   │
  \  “ /___|  |
.    \/ ___ /









35 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:41:48 ID:alyYHhiQ









       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:i:.:|Wwハ.:.:.:.ヽ.:.:ヽ
      /.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:/.:.:/i:.:|    !.:.:!:.:.:.:.:.:.:',
.     /.:.:/.:.:/.:.:.:.:.:/.:.:.:.:/.// !.:,'    i:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:!
     i.:.:/:.:/.:.:/.:.:/:.:,.斗 //  i/ --、  i.:/:.:.:.:.:.:.:!:i
     |./!.:.:!:.:.:!.:.:/イ  //  /    `メ、 |..:!.:.:.:.:!:|     そこで一つ私から策を提案します
     | |.:.:i:.:.:i.:.:| |斗≠  /   ≠=、  |:.:!.:.:.:.:!:|
     | |.:.:i、.:i:.:|./ト:::::::i}      ト::::心、!:/.:.:.:.:!:|     この策が実行されれば臣下は陛下を恐れ
     ヽ |.:.:iヽ:ヽト v':::::}|      r':::::リ |/:.:.:.:/!.:|
       |イヽ..\ト. V少      vニソ 厶 イ:.:.!.:|     誰も諫言しなくなりましょう
      / |:.:.:.:.:.:.:ハ  :::::   、   :::::  /ノ:.:.:.:.:.:!.:|
      / |.:.:.:.:.::!:.!ヘ、   r  ァ    /:.|.:.:.:.:.:.:.!.:|
     /  |:.:.:.:.:.:!.:|.:.:.>、       ィ´:.:.:|.:.:.:.:.:.:.!.:|
     /  |r―‐-、!:.:.:.:.:.:i`  、.  '´|.:.!.:.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:.!.:|
    /   |    |!_, ィリ      !\.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:!.:|
.   /   /|    |i  /       !  ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:!.:i
.   /   /_|/ ̄ヽ||  |        |   |:.:.:.:.:.:.:.:!ハ









      __     ━┓
    / ~\   ┏┛
  / ノ  (●)\ ・
. | (./)   ⌒)\
. |   (__ノ ̄   \        ほう…
  \          |
    \       /        して、その策とはいったい何ぞや?
.      \  ⊂ヽ∩
      /´    (,_ \.
       /       \. \
      ./   /       |. \ソ
    (  y'      .|









36 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:42:16 ID:alyYHhiQ









  |.:.:.i.:.::.:i  /i.:.i  i.:.:.:.:.:.:/ .//:    |:|.|.:.:.:.:.:i.:.:.:.:|
  .|.:.:.:i.:..:.:i.:.:._i_i:ir'~^.i~:.::/ .//: '''''''ーェ/. |.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.|
  |ヽ,:.i:.i:.:.ir'´i:::||::::ー::ォト  /'´: :r:=‐-;/ `.|..:.:.:.://.:.i.:::|
 |.:.:.:ヽト,i.:.:|.:.:|r=(.f"::"j'ト /::  ´ r'f"ヲ:ォ;;j|.:.://.:.:..i.:.::|         人を跡形も無く焼き殺すのです
/.:i.:.:i.:.ヽ,ト:.:.ヾ:i::::`''"~´:::   .: ''"`''-''::xリ,ィ:.:/.::i.:.::i.::.:.:ト,
.:.:i.:.:i.:.:.::トi`'ト、:.ミ、_     .:i     .r''´;::'.|/:.:.i..:.:i.:.:.:.:i.:|        それも苦しみながらじっくりと…
:.|.:.:i.:.:.:.:i.:.::\ト'ト=,,__          ::" :,'.:.:.:.:/.::.:i.:.i:.:.:.ト,|
.|.:.:i.:.::.:.:i.:.:.::i.:.:´.ト、::::   ''' ‐.''    /.:.:.::/..:.:.:.i.:.:i.:.:.:.:iヾ、      これを炮烙の刑といいます
.:.::.i.:.::..:.:i.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:.`::::,_       , r'´::i/.:.:./.:.::.:.:.i.:.:.:i.:.:.:.:i ヾ、
.:.:.:.i.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:/ー|`‐ 、__ r ´.|^`.V.:.:.:/.:.:.:.::..:i.:.:.:.:i.:.:.:.:i ヾ,
.:.:.:.:i.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:,,r'´ .r'´.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:´'ソ/.:./.:.:.:.:.:.:.::i.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i  ヾ、
.:.:.:.i:i.:.:.::.:.:i.::.:<´   .i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: _ /.:.:/.:.:.:.:.:.:.::.i.:.:.:.:.:..::i.:.:.:.:i  ヾ、
.:.:.:.i.:ri:.:.:.:.:.:i.:.:i    i´~'    /´.:.:/.:.::/.:..:.:.:.:.:.:.:i`'-,.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i  ヾ、
.i/i:.:.::i:.:.:.:.:.:i.:.i   ヽ、      /i.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:i  ト、:.::..:.i.:.:.:.:i  ヾ、
'i.  i:.:.:.::i.:.:.::.:.:i..i    ヽ,    /.i.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i  .| .\.:.:i.:.:.:.:.i  ヾ゙、
..i  i.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.::.:i     ヽ   / i.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i  .|   /.|.:.:i.:.:.:.:i   ヾゞ









        / ̄ ̄\
      /   _ノ  \
      |    ( ●)(●)
     . |     (__人__)     炮烙の刑…か…
       |     ` ⌒´ノ 
     .l^l^ln        }     面白そうだな
     .ヽ   L       }
       ゝ  ノ    ノ      それで、その刑はどのようにしてするのだ?
     /   /     \
    /   /        \
  . /    /        -一'''''''ー-、.
  人__ノ       (⌒_(⌒)⌒)⌒))









37 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:43:07 ID:alyYHhiQ









 /.:://.:.:/.::.:.:.:.:/.:.:.:.:/..:.:/::,イ.:.:/:.:.  ::::|.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:.:.:.:i.:.::..:.:|
. |:.::| |.:..:i.:.:.:.:.:.:i.:.:.:._/.:.:./.:/./.:/_   ::|.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:.:.:.:i.:|.:.:..:|
. |:/ .|.:.:.:i.:.:.::.:.:レ'~フ.:.:.//:/::/:.:.:.:.: ̄`'''メ、;:ハ.:.:.:.:i.:.:i.:.:.::i.:|..:.:.:|       まず銅柱を作り三箇所に窓を作ります
. |i  |:.:.:i、i:.:.:.:i i:メ=ェく´ //:::;=―ェュ,,,._|;/`|.:.:.::i.::.:i.:..::i.:|.:.:.:.:|
 i  |:.:.ハ:.:.::.|ケ{f::::::i}` /'´:;    '"{i:::::タメ、. |.:..:i.:i.:.:i.:.:.:i.:|.:.:i.:.:|       その銅柱に罪人縛りつけ、三箇所の窓から火つけるのです
.   `i;i  i::.:.:|.: {i:::::ソ. ´      {i::::::::::|"'|.:.:/.:i:::i.:..::i.::|:.:.:i.:.:ト,
    'i, `i;;;|;;;`≡~      .... `'≡ニソ /.イ.:.:i.::i..:.::i.::|:.:..::i.::| i、     すると銅柱はだんだん熱くなり、罪人を焼きはじめます
       |`ト、;""".,       "";;:;:~"'ソ'~|.::.:i:'´.:.:.:.:.:|.:.:.:.:i.::| ii
       |.: i::::   ` ,,,,,,,____     ´ .|.::.:i.:.::.:.:.:.::|.:.:.:.:::i::|  ii    銅柱が赤くなるころには罪人は焼け死んでることでしょう
       |:.:.:.ヽ::.    Y´.,_,;;;::}     ./.:.:.:.::.:.:.:.:.::|.:.:.:.:.:::i::|  ii
       |.:.:.:.:.::.ヽ、   ヽ---'′   /|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ト、.:.:.:.::.::i:::|  ii   無論、灰となってね…
       |.:.:.:.:.:.:.:.:.::i-、      _,, '´-'7:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:`i_.:.:.::.:::i::|   ii
       |.:.:.:.:.:.:.:.:.::|. r`‐ -  '´    /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:`‐、.:.:.::i |   ii
      .|.:.:.:.:.:.:.:.:.::| ./: : : : : : : : : : :: :/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|     ヽ,.:::i |   ii
      |.:.:.:.:.:.:.:.:.::| /: : : : : : : : : : :  :/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::|    _,,,,‐i_.::i.:|    ii
      .|.:.:.:.:.:.:.:.:.::| iィ: : : : : : : : : : : : :/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|_,, - '´    `'、i::|    ii









38 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:43:44 ID:alyYHhiQ









          / ̄ ̄\
         _ノ ヽ、   \ クスクス
        (●)((●))゚o  |
        (__人__)      |     そいつはいいなwww
        //'}n      |
.       イ / /./,n     |     それを見たヤツは諫言できなくなるのも頷けるwww
       〈 . ' / '|//    /
       .ヽ  ..イ    /      さっそく作るとしよう
         \ く/    ヽ
          ヽ.ノ  .  |
           |    . |









39 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:44:18 ID:alyYHhiQ








まさに外道
こうして炮烙は完成され罪人を処刑した。その際臣下にこの処刑を見物させたのは言うまでもない
その後、妲己は炮烙の刑の他にも惨い刑を検案し実行した
紂王は夏の桀王と同じく、恐怖によって国を治めたのだ。









             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ` 、
.              /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::        \
              /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::           ゛、
           /:::::::::::::::::::::::::::::::  __,             i
.            i::::::::::::::::::::::::::::::: __ ,,,            ,,  }
           }:::::::::::::::::::::::::::   '``'(;;;;;)ヾ\     __\ .|     
.          |:::::::::::::::::::::::::       ' ̄´     ヾ(;;;) ゝi      
          |:::::::::::::::::::::::::                  l.     
            |:::::::::::::::::::::::::::.             ::{        }      
            {:::::::::::::::::::::::::::、           ::}       }    
            |:::::::::::::::::::::::::::ヽ、,           .:}     ,  |.     
.         {::::::::::.i::::::::::::::::::::::ゝ、       :ノ、   /   !     
           |:::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::‘ー-‐===ニ=:、__,,ノ  ノ     
           |:::::::i:::::::::::::::::::::::::     ::::::::::::::ー、 `'''゙´  /     
.            |:::::l:::::::::::::::::::::::       ::::::::::i ̄´      /       
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           }::i::::::::::::::::::::::                   /
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40 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:44:52 ID:alyYHhiQ









そんな国中が混乱する中、一人の男が立ち上がる。
その男は姓を「姫」偉を「昌」といい、後の周王朝を建国した武王の父である。









           ____
         /      \
        / ─    ─ \
      /   (●)  (●)  \
      |      (__人__)     |
      \     ` ⌒´   ,/
      /     ー‐    \


           『姫昌』









41 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:45:39 ID:alyYHhiQ









姫昌は、紂王が無罪の皇后を残忍な刑で処刑し、そのことで皇后の父である鄂崇禹(がくすうう)が
皇后の無罪を訴えた上奏を紂王に献上した後、処罰を与えられ、それを諫言したことにより
僻地に幽閉された経験を持っている。









        ノ L____
       ⌒ \ / \
      / (○) (○)\       陛下!いくらなんでも上奏を読まずに鄂崇禹殿を処刑するのは
     /    (__人__)   \
      |       |::::::|     |      おかしいですお!!
     \       l;;;;;;l    /l!| !
     /     `ー'    \ |i
   /          ヽ !l ヽi
   (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
    `ー、_ノ       ∑ l、E ノ <
               レY^V^ヽl









42 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:46:00 ID:alyYHhiQ









              / ̄ ̄\
             /  ヽ_  .\
            ( ●)( ●)  |        あん?お前バカじゃねーのか?
            (__人__)      |
            l` ⌒´    |         謀犯をたくらんだ女の父親なんだから共犯で間違いねーだろ
            {         |
            {       /          それともなんだ?俺のやり方に不服があるってのかよ?
            ヽ     ノ
        ▼/ ̄      ̄ ̄)____
      〃(⊥) ´/    / ̄ ̄/ /   〃 ⌒i
  ___i /⌒\./   /∧ ∧し' __|;;;;;;;;;;i









43 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:47:08 ID:alyYHhiQ









      ____
    /:::::::::  u\
   /ノ└ \,三_ノ\   ,∩__
 /:::::⌒( ●)三(●)\ fつuu          その謀犯だって、皇后が行ったか不明でしたお!
 |::::::::::::::::⌒(__人__)⌒ | |   |
 \:::::::::   ` ⌒´   ,/_ |   |           皇后はずっと否認していましたし、誰かのはかりごとだった可能性も
   ヽ           i    丿
  /(⌒)        / ̄ ̄´            否めませんお!
 / /       /









44 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:47:38 ID:alyYHhiQ









  |.:.:.i.:.::.:i  /i.:.i  i.:.:.:.:.:.:/ .//:    |:|.|.:.:.:.:.:i.:.:.:.:|
  .|.:.:.:i.:..:.:i.:.:._i_i:ir'~^.i~:.::/ .//: '''''''ーェ/. |.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.|
  |ヽ,:.i:.i:.:.ir'´i:::||::::ー::ォト  /'´: :r:=‐-;/ `.|..:.:.:.://.:.i.:::|
 |.:.:.:ヽト,i.:.:|.:.:|r=(.f"::"j'ト /::  ´ r'f"ヲ:ォ;;j|.:.://.:.:..i.:.::|          姫昌様…これ以上陛下に無礼を働くのでしたら
/.:i.:.:i.:.ヽ,ト:.:.ヾ:i::::`''"~´:::   .: ''"`''-''::xリ,ィ:.:/.::i.:.::i.::.:.:ト,
.:.:i.:.:i.:.:.::トi`'ト、:.ミ、_     .:i     .r''´;::'.|/:.:.i..:.:i.:.:.:.:i.:|         あなたも処刑致しますよ?
:.|.:.:i.:.:.:.:i.:.::\ト'ト=,,__          ::" :,'.:.:.:.:/.::.:i.:.i:.:.:.ト,|
.|.:.:i.:.::.:.:i.:.:.::i.:.:´.ト、::::   ''' ‐.''    /.:.:.::/..:.:.:.i.:.:i.:.:.:.:iヾ、       黙って下がられるのが賢明だと、お分かりにならないのですか?
.:.::.i.:.::..:.:i.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:.`::::,_       , r'´::i/.:.:./.:.::.:.:.i.:.:.:i.:.:.:.:i ヾ、
.:.:.:.i.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:/ー|`‐ 、__ r ´.|^`.V.:.:.:/.:.:.:.::..:i.:.:.:.:i.:.:.:.:i ヾ,
.:.:.:.:i.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:,,r'´ .r'´.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:´'ソ/.:./.:.:.:.:.:.:.::i.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i  ヾ、
.:.:.:.i:i.:.:.::.:.:i.::.:<´   .i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: _ /.:.:/.:.:.:.:.:.:.::.i.:.:.:.:.:..::i.:.:.:.:i  ヾ、
.:.:.:.i.:ri:.:.:.:.:.:i.:.:i    i´~'    /´.:.:/.:.::/.:..:.:.:.:.:.:.:i`'-,.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i  ヾ、
.i/i:.:.::i:.:.:.:.:.:i.:.i   ヽ、      /i.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:i  ト、:.::..:.i.:.:.:.:i  ヾ、
'i.  i:.:.:.::i.:.:.::.:.:i..i    ヽ,    /.i.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i  .| .\.:.:i.:.:.:.:.i  ヾ゙、
..i  i.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.::.:i     ヽ   / i.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i  .|   /.|.:.:i.:.:.:.:i   ヾゞ,










       ____
     /   ノ( \
   /  _ノ  ヽ、_ \           っぐ…
  / ノ( ●━━●   \
  |  ⌒ (__人__) ノ(  |          (処刑されるのはお前のほうだろ…常識的に考えて…)
  \     ` ⌒´   ⌒/









45 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:48:03 ID:alyYHhiQ









          / ̄ ̄\
        /  _ノ   \
     |  ( ●)( ●)            まぁ、もう皇后も鄂崇禹も処刑しちまったんだし、どうでもいいだろ
        |      (__人__)
       |     `⌒ ´l            お前は俺に対して暴言を吐いたんだ、本来なら処刑といきたいのだが…
      |         }
      ヽ        }             お前が死んだら国の統治がめんどくなるんで幽閉で我慢してやるよ
       ゝ     丿
  ____( ̄ ̄    / ̄ ̄/´ ̄/_
i⌒ゝ、  ヽ ヽ.   /    /  ⊂)  i⌒ゝ、
i;;;;;;;;;;|__ L人   ̄ ̄`´ ̄ ノ__i;;;;;;;;;;|










.|':.:./ |.:.:.:.:i.:.:.:.:.:i.:.:.:.::/.:.:/:./ .// /:/       |:.:| .|.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:i.:.:.:.i.::.:.:|
.|:.:.| .|.:.:.:.:i.:.::.:.::i.:.:.:.:/.:.:/'´ /'´  /:./,_____    |.:| .|.:.:.:i.::.:.:i.:.:i.:.::.:i.:..:.:|
.|:.:.| |.:.:.:.::i.:.:.:.:.:i.:.::.:イ_:/_,,=メ=  //   ̄~^~ ̄~^|:/`^'''|.::.:i.:..::i.:.:i.:.:.::i.:.::::|
.|:.:.| .|.:.:.::.:i.::.:.:.:.i.:.:.:.|.::| __,'__,, /'´   -rーニニ=|/ム‐ |.:.:i.:..:.:i.:.:i.:.::.:i:.i.:.:|        よかったですわね…
.`;:.| |.:.:.::.:i.:.:.::.::ト,.::ト,:レ==テ=<     ´ rケYケ::;:::ケマァ,.|.:.:i.:.::i.:i.:/.::.:i:.:i:.::|
 `;:| |..:i.:.::i.:.:.:.:i`i:.|.yケ{:::::::`‐'}"        : {;;;,:::::::`;イリ}|:./:.:/:i/.:.:.::.:i.:.:i.:.:|        陛下の寛大なるお心に感謝するのですよ
  ` `:.:i:.:.:ト,:.:.:|:.ト;、.i `ユ;;;;;;;:|         rく:::::_:::::ソ//:/.:.::.:.i.:.:.::i.:.:.i;:.:|
     .`'i:.:.:.ト、`:.| \:_.{::::;=:ソ         .''"=ニ'タ"/r'´|.:.:.:.:.:i.:.:.:.:i:.i.:.:i:.:|
      ト、:.i:.:`、丶, .´"      :          /  /|.:.:.:.:i.:.:.:.::i.:i.:.:.:i:.|
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46 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:48:42 ID:alyYHhiQ









           _-─―─- 、._
         ,-"´     ゝ   \
        /              ヽ
         /       ::::/::::::::\::ヽ        ・・・・
       |       / ヽ `::::´ /`ヽ
        l       ( ○ノ::::::::::ヽ○.;l       (もはや…何も言えないお…)
       ` 、        (__人_)  .;/
         `ー,、_         /゚
         /  `''ー─‐─''"´\o









47 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:49:08 ID:alyYHhiQ








姫昌の幽閉は実に7年続いた
幽閉を解かれた後、姫昌は紂王と謁見し「文王」の称号を得る。









   / ̄ ̄\
 / ノ  ヽ /\'ー、       ,, ..,、
 |  ( ●)( /  .\` 、   . // /
. |  (__人/     \ヽ、,.// ../        まぁ、なんだ…お前は幽閉期間中も特に問題もおこさず
  |    ` /       ``77   /
.  ヽ   /          / /   /          俺を崇めていたらしいから幽閉を解いてやるよ
   ヽ.. /      fヽ、/ / , -,./
   /./     r-、 ヽ ∨,ノ /
   |. \   〈\.\,〉 `,  f
    | . \  (ヽ ヽ `..   |
    |    .\ \      ノ










       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ―)  (―)\              ありがたいですお!
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\
  |             |
  \              /









48 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:49:33 ID:alyYHhiQ









        / ̄ ̄\
      /   _ノ  \
      |    ( ●)(●)
     . |     (__人__)          そんでな、今各地で反乱が起きてんだよ
       |     ` ⌒´ノ
     .l^l^ln        }           いろんな将軍に鎮圧させようとしたんだが、ふぬけばかりでよぉ~
     .ヽ   L       }
       ゝ  ノ    ノ           だからお前、反乱を止めろ
     /   /     \
    /   /        \
  . /    /        -一'''''''ー-、.
  人__ノ       (⌒_(⌒)⌒)⌒))










     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/    (●)  (●) \          私がですかお?
|       (__人__)    |
./     ∩ノ ⊃  /          しかしそれでしたら一度自身の領地に行き、軍勢を引き連れないと…
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /









49 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:49:58 ID:alyYHhiQ









     / ̄ ̄\
   / ._ノ  ヽ、\
   |  ( ) ( ) ((●  ((●
   |∪(__人__)   |
   |   |   |   }          帰るだと!?
    |   |   |   }
    ヽ |r┬-|  /
    __ヽ `ー'´ ノ__


.









50 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:50:22 ID:alyYHhiQ









       ____
    /     \
   /  ─    ─\
 /    (●) (●) \          え?何か変なこと言いましたかお?
 |  u     (__人__)    |
 \     ` ⌒´   /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||










   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ⌒)(⌒)             べべべべべべべ、べっつに~wwww
. |  u  (__人__)
  |      |r┬|}              ただ、そんな苦労をかけたらわりーなと思ってよ
  |      | | |}
.  ヽ     `ニ}               そうだ!軍勢なら都にある軍を使えよ!
   ヽ     ノ
   /    く  \             それなら、わざわざ国に帰る必要ねーだろ?
   |     \   \
    |    |ヽ、二⌒)、









51 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:51:03 ID:alyYHhiQ









          ____
       / ノ  \\
      / (●)  (●)\            いや、都の軍は使えませんお。管轄が違うし
    / ∪  (__人__)  \
    |      ` ⌒´    |           何より、自分の領地の兵の方が、私の命令に否応なしに従ってくれますし…
     \ /⌒)⌒)⌒)   //⌒)⌒)⌒)
    ノ  | / / /   (⌒) ./ / /
  /´    | :::::::::::(⌒)  ゝ  ::::::::::/
 |    l  |     ノ  /  )  /
 ヽ    ヽ_ヽ    /'   /    /
  ヽ __     /   /   /











   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ○)(○)            いやいやいやいやいやいやいや!!!ダメだから!!
. |  U  (__人__)
  |     |r┬-|             帰っちゃらめぇぇぇぇぇぇぇえええええ!!!
.  | ι   `ー'´}
.  ヽ     u  }             よし分かった!!ならお前を王にしてやる!
   ヽ     ノ
   /    く  \            「文王」!今日からお前は文王だ!!だから帰るな!!
   |     \   \
    |    |ヽ、二⌒)、









52 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:51:45 ID:alyYHhiQ









       ____
    /     \
   /  ─    ─\
 /    (●) (●) \           まぁ…陛下がそこまでおっしゃるなら、帰国は我慢しますお
 |    u   (__人__)    |
 \     ` ⌒´   /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||









53 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:52:06 ID:alyYHhiQ








なぜ紂王が、姫昌に王の位をさずけたかというと
各地で起こる反乱をこれ以上拡大させないためであった。
姫昌の領地である「西岐」は豊かで、兵も強力であり
なにより姫昌自身の人望が何よりの脅威であったのだ









                               /  ̄ ̄ \
                               _ノ、 \_    \
                              ( ●)( ●)    l
                              (__人__)   u   |        あぶねぇ…姫昌まで反乱したら殷王朝が滅亡するお…
                              (`⌒ ´      |
                               {         |
                               {       .:.:.ト、
                               ヘ      ノ" }  ` 、─────────┐ 、
                               ,. '′ 、ヽ、 _ /.: .′    `  .///////////////}||ll\
                         ,.. '´   \ ヽ/,ハ::.:..:. /            ` ー- 、///////:}||ll|ll|}
                       /     ノト_,ノ┘″}:.:.:./ __  -─…        ヽ///// }||ll|ll|}
                         /  _,. イ      ヽ / -‐              '/////}||ll|ll|}
                      /    /  ,                  、         '////:}||ll|ll|}
                       /     ,/ .:レ        /           ヽ       ‘.///}||ll|ll|}
                    /     / /       ,′              ,::..         V//}||ll|ll|{
                      /      ′:′        ′           /;ハ:.:.        ∨/||ll|ll|{
                   /     .::' ..:.:{       .:i         ..:.:.:/:.:..:ヘ:.       ∨||ll|ll|{
                 , ′     .:.;:.:.:..:.':..         ‘       ...:..:.:.:./..:..:.:.:∧:.       'l||ll|ll|{
                 ′     .:.:j:..:..:/ !   ::...        ¨"´  ..:..:./..:.:.//∧       l|l|ll|{
                    .: .:..:.:;'.:.:; ′}   /    \       .:..:..: '.:.:://///ヽ       'l||ll|{
                 ‘.  .:..:..:://   }  /  .:'    ヽ      ..:.::'´..:.://///// ヘ __    'l|l|{
                 } ..:.:.:.:∠   -─}          }      ..:.:.:.::///////,.. ´  `ヽ  'l|l{
    ,.. . _      r─…   `ー‐匕.    -─,      }:.            .:.::_;厶 -‐ ''"´          'l{
  /    ` '   L._::{f¨ ̄三三三三三三,′    !:.:.        .:.:/                 j
 /                  ` <こ三三三三ン    .::/       !     , ′   .:}. -──…… ' 二二|
./                       `   、/  {     ′       j  / /   / / ̄ ̄三三三三三三|









54 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:52:28 ID:alyYHhiQ








しかし、紂王の望みも見事に打ち壊れる
姫昌は紂王の隙を見て、都を脱走し自身の領地へ帰還してしまう









             ,ノ        ,,   -‐
           /     _  -‐        /. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
        ,/    ,  '´           ./:               \
       /   ,/             /: :                \        ククッ…まんまと騙されおったな紂王…
      /  /             ./: : : :                   \
      /  /.       __     ./: : : : : : .._         _      \      悪いが今のお前に忠誠なんてものはねーお
      l  ノ.       / .ヽ   l ; : : : : : :´⌒\,, ;、、、/⌒`         l
     / /        l.   ',   |: : : : : ;;( ● )::::ノヽ::::::( ● );;:::     |     「王」の位まで貰って申し訳ねーなぁオイ
    ./ /     .,-‐、 l _ _ }   .l: : : : : : ´"''",       "''"´        l
    ; /     ∠,,,,,.」 -‐、  !   \ : : : : . . (    j    )、       ,<´    _......-―--..、
     !;_,, -‐''"", .-‐'⌒ヽT  l     \ : : : : :`ー-‐'´`ー-‐'′     /:::ヽ-‐'::´::::::::::::::::::::::::::::l::`:...
     ゞ-‐''"/   __ノ l   !     ./ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,イ:::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::
       γ   / !      ',   /::::::::::`\: ``ー- -‐'"´   / /::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::
       ヽ   ´L_⊥ -―---' -<::::::::::::::::::::::ハ:\ : : :   _//´ ,'::::::::::::_::-‐:、\:::::::::::::::::::::::::::l:::::::
        l       i      ,)::::::::::::::::λ `‐-、_∠     l:::::::/::::::::::::::`:\:::::::::::::::::::::/:::::::
        ゝ   , -― ' ´ ̄ ̄  ̄ヽ:::::::::::::::/.ヽ   /:.:.:.:.λ   ィ::::::/:::::::::::::::::::::::::::`:::::::::::::::::/:::::::::
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55 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:53:05 ID:alyYHhiQ








この脱走により宮中は大騒ぎとなるが…
紂王はなんの策も講じず、腐敗した生活を続けていた









           / ̄ ̄\
           /   _ノ  \
  r―-- 、  |    ( =)(=)
  |     ` -|     (__人__)--.ゝ--一  ー- 、
  |   \ `   |       ⌒ノ           /
.  !  u  ヽーー |         }- 、__/    /
.   ',.     `、 . ヽ        }    /  U   /           妲己、今晩もおいしい液体を君にプレゼントしよう
    '、  ヽ   V  ヽ     ノ  _/  /   /
     `、     `Y|u` ` ー r'__/´′  ′ /
      `、       ヽ   ′/     / /
       ヽ \  ` ー     ′     ' /
.       \         ,     {
          i     ̄`  ′     !
           ',       ,       i
           ヽ  u    }        ハ.
            \     ′`      \
              \     、  U  ′ `ー- 、
                ヽ、   !           ヽ
                  \   ヽ             ',.









56 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:53:24 ID:alyYHhiQ









  /.:.:.:.:.:.:/.:.:.:/.:.:/:.:.:/.:.:.:.:/.:.:.:.:/.:,/.:.:.:.:,_ ィ'.:.:.:.:イ.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
 /.:.:.:.:.:.:/.:.:/.://.:.:/.:.:.:.:/.:..:.:/.:/_:.,,r '´ _/:.::/~/::/_;;;i.:.:.:.:.::.:.:.:|
/.:.:.:.:.:.:.:/.:.://.:.:i.:..:/.:.:.::/.:.:/_,_r,___,,,,,,ィ´._./  /:::/ `'|.:.:.:.:.:.:.:.::|
.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.::/.:.:.:.:i:./::/:.:/:ムィ´   _,ェニ-'´   /:.:/   |.:.:i.:.:.:i..:.:.:|       
.:.:.:.:.:.::.:i.:.::i.:.:.:.:.:レ:/.:.://::r'_ュ=テ,三ニー;     /;:イ   |.:..:i.:.:.:i.:.:.:.|
.:.:.:.:.:.:.:i.:.::.i.:.:.:.:.:i.:i.:.:/レ,ムテ{::イ::::::::j:ケ'`    / '~ .'ヽ.  /:.:.::i..:.:i.:.:..:|
.:.:.:.:.:.::i:.:.:.:.:.:.:.:.:i,i:./.:.::.:/" {i i;;;;;;rュ'   ,,/´  ,-ェ、. ヽ/.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:/
.:.::.:.:.::i.:.:.:.:.:.:.:.::ハ'.:.:.:.:/  ,,_マヘ;;;ソ'   '´   .,ェヌェ,\ /.:.::.i.:.:.:.:i:.::/        はい…
.:.:.:.:.::i.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:ハ..:.:.:/    ̄~~        //;;rソ} /.:.:.::/:.:/:/::/
 ̄~^i.:.:.:.:.:.:.::i:./.:.:.:.::/  .::::::::::.:::        {.i:;;フ.'"/.:.::./::/.::/:./
   .|.:.:.:.:.:.:.:i:/.:.:..::./             、.:`"';::.:/:.//;'´r'´
   .|.:.:.:.::.://.::.:.:.:.iヘ、             .´::::::::../:/´~/-'´
   |.:.:.:.::.:|/:.:.:.:.:.:|  .`、       `''     .; イ:/:.:.::/
  .|.:.:.:.:.;/.:.:.:.::.:.:ト,.   `:.、        _,, r '´i:.:ii.:.:.:.::|
  .|.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:| ,>‐;、_. >.、 _,, , .r:;;'´;;;;;;i.:.:i.::.:i.:i.::.:.::|
  |.:.::.:/:.:.:.:.:.:.:.:レ':::::::::::: `Y,  |,,_  〉'´:  :`V.:.::i.:i.:..:.:|









57 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:54:03 ID:alyYHhiQ









紂王が腐敗した生活を続けている間、姫昌はある賢者とめぐり逢う
それこそがあの有名な「太公望」呂尚である









     ____
   /      \
  /   _ノ ヽ、_.\
/    (●)  (●) \        あんたそんなこじんまりした湖で魚なんて釣れるのかお?
|       (__人__)    |
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /









58 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:54:26 ID:alyYHhiQ









      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
     / .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト.、_
    ./ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::|:::::::::゙''ー、
    |........   :;:::::::::::/.:::::::::/:::::::::::::/:::::::::/::::::::::::|::::i:::::::.. ::|
    .l::/:::::::::l::::/........./....  /............../........./........  ハ:::::|:::::: :|
    l::i::::::::::::|:::|:::::::/.:::::/:::::::::::::::/.:::::::/::::::::/::::/ .|i ...| 、: .|        釣れないとお思いですか?
   ./::l::::::::::::::l::|:::::/.::::/::::::::::::::;/..::::;/ /::::::::/,::::/ i.l:::::|:::::|::::|
  /,:'|:::i:::::::/i|:::::l:::::/:::::::::::;≠‐-:Z._  /.:::://:::/ ,!::|:::::|:::::|:: l
 ノ   |::l::::/.斤l::::|::;イ:::::::/_.|/ -、`メ::/ /::/-''7::::|::::|:::::|ヘ:l
    |::ト::ヽ,弋l:::|/:|::::;イ 攵;:cリ ̄`//  /,ィ-ァ/:::::|::::|:::::| |:!
    .i:| l:::l.:\,l::::::|::/:|    ̄      /'゙ー゙イ;':::::::l|:::l|::::|  ヾ
     l|.ノ::|::::l:::|i::::|/:::|          /、  /:::::::/.|::l.|:: l
    ,ィ''〈 |::::j:::l !:::::::::|            ヽ./:::::::/ jノ.l::/
   /,.;:;:;:;//jメ ヽ:::::|          -‐.T:::::/    j/
  /{,.;.;.;.;.;.;゙ヽ, \.ヽ;::ト、   `ー-- -‐ ,:イ l::::/
/,.;:;:;l,.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ,  \N. ` 、  ー /|/ .|::/
;:;:;:;:;:;:;:l,.;.;.;.;.;.;.;.;.;.ヽ.  ヾ、 /、゙ ー '     |/
:;:;:;:;:;:;:;:;l,.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:ヽ、  \__. ヽ、::,\









59 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:55:03 ID:alyYHhiQ









          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o       ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒) :::::⌒(__人__)⌒:::\      /⌒)⌒)⌒)         釣り糸見てみろよwwwwww
| / / /      |r┬-|    |   (⌒)/ / / //
| ::::::::::::(⌒)    | |  |   /    ゝ  ::::::::::/           湖にたっしてねーじゃねーかおwwww
|     .ノ      | |  |   \   /  )  /
ヽ    /      `ー'´       ヽ /    /            そんなんで魚釣るとか片腹いたいおwwwwwww
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l       バ
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、       ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))  バ
                               ン










     l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、:.:.:.:.:.`ヽ:.:.:\:.!ヾ!:.:.、:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
    ∧:.:、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\、:.:.:.:.:.\:.、ヽ:.:.:ヽ:.',ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._ヽ. _
     l:. ',:.:.ヽ:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:\:.:.、:.:.:.ヽ:.ヾ、:.:.:ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ̄
    |:.:.:',:.:.:ヾ 、:.:.:.:\>:.:\:.`:.:.ミ:、:.'r‐、:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ト:!
    l:.i:.:.',、:.:.ヽ ヽ/:.\:.:、:.:ヾ:.:、:.:.ヽヽヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l }         僕は何も魚を釣るために釣り糸を垂らしてるわけではありません
     ':.,l:.:.:.',ヽ:.:.:V `.ィ 、ヽ、:.ヾ:.、:`i:.:.ミヽ} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
    ':/ l:.ヽ:.\ヽ:.:ヾfy  ヾ、ー、:.ヽ:l:.:.i >メ:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l          自分の慕えるべき君主…大志を釣るために
   '/  !:.:.lヽ:.:.ヽ:.:.iヽ     ヽ iヽ:.i:├ ':.:.l:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
  ノ'   :.:.:l  ヽ _:/         !:.:!':.:l  !:i:.:.:.:.l:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:!          釣りをしているのです
      ヽ:!   ノ           !:.:.:.:!  l:!ヽ:.:.:!、:.:!、:.:i:.:.:.ヽ
        \   ` .┐, フ     !:.:.:!   !   \ \ヾヾ:.:.!`ヽ
                  t _     !:.:!    . . <  ∧ `ヽ _
                   ヽ  .ィ∧ . . ´/    _ .>._
                  ´ i:.i/ : /   才´    `ヽ
                    /l iヽ/   /    匕´  ヽ
               _..イ ζo:ハ   /   /        \
             ,  ‐ ´< 〃:j: ,  ヽ ̄   /               ヽ









60 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:55:22 ID:alyYHhiQ









          ____
        / ―  -\
 ミ ミ ミ /   (●) (●)      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒)      (__人__) \    /⌒)⌒)⌒)
| / / /      ` ⌒´   | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒)           /  ゝ  :::::::::::/
|     ノ            \  /  )  /
ヽ    /             ヽ/    /
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))









          ____
        / ― ― \
 ミ ミ ミ / (●) (●) \      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒)   (__人__)   \    /⌒)⌒)⌒)
| / / /    ` ⌒´     | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒)           /  ゝ  :::::::::::/
|     ノ            \  /  )  /
ヽ    /             ヽ/    /
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))









61 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:55:43 ID:alyYHhiQ









:.:.:.:/イ:.:/:.:.:l:.:.:.:.:.:.:l!:.:.:.:.:.:/:.:./:.:.:/ :.l:.:.:l:.:.l:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.| ヽ:.:.l
:.:./ /:.:.i:.:i:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.li:.:.:.:.:/:.:.ィ ̄メ   :.!:.:.l:.:.l:.:.:.:.:l:.:.:i:.:.:.: ! ヽ:.l
:.:.{ i:.:.:.!:!:.:.:.イ:.:.:.:.:.:l:.l:.:.:.:.l:.:/.l:.:/   \:l:.:.:l:.:i!:.:.:.:.l:.:.:.l:.:.:.:.|   :|
:.:.:ヽヽ ノ!:.:./:.!:.:.:.:.:.:l:.:!:.:.:.:!:' l:/ ‐‐ト、 l‐、!:l:l:.:.:.:.:l:.:.:.!:.:.:.:.l    !
:.:.:.:冫 =l:.:.i:.:.l:.:.:.:.:.:l:/l:.:.:/  .l'  ヽムシヽ! i:il:.l:.:.:.:.ハ:.:.l、:.:.:.:l  /      ところであなたはどちら様でしょう?
:./:/ー:.:.:ll:.:.:!:.:.:.:.:i' l:.:l   l      l::l:.:!:.l:.:.:./ l:.:.' 、:.:.l
/l:'  il:.:l !:.:.!:.:.:.:!   !l    !      l:!:.:イ:!:.:/ l/   \!         なぜこんな山奥にいる僕を見つけられたのですか?
 /    !l:l !:.:.l:.:.:l   !          ',://'.:.:' ./     丶__
 {./   !:. !:.:.!:.!             、/  '
 /     :.:.:、l:.:!:!         _ __, ‐‐  ´
./     :.:.:,.‐l:.!          _冫'
    .-‐ '   ll \       /:.:./
  /        !   `  _ ノ !:/









62 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:56:19 ID:alyYHhiQ









      *   ____
    + 。 / \  /\ キリッ
       / (ー)  (ー)\+ 。 * 
     /   ⌒(__人__)⌒ .\          私の名は姫昌だお!偉いんだお!!
  + 。|      |r┬-|    |  + 。
     \     `ー'´   /          貴殿を見つけたのは、巡回してたとき素晴らしい歌を歌っていた
       \ ,,,,    ,,, / + 。
       /        \            農民にその歌を作ったのは誰かと聞いて、この山奥に住む男に聞いた
     / ,、      .l> ,>
     \ リ       l <            と言われたから来てみて見つけたんだお
      <_/       ト-'
       i        l
.       l        l
       l   、__.    l
       l    ∧    l
.      l    / l.   l
    ,、-'"l   /' ̄l   l'-、
  /  (__ノ   ゙'-、,_) \
  /                 i
  l      文    王    /
  ゙'-、, _______ ,、 - '"










64 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:56:44 ID:alyYHhiQ









          _l:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:.:.:、:.:.:.:.:.:.\:.:`:.:、:.:.:.:.:.:.:.\、
          _l:.:.::.\:、:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.ヽ、:.:.:.:.:.:.:ヾ.、
           .:´:.:',:.:.:.:.:.\:、:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.ヽ:、:.:.:.:.:i:. '.
        /:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:..ヾ\:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.l:.:.:i:.:.:.:.:ヽ:.:.:l:.:.:.',
          ':.:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ 、:.:.:.:.:.ヽ\:.l:.:.:l:.:.:.:.:.:.:i:. ':.:.:.:.l          そうですか…
       /:.:.:.:':.:.l:.:.:ト、:.ヽ:.:.:.:.:.:._',-‐ 、:.:.',:.:.ヾハ:l:.:.i:.:.:.:.l/:.!:.:.:.:.!
     /ィ:.:.:l:i:.:l:.:.:l  、:.\:.:.´:.:.', ,xfrっヽ メ:リ:.:.l:.:.:.:/:.:.:!:.:.:.:.\        それで、僕に何か御用がおありですか?
    /  l:i:.:l:.:',:!:.:.l ̄`\:',\:.:.: ',' `ー'  ヽヽ:.:!:.:.:.:,ヽ:.:i:.:.:.:l` ー ‐
       l!:.:':.:.:ヽ从 ィ弋メ\ \:.',         l:.:!:.:.:./, }:.:.!:.:.i:l
       l:.ハ:.:.:..:.:.:.:ヽ   丿 \ ヽ        l/:.:.://./:.:.l:.:.l:!
       /:' l:.:.:.i:.:..i:.:.i  〈           /l:.:.:/ー:':.:.:.:l:.:ハ
     /´  ヽ:.:l、:.:.:!从            / !:/:l:i:.:.:.:.:!:/
          ヾl :.:.:.:.:.ヽ  ィ   フ      /!'.:/l:l:.:.:.:!/
           } ヽ:.:.:.lヾト、 ` ´      ///' lハ:.:.!ハ
              \.:! }  ヽ      イ    / Ⅵ
               \    ヽ  <      _ .-‐ヽー. -. .、_
                     ヽ      . : ´: : : : : : : : : : : : :.ヽ
                     ___ i  /: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〉
               ___ ノ:.:.:.:/} /: : : : : : :  ´  ̄ ̄ ` メ._









    / ̄ ̄ ̄\
  /        \
 /    ─   ─ ヽ       実は、折り入って頼みがあるんだお・・・
 |    (●)  (●) |
 \  ∩(__人/777/
 /  (丶_//// \









65 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:57:17 ID:alyYHhiQ









   i: : : : : : ;;;;;;;;i     i : : : : : : : : : ;;;;;;,, : : : : : : : : : :
 .、  .i : : : : : ;;;;;;;i     i : : : : : : : : : :;;;;;;;, : : : : : : : : :
 ヾ;、 丶: : : : ;;;;;;;;i      i : : : : : : : : : ;;;;;;;;,, : : : : : : : :
   `、丶: : : : ;;;;;;i       丶: : : : : : : : : ;;;;;;;;;., : : : : : : :
..i`.、  ヽ丶: : : :;;;;;;;i      丶: : : : : : : : : ;;;;;;;;;;,, : : : : : :
...l b:`:.、i. 丶: : : :;;;;;;i       丶: : : : : : : : : ;;;;;;;;;;;;;,, : : : :
 l.t:::ty:l 丶: : : :;;;;,,i_, - ‐=======ッュr。_:_ ;;;;;;;;;;;;;;;,, : : : :
  ``ォ;;;j|  丶: : : ::;;;i : : :ェォ=- :\ : : : :  ̄: ̄;;;;;;;;;;、;;;;;;,, : :             頼み…ですか…
.    ;l   丶: : : :;;i: : :": :    \: : : : : : : : ;;;;;;;;l:\;;;;;;,, :
\   /   .∧: : : ;;i: _ィェェ、_      \: : : : : : : :;;;;;ヽ: :\;;;;;            いったいなんでしょう?
  .\/   / : :ヽ: : :;;i :-`´`≡ョ、_     \: : : : : : :;;;;ヽ: : :\
   \  /: :  :ヽ: : ヽ : `、  |;;o`k‐y-r,,,,_`__、: : : : ::;;;丶: : : :
  .  `<: : :  : ヽ: :ヽ    ヾ、.ヽ;;;ヽ`' ノ;;;;'-'''''':\;;;; : : ;;;丶: : :
     ヽ : :  : 丶::ヽ    ` ` ー`´." : : : : \; ; ;;;;丶: : :
` 、.     ヽ: : :   丶ヽ      : : : : : : : : : \;;;;;;;丶: : :
. `、:.    ヽ: : :   丶、        . : : : : : : : \;;;丶: :
: : ヽ:.    ヽ: : :    丶、     . : : : : : : : : : : 丶`、: :
: : ヽ::.    ヽ: :      \ . : : : : : : : : : : : : : :  `: :
: :  :ヽ:::.    ヽ: :    . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
`ヽ、:  :、::..    ヽ: :  . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
   `ヽ、、::..     ヽ、: . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :









66 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:57:39 ID:alyYHhiQ









          ___
         /     \
       /   \ , , /\
     /    (●)  (●) \        私は悪い君主を打ち、この国に平和を取り戻したく思っているお
      |       (__人__)   |
     \      ` ⌒ ´  ,/        しかし現状は、私の力が不足しているため何もできないんだお
      ノ          \
    /´      _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ       だから先生…私の力になってくれお!!!
    |    l  ( l / / / l
     l    l  ヽ       /









67 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:57:57 ID:alyYHhiQ









                -─‐──‐-、
             /             \
            / ;              ヽ.              どうか…この通りだお!!!!!
           l  U                l
           |      , 、     ;    |⌒´⌒`ヽ、
           !、  _ノ" "ヽ、__  ∪         \
            ヽ ((ー)  (ー) )::  /⌒゛`       l:
             /ヽ∪(_人__)∪__ ,ノ|     ,      |
             /   /` ⌒ ´     |.    |    ,   !
               /   ∪    |∪`-,,,.|"   |___,ノ   |
           /.   /     |    |    |     ,lー─- 、
        , --‐-ー、_/∪    l ∪   ,|    |   ,/ )    )
       く / / ァ- ,ノ _   \ノ^ノ^/⌒ヽj\   /^ー-‐'
        `ー' ー´ ̄ (_)  (_(_イ_,イ、_,ィ'´__/  ̄









68 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:58:28 ID:alyYHhiQ









.      /:´:.:.: /:.:/:ヽ:.:i:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:、:.:',:.:.:.:ヽ
     /:/:.:l:.:.:/:.:.:.:.l:.:.iミハ:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:.:.:',:.:i:.:.:',:.:.:.:_ヽ _
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    |:.:.:.:':.:l:.:.:.:.:l:.:. !‐- __  、:.:. \:.:.:.:.:! __ヽ-‐:l:.:.:.:.:.:.!:.:l:.:.:.:l i:.:.l       わかりました…
    |:.:.:':.:._l:.:.:.:.:.l:.:l  __ _ ` 、:.:. ヽ:.:.:.!´__ヽ:.:.l:.:.:.:.:.l:.i:.!:.:.:l .|:.:'
    |:.:':.:.' l:.:.:.:.: lイ 弋しリヾ   、.   :.ィ弋しリ メ:.li:.:.:.:l:.l:リ:.: l |:'        あなたの熱意に敬服し、至らぬかもしれませんが
    |:ハ:{ヾ.l:.:.:.:. l    ̄     \  ',:i  ̄  ',:|:!:.:.:!:.':l:i:.:i . |'
    |'  l:ヽ .l:.:.:.:.l          i ヽ ':!       '!:l:.:.!:.' l:.l:.l  {        力をお貸ししましょう。
        !:.:.:`:!:.:.:l!             |        .':.:l:.':ハ|:.:|! 
       、:.:.:..!:.lハ         l          /:.:.:|':l   ヽ:!
        ヽ:.:..|!:.:.ヽ         !       /i:.:.:.i:.:!   ヽ
         ヽ:.l.、:.:.:.ト、    ―‐ ―‐     イ:,l:.:./l:.'
           :! ヽ:.:.:l \     ー-     イ:.:./.l:/ .|'
            |  丶      / |ハ:! '
            ハl     `  __   ´   !ハ
            /   l              l  ヽ










        ____
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  o ○ o´  _ノ  ヽ、_ `o ○ o         ありがとうだお…先生…
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    | 0 / /(__人__)'  0 |
    \ / /  `― '     /









69 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:58:50 ID:alyYHhiQ









こうして呂尚を得た西岐は侵略してくる殷軍に完勝を続けることになる









          ___
        /     \
        /  _ノ  ヽ、_ \      (ちょろいお…)
      /  /⌒)   ‐=・=- \
     |::::::::/ /(__人__):::::::::::::|   (, こ ┼'っ l, |
     \:/ /:::::トェェェイ`::::::::/         l     ノ
          `―‐'









70 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:59:16 ID:alyYHhiQ








その後、姫昌は他界し息子が後を継ぎ、自身を「武王」と名乗る









       . -‐ ''  ̄ ̄ ‐- .
      /:..         . : .:::ヽ
.   , ':.:. :.         . : .:.:::::ヽ
   /::.:.:. .     , ⌒ ー- .__,;.-‐、',
.  ,'::.::.:.. :     :           ヽ:!
  i:::.:.:._,.-、,,   }     ―     ―  \:t          父の意志を継ぎ、悪の巣窟と化した朝廷を正すべく
 _レ'´... _ゝ'__,. /  ( (;;;;;) ) ((;;;;;) )ヽ:::}
. {::.:._,.-'´'´ ゝ;/               |:::ヘ         進軍を開始する
. 冫{´:.. ._;.イt:冫     (___人___,)   |:::::ノ
/:::`ーァ{:.ヽ` }       `ー ´    /^´         太公望に全ての軍権を授け、見事暴君を討ち取るのだ
ヽ:__;ノ !:.:.:.:「             ./
    ,j:.:.:.:rl\          /
   彡気/`ヽ、`ヽ      ´´/
  彡イハ/: : : : : 丶 ` ー- ..__,,.ィ
. 〈/幺//: : : : : : : : :`丶、._  {,ハ
  `ヽУ: : : : : : : : : : : : : :  ̄VY戈ー:、
  /: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヘ气 ヽミヘ
,/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V衣,〉ー}7
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V巛Y/ミ{










  l::::::::::::」::::::::::l:::::::ト.:::|:::::::::::ヾ::l.::\:::::lヾ:::::::| ヾ、:.、
   〉:::::::l::|:::::::::::l:::::|:.ヾ!:.:.:.:.:.:.:.:.`:.ヽ.\l:.|::、:::|   `
.  ' |:、:::|:::',::::::::::ヾ::|: : `: : : : : : : : ノ: : : l::l.∨
   1 l:;:ヾ、ヾ:::::::::N         _  /::!
     リ ヾ:::`ト.、:::|       -=ニ -' ,イ|::|           王命、謹んで承ります。
       ∨リ ヾト、       ´ ./l| `
          /ー 、._ ` ` - 、_   _/
       r、     `  ‐ 、.._ 7ニ´
       /:.:.:`ヽ 、     `7 ト、
     ,<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ 、  /'´: :ヽ‐、.._
     ':.:.:`ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽヘ: : : : :ヽ:.:.:.:ヽ









71 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/29(火) 23:59:47 ID:alyYHhiQ








こうして武王は呂尚に全ての軍事的権利を授け、進軍を開始することになる
紂王は武王が勝手に王を名乗ったことに関して何も咎めず
また、西岐の進軍に対しても完全な策を練らぬまま
腐敗した生活を満喫していた









           / ̄ ̄\
          /     ノ ヽ
          |       (● )
          |  //// (__人)            ひゃぁほぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!
           |         ⌒ノ
           |        }             今日も今日とて最高にハイな気分だぜwwwwwwwウヒヒwwww
           ヽ        }
  _Л        ヽ     ノ           Л_
  E.:  ̄ ̄ ̄ ̄⌒  "     ⌒ ̄ ̄ ̄ ̄ :∃
  ^ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄^
           /⌒ヽ、/.⌒ヽ、
          /.    |.|    :::ヽ
         |..     |.|     ::::|
         人     |.|    :::/
          ヽ、_ __ 人_ _ __ ノ
           \  .Y   /
            \ | /
            / /| .|
            |⌒| | .|っ
            |  |   ̄









72 : ◆oCJZGVXoGI:2009/12/30(水) 00:00:15 ID:mPKjyge.




















                 『殷王朝の滅亡の道は、もうすぐそこだった…』








































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