やる夫倉百人一首






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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　十六話。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第五十六首　詠み人：和泉式部

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あらざらむ　この世のほかの　思ひ出に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いま一度の　逢ふこともがな
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫倉百人一首



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　十七話。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾌｶﾔﾌﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第三十六首　詠み人：清原深養父

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾖ　　　　　 ﾖﾋ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夏の夜は　まだ宵ながら　明けぬるを

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雲のいづこに　月やどるらむ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫倉百人一首




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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　十八話。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第七十八首　詠み人：源兼昌

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｱﾊｼﾞｼﾏ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　淡路島　通ふ千鳥の　鳴く声に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幾夜寝ざめぬ　須磨の関守
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫倉百人一首




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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　十九話。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾔﾏﾍﾞﾉｱｶﾋﾄ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第四首　詠み人： 山部 赤人

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｲ　　　　　　　　 ｼﾛﾀﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　田子の浦に　打ち出でて見れば　白妙の

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　富士の高嶺に　雪はふりつつ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　二十話。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第十五首　詠み人：光孝天皇

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　君がため　春の野に出でて　若菜摘む

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わが衣手に　雪は降りつつ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　二十一話。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第四十首　詠み人：平兼盛

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忍ぶれど　色に出でにけり　わが恋は

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　物や思ふと　人の問ふまで
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　二十二話。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第六十八首　読み人：三条院

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　心にも　あらで憂き世に　ながらへば
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾖﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　恋しかるべき　夜半の月かな
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　二十三話。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二十五首　読み人：三条右大臣

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名にし負はば　逢坂山の　さねかづら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人に知られで　くるよしもがな
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　二十四話。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第四十二首　読み人：清原元輔

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　契りきな　かたみに袖を　しぼりつつ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　末の松山　波越さじとは
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫倉百人一首




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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　二十五話。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｿﾈ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第四十六首　読み人：曽禰好忠

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　由良のとを　渡る舟人　かぢを絶え

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　行方も知らぬ　恋の道かな
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫倉百人一首




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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　二十六話。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二十四首　読み人：菅家

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏─────　　　　　　　　　　　 ﾀﾑｹﾔﾏ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このたびは　ぬさもとりあへず　手向山

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅葉の錦　神のまにまに
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